身構えるひまもなかった。
左頬に鈍い衝撃を感じた瞬間,魔理沙は吹き飛ばされていた。
一拍遅れて左頬がズクン,ズクンと痛みだす。
手をやると,じんわり熱い。
――殴られた。
魔理沙がその事実を理解するまでに,数瞬の間を要した。
ソファーにもたれかかったまま,呆然と相手を見上げる。
たった今,思い切り殴りつけてきたアリス・マーガトロイドの,どこか呆けたような顔と目が合った。
~殴打魔理っ!!~
アリスは,無言で魔理沙を見下ろす。
――今まで,こうしたことがなかったわけではない。宴会異変のときも緋雲異変のときも,アリスは多くの蹴りと少しの打撃を,対峙する相手に放ったものであった。
ただ,それはあくまで弾幕遊戯の延長として,互いに合意があっての行いだった。
日常生活において,彼女が前触れもなく他者へ手を上げたのは,この日が初めてだったかも知れない。
「な,なんだよ,アリス……」
無理に作ったような曖昧な笑顔で,少し掠れた声で,魔理沙はそんな問いを発してくる。
それはアリスにとって意外なことだった。てっきり魔理沙は激高し,怒鳴りつけてくるものだと想像していた。こんな弱々しい笑みを浮かべながら,信じられないものを見るような目を向けてくるとは思わなかった。
アリスは何か得体の知れない感情が,ふくらはぎから腰,背中を抜けて,こめかみの辺りまでじわじわと這い登ってくるのを感じた。握り締めた右手が微かに震える。指を開くことができない。
「あ,その,なんだ。……クッキー,つまみ食いして,ごめん」
「…………」
つい今しがたのことだ。魔理沙は,アリスが焼き,窓際で冷ましていたクッキーを勝手に食べた。アリスは言った。「食べないで」と言った。3回繰り返して言った。「冷まさないと美味しくならないから」。正確に言えば食感だ。アリスが今日焼いたクッキーは,噛んだときにサクリと軽やかな音を立て,舌の上でほろりとほどけて仄かな甘みを感じさせるのがポイントであり,焼き立てを食べるのには不向きなのだった。
それなのに魔理沙は制止する声を聞き入れず,口へ放り込んだ。1枚では飽き足らず,2枚,3枚と。「おいひいな,これ!」ではないのだ。そんなのは,そのクッキーの魅力の七分の二にも満たない。あわてんぼうの白黒魔法使いには,七色の人形遣いの焼く菓子を味わう資格などない。
「そ,それに,……勝手に押しかけて,ごめん」
「…………」
昨日のことだ。アリスは「数日はうちに来ないで」と魔理沙に言った。デリケートで危ない魔法の実験もしたかったし,読みかけの魔導書も読み進めたかったし,新しいレシピにも挑戦したかったからだ。別に魔理沙は毎日マーガトロイド邸を訪れているわけでもなく,4~5日ほど来訪を禁じたところで差し支えない。アリスは心置きなく実験や研究,お菓子作りに打ち込めるはずだった。
それなのに魔理沙は来た。「来ないで」と言われれば行きたくなるという心理か。なるほど,アマノジャクな振舞いをするのは天邪鬼だけに限った話ではない。
「あと,えっと,魔導書とか! マジックアイテムとか! 勝手に持ち出して……ごめん」
「…………」
「あっ,だけど蒐集品にだけは手を付けてない,ぜ……?」
魔理沙の口数が少し戻ってきた。先ほどまでの動揺が収まってきたのか,それとも沈黙に耐えられなくなったのか。他者の所有物を持ち去っておきながら蒐集品だけは盗っていないと弁解をしだす辺り,蒐集家としてのプライドと,妙にズレた図太さを窺わせる。
魔理沙がパチュリーのところからあれこれ盗っているという話は,アリスも耳にしていた。しかし,自分のところからも持ち出していたというのは初耳だった。神社や香霖堂からはどうなのだろう。盗っていたら盗っていたで腹立たしいし,一切手を付けていないのだとしたら,それはそれでやはり面白くない気もする。
「おい,その,なんとか言えよぅ……」
「…………」
弱々しい語尾は,ひと睨みで震えて途切れた。
もちろん,アリスには魔理沙にいろいろと文句を言う権利があった。理由もあった。だが何も言わなかった。言えなかった。口を開いた瞬間に,自分でもどんな言葉を発するかわからなかった。未だに握り締めた右手もそうだ。手を開いたが最後,魔理沙に掴みかからない自信がなかった。
「…………ふーっ」
ドサッ。
アリスがため息を吐いて魔理沙の対面にあるソファーへ身を投げるように座ると,魔理沙の口からは「ひゅい!」と息を吸うのに失敗したような声が漏れ出た。
足を組もうとして止め,アリスは左手で前髪を掻き上げる。少し身を起こしかけていた魔理沙は,アリスが動いた瞬間に上半身を引いたため,再びソファーにもたれかかったような体勢となった。
ちょうど左手の五指の隙間から覗くように,アリスは魔理沙をじっと見つめる。魔理沙の左頬は赤く,ちょっと腫れたかも知れない。可哀想。魔理沙のおめめは赤く,ちょっと潤んでいるように見える。可哀想。魔理沙の身体は強張っており,ちょっと震えているみたいだ。可哀想。
「…………」
魔理沙は可哀想だ。薄暗く瘴気の濃い魔法の森にたった独りで住んで,来てはいけないと言われた魔法使いの家にたった一人で来て,だからこうしてスベスベしたやわらかな頬をしたたかに殴られてしまった。可哀想な霧雨魔理沙。ふわふわでなめらかな金髪の魔理沙。彼女はもう二度とお家に帰れないかも知れない。
アリスがソファーに座り直そうとしたときに,テーブルの脚へブーツの先が触れ,ガシャリと音を立てる。魔理沙がビクリと身を竦ませるのが見えた。
「――魔理沙」
「あ,ああ」
「…………」
アリスは口を開いたが,その後に言葉が続かなかった。結果として意味深な沈黙が生まれてしまった。不意に壁の人形時計が,場違いとも思えるようなリズミカルなメロディーを奏で,その場の静寂をかえって深める。
ずっと我慢してきた。アリスは我慢に我慢を重ねてきたのだ。魔理沙は日々アリスに構い,ちょっかいを掛け,うんざりさせてきた。アリスが魔理沙の行為や態度によってため息を吐いた回数だけ神社の賽銭箱に小銭を放り込んでいたら,今頃巫女は大金持ちになっていただろう。
抑えに抑えた衝動の爆発に身も心も委ねるとき,その思考は空白となる。魔理沙を吹き飛ばした瞬間に何を思っていたのかなど,もはやアリス自身にもわからなかった。
ただ,魔理沙の行動は殴られても仕方のないものだった。無論,クッキーをつまみ食いしたことだけではなく,勝手に押しかけたことだけでもなく,いろいろな物を持ち出したことだけでもない。そもそも人間が,ひとりの人間の少女が,ろくな備えもすることなく妖怪や妖精,幽霊やら魔法使いやらの棲み家にやって来る時点で,本来は何が起きてもおかしくはないはずなのだ。紅魔館の主は何もしなかった。白玉楼の主も何もしていない。永遠亭の主も何もしないだろう。御山の連中も地底の連中も宗教家連中も,何もしてこなかった。今までは。
そう――今までは。これから先も何もされない保証など存在しない。そしてそれはマーガトロイド邸においても同じなのだった。
「…………」
アリスにとって誤算だったのは,行動のタガが外れてしまったことではない。とっさに右拳が出たのは,確かに彼女自身の意識しないところではあっただろう。だが,内心の意図には沿っていた。殴りたいと思わずに殴ったのではなく,殴るべきでないという自制が働かなかっただけの話である。
ただ,アリスが致命的なまでに予期していなかったのは――
(魔理沙,なんでこんなに可愛いの……!?)
涙目でしょんぼりしている霧雨魔理沙の,殺人的なまでの可愛らしさだった。
普段は勝ち気で偉ぶっていて傍若無人な魔理沙。図々しさが三角帽子を被って飛び回っているかのような魔理沙。ひとのものを盗っておいて「借りてるだけだぜ」などとうそぶく魔理沙。ひとりでいたくても無理やり宴会に誘ってくる魔理沙。
そんな魔理沙が,である。
(目をうるうるさせて,ちっちゃくなっている……!)
これは駄目でしょ,とアリスは思った。卑怯でしょ,反則でしょ,無理でしょこれ,と思った。何なら今すぐハチミツ漬けにして永久保存したい。色とりどりの金平糖も散らしてあげようか。アリスの頭の中で,魔理沙は永遠の砂糖菓子と化した。
そもそも魔理沙は決して見目形が悪いほうではない。むしろキュートなほうである。黙っていれば美少女だと称しても差し支えない。ただ,感情に応じてコロコロ変わる表情が,別種の健康的な魅力を発散しているというだけだ。その意味では,どこか氷精にも似ている。
そうであるからこそ,アリスは魔理沙のチャームポイントを,笑顔とふてぶてしさの人格的同居に由来するものだと理解していた。おそらくはアリスだけではなく,他の連中も。
泣いている魔理沙。落ち込んでいる魔理沙。怯えている魔理沙。……そんな様子は,彼女には相応しくないのだと思い込んでいたのである。
(魔法使いとしてあるまじき先入観……ッ!)
自らの失態に,アリスは思わず舌打ちをした。魔理沙がまたもやビクリと肩を跳ね上げる。可愛い。
アリス自身の研究テーマでもある,『自立し,自律された人形の創造』は,人間の思考と感情を抜きにして語ることができない。なればこそ,他者を単一の感情に当てはめて捉えるような愚を犯してはならなかったのだ。喜楽の情だけが魔理沙の魅力だと,思うべきではなかった。
(だけど,どうしてかしら?)
――普段よりも可愛く見えるのは。
笑っているときよりも,喜んでいるときよりも,得意がっているときよりも,今の魔理沙は魅力的に感じられた。いつもの可愛さの度合いが62上海くらいだとしたら,眼前の魔理沙は87上海くらいである。
(もしや,これが)
落差。いわゆるギャップというものなのか。アリスは落雷に撃たれたような気持ちになった。
いつもおどおどしている少女が涙ぐんでみせたところで,何の意外性も存在しない。そこから引き出せるのはせいぜい相手の心配か苛立ちくらいだろう。だが,泣いたり怖がったりするところなど微塵も想像できないような少女が目を赤くしていたら。――世界はその色を変えるのである。
(……いえ,それだけじゃないわ)
冷静で的確な判断力を持つアリスは見逃さなかった。うるうる魔理沙の魅力がギャップによるものだけではないことを即座に看破する。たとえばこれが,お淑やかな雰囲気の令嬢がいきなり罵詈雑言をまき散らしたというケースだったらどうか。ギャップはギャップだが,それで当人の魅力が生じるとは考えにくい。重要なのは,ギャップの前提と方向性である。
アリスの見立てによれば,鍵となるのは「抑圧」と「解放」である。すなわち,アリスは平素から魔理沙の生意気な態度や振る舞いに対し,不満をいだいていた。ところが,どんなに小言を言おうと魔理沙は聞く耳を持たず,その不満は鬱積していた。そうした経緯もあって思わず手が出てしまったところ,日頃の生意気な態度から一転,気弱な様子を見せられたわけだ。これにより不満の解消と同時にアリスの支配欲と征服欲が充たされ,胸がスッとしたのである。
言うなれば,『いつも元気で笑顔な少女の泣き顔というギャップ』に『普段から調子に乗っていた相手へ制裁を加えたことによる爽快感』が合わさり,最強となったのだ。
「ハァ……」
アリスは胸元を押さえて大きなため息を吐いた。あまりに巨大な感情を持てあまし,呼吸困難となりかけたのだ。禁断の扉を開いてしまった感が半端ではなかった。この先,笑っている魔理沙を見て可愛いと思えるだろうか。素敵だと思えるだろうか。その顔を曇らせたいと願ってしまうのではないか――。
そこまで考えて,アリスは身を震わせた。いくら我が儘で尊大で傍若無人で生意気とはいえ,魔理沙は大切な知人である。ちょっとおまけして友人と呼んであげてもいい。そのような相手を泣かせたいだの地面に這いつくばらせたいだのと思うのは,良くないことだ。自分のデザインした特製の若干際どい服を着せてやりたいとか,純白の絹糸とレースで裸体を縛り上げてやりたいとか,そんな邪な想いをいだいてはならないのだ。相手は人形ではなく,人間なのだから。
「あ,アリス……」
「おだまりっ!!」
思わずアリスはテーブルを叩いた。そんなか細い声で呼びかけてきて,魔理沙はいったい何だというのか。襲われたいのか。アリスは歯を食いしばる。ニヤけそうになるのを堪らえようとして,思いっきり眉間に力を込めた。
「ひっ……!」
アリスが全力で自制心を働かせているというのに,何故か魔理沙はぷるぷると震えだす。倒れ込んだはずみに脱げていた三角帽子を,抱きかかえるように強く握り締めている。その様はアリスにとって,まるで自分を誘っているかのようにも感じられた。
ふとアリスは叫びながら魔法の森上空を飛び回りたい衝動に駆られた。木々の幹を片っ端から蹴って回りたい思いに駆られた。どう見てもヤバい行動であったが,今のアリスは控えめに見てもヤバい奴だった。
もう我慢ならぬ,とばかりにアリスは指を鳴らす。蓬莱人形が一目散にキッチンへと飛び,ほどなくして冷水で湿らせたハンカチを運んできた。
「――帰りなさい」
立ち上がり,魔理沙にハンカチを差し出しながらアリスは告げた。気を抜くと浮かれた声音となってしまいそうだったので,できるだけ感情を込めずに。目も合わせることなく。
魔理沙が手を伸ばそうともせず,唖然とした様子で見上げてきたので,アリスは魔理沙の手首を掴んで引っ張るように立たせ,その手に握られた三角帽子を取って被せ,代わりにハンカチを握らせて頬に押し当ててやった。
「アリス……」
「帰れ,と言ったわ」
正直,今しがた魔理沙のしなやかな手首を直に掴んだ時点で,ちょっと危なかった。そのまま引き寄せて人形のように愛でてやりたい衝動が込み上げたのだ。上海人形や蓬莱人形路線ならまだいいが,大江戸爆薬からくり人形路線の愛で方だったら彼女の命はない。魔理沙自身の安全のためにも,今すぐ帰らせてやるべきだった。
魔理沙は何かを堪えるように俯くと,アリスの横を通り過ぎる。リビングの出口で立ち止まると,振り返らずに,絞り出すような声で言った。
「……本当にごめん」
そして,早足で邸宅を出ていったのだった。
◇ ◇ ◇
ある種の者にありがちなことだが,誰かと会話をした後には,ひとり反省会が開催される。あの時はああ答えるべきだった,この時はこう話を繋ぐべきだった,というように振り返り,会話のシミュレーションを行うのだ。そして,次こそはもっと上手く会話ができるように頑張ろう,と少し悲しい決意をするのである。
暮れなずむ空。茜色の差す窓際で,アリスもまた今日の魔理沙とのやり取りを振り返っていた。
「今回の反省点は,やっぱりアレよね」
アレとはもちろん,殴打である。コミュニケーションにおいては触れ合い,いわゆるスキンシップが大事だとされるが,アリスの右指の第二関節から第三関節までにかけての部分(基節)と魔理沙の頬との触れ合いは,控えめに言って単なるアクシデントだった。ただ,それにより引き出せた魔理沙の新たな一面は,大きな収穫と言って差し支えないのではないか。
(だけど……何かが引っかかる)
「引っかかるのよね,何かが」
敢えて頭の中の思考を口に出すことで,考えを整理してみる。
アリスは魔理沙に覚えた魅力を,『泣き顔ギャップ』と『制裁による爽快感』によるものだと結論づけたが,はたして本当なのだろうか。先ほどまでは魔理沙の思わぬ反応にすっかり舞い上がっていたが,落ち着いて考えると何かがしっくり来ない。あの時感じたのは,それだけではなかったような気がした。
違和感を覚えたのは――
「魔理沙の,反応」
普段の魔理沙なら,いわゆる逆ギレを起こしてきてもおかしくないはずだ。「そんなことくらいで殴るなよ」くらい言い返してくるのが,アリスの中にある魔理沙のイメージだった。それなのに,彼女は驚くほど素直に頭を下げてきた。
壁の人形時計が夕刻の穏やかなメロディーを奏でる。もうじき夕食の支度を始めなければならない。しかし,今のアリスはそのような気になれなかった。
今日の魔理沙の対応について,説明をつけることは簡単にできる。殴られたことがショックだったからとか,痛い思いをして怖かったからとか。ただ,魔理沙の口から出てきた言葉は「やめろ」でも「助けて」でもなく,一貫して「ごめん」だった。
そう,魔理沙はひたすら謝罪を繰り返していた。
謝ることにはどういう意味があるのか。たとえば非を認める意思表示。たとえば責任を逃れようという目的。
そして,たとえば。
(……仲直りをしたいという気持ち)
素直じゃない魔理沙が素直に謝るのは,どれだけの覚悟がいることだっただろうか。いや,魔理沙に限ったことではない。いい年をした大人であっても,賢者と呼ばれるような存在だったとしても,「ごめんなさい」のひと言を発することのできない者は,たくさんいる。
実際,アリスは魔理沙を愛らしいと感じたが,仮に殴った後の第一声が「何をしやがる!」だったとしたらどうだったか。あるいは,殴り返してきたなら。
アリスは,二度と魔理沙の誘いに応じることはなかったかも知れない。手を振り抜いた瞬間の思考の空白は,きっと何かの分岐点だった。
今なら理解できた。あの時の魔理沙が何を大切にしたのかが。
ゆっくりと息を吐く。
「――やれやれ。我ながらチョロいわね!」
(…………)
アリスは肩を軽くすくめ,立ち上がった。
そろそろ夕食の支度を始めなくてはならなかったからである。
◇ ◇ ◇
窓の外では星々が瞬いていた。
読みかけの魔導書を閉じ,アリスはベッドに向かう。
本当は,明日はデリケートで危ない魔法の実験をするつもりだったが,予定変更だ。魔理沙の家へ行かなくては。
何故なら,魔理沙に持たせたハンカチを返してもらわなければならないからだ。あのハンカチはお気に入りなのだ。今アリスがそう決めた。
だけど,去り際のあの様子からして,魔理沙は当面の間,マーガトロイド邸を訪れようとはしないだろう。ならば,今度はアリスの方から訪ねてやらないとなるまい。
「あと,ついでに」
クッキーもお土産に持っていってやろう。噛んだときにサクリと軽やかな音を立て,舌の上でほろりとほどけて仄かな甘みを感じさせるクッキーだ。
――きっと,彼女も本当の美味しさを知って驚くに違いない。
―― 了 ――
それにしても「殴打魔理」で「おだまり」かぁ…
上手いこと言った。
魔理沙は咄嗟に反応出来なかったからかな?
思わず手が出てしまったアリスも打たれてしおらしくなっちゃう魔理沙もとてもいいキャラでした
冷静に分析しようとするところが魔法使いらしくてよかったです
しおらしい魔理沙もかわいい好き