テストで100点取れば絶対合格ね。そうよね、おばさん!
霊夢や。それが出来たら苦労しないよ
だから験担ぎがあるのね。おばさん!
そういうことだよ。だから今日は験担ぎするよ
2月といえばお受験だ。博麗神社の合格祈願のお守りがよく売れる。験担ぎに博麗神社のお守りが実際に買えたのならば100パーセント合格間違いなしだ。
実際、幻想郷にお住まいのA君は難関寺子屋と謂れた寺子屋大付属に併願で受験したが合格したのだ。
A君「いやー、博麗神社で買った合格祈願を鞄に付けて受験したらテスト用紙に名前書いただけで合格したんですよ。あ、これはオフレコで」
A君は誰に聞かれたわけでもなく急に壁に向かって話し始めた。彼は少しおかしな、いや、ユニークな所があるんだろうと容易に想像できる。
「おばさん、1000万円でお守り売って。寺子屋大付属に500万円の寄付をすれば私の我侭の一つ位なら聞いてもらえると思うの。これなら皆幸せハッピーよ」
「霊夢や、それは裏口入学と言うんだよ」
「え? 験担ぎに博麗神社のお守り買えば皆合格ハッピーじゃないの?」
「寺子屋大付属の合格人数は200人程度だよ。もしも、倍の人数が験担ぎに博麗神社のお守りを買ったらどうなると思うんだい?」
「5×4に0がいくつだろう? とにかく、私は大金持ちね」
「でも、200人はどうするんだい?」
「そんなの、私は知らない。合格できる人数が足りないなら第二寺子屋大付属を作れば良いじゃない」
「その発想は無かったよ」
おばさんはそれ以上何も言えず。某チョコレートを取り出して食べ始めた。そのままで。
「……おばさん。夕飯の前におやつなんて駄目よ」
時刻は午後7時くらいもうすぐ夕飯の時間だ。
「夕飯、期待しても良いのかい?」
「もちろん!」
もう、験担ぎしかしない。この話、験担ぎ度はうなぎ登りだ!
「夕飯の内容を当てようかい?」
「良いわ。当てて見て」
「カツ丼かい?」
「正解! すごいわ。おばさんよく分かったわね」
「おばさんだからね」
それから、2人はカツ丼をお腹いっぱい食べました。
お腹一杯です。2人は幸せいっぱいでした。めでたし、めでたし。
霊夢や。それが出来たら苦労しないよ
だから験担ぎがあるのね。おばさん!
そういうことだよ。だから今日は験担ぎするよ
2月といえばお受験だ。博麗神社の合格祈願のお守りがよく売れる。験担ぎに博麗神社のお守りが実際に買えたのならば100パーセント合格間違いなしだ。
実際、幻想郷にお住まいのA君は難関寺子屋と謂れた寺子屋大付属に併願で受験したが合格したのだ。
A君「いやー、博麗神社で買った合格祈願を鞄に付けて受験したらテスト用紙に名前書いただけで合格したんですよ。あ、これはオフレコで」
A君は誰に聞かれたわけでもなく急に壁に向かって話し始めた。彼は少しおかしな、いや、ユニークな所があるんだろうと容易に想像できる。
「おばさん、1000万円でお守り売って。寺子屋大付属に500万円の寄付をすれば私の我侭の一つ位なら聞いてもらえると思うの。これなら皆幸せハッピーよ」
「霊夢や、それは裏口入学と言うんだよ」
「え? 験担ぎに博麗神社のお守り買えば皆合格ハッピーじゃないの?」
「寺子屋大付属の合格人数は200人程度だよ。もしも、倍の人数が験担ぎに博麗神社のお守りを買ったらどうなると思うんだい?」
「5×4に0がいくつだろう? とにかく、私は大金持ちね」
「でも、200人はどうするんだい?」
「そんなの、私は知らない。合格できる人数が足りないなら第二寺子屋大付属を作れば良いじゃない」
「その発想は無かったよ」
おばさんはそれ以上何も言えず。某チョコレートを取り出して食べ始めた。そのままで。
「……おばさん。夕飯の前におやつなんて駄目よ」
時刻は午後7時くらいもうすぐ夕飯の時間だ。
「夕飯、期待しても良いのかい?」
「もちろん!」
もう、験担ぎしかしない。この話、験担ぎ度はうなぎ登りだ!
「夕飯の内容を当てようかい?」
「良いわ。当てて見て」
「カツ丼かい?」
「正解! すごいわ。おばさんよく分かったわね」
「おばさんだからね」
それから、2人はカツ丼をお腹いっぱい食べました。
お腹一杯です。2人は幸せいっぱいでした。めでたし、めでたし。