フランの部屋でレミリアとフランが、どちらが強いかで言い争っていました。
議論ばかりしていても決まらないので、偶々居合わせていたパチュリーの服を脱がせた方が勝ちというよく分からないルールが成立しました。
パチュリーはなんでこんなことになってしまったのだろうと。まるでカリスマガードのような格好で頭を抱えてしまっています。
レミリアの方がちょっとお姉さんなのでフランより先行してパチュリーの服を脱がせようとします。
レミリアはパチュリーに近付いて甘い声で言いました。とっても、近い距離です。
「ねえ、パチェ昨日の夜の続きしましょう?」
「え? レミィ昼間から何を言って居るの? それに、私達の関係は皆には秘密だったのに」
頭を抱えていたパチュリーは顔を真っ赤にしてさらにカリスマガードに似た格好で丸まってしまいました。
パチュリーは羞恥から震えあがって、帽子をしっかり押さえました。
そこでレミリアは、再び甘い声で言いました。
「パチェ、好きよ」
「むきゅう~」
真っ赤です。パチュリーは顔を隠して居ますが肌が見えるところは真っ赤でした。
このままでは心臓麻痺を起こしてしまうかもしれません。
「レミィ、私も。私も。好き」
少しの勇気を出したパチュリーが少し顔を上げてレミリアに答えました。
でも、それきりでした。恥ずかしさからまた顔を隠してしまったのです。
「……フラン、悪いけど。不戦敗になってくれない?」
レミリアはフランに言いました。早く話しを切り上げて何処かでパチュリーと2人きりになりたかったのです。
「敵前逃亡で、私の勝ちなら良いよ」
事の次第を見守っていたフランは若干つまはじきにされた気分で面白くは有りませんでした。
フランはレミリアよりも強いと思っています。だから勝負を放棄するつもりは有りません。
レミリアはパチュリーとフランを交互に見回して逡巡しました。
それから、頭を抱えるパチュリーの手を取ってフランの部屋から出て行きました。
レミリアとフラン、勝負に勝ったのはフラン。でも、服を脱がせたのレミリア。なんとなく結果は引き分けでした。
フランは、どちらが強いとか言い争う前に咲夜が淹れておいてくれた冷めて飲みやすくなったお茶を飲みました。それから、ふぅと息をはいて、おめでとうお姉様と心の中で思いました。
議論ばかりしていても決まらないので、偶々居合わせていたパチュリーの服を脱がせた方が勝ちというよく分からないルールが成立しました。
パチュリーはなんでこんなことになってしまったのだろうと。まるでカリスマガードのような格好で頭を抱えてしまっています。
レミリアの方がちょっとお姉さんなのでフランより先行してパチュリーの服を脱がせようとします。
レミリアはパチュリーに近付いて甘い声で言いました。とっても、近い距離です。
「ねえ、パチェ昨日の夜の続きしましょう?」
「え? レミィ昼間から何を言って居るの? それに、私達の関係は皆には秘密だったのに」
頭を抱えていたパチュリーは顔を真っ赤にしてさらにカリスマガードに似た格好で丸まってしまいました。
パチュリーは羞恥から震えあがって、帽子をしっかり押さえました。
そこでレミリアは、再び甘い声で言いました。
「パチェ、好きよ」
「むきゅう~」
真っ赤です。パチュリーは顔を隠して居ますが肌が見えるところは真っ赤でした。
このままでは心臓麻痺を起こしてしまうかもしれません。
「レミィ、私も。私も。好き」
少しの勇気を出したパチュリーが少し顔を上げてレミリアに答えました。
でも、それきりでした。恥ずかしさからまた顔を隠してしまったのです。
「……フラン、悪いけど。不戦敗になってくれない?」
レミリアはフランに言いました。早く話しを切り上げて何処かでパチュリーと2人きりになりたかったのです。
「敵前逃亡で、私の勝ちなら良いよ」
事の次第を見守っていたフランは若干つまはじきにされた気分で面白くは有りませんでした。
フランはレミリアよりも強いと思っています。だから勝負を放棄するつもりは有りません。
レミリアはパチュリーとフランを交互に見回して逡巡しました。
それから、頭を抱えるパチュリーの手を取ってフランの部屋から出て行きました。
レミリアとフラン、勝負に勝ったのはフラン。でも、服を脱がせたのレミリア。なんとなく結果は引き分けでした。
フランは、どちらが強いとか言い争う前に咲夜が淹れておいてくれた冷めて飲みやすくなったお茶を飲みました。それから、ふぅと息をはいて、おめでとうお姉様と心の中で思いました。
< このままでは心臓麻痺を起こしてしまうかもしれません。
ここの表現がとてつもなく可愛かったです。
<「レミィ、私も。私も。好き」
韻の踏み方がとても良かったです。
ギョウヘルインニさんのお嬢様大好きな咲夜さんがほっぺた膨らませて嫉妬しそう。
「むぅ……」って。
小悪魔なお嬢様も素敵ですね。
なんだこれは!なんなんだ!