開店に際して、品物をかいつまんで振り返っておこうと思う。
これは、硝子で出来た空き瓶。
深い緑色をしていて、口に向かって漏斗のように細長く絞られている、酒瓶。ただしここに流れ着く年月を経たせいか、瓶に貼ってある『ラベル』という紙に書かれていたはずの銘柄は、朽ちて読めない。
これを見つけたときの興奮は相当なものだった。一目して、持ち抱えるのも困難なほどの翠玉が落ちている、と喜び勇んで駆けつけ、私のダウジングは絶好調だと喜んだものだった。持ち上げたその時、嫌に軽く、中空の構造になっていることを差し引いても、大変な価値があるように思えた。
喜び勇んで香霖堂に持ち込んだ際にその誤解の一切は払拭され、ついでにこの緑色のなにがしが、ごくありふれたケのものであると言うことが分かったのだが、そのことで太陽の光を浴びてきらめくこの翠瓶の美しさが損われることは一切無かった。それでもあなたに見せに行こうと決めるのは、少し勇気が要った。
何せ、金銀財宝はやたら集まる性質を持ったあなたのことだ。望むと望まざるとに拘わらず、古今東西の美品に対する造詣は私よりも深いはずだから。いかに舶来の品とはいえ、ただ深緑色に光るだけのつまらないギヤマン瓶、それも意匠も何もないのっぺりとしたものを仮に見せたとして、一体何の足しになろうか……。
杞憂に終わった。恐る恐る――勝手に私が恐縮していただけのことだ――これをお目に掛けたとき、あなたはどのような宝石にも引けを取らない、きらきらとした笑顔を浮かべてこう言ったのだ。
「ナズーリン。とても美しいものですね。透明で、純粋で……。開封されるハレの日を思って丹念に作り上げられたことが手に取るように分かります。貴方の心根が、こんなに美しい宝を呼び寄せるのでしょうね。素敵ですよ」
燦々と降り注ぐ太陽光に瓶をかざしてはしゃぐあなたの顔が、その瓶にしっかりと映っていたことを、私は今でも思い出す。
これは、一揃いの銀で出来た食器。
雑貨屋に聞いた名称で言えば、以下のものが含まれる。テーブルナイフにテーブルフォーク、後はブイヨン、メロン、デザート……とか、何とかかんとかの大小様々なスプーン、そして中皿。それらがちょうど十ずつある。店主に言わせれば一揃いと呼ぶにはどうやら不十分のようで、周囲にもっと何か落ちていなかったかどうか尋ねられたが、無かったものは無かった。そのきらめきが黒く損なわれるほどに長い月日を経たのだろうから、細かなナイフ、フォークの数本失われても、おかしくはないだろうと思われた。
これを見出したちょうどその日、あなたは日課を抜け出して私の庵に息抜きをしに来た。毘沙門天付きの目付役としては、叱り飛ばすべきだった。しかし私の聖域に遠慮がちに上がり込んで、そしてこのくすんだ銀塊へ目をやったその瞬間に浮かべた、輝く笑顔を見て――おもちゃを見つけた子どものように純真な表情を見せられて――誰が水を差せようか。彼女の手元には財宝としてごてごてと装飾された銀細工はやってきても、こうした何の変哲も無い生活用品の類いは流れ着くことはない。
「ナズーリン、それは何……? そう、食器なのですか。銀で出来た食器だなんて、とても素敵……なんて言うと、大変に煩悩まみれですね。毘沙門天様に怒られてしまいます」
次いであなたは言った。
「こんなにくすんで……磨くのでしょう? 手伝わせてくれませんか。この子らに在りし日の輝きを取り戻させてあげなくては」
雑貨屋では鑑定の対価に、店の品物を売りつけられる。この日はこうした食器に用いる磨き粉を求めた。本当は磨きなど面倒なのでまとめてしまっておこうと思っていたのだが、あなたが乗り気になってしまったので仕方が無い。命蓮寺で催される夕食までの僅かな時間で、私たちは皿を磨いた。
一つこする度に、それを覆っていた時間の澱が少しずつ剥がれ、在りし日の姿に戻っていく。かつて誰かの許で食事を供した全盛の姿に戻っていく。いわば若返り、いわば蘇生。その過程に、あなたは入れ込みすぎていた。脇目も振らずごしごしと、老いさらばえた食器に活力を注ぐ。まるで自らの身にまとわりついた錆びを落とすかのような真剣さで。かさついた指が傷つかないかと心配になるほどに。
「……できました! どうです、なかなかのものでしょう」
声を上げたあなたの手の中にあった皿は、見違えるほど、光を取り込んでは跳ね返す銀の性質を取り戻していた。
思わずあなたの肩越しに皿をのぞき込んでみると、満面の笑みを湛えた毘沙門天の代理の型から、丸い耳をした目付役がくっきりと映っていた。
「十……ナズーリン、この調子で磨いていけば、命蓮寺の食卓で使えるのではないでしょうか」
私の所有物を手放すつもりはない。強く拒むと、随分としょげかえった顔をされた。
「これほど立派なものたちが、命を吹き込めばいくらでも蘇るものたちが、誰にも使われずに死蔵されるとなると……少し残念です」
夕食の時間が迫っていたのもあり、あなたはそのまま帰った。
その後、暇に任せて食器は全て磨いた。
ぴかぴかに光る銀食器には、今となっては丸耳が二つ映っているばかりだ。
店を開こう、と言いだしたのはあなただった。随分昔のこと、命蓮寺を建立して少し経ったくらいのころだった。
「ナズーリン、これだけのものがあれば、香霖堂にも負けない店が開けるのではないですか」
唐突なあなたの提案を、私はにべもなく拒否した。
これはみんな、私のものだ。
「仮にも毘沙門天様の配下だというのに、我欲は強いのですね……」
呆れた、と言った体で返されては黙っていられない。店を開こうという商魂は、煩悩では無いのかと問返すと、あなたは首を振ったものだった。
「いいえ、商売をして、利益を得ることが目的では無いのです。私の理想は貴方がため込んでいる品物を、あるべき姿に返してやること。ただそれだけです」
あるべき姿、とはどう言うことか? 問うと、すらすらと答えが返ってくる。
「ものは、使われてこそ幸福でしょう」
続きを促すと、
「なにもかもが、旅路の途上なのです。銭もそう、好意も悪意もそう。生きとし生けるものの全ての命すらそうなのですから、我々の生み出したものが例外であるはずがありません。常の世を巡り巡って旅をして、人の功徳を助けながら、やがて本当の主人である人のところへ迎えられ、そこを終の棲家として一生を終える……貴方の所業は、その旅路を断ち切るものではありませんか」
時々こうして法話のような説教をしてくるので油断ならない。しかしそんな話で折れるようでは、監視役は務まらない。
「私の倉が、旅の終着点だ。彼らの主人は間違いなく私だ。なぜなら彼らは私が見出し、私によって拾われたものだからだ」
あなたは少し狼狽えると、ぎこちなくはにかんで、
「……ええ、そうかも、しれないですね」と困ったように笑った。
「忘れてください、ナズーリン」とも言った。
押しの弱いあなたが納得していないことは百も承知だった。しかしこの時の私は、店を開くことについては断固として拒んだ。
今、開店に際してこのことを思い出すのは、自省、あるいは悔悛の念によって励起されたものであるかも知れない。
これは――丸眼鏡。目の衰えたあなたの見る世界を、鮮明にするための品。
これは――梳き鋏。臥せったあなたの髪を整えた品。
これは――香炉。貴方の枕元に備えた品。
これは――全てがあっという間だった。
そして、これが…………宝塔。
かつて毘沙門天の加護を受け、一度光れば辺り一面を宝石の草原へと変じ、またあるときは外敵を焼き尽くした至宝。
その法力は失われて久しい。持ち主の手を離れたその瞬間から、これはただ光を受けて輝く硝子細工と化した。部屋の隅に置いて飾るしか用立たない置物と化した。
これは、宝塔。
聖はこれを、私が持てと言った。断る理由も無かった。受け取ってしばらくは、この宝塔を磨いて過ごした。
あなたの忘れ形見を身に抱きながら、いくつの夜を眠ったか分からない。
外の世界で棄てられたものたちですら愛したあなたは、何もかもが旅の途上で、必ず行き着く先があるのだと言った。
だが、この宝塔は。一体どこに帰るべきだろうか。返すべきだろうか。真なる主が不在の今、一体どこへ。
この品物たちの主人は私だと、どんなに言い張ってみても、それは嘘だ。
私の蒐集はあなたのためだった。あなたに見せるため、あなたを魅せるためだった。
主人はあなただった。
その寄る辺が全て無くなった。全てのものが旅の途上になった。
そのなかでこの宝塔は――どこに帰るだろうか。
開店を決めたのはこの時だった。
店を開けば、数多の客が訪れるだろう。
それでもなお、もし、何もかもが旅立ったのちに。
なお、この宝塔が私の許に残るというのなら……それが唯一の証となるだろう。
あなたの帰る場所は、ここにあるという、何よりの証となるだろう。
値付けをした。きれいに磨いた。店の中で最も目に付く位置に置いた。
さぁ、開店だ。
これは、硝子で出来た空き瓶。
深い緑色をしていて、口に向かって漏斗のように細長く絞られている、酒瓶。ただしここに流れ着く年月を経たせいか、瓶に貼ってある『ラベル』という紙に書かれていたはずの銘柄は、朽ちて読めない。
これを見つけたときの興奮は相当なものだった。一目して、持ち抱えるのも困難なほどの翠玉が落ちている、と喜び勇んで駆けつけ、私のダウジングは絶好調だと喜んだものだった。持ち上げたその時、嫌に軽く、中空の構造になっていることを差し引いても、大変な価値があるように思えた。
喜び勇んで香霖堂に持ち込んだ際にその誤解の一切は払拭され、ついでにこの緑色のなにがしが、ごくありふれたケのものであると言うことが分かったのだが、そのことで太陽の光を浴びてきらめくこの翠瓶の美しさが損われることは一切無かった。それでもあなたに見せに行こうと決めるのは、少し勇気が要った。
何せ、金銀財宝はやたら集まる性質を持ったあなたのことだ。望むと望まざるとに拘わらず、古今東西の美品に対する造詣は私よりも深いはずだから。いかに舶来の品とはいえ、ただ深緑色に光るだけのつまらないギヤマン瓶、それも意匠も何もないのっぺりとしたものを仮に見せたとして、一体何の足しになろうか……。
杞憂に終わった。恐る恐る――勝手に私が恐縮していただけのことだ――これをお目に掛けたとき、あなたはどのような宝石にも引けを取らない、きらきらとした笑顔を浮かべてこう言ったのだ。
「ナズーリン。とても美しいものですね。透明で、純粋で……。開封されるハレの日を思って丹念に作り上げられたことが手に取るように分かります。貴方の心根が、こんなに美しい宝を呼び寄せるのでしょうね。素敵ですよ」
燦々と降り注ぐ太陽光に瓶をかざしてはしゃぐあなたの顔が、その瓶にしっかりと映っていたことを、私は今でも思い出す。
これは、一揃いの銀で出来た食器。
雑貨屋に聞いた名称で言えば、以下のものが含まれる。テーブルナイフにテーブルフォーク、後はブイヨン、メロン、デザート……とか、何とかかんとかの大小様々なスプーン、そして中皿。それらがちょうど十ずつある。店主に言わせれば一揃いと呼ぶにはどうやら不十分のようで、周囲にもっと何か落ちていなかったかどうか尋ねられたが、無かったものは無かった。そのきらめきが黒く損なわれるほどに長い月日を経たのだろうから、細かなナイフ、フォークの数本失われても、おかしくはないだろうと思われた。
これを見出したちょうどその日、あなたは日課を抜け出して私の庵に息抜きをしに来た。毘沙門天付きの目付役としては、叱り飛ばすべきだった。しかし私の聖域に遠慮がちに上がり込んで、そしてこのくすんだ銀塊へ目をやったその瞬間に浮かべた、輝く笑顔を見て――おもちゃを見つけた子どものように純真な表情を見せられて――誰が水を差せようか。彼女の手元には財宝としてごてごてと装飾された銀細工はやってきても、こうした何の変哲も無い生活用品の類いは流れ着くことはない。
「ナズーリン、それは何……? そう、食器なのですか。銀で出来た食器だなんて、とても素敵……なんて言うと、大変に煩悩まみれですね。毘沙門天様に怒られてしまいます」
次いであなたは言った。
「こんなにくすんで……磨くのでしょう? 手伝わせてくれませんか。この子らに在りし日の輝きを取り戻させてあげなくては」
雑貨屋では鑑定の対価に、店の品物を売りつけられる。この日はこうした食器に用いる磨き粉を求めた。本当は磨きなど面倒なのでまとめてしまっておこうと思っていたのだが、あなたが乗り気になってしまったので仕方が無い。命蓮寺で催される夕食までの僅かな時間で、私たちは皿を磨いた。
一つこする度に、それを覆っていた時間の澱が少しずつ剥がれ、在りし日の姿に戻っていく。かつて誰かの許で食事を供した全盛の姿に戻っていく。いわば若返り、いわば蘇生。その過程に、あなたは入れ込みすぎていた。脇目も振らずごしごしと、老いさらばえた食器に活力を注ぐ。まるで自らの身にまとわりついた錆びを落とすかのような真剣さで。かさついた指が傷つかないかと心配になるほどに。
「……できました! どうです、なかなかのものでしょう」
声を上げたあなたの手の中にあった皿は、見違えるほど、光を取り込んでは跳ね返す銀の性質を取り戻していた。
思わずあなたの肩越しに皿をのぞき込んでみると、満面の笑みを湛えた毘沙門天の代理の型から、丸い耳をした目付役がくっきりと映っていた。
「十……ナズーリン、この調子で磨いていけば、命蓮寺の食卓で使えるのではないでしょうか」
私の所有物を手放すつもりはない。強く拒むと、随分としょげかえった顔をされた。
「これほど立派なものたちが、命を吹き込めばいくらでも蘇るものたちが、誰にも使われずに死蔵されるとなると……少し残念です」
夕食の時間が迫っていたのもあり、あなたはそのまま帰った。
その後、暇に任せて食器は全て磨いた。
ぴかぴかに光る銀食器には、今となっては丸耳が二つ映っているばかりだ。
店を開こう、と言いだしたのはあなただった。随分昔のこと、命蓮寺を建立して少し経ったくらいのころだった。
「ナズーリン、これだけのものがあれば、香霖堂にも負けない店が開けるのではないですか」
唐突なあなたの提案を、私はにべもなく拒否した。
これはみんな、私のものだ。
「仮にも毘沙門天様の配下だというのに、我欲は強いのですね……」
呆れた、と言った体で返されては黙っていられない。店を開こうという商魂は、煩悩では無いのかと問返すと、あなたは首を振ったものだった。
「いいえ、商売をして、利益を得ることが目的では無いのです。私の理想は貴方がため込んでいる品物を、あるべき姿に返してやること。ただそれだけです」
あるべき姿、とはどう言うことか? 問うと、すらすらと答えが返ってくる。
「ものは、使われてこそ幸福でしょう」
続きを促すと、
「なにもかもが、旅路の途上なのです。銭もそう、好意も悪意もそう。生きとし生けるものの全ての命すらそうなのですから、我々の生み出したものが例外であるはずがありません。常の世を巡り巡って旅をして、人の功徳を助けながら、やがて本当の主人である人のところへ迎えられ、そこを終の棲家として一生を終える……貴方の所業は、その旅路を断ち切るものではありませんか」
時々こうして法話のような説教をしてくるので油断ならない。しかしそんな話で折れるようでは、監視役は務まらない。
「私の倉が、旅の終着点だ。彼らの主人は間違いなく私だ。なぜなら彼らは私が見出し、私によって拾われたものだからだ」
あなたは少し狼狽えると、ぎこちなくはにかんで、
「……ええ、そうかも、しれないですね」と困ったように笑った。
「忘れてください、ナズーリン」とも言った。
押しの弱いあなたが納得していないことは百も承知だった。しかしこの時の私は、店を開くことについては断固として拒んだ。
今、開店に際してこのことを思い出すのは、自省、あるいは悔悛の念によって励起されたものであるかも知れない。
これは――丸眼鏡。目の衰えたあなたの見る世界を、鮮明にするための品。
これは――梳き鋏。臥せったあなたの髪を整えた品。
これは――香炉。貴方の枕元に備えた品。
これは――全てがあっという間だった。
そして、これが…………宝塔。
かつて毘沙門天の加護を受け、一度光れば辺り一面を宝石の草原へと変じ、またあるときは外敵を焼き尽くした至宝。
その法力は失われて久しい。持ち主の手を離れたその瞬間から、これはただ光を受けて輝く硝子細工と化した。部屋の隅に置いて飾るしか用立たない置物と化した。
これは、宝塔。
聖はこれを、私が持てと言った。断る理由も無かった。受け取ってしばらくは、この宝塔を磨いて過ごした。
あなたの忘れ形見を身に抱きながら、いくつの夜を眠ったか分からない。
外の世界で棄てられたものたちですら愛したあなたは、何もかもが旅の途上で、必ず行き着く先があるのだと言った。
だが、この宝塔は。一体どこに帰るべきだろうか。返すべきだろうか。真なる主が不在の今、一体どこへ。
この品物たちの主人は私だと、どんなに言い張ってみても、それは嘘だ。
私の蒐集はあなたのためだった。あなたに見せるため、あなたを魅せるためだった。
主人はあなただった。
その寄る辺が全て無くなった。全てのものが旅の途上になった。
そのなかでこの宝塔は――どこに帰るだろうか。
開店を決めたのはこの時だった。
店を開けば、数多の客が訪れるだろう。
それでもなお、もし、何もかもが旅立ったのちに。
なお、この宝塔が私の許に残るというのなら……それが唯一の証となるだろう。
あなたの帰る場所は、ここにあるという、何よりの証となるだろう。
値付けをした。きれいに磨いた。店の中で最も目に付く位置に置いた。
さぁ、開店だ。
新たな人生をスタートしようとしているナズーリンのちょっとした稚気が堪らなかったです
とりわけ出だしの一文が完璧ですね。お見事です。
二回読みたくなる作品でした
面白かったです
どうすりゃいいんだこの気持ちは
何の変哲もない雑貨が丁寧に手入れされ宝物になり、
至高のマジックアイテムだとされていた宝塔が雑貨と化してしまった対比の描写がとても美しい。
最後まで読み終わった後、件の文章に改めて目を通すと
一度目に読んだ時には味わえなかった、重みと深みを感じて
とにかく切ない気持ちになりました。
良いナズ星でした。
とてもいいものを読んでしまいました。本当にありがとうございます。
どうか、その品物が彼女らのあるべき証左になりますように。
「あなたのためであった」それだけで、本当に……
思いが、良かったです。
その宝塔はいつかあるべき人の所に行くのでしょうね。