Coolier - 新生・東方創想話

ゆらぎの里のアリス

2014/12/28 00:38:25
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PROJECT X PHANTASM  ゆらぎの里のアリス






  


『幻想郷』へようこそ!


1 : メリー :20XX/09/21(水) 05:27:26
  
   様々な世界が、あらゆるモノが、そして刻さえも混じり合うステキな場所……
   そこが幻想郷です!


   幻想郷への行き方は、下記の通りとなります。

    1.パソコン(Win)に東方ゲームをインストールします。

    2.インストールしたパソコンに両手を添える形で『錬』を行います。

    3.プレイヤーの身体・精神ごと幻想郷に引きずり込まれます。

 
   さあ、おいでませ!

   蓮子の欲望(のぞみ)し、幻造世界(ファンタジア)へ!!
 
 
 
 
 
 
 
     ☆☆☆
 
 
 
 
 
 
 
~ 特務機関「森羅」 エージェント専用寮  シャオムゥの部屋 ~
 
  
  床には、ゲーム機やBL系同人誌等が散乱。
 備え付けの棚には、美少女フィギュアやガンプラ等が多数。
 壁紙代わりとばかりに、壁を埋め尽くす往年の有名プロレスラーやアニメキャラ達のポスター。
 そんなカオスな部屋で、少女が愛用のノートパソコンのディスプレイを凝視していた。
 少女の外見年齢は、十代半ば頃。
 長い金髪は先っぽが黒く、まるで後頭部に狐の尾を数本くっつけたような特徴的な髪型。
 そして、黒のチャイナドレスの上に赤いジャケットを着用と、部屋の様相に負けない程の個性を少女は放ち、今日も元気に徹夜で、少女ネット巡回中。
「……なんじゃ、このクソスレは?」
 行き着いた先が、『幻想郷へようこそ!』スレッド。
「ワシは狐じゃが、こういうクソスレには、これが鉄板じゃな♪」 
 少女はニヤリと笑うと、手慣れた手つきでキーボードを叩く。



2 : 永遠の765歳 :20XX/09/21(水) 05:31:11



    ∩___∩          |
   | ノ\     ヽ        |
  /  ●゛  ● |        |
  | ∪  ( _●_) ミ       j
 彡、   |∪|   |        J
/     ∩ノ ⊃  ヽ      >>1
(  \ / _ノ |  |
.\ “  /__|  |
  \ /___ /
 


 
 
 
「ふぃ~、これでヨシ! 幻想郷か……、なんか急に東方がやりたくなってきたのう~。 徹夜明けに弾幕ゲーは辛いが、いっちょやってみるか!」
 少女は、東方フリークでもあった。
 現在使用中のノートパソコンにも、東方のゲームがいくつもインストールされている。
「え~と、パソコン用のゲームパッドはどこじゃったけ? ……まてよ!?」
 机の引き出しを漁る少女の手が止まる。
「『The World』の中に入れたんじゃ。 幻想郷にも行けるんじゃね?」
 ふと、少女は以前とある事件の最中、ゲームの世界に入り込んだことを思い出す。


 少女思考中。



3 : 永遠の765歳 :20XX/09/21(水) 05:37:56


              \   ∩─ー、
                \/ ● 、_ `ヽ
                / \( ●  ● |つ
                |   X_入__ノ   ミ  釣られてやるクマ!
                 、 (_/   ノ
                 \___ノ゙
                 / 丶' ⌒ヽ:::
                / ヽ    / /:::
               / /へ ヘ/ /:::
               / \ ヾミ  /|:::
              (__/| \___ノ/:::







     ☆☆☆
 
 
 
 
 
1時間後。


  朝日が、マニアック仙狐の部屋に差し込む。
 朝の静寂な時間。
 だが、
「おい、シャオムゥ! いい加減に起きろ!!」
 少女の部屋のドアが、怒声と共に勢いよく開けられた。
 部屋に入り込んできたのは、赤いジャケットを身に着けた白髪混じりの青年だ。
「クソ、今日は重要な任務なのに、どこに行ったんだ!? シャオムゥめ、戻ってきたらケツを百叩きだッ!!」
 青年にとってのエージェントの先輩であり、相棒であり、恋人でもある『永遠の765歳』を自称する仙狐の少女の姿はマニアック部屋になく、机の上には、彼女愛用のノートパソコンの電源がつけぱなっし。
 ノートパソコンのディスプレイには、『少女幻想入り中』と表示されていた。
 
 
 
 
 
 
 
 
     ☆☆☆


 
 
 
 
 

次回予告

ゆらぎの里のアリス  その2



  ”ゆらぎ”から現れる未知の怪物達に、人間達の精神は追い込まれ、
  住人同士のトラブルが絶えなくなった幻想郷の人里。
  そんな不協和音な里で、
  アリス・マーガトロイドは、とあるマニアック仙狐と遭遇する……。 


  シャオムゥ
  「ま、まさか、アリス・マーガトロイド!?
   あの胡散臭い極まりない書き込みは本当じゃった!
   幻想入りするだけじゃなく、東方キャラと巡り会えるなんて……。
   PC-98版からプレイし続けているワシにとって、こんなに嬉しいことはない!
   とりあえず、サインくれ!
   ワシ、ヌシのファンなんですぅ~♪」


  アリス・マーガトロイド
  「……はい!?」
以前投稿した作品と関連があります。
宜しくお願いします。
怪人二十HN
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コメント



0.140簡易評価
4.20名前が無い程度の能力削除
面白くもつまらなくもなく、特に感情も沸いて来ない。それがこの作品に対する感想です。最低でも分けずに一気に書いたらもっと良くなると思います。
5.90名前が無い程度の能力削除
念が普通に出てくる中2溢れる世界観
結構好きです
9.無評価名前が無い程度の能力削除
なにこれ・・・
12.無評価名前が無い程度の能力削除
こりないやつだ
13.無評価名前が無い程度の能力削除
駄狐自重
16.無評価名前が無い程度の能力削除
もうお前 生きたいように生きろ…
だって お前の 人生なんだから。
17.無評価怪人二十HN削除
皆さん、コメントを書いて頂き、ありがとうございました!
今年も頑張って投稿しま~す!!
18.無評価名前が無い程度の能力削除
いまの あんたが いちばんみにくいぜ!