ある日、パチュリー・ノーレッジの元に一通の手紙が届いた。
「…何コレ」
彼女は見覚えの無い封筒を見つめ、言葉をこぼした。
彼女はその手紙が不快だった。
というのも、その封筒が彼女の蔵書の一冊からこぼれ落ちてきたからだった。
…気味が悪い。どうやって本の中に入り込んだのかしら…
パチュリーは床に落ちていた封筒を手に取り、じっくりと見回した。
書かれている宛名は自分の物だった
やはり、自分に宛てられた手紙のようだ
しかし、差出人の名前が書かれていない
それに、自分の蔵書の中から覚えの無い手紙が出てくるのもおかしい
パチュリーは次々に思考を巡らせるが、答えは出てこない。
魔理沙って手紙とか書かないと思うし…
「パチュリー様!」
彼女の思考を遮って、後ろの方から声が聞こえてきた。
「食事が出来上がったようなので、呼びにきました」
パチュリーが声の方へ顔を向けると、声の主である小悪魔が手を振ってきた。
そしてパチュリーが手を振り返すと、小悪魔は一度微笑み、そして去っていった。
「…」
月明かりの射す机上に封筒を置くと、
パチュリーも静かに大図書館から去っていった。
便せんは月明かりを浴びて、淡く輝いていた。
封筒の上からでも中身が少し透けて見えた。
そこには、幼児が書いたような拙い字でこう書いてあった。
みらいのぱちぇへ
あなたがこのおてがみをよんだとき、あなたはわかるはずよ。
うんめいはあるわ。 レミリア
「…何コレ」
彼女は見覚えの無い封筒を見つめ、言葉をこぼした。
彼女はその手紙が不快だった。
というのも、その封筒が彼女の蔵書の一冊からこぼれ落ちてきたからだった。
…気味が悪い。どうやって本の中に入り込んだのかしら…
パチュリーは床に落ちていた封筒を手に取り、じっくりと見回した。
書かれている宛名は自分の物だった
やはり、自分に宛てられた手紙のようだ
しかし、差出人の名前が書かれていない
それに、自分の蔵書の中から覚えの無い手紙が出てくるのもおかしい
パチュリーは次々に思考を巡らせるが、答えは出てこない。
魔理沙って手紙とか書かないと思うし…
「パチュリー様!」
彼女の思考を遮って、後ろの方から声が聞こえてきた。
「食事が出来上がったようなので、呼びにきました」
パチュリーが声の方へ顔を向けると、声の主である小悪魔が手を振ってきた。
そしてパチュリーが手を振り返すと、小悪魔は一度微笑み、そして去っていった。
「…」
月明かりの射す机上に封筒を置くと、
パチュリーも静かに大図書館から去っていった。
便せんは月明かりを浴びて、淡く輝いていた。
封筒の上からでも中身が少し透けて見えた。
そこには、幼児が書いたような拙い字でこう書いてあった。
みらいのぱちぇへ
あなたがこのおてがみをよんだとき、あなたはわかるはずよ。
うんめいはあるわ。 レミリア