霧雨魔理沙は考える。
この世界『幻想郷』の破滅について。実際に破滅をさせようだなんて思ってもいない。ただの思考実験に過ぎない話。
『幻想郷』が無くなる時はどんな時なのか。
破滅を迎えればどうなるのか。
『幻想郷』の存在意義とは?
それをグダグダと私は考えて行こうと思う。
まず、世界の基本構造から。
博麗大結界が覆い尽くす妖怪の世界。妖怪が生き延びるための場所。外の世界の人間は幻想を忘れ去り、妖怪と言う種すら生き延びることすら出来ない所だと言う。私は見たこともないし、知識だけのものだが。
それはどうでもいい。本題に戻ろう。
大結界があり、それを守る巫女がいる。
それが博麗の巫女だ。力の強い人間を置き、人間と妖怪の秩序を保つための存在。人間側にいると思われがちだが実は中立だ。掟を破ろうとする者がいるならそれを砕く。人間が妖怪になるならそれを穿ち、妖怪が何かをしていればそれを断つ。
そも、『幻想郷』は妖怪のための楽園であり、人間のための場所では無い。
妖怪が人間に恐怖され、認知されることで生きている。それが絶対条件である。
大まかな構造としてこうだと思う。違う所はあると思うが。
さて、本題に入っていこう。
この世界、『幻想郷』を破滅に導くにはどうすればいいのか。
一つ目「妖怪を滅ぼしてしまう」
これは無理だ。直ぐにアンサーが浮かんでしまう。人間が妖怪に敵うことは無い。むしろ食われて終わりだ。
種族の差から始まり、私一人で妖怪を消しされるかなんて確実に無理なのだ。妖怪の賢者になんか敵わないのでね。
二つ目「博麗大結界を消す」
これは、宇佐見菫子が起こしかけたものだ。オカルトボールを使い、外の世界と『幻想郷』の常識と非常識を反転させて『幻想郷』を中から破壊しようとしたのだ。これに関しては私は結界が詳しくないので出来やしないだろう。常識を反転させるなんて出来ないので、これも無理だろう。
三つ目「『幻想郷』にいる人間を殺し尽くす」
実は言うとこれは一番簡単だと思うのだ。主に里の人間を殺してしまえば人間の大半がいなくなる訳だ。それによって妖怪は人間からの認知が消えてしまうので存在を保てなくなると思うのだ。
まあ。妖怪の賢者に人間を入れられて終わりだと思うのだが。
満を辞して人間を殺し尽くそうとすると、やはり一番の問題は博麗の巫女、守矢の巫女、紅魔館のメイドだ。後ろには強い勢力があるわけで。妖怪の賢者に、守矢の神々、吸血鬼。もしその人間たちを殺して見ろ。私はその勢力に殺されるわけで。人間の里と一緒に殺せる保証なんてないわけだ。
人間を殺すなんてバッサリ言えば包丁一つで事足りる。それが病気や毒なんかでも。頭をぶつけても死ぬ。強い勢力の者達も里に集めて、家を爆発とかさせて一気に殺せばだとは思うのだ。
その後は勢力に殺されて私はパァになるので。まあやりはしないが。
グダグダと考えた『幻想郷』の破滅だが、やはり世界としては歪だが、完成しているんだろう。
だから破壊を考えても潰しきれないんだと思うのだ。
ただそれだけのお話。
そんなことに考えを巡らせつつ、私は空を駆けた。
この世界『幻想郷』の破滅について。実際に破滅をさせようだなんて思ってもいない。ただの思考実験に過ぎない話。
『幻想郷』が無くなる時はどんな時なのか。
破滅を迎えればどうなるのか。
『幻想郷』の存在意義とは?
それをグダグダと私は考えて行こうと思う。
まず、世界の基本構造から。
博麗大結界が覆い尽くす妖怪の世界。妖怪が生き延びるための場所。外の世界の人間は幻想を忘れ去り、妖怪と言う種すら生き延びることすら出来ない所だと言う。私は見たこともないし、知識だけのものだが。
それはどうでもいい。本題に戻ろう。
大結界があり、それを守る巫女がいる。
それが博麗の巫女だ。力の強い人間を置き、人間と妖怪の秩序を保つための存在。人間側にいると思われがちだが実は中立だ。掟を破ろうとする者がいるならそれを砕く。人間が妖怪になるならそれを穿ち、妖怪が何かをしていればそれを断つ。
そも、『幻想郷』は妖怪のための楽園であり、人間のための場所では無い。
妖怪が人間に恐怖され、認知されることで生きている。それが絶対条件である。
大まかな構造としてこうだと思う。違う所はあると思うが。
さて、本題に入っていこう。
この世界、『幻想郷』を破滅に導くにはどうすればいいのか。
一つ目「妖怪を滅ぼしてしまう」
これは無理だ。直ぐにアンサーが浮かんでしまう。人間が妖怪に敵うことは無い。むしろ食われて終わりだ。
種族の差から始まり、私一人で妖怪を消しされるかなんて確実に無理なのだ。妖怪の賢者になんか敵わないのでね。
二つ目「博麗大結界を消す」
これは、宇佐見菫子が起こしかけたものだ。オカルトボールを使い、外の世界と『幻想郷』の常識と非常識を反転させて『幻想郷』を中から破壊しようとしたのだ。これに関しては私は結界が詳しくないので出来やしないだろう。常識を反転させるなんて出来ないので、これも無理だろう。
三つ目「『幻想郷』にいる人間を殺し尽くす」
実は言うとこれは一番簡単だと思うのだ。主に里の人間を殺してしまえば人間の大半がいなくなる訳だ。それによって妖怪は人間からの認知が消えてしまうので存在を保てなくなると思うのだ。
まあ。妖怪の賢者に人間を入れられて終わりだと思うのだが。
満を辞して人間を殺し尽くそうとすると、やはり一番の問題は博麗の巫女、守矢の巫女、紅魔館のメイドだ。後ろには強い勢力があるわけで。妖怪の賢者に、守矢の神々、吸血鬼。もしその人間たちを殺して見ろ。私はその勢力に殺されるわけで。人間の里と一緒に殺せる保証なんてないわけだ。
人間を殺すなんてバッサリ言えば包丁一つで事足りる。それが病気や毒なんかでも。頭をぶつけても死ぬ。強い勢力の者達も里に集めて、家を爆発とかさせて一気に殺せばだとは思うのだ。
その後は勢力に殺されて私はパァになるので。まあやりはしないが。
グダグダと考えた『幻想郷』の破滅だが、やはり世界としては歪だが、完成しているんだろう。
だから破壊を考えても潰しきれないんだと思うのだ。
ただそれだけのお話。
そんなことに考えを巡らせつつ、私は空を駆けた。
世界の破滅を考えながらつまらなさそうな顔をして箒にまたがっている様子がうかんで、よかった(語彙力)
何気なく世界が壊れるのを見てみたいって思ったのかな?
このお話の面白いところが『魔理沙が自分の手で滅ぼすなら』として考えているところだと思うのです。御馳走様でした