Coolier - 新生・東方創想話

アメとタタリ

2018/05/20 20:57:00
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 はじめに、この文書は部外秘、取り扱いには慎重を期してほしい、ということを、念入れて、申し上げておく。

 私、稗田阿求が、洩矢諏訪子に取材をこころみた際の内容こそ、これから先に示されている。洩矢諏訪子というのは、山の上に住んでいるカエルの神様、そして祟り神の総親分みたいなものだ。その親分殿に、今回は取材を敢行した。しかし、問題は、その中身がどうにもよくない。おいそれと世間様にご公表できる代物にないのである。こんなものが流れ出しては、私がどんな祟りに会うものやら、という意味で、背筋の寒くなる思いをしている。
 そういう事情があるので、この文書は、稗田家の書斎より外には決して持ち出さないこと。元々、当家は図書館ではないので、そういうことは起こり得ないと思いつつも、しかし念には念を入れまして、以上のお約束を、よろしくお願いいたします。
 
 稗田家九代目 稗田阿求

 

 
 ◆

 

 
 これより、取材の内容が示されている。


――本日はありがとうございます。稗田阿求と申します。

 洩矢諏訪子。よろしくね。しかし、物好きなやつだね。祟り神のはなしを聴きたい、なんて、そんな人間は中々ない。
 
――幻想郷縁起も、定期的に更新しないといけませんので。

 妖怪とか、神様とか、その他もろもろを紹介しているやつだろう。私も読んだことがあるんだ。書きたい放題書いておられて、とても感心しました。私のことについても、書いてあったじゃない。信仰の押し売り、とか、呆けた振りをしていて質が悪い、とか。この文章を書いたやつとは、一度お目にかかりたいと思っていたんだよね。

――恐縮です。

 本当に恐縮してるのかしら。
 
――しかし、実際のところ、間違いばかりでもないでしょ?

 ふてぶてしいやつめ。まあ、前者については認めるけどね。祟り神は、信仰するやつには優しいけど、信仰しないやつには、祟るわけだね。下々の信仰心が直接、祟り神として存在できるかに関わるので、案外、私らにしてみれば死活問題なのさ。多少、強引になっても、人生がかかっておりますので。人生というか、神生?
 
――けっこう大切なことを、あっさりと仰る。

 別に、隠そうが、隠さまいが、なにが変わるわけでもないんだ。それを知って、じゃあ私らから信仰を無くして、存在を消してやろうなんて、それこそ物好きだって考えやしないよ。私らに挑戦するということは、祟りを自分から受けにくるのと同じことだからね。仮に、自殺願望者なら、分からないけど。
 
――本日、特にお聴きしたいのは、そういった、祟り神としてのお話でして。

 別に、そんな怖がるような存在でもないと、思うんだけどなあ。さっきも言ったとおり、信仰さえしてくれれば、何も危害を加えることはないし。むしろ恩恵だって、あるかも。
 
――里の人間からすると、人と妖怪の距離が近づいてきたいま、そういう情報には需要があるんです。

 ふぅん。まあ、伝えたいことがあるとしたら、お互いうまく使われていきましょうってことだね。私らは、私らが神様であり続けるために、人間の信仰を使う。人間は、祟られないために、たまにおいしい思いをするために、私らを使ってくれればいい。お互い上手に、やっていきましょう。……これでいいかしら。
 
――ありがとうございます。

 インタビューって聞いてたけど、もしかして、これで終わり?
 
――いえ。実は、ここから先は、非公式で話をお聴きしたいと思っておりまして。

 ほお。
 
――祟り神、ともあれば、実際に祟ったこともあるのではないかと。しかし、全て公開してしまう前提では、お話しづらいこともあるでしょうから。

 外の世界でいう、オフレコ、ってやつだ。確かに、ちょっと世間様にはご公表せられない話も、ないことはない。
 
――お聞かせいただけませんか。

 いいけど、なんつーの、秘蔵? の話だからねえ。ただじゃあ、話せない。
 
――私にできることでしたら。

 例えば、あなたが書いている、幻想郷縁起、だっけ? そこに書いてある、危険度とか、人間友好度とか、その他もろもろ。そのあたりを、忖度してほしいなあ。けっこう影響力あるんでしょう、あなたの書物。
 
――勉強させていただきます。

 よぅし、きた。期待しておりますので。

 

 
   ◆

 

 
 私のことを祟り神だっていうのは、別に間違っているわけじゃあないけど、もうすこし厳密に言いますと、私は祟り神を統べている存在なんだよね。俗な言い方をするなら、祟り神の親分なわけだ。親分としては、子分の祟り神が、ちゃんと信仰をもらっているのかどうか、定期的にチェックしておかないといけない。

――ミシャグチ様ですね。存じております。

 そいつは、どうも。それで、子分もしっかり、里のいたるところで分社を持っているわけだから、それらをたま~に見にいくわけだね。ちゃんと信仰せられているのか。信仰が弱まったりしていないか。なにか間違えて、打ち壊されたりしていないか、とか。

――打ち壊されることなど、なかなか想像つきませんが。

 まあ、そこを今から話すわけだよ。どれくらい前かは忘れたけど、里の南のほうにある分社を、確かめにいったんだ。そこらへんはいつも、お供え物は山ほど置かれていて、人間たちも、わりあい裕福に暮らしている印象があった。実際、そのときも、供物に関してはいつも通りか、それ以上置いてあった。

――景気のいいお話ですこと。

 そのときは、私もそう思ってたけどね。ともあれ、私は安心して、さあ帰ろうかしらと思ったところで、いきなり後ろから声をかけられた。高くて、黄色い声だったね。子供の声。振りかえってみると、やっぱり、女の子供が、社のすぐそばに立っていた。言っておくけれど、人間だよ。人外でも、女の子供の姿をしているやつはザラにいるからね。

――(あなたがまさに、と言いかけて、地雷を感じたため、口をつぐんだ)

 そいつの表情は、率直に、子供っぽくない感じがあった。顔つき、肉付きみたいなとこは、子供だよ。ほっぺたがぷにぷにしてそうだった。でも、そこらへんの里の子供たちみたいな、悩みがなくて不自由もしてない、いい意味でのびのびとしているような、そういう印象が、なかった。なにか、決意をしているような、口の端を引きしぼって、私を見ていたんだ。

――そういう子供は、なかなか珍しいですね。

 私も、もの珍しく思ってね。なんだい、とか返してやると、そいつはちょこちょこ近づいてきて「社の神様ですか?」とか訊いてきた。実際、社の神様はミシャグチだから、違うんだけど、説明もめんどうだなってことで「そうだけど」と。そいつは、なんにも疑いのない感じで笑って、いきなり懐中をごちゃごちゃ漁り始めると、ガラクタみたいなものを取り出して、私へ差し出してきた。

――それは、なんだったんですか。

 飴玉とか、ビスケットとか。そういう菓子がいくつかと、よく分からないブリキのおもちゃみたいなものもあった。いきなりなんだいって思いつつ、こんな子供でも、信仰してくれるぶんにはありがたい。適当にお礼を言いながら、ガラクタを受け取ろうとしたところで、そいつはいきなり「お願いがあります」とか、言いはじめた。

――それは……。

 言いたいことは、分かる。確かに、神様だって分かっていながら、直接お願いにくるような人間は、中々いない。失礼だからね。子供だから、そのへん、分かっていなかったんだろう。とはいえ、私としては、そういうところに拘るタイプではないので、あんまり気にはしなかった。むしろ、そのお願いとやらが、すごかった。なんて言ったと思う?

――それをお金に換えてください、とか。

 祟ってください。

――はい?

「祟ってください」って。それが、そいつのお願い。もちろん、そいつ自身を祟ってほしいなんていう話じゃない。祟ってほしい人間がいるとか、のたまいやがったわけ。

――……。

 破天荒というか、身のほど知らずというか。でも、少なくとも、こんなガキは見たことがないわけ。面白いよね。話くらいは聞いてやろうかと。いったい誰を、祟ってほしいんだい。訊いてみると、これがまたすごいんだ。わたしも聞いたことがある名前だった。そのあたりでは、特に名の知られている、商家の主人。

――穏やかじゃないですね。

 しかし、面白いよね。ドロドロしてるじゃない。こんな子供が、商家の主人を、ねえ。興味はそそられたもんだから、どうして祟ってほしいのか、もうすこし話を聞いてみると、そっちのほうは特段、ふしぎな話でもなかった。そいつの父親が、商家の主人から借金をしている。それで、いじめられているんだと。ご近所も、みんな商家のほうに味方して、村八分みたいになっている。だいたい、そういう感じ。

――諏訪子さんは、どうされたんですか。

 まさか、受けいれると思うかい? ハッキリ言ってやったほうがいいと思ってね。さっきも言ったけど、祟り神っていうのは、信仰がなによりも重要なものなんだ。商家の主人は、里の人間の啓蒙とかもしているみたいで、社へのお供えはたくさんしてくれる。損得勘定を理解しているから、持ちつ持たれつみたいなとこをしっかりやってるわけ。そいつをさあ、例えば、祟り殺して、私らが得るものといったら、菓子とおもちゃ? 冗談じゃないよね。勉強して出直してらっしゃい、ということです。

――けっこう辛辣ですね。

 正直、あんまり機嫌がよくなかった。ははは。早苗と喧嘩したんだよね。知ってる? 東風谷早苗。うちのかわいいかわいい風祝なのさ。その早苗が、外界にいるときから大切にしてて、幻想郷にも持ちこんできてた人形を、壊しちゃって。限定品だとか特注だとかで、ものすごい勢いで叱られてたもんだから、ちょっとだけ、やつあたりをしました。でも、言ってることは正当だと思うんだけどね。

――諏訪子さんにメリットがまったく無かった。

 そーゆうこと。ま、特に施せることもないから、菓子とおもちゃは全部お返しして、さようなら。子供も子供で、なにやらゴネてくるかなあとか思っていたら、そんなことはなくて、物わかりのいい感じだったね。というか、よすぎる。そういうところも、子供らしくない。

 ともあれ、それからしばらく経って、もうそんな子供のことなんて、すっかり忘れたころに、改めて分社を見にいったんだ。まあ、いつも通りに、たま~の見回り程度でね。そうして、驚いた。くだんの社は、まさしくガラクタの山、原形なんてまったく留めていなかったんだ。

――打ち壊されていたんですか。

 そうなの。びっくりでしょう。あれだけ信仰に厚くて、今年なんていつにも増してお供えされていたような社だよ。一番、不安のないところとさえ思ってたわけ。それが、このたった数ヶ月程度で、まるで豹変だ。正直、頭がまっしろになってね。ガラクタの前でつっ立っていたら、いつか聞いたあの声が、また聞こえてきた。

――例の子供ですね。

 そいつは、前に会ったときとほとんど変わらない、口を引きむすんだ表情で、私のほうに近づいてきた。違うところといったら、なにやら綺麗な人形さんを、たいそう大事そうに抱えていたね。そうして、その人形を私のほうに差しだしてきて、「これをあげるので、お願いします」とか言いはじめた。そこまで来ると、私もなんだか可笑しくなってきてね。

――それにしても、前回とはまるで、状況が違うように思えますが。

 仰るとおり。前は、私にまるで得のない話だったのに、この状況だと、利害が一致したわけだね。なにを考えているのかさっぱりだけど、商家の主人、以下里の人間たちは、ミシャグチの社に仇をなしたわけだ。しかも、これで話は終わらない。子供が渡してきた人形だけど、まあ、正直、いらないわけ。でもその人形が、そいつの父親が作ったものだって聞いて、わけが変わった。

――人形屋だったんですか?

 しかも、ものすごい腕利きなのよ。子供が抱きしめてる人形も、まるで本物なんじゃないかってくらい、精巧で、幻想的なものすら感じる。そこんじょそこらの職人じゃあ、難しいんじゃないかね。まあ私は、人形に関してはずぶずぶの素人だけど。ともあれ、腕利きの人形師、ちょうど私には需要があったわけです。

――早苗さんの人形ですね。

 それだけの腕があれば、写真の一枚や二枚をお手本にして、おんなじものも作れるでしょう、と。実際は、おんなじものどころか、それ以上のものを作ってもらったんだけど。子供には、それを親に作らせることを条件に、いよいよ、話がまとまったんだな。

――……祟ったのでしょうか?

 まあ、率直に言えば、祟った。……いや、殺したわけじゃあ、ないからね? そんなことをしたら、博麗の巫女になにをされるものやら。もっと優しく、祟ってやったのさ。商家の倉に入っている、米とか麦のたぐい、それがどうしてか、大量のねずみに食い荒らされたそうだね。懇意にしている農家には、突然大量のバッタが現れて、農作物が全部だめになったそうだ。いや、恐ろしいことだよ。

――しらじらしいお話ですこと。

 そう言わないでおくれよ。これが私のやりかたなんでね。

――大量のねずみとバッタはどこから?

 知り合いに専門家がいらっしゃるのさ。これ以上は、プライバシイの問題で、あんまり訊かないでちょうだいね。

――商家と里人たちは、その後どうなったのでしょう。

 そこまではフォローしていないから、分からないけど、まあ、大変な年になっただろうね。私としては、社がすぐ元通りになったから、何も言うことはないよ。流石に、供物のたぐいは、少なくなっていたけど。そこが重要なわけではないから、構わない。

――そもそも、どうして商家さんたちは、社を打ち壊したりしたのでしょうか。

 それは、私も気になったんだ。だからちょっと、探りを入れてみたのさ。そうすると、いろいろなことが分かってきた。その年は、そもそも、農作物の収穫が芳しくなかったそうだ。それで人間たちは、それこそ神頼みといったところで、うちの分社にたくさんお供えをしていたらしい。やけに供物が増えているなあ、というのは、景気がいいからではなかったんだね。ところが、いっこうに状況が変わらない、ということで、血気はやった若者たちが……みたいな。

――信仰さえあれば、恩恵に預かれるのでは?

 耳が痛いね。なに、そんなに怒らないでおくれよ。実際、ミシャグチのやつが、サボっていたみたいでね。まあ、私からいろいろお説教しておいたわけだから、許してちょうだいな。

――お言葉ですが、商家さんたちばかりが、憂き目を見ているように感じます。

 そうかもね。彼らばかり、酷い目に遭っているかもしれない。しかし、彼らは確かに、ミシャグチの分社をあんなことにしてしまったわけだ。あれを黙認することはできない。分かるでしょう? 見せしめ。祟り神は、威厳がなくては意味がない。

――持ちつ持たれつ、とは。

 お前がそんなに怒るのが、私にとっても理解できないことではないよ。ただお前は、前提を間違っているんじゃないかと思うね。信仰の押し売り。まさにその通りだ。そうしないと、私らにとっては生き残れないものでね。私らは、生きるために信仰を手に入れている。私らの利益のためにやっているのさ。慈善事業じゃないんだ。信仰する側にどんな事情があろうが、私らは私らの都合で動く。もちろん、あんまり傍若無人では、本当の信仰心がなくなってしまうので、そこらへんは配慮しているつもりだけど。

――納得はしかねますが、すみません。熱くなってしまいました。

 いや、なに、私としては嬉しいよ。中々、祟り神相手にここまで言える人間は、いるものじゃないからね。貴重なご意見は、勉強になります。ミシャグチも反省しているそうで、あいつだって、サボったりしていたら、自分の存在意義に関わるんだ。これからは、しっかりやることでしょう。

――そういえば、人形は、喜んでもらえたのですか。

 これがまた、大当たり! 私が思っていた以上に、早苗は喜んでいたよ。衣服の着脱可能? が、たいそうお気に召したそうだ。

――人形屋の家族のその後は?

 実は、今でも懇意にさせてもらっているんだ。特に、早苗がよく行くそうだね。人形というか、フィギュア? というのかな。特注でよく作ってもらっているとか。とても出来がいいってことで、ご満悦。
 そのつながりで、一度、近況を聞いてみたんだ。一件が起こったあと、里の人間たちがみんな優しくなったそうだ。これは、実際のところよくわからないことだけど、里の人間としては、祟られるようなことをやめにしようとか、そういう流れになったんじゃないかと、私は勝手に思ってるね。いじめている自覚があったんじゃないかって。まあ、分からないけど。ああ、借金は徐々に返しているそうだよ。誠実だね。

――例の子供はいったい、なんだったのでしょうか。

 それが今でも、分からないのさ。発想が子供じみているように見えて、色々と、タイミングのよすぎる話もある。ただ、一件が終わってからは、普通の、無邪気な子供のように見えるけどね。

 
――本日はありがとうございました。最後に一言、何かありましたら。

 さっきも少し、議論になったけれども、祟り神っていうのは、あくまでも自分本位に過ごしているっていうことは、覚えていてほしいね。人間だって、究極的には、自身の安全を第一に考えるでしょう。それと同じ。損得勘定のうえに成りたっているのさ。そこらへんを理解してもらえると、誤解がなくて済むんじゃないかな。
 あと、一応念を押しておくけれども、これはオフレコだからね。あなたを信用して、本音で話しています。そこらへんは、きちんと。よろしく。
 
――ありがとうございました。

 こちらこそ、どーも。

 
 以上

 
 最後の一言にもあるが、あくまでも、内密の座談会となっている。
 私、稗田阿求が、副業のほうでなにか参考にならないかということで、参考までに聞いた話だ。洩矢諏訪子としても、内密が前提の話であるため、この取材が世に出まわることは、はなはだ不本意であろう。なにより、そのようなことになったら、私がどうなるか分からないので、持ち出すことだけは、本当にやめてくださいね。本当に。
 もっとも、私が天寿をまっとうして、次代へ引き継いだあとに関しては、分かりませんが……。

 
早苗の前ではダメダメになります
あどそ
http://twitter.com/adsorb_organize
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コメント



0.250簡易評価
3.無評価創想話好き削除
ちぐはぐでよく分らない。分からなかったのは血気に逸った若者が社を壊したというところ。信仰が目に見える形で生きる幻想郷にして祟り神を冒涜するキレる十代? 物語構成的に人形屋の子供が何かした?様にも見えるがそこを繋げる情報は出されていない。ミシャグチのやつがサボったのも何か理由が有る? 謎が多い。いや、この話が全くの出鱈目で諏訪子が嘘を吐いてるとしたら逆に筋が見えてきて薄ら寒いけど、きっとそれは作者の意図したモノでは無さそうだ。
4.100仲村アペンド削除
非常に幻想郷らしいお話と感じました。良いです。
5.80奇声を発する程度の能力削除
良かったです
7.90KoCyan64削除
正統派、東方らしさ溢れるお話でした。
なんだかんだ早苗には甘い洩矢諏訪子様
8.90南条削除
おもしろかったですが、いろいろと謎が残ったように感じました
結局分社の倒壊はこの女の子が画策したことだったのでしょうか
9.80kad削除
読みやすくて面白かった!…だけど厳しい言い方するとこういう話は読み飽きた感じがしますねぇ。話の筋がとても整っているので何かスパイスとなるものがほしかったかも、ちょっぴり残念。
11.100怠惰流波削除
触りだけちょろっと読むはずだったのに、全部読んでしまいました。
なんというか、セリフや、地の文が『らしい』作品は、読んでいて気持ちいいです
13.90名前が無い程度の能力削除
訊くでなく聴くをよく使ってるのが神様の御声を拝聴してるってことでなんか合点がいった。