庭渡久侘歌(にわたりくたか 神・鶏)の朝は早い。
日が昇る前に家を発ち、日が昇る直前に妖怪の山の最も高い場所に降り立つ。
現在は蛇蛙の神社の屋根となっているそこで、彼女は「とうてんこう!」と叫び、朝の訪れを告げるのだ。
そうすれば神社の風祝は慌てて目を覚まし、山の天狗は窓を開いて空へ舞い、川の河童は揃って機械へ齧り付く。
そうして妖怪の山が一斉に目を覚ます様子が、久侘歌にとっては何よりも楽しいものだった。
つまり、彼女にとってはその時が、最も鶏らしい時間であったから。
彼女は己が鳥、ひいては鶏であることに、特段の誇りを持っていたのである。
普段ならばそこから彼女は、真直ぐ日本が地獄、彼女の職場の是非局庁へ向かうのである。
彼女の仕事は地獄の関所の番人であり、既定の道からはみ出る霊魂がいないよう日がな見張っているのだ。
けれどその日、久侘歌は彼女を呼ぶ声を聞いた。振り向くと、どうも付近の縦穴から声が聞こえていたようで、直ぐにそこから黒い影が飛び出した。
烏の妖怪であった。人化の術を身につけているから相応に力は強いと思われた。けれど特異であったのは、彼女の気配には神のそれが混じっていたことである。
「庭渡の久侘歌様ですよね?」
烏は尋ねた。久侘歌が頷くと「ああ、やっぱり!」と分かりやすく喜色を浮かべた。「さとり様から聞いてた通りだ! 毎日朝は守矢の神社の屋根の上にいるって」そこまで言って、漸く久侘歌の困惑顔に気付いたらしい。あーっと、と惚けた声を出して烏は名乗った。
「私、お空っていいます。地底、だから旧地獄の地霊殿ってところで、さとり様のペットをしてて。さとり様っていうのは……」
「いえ、大丈夫です。古明地のさとりという方であれば、話に聞いたことがありますので」
久侘歌はお空の言葉を遮って言った。
「それで、どういった用件ですか?」
「えーっと」
お空は暫し首を捻って、それから困ったような笑みを浮かべた。
「……忘れちゃいました」
「……そうですか」
「ちょっとさとり様に訊きなおしてきますね!」
お空はそう言うや否や、先の縦穴に飛び込んだ。
全く意味が分からない、と久侘歌は溜息を吐いた。けれど、まあいいか、と頭を振って、彼女はたん、たん、たんとステップを踏む。
――三歩歩けば鳥頭、と云うけれど。
本来それは、儀式であったのだ。特定の三歩の足裁きで、記憶をひととき切り離す儀式。
かつてはあまねく鳥々がその本能に刻み込んでいて、今や彼女以外は誰も覚えていない、そんな儀式だ。
そうして彼女は、先程までのことを意識の海から切り離した。今の彼女の意識にあるのは、この後の仕事のことだけである。
「久侘歌様ー!」
仕事の合間、休憩中に聞こえた声に、彼女は聞き覚えがあった。はて誰だったかと首を捻って、たんたんたんと逆の順番でステップを踏む。そうして切り離した記憶を、再び呼び戻すのである。
「ああ。今朝会った、お空さんでしたね」
「そうです! 久侘歌様って記憶力いいんですね、鳥なのに!」
「そんなことはありませんよ。ただ、鳥頭との上手い付き合い方を知っているだけです」
感動した!とでも言いたげなお空に、久侘歌は困ったように言った。正直なところ、次に会うのは明日のことだと思っていたのだ。なにしろ、妖怪の山からここまでは随分な距離があるのだから。
けれどそこまで考えたところで、ああ、そういえば彼女は地霊殿のペットだったな、と久侘歌は思い出した。地霊殿と是非局庁には、役所として相応の交流関係がある。であれば、さとりを通してお空が久侘歌の仕事を知っていたとしてもおかしくはない、と。
「それよりも、用件は思い出しましたか?」
「えーっと、……なんだっけ」
「……」
「聞いてきますね」
「そうですか……」
再びとんぼ返りしたお空を見て、久侘歌は流石に困惑を隠しきれなかった。
「地霊殿のお空、烏の妖怪、ですか」
久侘歌の問いに、ふむと頷いて四季映姫(しきえいき 閻魔・地蔵)は口を開いた。
「それなら、霊烏路空(れいうじうつほ)のことでしょう。八咫烏を呑んだ地獄烏で、灼熱地獄跡の保温と核熱発電を役目として与えられています」
「ああ、道理で」
久侘歌は得心行ったと頷いた。神の気配が混ざっていたのは、本当に神の側面を持っていたからであったのか、と。……神の威厳などというものは、欠片も感じられなかったが。
「いわゆるところの鳥頭――一般的な方の、ですが――で、忘れっぽいところはあるものの、地頭は良い、と聞いています」
「なるほど。しかしそれなら、何故彼女がわざわざ私に連絡をとりに来たのでしょうか」
「その辺りは、何となく想像がつきます。あれの主のさとりとは、長い付き合いがありますから」
そう言いつつも、しかし、と映姫は指を立てた。
「私がここでたねをばらすのは、間違いなく黒です。」
「そうですか。では仕方ありませんね」
久侘歌はその言葉に反して、憮然とした面向きでそう言った。彼女は、映姫のそういった、すべてを見透かしたような――実際、見透かしているのだろうが。彼女は全ての真実を映す、浄瑠璃の鑑を持っているのだから――態度が、どうしても苦手だった。
「まあまあ、そう機嫌を損ねないでください。それより、貴方に客人が来ていますよ」
映姫は、久侘歌の後ろを指し示した。
久侘歌が振り向くと、そこにはやはりというか、当のお空が立っていた。
「久侘歌様、三度目の正直といきましょう。今度こそは、大丈夫です」
お空は、不敵に笑ってそう言った。何故そこで不敵に笑うのか、久侘歌には理解できなかった。
「貴方の主は、そう、随分と性格が悪いのですね」
「そんなことないですよ?」
溜息を吐いて言葉を紡いだ久侘歌に、しかしお空は首を傾げた。
「従者に二度も無駄足を踏ませるのは、少なくとも、性格が良いとは言い難いです」
「そうかなあ」
むむむ、と首を捻ってお空は言う。
「私の知ってるさとり様は、完璧なんです。例えば私が無駄足を何度も踏むのも、全部全部織り込み済みで、むしろそれらを必要だとすら考えてて。だからさとり様が私たちに無駄なことをさせることは、決してないんです」
妄信というか、そこまで行くと宗教ですね、と久侘歌は思った。
思考にどことなく棘があるのは、そのさとりという人物像が、どこぞの閻魔を思い出させるからだろう。
いいように操られている感覚や、理由も分からずにさせられる行為というものは、彼女の特に厭うものだ。彼女は野生の鶏であり、自身のそういう側面に、誇りを持っているのだから。
「不満はないのですか」
だから、その質問は、実に彼女らしい疑問だった。操られるようにふるまうことに、抵抗はないのか、という疑問。
「ないですよ。そもそも私は莫迦だから、難しいことは分からないし。自分でいくら考えたって、ろくなことにはならないので」
けれど、お空の価値観は、久侘歌とはまるで異なっていたのだ。理解できない、と首を振る久侘歌に、ああ、でも、とお空は言葉を続けた。
「この鳥頭がもう少しましだったら、とは時折思います。そうしたら、もっとさとり様のお役に立てるんじゃないかなって」
そうですか、と久侘歌は溜息を吐いた。
それは呆れからきたものではなかった。それは、押し殺した苛立ちが、なおも漏れ出したものだった。
彼女にとって、鳥らしさというものは誇るべきものだ。たとえ、それが百害しかないものであっても。ましてやそれを厭うなどということは、久侘歌にはとても理解できなかった。
けれど、それが独善でしかないことも、彼女は理解しているのだ。お空にはお空の誇りがあるのだろうし、それについてとやかく言うのは筋違いだ。久侘歌はそれを理解していて、だから彼女は深呼吸をして、言ったのだ。
「もし私が、鳥頭との上手い付き合い方を教えられる、と言ったら、どうしますか?」
たんたんたん、とステップを踏んだお空に、久侘歌は驚いた様子で声を漏らした。
「地頭は良いとは聞いていましたが、まさか一刻とかからずに習得するとは」
「物覚えはいいんです。物忘れがひどいだけで」
お空は照れたように笑って言った。それが果たして両立しうるものなのか、久侘歌にはいまいち分かりかねた。
「まあいいでしょう。それで、本来の用件は?」
久侘歌の問いかけに、お空はああと手を叩いた。
「忘れてたんですね」
「いえ、忘れることは想像がついたので、メモをつけておいたんです」
そう言いつつお空はポケットから紙切れを取り出して、それから頬を掻いて、そうだったっけ、と呟いた。
「それで?」
「久侘歌様に手紙を渡すように言われてたみたいです。ええと、これかな」
お空はまた別のポケットを探って、出てきた封筒を久侘歌に手渡した。では、と手を振って去ったお空を見送って、その程度のことで彼女は二度も無駄足を踏まされたのか、と久侘歌は呆れて溜息を吐いた。
そして彼女は手紙を開いた。
『庭渡久侘歌様へ
空への御教示、ありがとうございました。
古明地さとり』
久侘歌はしばし立ち尽くして、それからおもむろにその手紙を破り捨てると、たんたんたん、とステップを踏んだ。
精神的に悪い話は、綺麗に忘れてしまうに限る。そういうわけで、今の彼女は、仕事のことしか意識にはない。
日が昇る前に家を発ち、日が昇る直前に妖怪の山の最も高い場所に降り立つ。
現在は蛇蛙の神社の屋根となっているそこで、彼女は「とうてんこう!」と叫び、朝の訪れを告げるのだ。
そうすれば神社の風祝は慌てて目を覚まし、山の天狗は窓を開いて空へ舞い、川の河童は揃って機械へ齧り付く。
そうして妖怪の山が一斉に目を覚ます様子が、久侘歌にとっては何よりも楽しいものだった。
つまり、彼女にとってはその時が、最も鶏らしい時間であったから。
彼女は己が鳥、ひいては鶏であることに、特段の誇りを持っていたのである。
普段ならばそこから彼女は、真直ぐ日本が地獄、彼女の職場の是非局庁へ向かうのである。
彼女の仕事は地獄の関所の番人であり、既定の道からはみ出る霊魂がいないよう日がな見張っているのだ。
けれどその日、久侘歌は彼女を呼ぶ声を聞いた。振り向くと、どうも付近の縦穴から声が聞こえていたようで、直ぐにそこから黒い影が飛び出した。
烏の妖怪であった。人化の術を身につけているから相応に力は強いと思われた。けれど特異であったのは、彼女の気配には神のそれが混じっていたことである。
「庭渡の久侘歌様ですよね?」
烏は尋ねた。久侘歌が頷くと「ああ、やっぱり!」と分かりやすく喜色を浮かべた。「さとり様から聞いてた通りだ! 毎日朝は守矢の神社の屋根の上にいるって」そこまで言って、漸く久侘歌の困惑顔に気付いたらしい。あーっと、と惚けた声を出して烏は名乗った。
「私、お空っていいます。地底、だから旧地獄の地霊殿ってところで、さとり様のペットをしてて。さとり様っていうのは……」
「いえ、大丈夫です。古明地のさとりという方であれば、話に聞いたことがありますので」
久侘歌はお空の言葉を遮って言った。
「それで、どういった用件ですか?」
「えーっと」
お空は暫し首を捻って、それから困ったような笑みを浮かべた。
「……忘れちゃいました」
「……そうですか」
「ちょっとさとり様に訊きなおしてきますね!」
お空はそう言うや否や、先の縦穴に飛び込んだ。
全く意味が分からない、と久侘歌は溜息を吐いた。けれど、まあいいか、と頭を振って、彼女はたん、たん、たんとステップを踏む。
――三歩歩けば鳥頭、と云うけれど。
本来それは、儀式であったのだ。特定の三歩の足裁きで、記憶をひととき切り離す儀式。
かつてはあまねく鳥々がその本能に刻み込んでいて、今や彼女以外は誰も覚えていない、そんな儀式だ。
そうして彼女は、先程までのことを意識の海から切り離した。今の彼女の意識にあるのは、この後の仕事のことだけである。
「久侘歌様ー!」
仕事の合間、休憩中に聞こえた声に、彼女は聞き覚えがあった。はて誰だったかと首を捻って、たんたんたんと逆の順番でステップを踏む。そうして切り離した記憶を、再び呼び戻すのである。
「ああ。今朝会った、お空さんでしたね」
「そうです! 久侘歌様って記憶力いいんですね、鳥なのに!」
「そんなことはありませんよ。ただ、鳥頭との上手い付き合い方を知っているだけです」
感動した!とでも言いたげなお空に、久侘歌は困ったように言った。正直なところ、次に会うのは明日のことだと思っていたのだ。なにしろ、妖怪の山からここまでは随分な距離があるのだから。
けれどそこまで考えたところで、ああ、そういえば彼女は地霊殿のペットだったな、と久侘歌は思い出した。地霊殿と是非局庁には、役所として相応の交流関係がある。であれば、さとりを通してお空が久侘歌の仕事を知っていたとしてもおかしくはない、と。
「それよりも、用件は思い出しましたか?」
「えーっと、……なんだっけ」
「……」
「聞いてきますね」
「そうですか……」
再びとんぼ返りしたお空を見て、久侘歌は流石に困惑を隠しきれなかった。
「地霊殿のお空、烏の妖怪、ですか」
久侘歌の問いに、ふむと頷いて四季映姫(しきえいき 閻魔・地蔵)は口を開いた。
「それなら、霊烏路空(れいうじうつほ)のことでしょう。八咫烏を呑んだ地獄烏で、灼熱地獄跡の保温と核熱発電を役目として与えられています」
「ああ、道理で」
久侘歌は得心行ったと頷いた。神の気配が混ざっていたのは、本当に神の側面を持っていたからであったのか、と。……神の威厳などというものは、欠片も感じられなかったが。
「いわゆるところの鳥頭――一般的な方の、ですが――で、忘れっぽいところはあるものの、地頭は良い、と聞いています」
「なるほど。しかしそれなら、何故彼女がわざわざ私に連絡をとりに来たのでしょうか」
「その辺りは、何となく想像がつきます。あれの主のさとりとは、長い付き合いがありますから」
そう言いつつも、しかし、と映姫は指を立てた。
「私がここでたねをばらすのは、間違いなく黒です。」
「そうですか。では仕方ありませんね」
久侘歌はその言葉に反して、憮然とした面向きでそう言った。彼女は、映姫のそういった、すべてを見透かしたような――実際、見透かしているのだろうが。彼女は全ての真実を映す、浄瑠璃の鑑を持っているのだから――態度が、どうしても苦手だった。
「まあまあ、そう機嫌を損ねないでください。それより、貴方に客人が来ていますよ」
映姫は、久侘歌の後ろを指し示した。
久侘歌が振り向くと、そこにはやはりというか、当のお空が立っていた。
「久侘歌様、三度目の正直といきましょう。今度こそは、大丈夫です」
お空は、不敵に笑ってそう言った。何故そこで不敵に笑うのか、久侘歌には理解できなかった。
「貴方の主は、そう、随分と性格が悪いのですね」
「そんなことないですよ?」
溜息を吐いて言葉を紡いだ久侘歌に、しかしお空は首を傾げた。
「従者に二度も無駄足を踏ませるのは、少なくとも、性格が良いとは言い難いです」
「そうかなあ」
むむむ、と首を捻ってお空は言う。
「私の知ってるさとり様は、完璧なんです。例えば私が無駄足を何度も踏むのも、全部全部織り込み済みで、むしろそれらを必要だとすら考えてて。だからさとり様が私たちに無駄なことをさせることは、決してないんです」
妄信というか、そこまで行くと宗教ですね、と久侘歌は思った。
思考にどことなく棘があるのは、そのさとりという人物像が、どこぞの閻魔を思い出させるからだろう。
いいように操られている感覚や、理由も分からずにさせられる行為というものは、彼女の特に厭うものだ。彼女は野生の鶏であり、自身のそういう側面に、誇りを持っているのだから。
「不満はないのですか」
だから、その質問は、実に彼女らしい疑問だった。操られるようにふるまうことに、抵抗はないのか、という疑問。
「ないですよ。そもそも私は莫迦だから、難しいことは分からないし。自分でいくら考えたって、ろくなことにはならないので」
けれど、お空の価値観は、久侘歌とはまるで異なっていたのだ。理解できない、と首を振る久侘歌に、ああ、でも、とお空は言葉を続けた。
「この鳥頭がもう少しましだったら、とは時折思います。そうしたら、もっとさとり様のお役に立てるんじゃないかなって」
そうですか、と久侘歌は溜息を吐いた。
それは呆れからきたものではなかった。それは、押し殺した苛立ちが、なおも漏れ出したものだった。
彼女にとって、鳥らしさというものは誇るべきものだ。たとえ、それが百害しかないものであっても。ましてやそれを厭うなどということは、久侘歌にはとても理解できなかった。
けれど、それが独善でしかないことも、彼女は理解しているのだ。お空にはお空の誇りがあるのだろうし、それについてとやかく言うのは筋違いだ。久侘歌はそれを理解していて、だから彼女は深呼吸をして、言ったのだ。
「もし私が、鳥頭との上手い付き合い方を教えられる、と言ったら、どうしますか?」
たんたんたん、とステップを踏んだお空に、久侘歌は驚いた様子で声を漏らした。
「地頭は良いとは聞いていましたが、まさか一刻とかからずに習得するとは」
「物覚えはいいんです。物忘れがひどいだけで」
お空は照れたように笑って言った。それが果たして両立しうるものなのか、久侘歌にはいまいち分かりかねた。
「まあいいでしょう。それで、本来の用件は?」
久侘歌の問いかけに、お空はああと手を叩いた。
「忘れてたんですね」
「いえ、忘れることは想像がついたので、メモをつけておいたんです」
そう言いつつお空はポケットから紙切れを取り出して、それから頬を掻いて、そうだったっけ、と呟いた。
「それで?」
「久侘歌様に手紙を渡すように言われてたみたいです。ええと、これかな」
お空はまた別のポケットを探って、出てきた封筒を久侘歌に手渡した。では、と手を振って去ったお空を見送って、その程度のことで彼女は二度も無駄足を踏まされたのか、と久侘歌は呆れて溜息を吐いた。
そして彼女は手紙を開いた。
『庭渡久侘歌様へ
空への御教示、ありがとうございました。
古明地さとり』
久侘歌はしばし立ち尽くして、それからおもむろにその手紙を破り捨てると、たんたんたん、とステップを踏んだ。
精神的に悪い話は、綺麗に忘れてしまうに限る。そういうわけで、今の彼女は、仕事のことしか意識にはない。
疑問に最後でストンと綺麗にオチがついてまとまる感じが最高でした
お空は馬鹿だけど健気でなわいい、そして手紙でしか出番ないのにこの圧倒的な存在感のお姉ちゃんがとてもお姉ちゃんでよかったです
教えてもらったことを忘れないようにするんだよお空……
お姉ちゃんがとてもお姉ちゃんでよかったです
落ちがとても衝撃的でした