「ミスティアさん、こんばんはっす! お酒飲みにきたっす!」
「い、いや! なんで! なんで!」
「へ? どうしたしたしたっす? 注文しても良いっすか?」
「い、いやぁ! ……怖い!」
『屋台を優しく照らしていた提灯の灯が激しく揺れた』
「怖いって、もしかして戸隠の事っすか?」
「嫌だ! いやぁ」
ミスティアは手元にあった包丁を持って戸隠に投げつけた。
「ひど! 痛いっす!」
「ひぃ!」
投げつけられた包丁は、戸隠の眉間に深く突き刺さり前頭葉を破壊した。
なのに、戸隠はただ痛がるだけで何かの冗談だと思って痛いとが言っている割に半笑いでにやけてる。
「包丁は食べられないっすよぉ。ミスティアさん」
それから、戸隠は突き刺さった包丁を引き抜きミスティアに返そうとする。
「ほ、包丁はあげます。だ、だから。かえ、かえ」
ニタニタしながら、眉間から汁を垂らし汁のついた包丁を返そうとする。
それは普通に怖すぎる。戸隠を見た瞬間から顔面蒼白だったミスティアはさらに口端から泡がわいてくるのを自覚していた。
呼吸が出来なくなる。酸素が欲しいのに、空気を吸ったら近くの戸隠から出た何かを吸い込んでしまうかも知れない。
計り知れない恐怖だ。
「ミスティアさん大丈夫っすか? 調子が悪いっすか? 救急車呼ぶっすか?」
「…………だ、誰か! つけ。助けて!!」
戸隠はようやくミスティアの様子がおかしいことに気が付いたが時すでに遅かった。
薄れゆく意識の中で、自身では自制することも出来ず、その場で無防備に仰向けに倒れていく中で虚空に向けミスティアは最後の力でさけんだのだった。
「え?ミスティアさん大丈夫っすか??」
倒れたミスティアを助け起こそうと戸隠が近づいた時だった。
「はっはっは! サイン! コサイン! タンジェント! 悪の作者戸隠は私が倒す!」
「へ? す、すい? 勇儀仮面さんっす?」
正義の味方、勇儀仮面がミスティアの助命を求める言葉を嗅ぎ付けて現れた。
「悪の作者覚悟!」
「へけぇ?」
勇儀仮面の右ストレートが容赦なく戸隠の胸部に突き刺さる。
バキバキっと骨を粉砕させて爆発霧散させるはずだった。
「……な?」
手ごたえありの恥だった。
「ちょ、痛いっすよ。萃香さんシャレにならないっすよ~」
だが戸隠は複雑骨折しながらも爆発霧散しなかった。化けもんだ。
「く、来るな」
勇儀仮面は仮面の下で予想外の出来事に戦慄した。
攻撃を受けてもなお、ニヤケタ面してる戸隠がそれに拍車を掛けた。
「……苦戦しているようね!」
「フランドル仮面!」
「私達のライバルがこんな作者にやられるなんて許されない。私達が手を貸す」
「怪盗ぬーX!」
戦慄して、まるで怯え幽々子に食べられるのを待つミスティアのようにしていた勇儀仮面に力強いライバルたちが現れたのだった。
「フランダタ仮面。怪盗ぬーX! 私に力を貸してくれるの?」
死んだ眼をしていた勇儀仮面に光が戻る。
かつて、ペテルギウスがデネブにそんなのが無意に三角形をなしたそれをがすごい!このミスティアがすごい!意味不!
「だったら行くぞ!」
「皆さんどうしたっす?」
戸隠の質問なんて関係ない。3人はうなずき合いお互いをシンクロ的な何かで呼吸を合わせた。
そして、無防備に処世術のつもりなのだろうか、にやける凶悪に向けて必殺のパンチを繰り出した!
「「「平成最後も最初も雨だった! だから五月雨トリプルパンチ!」」」
「遂ゲゲ解夏ゲゲ!」
戸隠は3人にパンチされて爆発霧散した。
「「「悪は、必ず滅ぶ!」」」
勇儀仮面、怪盗ぬーX、フランドール仮面は三者三様に勝鬨を揚げた。
それから、3人は共通の敵を斃したことにより友情が産まれたのだろう。
爆発霧散の衝撃が刺激になり悪夢から解放されたミスティアの屋台で勝利の美酒を共に味わったのだった。
正義は必ず勝つのである。
「い、いや! なんで! なんで!」
「へ? どうしたしたしたっす? 注文しても良いっすか?」
「い、いやぁ! ……怖い!」
『屋台を優しく照らしていた提灯の灯が激しく揺れた』
「怖いって、もしかして戸隠の事っすか?」
「嫌だ! いやぁ」
ミスティアは手元にあった包丁を持って戸隠に投げつけた。
「ひど! 痛いっす!」
「ひぃ!」
投げつけられた包丁は、戸隠の眉間に深く突き刺さり前頭葉を破壊した。
なのに、戸隠はただ痛がるだけで何かの冗談だと思って痛いとが言っている割に半笑いでにやけてる。
「包丁は食べられないっすよぉ。ミスティアさん」
それから、戸隠は突き刺さった包丁を引き抜きミスティアに返そうとする。
「ほ、包丁はあげます。だ、だから。かえ、かえ」
ニタニタしながら、眉間から汁を垂らし汁のついた包丁を返そうとする。
それは普通に怖すぎる。戸隠を見た瞬間から顔面蒼白だったミスティアはさらに口端から泡がわいてくるのを自覚していた。
呼吸が出来なくなる。酸素が欲しいのに、空気を吸ったら近くの戸隠から出た何かを吸い込んでしまうかも知れない。
計り知れない恐怖だ。
「ミスティアさん大丈夫っすか? 調子が悪いっすか? 救急車呼ぶっすか?」
「…………だ、誰か! つけ。助けて!!」
戸隠はようやくミスティアの様子がおかしいことに気が付いたが時すでに遅かった。
薄れゆく意識の中で、自身では自制することも出来ず、その場で無防備に仰向けに倒れていく中で虚空に向けミスティアは最後の力でさけんだのだった。
「え?ミスティアさん大丈夫っすか??」
倒れたミスティアを助け起こそうと戸隠が近づいた時だった。
「はっはっは! サイン! コサイン! タンジェント! 悪の作者戸隠は私が倒す!」
「へ? す、すい? 勇儀仮面さんっす?」
正義の味方、勇儀仮面がミスティアの助命を求める言葉を嗅ぎ付けて現れた。
「悪の作者覚悟!」
「へけぇ?」
勇儀仮面の右ストレートが容赦なく戸隠の胸部に突き刺さる。
バキバキっと骨を粉砕させて爆発霧散させるはずだった。
「……な?」
手ごたえありの恥だった。
「ちょ、痛いっすよ。萃香さんシャレにならないっすよ~」
だが戸隠は複雑骨折しながらも爆発霧散しなかった。化けもんだ。
「く、来るな」
勇儀仮面は仮面の下で予想外の出来事に戦慄した。
攻撃を受けてもなお、ニヤケタ面してる戸隠がそれに拍車を掛けた。
「……苦戦しているようね!」
「フランドル仮面!」
「私達のライバルがこんな作者にやられるなんて許されない。私達が手を貸す」
「怪盗ぬーX!」
戦慄して、まるで怯え幽々子に食べられるのを待つミスティアのようにしていた勇儀仮面に力強いライバルたちが現れたのだった。
「フランダタ仮面。怪盗ぬーX! 私に力を貸してくれるの?」
死んだ眼をしていた勇儀仮面に光が戻る。
かつて、ペテルギウスがデネブにそんなのが無意に三角形をなしたそれをがすごい!このミスティアがすごい!意味不!
「だったら行くぞ!」
「皆さんどうしたっす?」
戸隠の質問なんて関係ない。3人はうなずき合いお互いをシンクロ的な何かで呼吸を合わせた。
そして、無防備に処世術のつもりなのだろうか、にやける凶悪に向けて必殺のパンチを繰り出した!
「「「平成最後も最初も雨だった! だから五月雨トリプルパンチ!」」」
「遂ゲゲ解夏ゲゲ!」
戸隠は3人にパンチされて爆発霧散した。
「「「悪は、必ず滅ぶ!」」」
勇儀仮面、怪盗ぬーX、フランドール仮面は三者三様に勝鬨を揚げた。
それから、3人は共通の敵を斃したことにより友情が産まれたのだろう。
爆発霧散の衝撃が刺激になり悪夢から解放されたミスティアの屋台で勝利の美酒を共に味わったのだった。
正義は必ず勝つのである。
怖がられてる戸隠先生がバケモンで面白かったです
あっ、でも勢いは好きです