ザッザッザッザッ……
歩いていた。ひたすらに歩いていた。何も考えずに、いや、元から考えてもいない。
ザッ……
止まる。止まった。
「お姉ちゃんだあれ?」
ちいさな女の子がいた。
「ふふ、誰だろうねえ?」
私は答えていた。
「お姉ちゃんのお帽子可愛いね」
女の子は答えていた。
「そう?それなら嬉しいなあ」
私はそう答える。
「お姉ちゃんの紐もお目目も可愛いね」
この子の美的センスはどうなっている。
「それも嬉しいねえ」
私は帽子を女の子に被せる。
「……くれるの?」
女の子は不思議そうだったと思う。
「あげるよ。早くお家に帰ったら?妖怪に会って食べられてしまうよ?」
ほら、早くお家に帰りなさい。
「ありがとうお姉ちゃん。お帽子ありがとう」
女の子はニコニコ笑って走っていった。
ザッザッザッザッ……
歩く、私は歩く。あげた帽子はまたどこかでどうにかすればいい。
歩く、歩いていく……
歩いていた。ひたすらに歩いていた。何も考えずに、いや、元から考えてもいない。
ザッ……
止まる。止まった。
「お姉ちゃんだあれ?」
ちいさな女の子がいた。
「ふふ、誰だろうねえ?」
私は答えていた。
「お姉ちゃんのお帽子可愛いね」
女の子は答えていた。
「そう?それなら嬉しいなあ」
私はそう答える。
「お姉ちゃんの紐もお目目も可愛いね」
この子の美的センスはどうなっている。
「それも嬉しいねえ」
私は帽子を女の子に被せる。
「……くれるの?」
女の子は不思議そうだったと思う。
「あげるよ。早くお家に帰ったら?妖怪に会って食べられてしまうよ?」
ほら、早くお家に帰りなさい。
「ありがとうお姉ちゃん。お帽子ありがとう」
女の子はニコニコ笑って走っていった。
ザッザッザッザッ……
歩く、私は歩く。あげた帽子はまたどこかでどうにかすればいい。
歩く、歩いていく……
女の子はこの事を忘れてしまうのでしょうか
この後さとりんに滅茶苦茶セッ…教された
ただ、もう少し肉付けがあっても良いかなと思ったのでこの点数です