あいつは私を裏切った。となった。
まあ。簡潔に言えば私はあいつが好き……ではあったんだろう。
お尋ね者になって、あいつは逃げ切って。
どこかで何かをしながら生きているんだろう。
私はまだ小さいままなので城に戻れる訳でもないから、博麗神社にお世話になりっぱなしだけれど。
「針妙丸ー?そこに座るのよいけれど落ちないでね?」
「落ちても飛べば大丈夫だろうし」
神社の手すりの所に座って考え込んでいたので霊夢にそう言われたのだろうか。
まあ……少しだけあいつの悪い顔を見てみたいと思った。
でも、会いにいく義理もないから、いいのだけれども。
あいつは恥ずかしがり屋だから。(私がそう思うだけであって他の人は違うらしい)
裏切られた相手に対して思いを馳せる時点でおかしいが。
それでも良いのかね、私。
それでも次会ったら、輝針剣でメタメタに切ってやるけど。
鬼も入ってるから効くかな?天邪鬼だから効かないフリでもするかな?
ああ、次会うのが楽しみで仕方ないね。
「正邪や、正邪。次はぶった切ってやるからな」
ニヤリ、と私は笑った気がした。
まあ。簡潔に言えば私はあいつが好き……ではあったんだろう。
お尋ね者になって、あいつは逃げ切って。
どこかで何かをしながら生きているんだろう。
私はまだ小さいままなので城に戻れる訳でもないから、博麗神社にお世話になりっぱなしだけれど。
「針妙丸ー?そこに座るのよいけれど落ちないでね?」
「落ちても飛べば大丈夫だろうし」
神社の手すりの所に座って考え込んでいたので霊夢にそう言われたのだろうか。
まあ……少しだけあいつの悪い顔を見てみたいと思った。
でも、会いにいく義理もないから、いいのだけれども。
あいつは恥ずかしがり屋だから。(私がそう思うだけであって他の人は違うらしい)
裏切られた相手に対して思いを馳せる時点でおかしいが。
それでも良いのかね、私。
それでも次会ったら、輝針剣でメタメタに切ってやるけど。
鬼も入ってるから効くかな?天邪鬼だから効かないフリでもするかな?
ああ、次会うのが楽しみで仕方ないね。
「正邪や、正邪。次はぶった切ってやるからな」
ニヤリ、と私は笑った気がした。
せーじゃの方はどう思ってるのか妄想が広がっていいですね