*初SSなのでかなり至らない所があるかも知れません
(今日の文々。新聞号外より)
本日未明、まよひがの一軒家にて中規模程度の爆発が起こった、その際「テンコーーーーー」
という叫び声と共に高速回転しながら高速で飛んでゆく飛行物体があった。あまりに早くて天狗
の私ですら追付けず取材などできなかった。見たところ正気を保っているようには見えなかった
。爆心地に赴いたところ、巻き込まれたと思われる黒猫の妖怪を見つけた。そのときの状況を語
ってもらったところ「藍様がかぜひいてるみたいに顔が赤かったから、おでこをあわせてみたと
ころから先の記憶がない。」だそうだ。また、その一軒家の主である大妖怪にも話を伺ったとこ
ろ「知らない方がいい」「地獄をみたいの?」などとはぐらかされるばかりであった。つづけて
その妖怪はこのように言っていた「・・・たぶん憑けた式が極限の精神状態のため暴走したのね
。普段はそんなことは無いのだろうけど今回は体調不良と重なったせいなのでしょうね。それは
ともかく藍がいないと色々困るし、(藍の作る)手料理を報酬に指名手配しようかしら。生け捕
りが条件ね。どうせだから新聞で宣伝して頂戴。ああ、もちろん材料はこっちで出すわできる範
囲で」とのことである。食料に飢えた実力者たちにはいい話かもしれない。貴方も参加してみて
はどうだろうか。
新聞を置いて白黒な魔法使いはほくそ笑んだ。目が既に狩るものの目になっている。
魔理沙「くくく、あいつの作る飯はうまいし家事もしなくてすむ。材料も向こうが負担するなら
痛い所はないな。こんなおいしい話、逃すはずがないぜ。・・・まずは目標を探さなきゃな。
ならあいつを誘うか。」
そのころの博霊神社
食料庫で怪しげな笑みを浮かべる13代目巫女がいた。後ろで居候の鬼と悪霊?がおびえている。
霊夢「ふふふ、大喰らいの居候の鬼とお供え物よこせと五月蝿い悪霊のせいで食料庫が
寂しいしね。あいつらをこき使った挙句、楽して食費も浮かそうかしらねぇ」
萃香「あああ、なんか霊夢に悪意の塊っぽいモノが萃まっていく気が・・・・・」ガタガタブルブル
魅魔「霊夢、頼むから落ち着いて・・・・」ガタガタブルブル
そのころの白玉楼
割といつもどおりな主従がいた
幽々子「あら、紫も苦労してるのねぇ。藍を捕まえるの手伝ってあげようかしら」
妖夢「幽々子様、苦労してるのは私ですから『も』はどうかと思いますし、
幽々子様の食事量がもうすこし少nカフッ。い、いつの間に鉄扇に持ち替えていらしたんですか
・・・ああ、それと手伝うのには私も賛成です。(仕事が減るし)」
幽々子「じゃあ勘の鋭い紅白の蝶で居場所でも探しますか。」
そのころの紅魔館厨房
そこでは料理担当のメイドがメイド長に交渉している最中であった
調理メイドA「ですから、全員分とはいかないまでもせめて手伝ってもらいたんです。
なんとかこちらに戦力を提供してはいただけないでしょうか。」
咲夜は迷っていた、自分も厨房を手伝うことがあるので大変さは嫌と言うほど分かっている。
特に大食娘な門番風中国(逆だったっけ?)の食費だけでも浮かせたい気持ちは
痛いほど分かる。さらに少人数とはいえ体調不良の者も出ているらしい。気合で済ませとは
少々言いがたい。長考に入りそうになっていると・・・・
レミリア「あら、おもしろそうな話をしているわね。」
紅魔館の主の登場である。まだ昼なのに起きてくるとは
能力で騒ぎを感知したのかはたまた勘か。
なんにしろ決定権が他人に移り肩の荷が下りた咲夜であった。
咲夜「あ、お嬢様。実はかくかくしかじかで・・・・」
状況を説明しつつ、咲夜はこの先の展開を読めていた。幻想郷の住人は皆イベント好きなのだ
そのころの人里からほんの少し離れた山の中
いきなり謝っている半獣と謝られている焼き鳥がいた
妹紅「焼き鳥って誰だ!!」慧音「ああ、静まれ妹紅。今修正するから。」
いきなり謝っている半獣と謝られている火の鳥がいた(ちなみに同棲の設定でヨロ)
慧音「妹紅、すまん。食料が尽きた・・・。」
妹紅「そりゃいきなり一ヶ月分とか消える事が何度もありゃあねぇ。
・・・犯人は予想ついてるし直談判にも行ったけど。無駄ねあれは」
慧音「とりあえず一食分どうにかすればまた調達は可能なんだが・・この話、乗ってみないか?」
おもむろに新聞を取り出す慧音
妹紅「どれどれ・・・この高速飛行物体ってあのときの狐だろ?
さらに発狂しているとなると少し厄介じゃないか?」
てるよが肝試しと称して色々送ってきたあの夜に相手をしたヤツだ、ずっと回転しっぱなしで
よく酔わないなと最初は感心し、だんだん怖くなってきたアイツだ。張り付きっぱなしで
うざったくてしょうがなかった事を覚えているやっぱりアレが主力兵器だろうと今でも思う
慧音「そこはうちの食料庫の原因をだまくらかして援護させよう。うちのを盗むくらいだ、
兎の食費もばかにならんのだろう・・・・主人は働かないし。」
そのころの客の少ない薬局
輝夜「む~、いかにして『てるよ』を撤回させ、尚且つカリスマを上げるか
・・・六つ目の難題として弾幕にしようかしら・・・」
悩むノンカリスマな主がいた。
そしてやめてください、たぶん天帝様でも避けられない弾幕ができます
永琳「姫様、号外が届いてますよ」
そこに話を進めてくれそうな人出現。やっぱこうでしょ。
永琳「この間のいかにして焼き鳥を部下として働かせるかの方はもういいんですか?」
輝夜「それはおもしろそうな仕事が無いから・・・これよ!
これで囮なり巻き添えなりやらせれば結構おもしろいかも、参加決定ね」
永琳「・・・狐狩りのことですか?兎の餌代もばかになりませんからねぇ。
材料もらって恩を売れば終わった後も切れ端とかただで餌としてもらえるかも知れませんね。」
そして事のはじまりの地、まよひが
橙「藍様だいじょうぶかなぁ」
紫「丈夫な妖怪だし大丈夫でしょ、それに参加する面子も大体予想できるし。
することもないし果報は寝て待ちますか。ZZZzzzz」
隙間に引っ込む紫、天井に開いた穴を藍に任せるか藍がいない今こそ自分が働くべきか迷う橙
それぞれがそれぞれの思惑と共に行動を開始した。
魔理沙はいつもの道をいつもどおりに飛ばしていた向かう先は博霊神社、
巫女の勘を探知機代わりにするためだ・・・とそこには先客がいた。
幽々子「あらいらっしゃい。ここに来た目的は大体分かるわ、
予想できたからなるべく急いだんだもの。そして手遅れ。交渉済みよ。」
霊夢「そういうこと、組むなら他を当たりなさい。」
既にチーム『宴会場管理局』として出来上がったいたらしい
(魔理沙)『ち、準備と他の戦力に目星つけてたのが裏目に出たか。私とした事が・・・』
魔理沙「あ~何のことだ?恐らく最終目的は一緒だろうがここに来たのは願掛けのためだぜ」
とりあえず悔しいのでとぼけてみたが・・・
霊夢「ということはうちの素敵なお賽銭箱にお金いれてくれるのね!!!!」
いきなり異様な雰囲気の霊夢が目に入った。後ろで怯える師匠と鬼が気になるが
そんなことよりまた裏目に出たらしい。全くついてない。引くに引けない。
というか引いたら後が怖い。
魔理沙「分かったぜ・・・入れといてやるよ。」
なけなしの金を入れる羽目になった。これで穏便に解決した、恐らく、なるべく。
今度から会うたびにまた入れろとうるさくなりそうで怖いがそれは置いといて。
今この瞬間考え付いた方法に乗り換えることにした
魔理沙「じゃあな!」
魔理沙の向かった先は家の近い同朋異種の家・・・といきなり真っ暗になった。
当然操作は乱れ目の前には・・・
魔理沙「んげっ」
・・・地面があった。操作が乱れた直後に低速移動に切り替えたので
大惨事は免れたがやはり痛いものは痛い
犯人に心当たりがあった、そいつを思い浮かべて打ち落とそうかと考えて
・・・・捨て駒として使うことにした
早速交渉開始
魔理沙「お~い、ルーミア。そこにいるんだろう?私に協力してくれたらうまいもの食わせてやる、
その協力の手始めとしてまず、闇を小さくしてくれ。」
交渉の甲斐あったらしく視界が戻った。え?うまくいきすぎだって?それは作者の都合である
ルーミア「そーなのかーうまいのかー、暇だしついて行く~」
とそこでこれから誘おうとしている者との共通点をひらめいた、そしてある妖怪の姿が
思い浮かんだ(魔理沙)『どうせだからアイツも誘うか、どこにいるかとかちょっと不安だが』
そうこうしてるうちに目的地到着、家の周りで見張りをしている人形に居るか聞いてみる」
魔理沙「おまえの主人は居るか?重要な用があるんだが・・・」
前は本人を呼び出していたのだがたまに居留守を使われることがあったので
一応人形に聞くことにしている融通が利かないのか結構正確な情報が得られる
人形1「ハイ、イラッシャルハズデス」
『はず』というのはたまに実験の失敗で遠くに飛ばされていることがあるからだ。
魔理沙「ならよし、お邪魔するぜ。」 ルーミア「するぜ~」
アリス「邪魔するなら帰って」
魔理沙「じゃあ邪魔しないからとりあえず話を聞け。
かくかくしかじかという訳で協力しろ。人形は何かと便利だし」
アリス「で?なんであたしの所に来たの?」
魔理沙「大量の人形で捜索してもらおうかと思ってな。
野外での行動だし条件を満たすヤツがあんまりいない」
アリス「そう、そこまで言うなら組んであげてもいいわよ」
魔理沙「よぅし、そうか。じゃあ次はどっか花の咲いてるトコに行こう。
誘いたいやつがいる。というか早速探索してくれ」
アリス「いいわよ、行きなさいヒトの形のしもべ達・・・・少女探索中・・・・・
二つ反応があったわ。西方の少し離れた花畑に大きな
妖力が一つと、そこからさらに南方の離れた山に暴走気味な妖力が一つ」
魔理沙「ビンゴ!!両方引っかかるとはな。じゃあまず花畑に急行だ」
アリス「え?ちょっ待っ魔理sうわぁ~~~~~」 ルーミア「わは~」
急ぐために二人を無理やり引っ張って飛行する魔理沙。
引っ張られる方はたまったもんじゃない。
しかし抗議してもその声が魔理沙に届くことはなく。もしもの事態に備える他なかった。
そんなこんなで花畑
ずさささささささささーーーーーーー
ものすごい勢いで到着もちろん周囲の花は無事では済まない
アリス「ちょっと!!無茶しないでよ!吐きそうになったわよ!」
魔理沙「ああスマン急いでたんだ。それくらいは許せ」アリス「な・・・」
幽香「あ、パクリ魔発見。いい加減返しなさいよね極太レーザー。それと花荒らすな」
魔理沙「おお、ちょうどいいところにいた。耳寄りな話がある。
協力してくれたら返してやってもいいぜ」
アリス「ちょっ人の話を・・」
幽香「あら、そんな素直に返してくれるとは何かありそうね・・・」
魔理沙「おお?あるとも。かくかくしかじかという訳で霊夢達に負けたくないので
力を貸してくれんかね」
アリス「いい加減に・・・・」
幽香「ホントに返してくれるのね?もう使っちゃ駄目って事よ?
もうシンボルみたいなもんじゃない。大丈夫なの?」
魔理沙「ああ大丈夫だ次は考えてある。だから返すぜ」『・・・私が死んだらな』
幽香「そう、なら協力してもいいわ。」
魔理沙「よし、レーザーカルテット成立だな」
抗議するアリス、無視して交渉する魔理沙。
魔法少女はひたすらゴーイングマイウェイなのだ。アリスも途中で諦めたらしい
幽香「で、何か策はあるの?無策であの巫女に勝つのはたとえどんな勝負でも無理よ」
魔理沙「ああ、そのことなんだが。アリス、お前上海と蓬莱の同時発射とかできるか?」
アリス「・・一発の威力は落ちるけど一応できるわよ。それでどうしろと?」
魔理沙「ムーンライトレイと上海蓬莱で四方からはさみ上からマスタースパークでとどめだ。
ただ発狂天狐は何するか分からないから幽香にバックアップを任せる。
今のあいつなら脱出しかねんからな。その場合は脱出直後の気の抜けた瞬間を狙うんだ」
魔理沙がカルテットを作っている間紅魔館では
咲夜「・・・・と、メンバーはこんなもんですかね。どうでしょうお嬢様」
レミリア「いいんじゃない?白兵戦にフランと中国、メイド隊で退路を限定して私がとどめ。
特に問題は無いわ。あ、パチュリーはどうしたの?
水をかければかなり楽に事が運ぶわ」
咲夜「それがお体の調子が優れないらしく必死で文献を調べている最中でした」
レミリア「そう、ならいいわ」
紅狩猟隊のメンバーが決定していた。選ばれたものは全員並んで待機している。
中でも調理部隊は気合が入っているようだった。
美鈴「咲夜さぁん、名簿にまで中国って書くとはどういうことdはうっ・・・」
不満は実力で封殺。鳩尾に拳がクリーンヒット、これで作戦開始まで五月蝿く無いだろう。
紅魔館で一部言論の自由が奪われているころ永遠亭では
輝夜「フフフ、腐った性根が丸見えね・・・・」
妹紅「くくく、そいつぁお前のことじゃないのか?・・・」
どうやら互いの顔を見ただけで相手の思惑を悟ったらしい。
もしかしたらこの二人の間にあるのは近親憎悪なのかもしれない。
それは兎も角、お互いに利用されるのはごめんだと死合が始まりそうな雰囲気である。
一方その横では・・・
慧音「・・・というわけで共同戦線を張らないかということなんだが」
永琳「そう、特に問題は無いわね。あるとすればアレかしら」
死合でも始まりそうな二人はいつもの事なので無視して勝手に交渉を始めていた
永琳「さて、どうしたものかしらね。恐らく一筋縄ではいかない連中が
結構参戦しているはずだから。まともにやっても難しいわね。
特に主力の二人があのまま行動しない可能性が大きいし・・・」
共同戦線は決まったようだが早くも内部分裂のため膠着状態。
どのように人員を運用するか悩むところであった・・・
そして博霊神社
幽々子「組むのは本当に私とでよかったの?」
霊夢「あんたならあの狐のこと色々知ってるんでしょ?問題ないわ。
さて、そろそろ行きましょうか」
妖夢「あの~、作戦とかはどうなってるんですか?」
霊夢「適当に弾幕張ってれば何とかなるでしょ。あとはその場の判断で」
萃香「あああ私たちどうなるんだろう・・・」
魅魔「人間大砲か盾は確定のような気がするよ・・・」
流石は直感の巫女、策など何も無いらしい。
そのせいで未来が分からず更に恐怖を煽られる居候二人組み・・・
ともあれ出撃・・・当ても無くふらふらと
花畑から少し離れた山の中
魔理沙「見つけた、全員配置につけ」
狐の前方に廻るルーミア、横から狙うアリスそして上空で待機する魔理沙と幽香
魔理沙「・・・3、2、1、なぎはらえ!!」
どっかで聞いたような号令と共に巨○兵のように各々のレーザーを放つアリスとルーミア。
テンコー狐の四方からレーザーが迫り魔理沙と幽香はレーザー準備・・・と、そこで
藍(発狂)「追い詰められた狐は、ジャッカルよりも狂暴だ!!!!!!!」
狐から大喝が放たれた。どっかの巫女など足元にも及ばぬ大喝で
レーザーカルテットは動きが取れなくなった
むしろマスタースパークが暴発しなかったのが幸運とも言える様な出来事だった
そして放たれる四面楚歌チャーミング・・・しかも何故か通常の2倍以上の弾速で・・・・・
アリス「うw・・・k・・・・・」ルーミア「う・・・w・・・h・・・・・」
弾の波に飲まれるアリスとルーミア。まともに発言もできないらしい
魔理沙は回避不能と見るや全速力で射程距離外へ離脱、
幽香もちゃっかり箒につかまって難を逃れていた
魔理沙「なんだってあんなに強いんだ?理性が保てないと弾の制御はむずかしいはずだぜ?」
幽香「たぶんだけど、普段家事に使ってる頭の処理能力まで弾幕に
つぎ込んでるんじゃないかしら。つまり今の状態は120fpsいj」
魔理沙「おっとストップ、そこらへん先は世界からはみ出た禁断のレイヤーの気がするぜ」
幽香「そうね、何故か知らないけどそんな気がするわ」
全くだF○空間とか言って何人に通用することやら・・・サイ○ントラ○ンの方がいいかな?
それはともかく戦地跡を見るふたり
魔理沙「あ~、あの二人は大丈夫かな?後で恨まれなきゃいいんだが・・・」
幽香「恨まれるのは確定でしょう、きっとどっかで気絶してるだけだから」
魔理沙「あ~あ、後を考えるのは鬱になるぜ。
とりあえず後残った作戦は誰かと戦った後を狙うことだけだな」
幽香「それはそうと作戦はいつどうやって考えてるの?」
魔理沙「行き当たりばったりだぜ。最初のはお前の所に飛んでいく間。今のは離脱中にだ」
幽香「そう・・・・・・」
魔理沙「今、聞かなきゃ良かったと思ってるだろ?」
幽香「少しね、それよりあれ・・・・」
魔理沙「なんだありゃあ?・・・・高速回転しかも横か・・・
尻尾がジェット噴射に見えなくも無いな」
幽香「ガ○ラ?・・・作者・・・ネタの詰め込みすぎね思考がまとまってないわ」
魔理沙「そこはやはり禁断の領域だぜ」
そして飛び去る高速回転飛行体・・・その先に次なる罠があるとも知らずに・・・
そのころテンコー狐もとい藍式融合体(藍発狂ver)はこの世の理不尽を感じていた
気がつくと良くわからないトコにいて自分のことも良くわからぬうちに攻撃を受けた
とりあえず生き延びることしか頭に無かったそう思考しながら飛んでいると竹林のあたりについた
そろそろいいだろうと通常飛行に切り替えて・・・ブゥヲンッ
いきなり弾が飛んできた回避しつつ飛んできた方向を見ると火の鳥と
性格のひん曲がってそうな人間が交戦してるのが見えた・・・ケンカ中の輝夜と妹紅のようである
・・・ケンカしつつもこっちに近づいているような気がする・・・
そのころ輝夜と妹紅を送り出した永琳と慧音は作戦の確認をしていた
慧音「・・・つまり妹紅とてるよのケンカに巻き込んで逃げてきたところで
ねぎらうフリをして一服盛る。こういう事だな?」
永琳「ええ、ああなった二人の使い道はこれくらいしか思いつかないわ。ところで姫様のことを
『てるよ』と呼んだわねそっちのもモッコスと呼ぶわよ。」
確か熊本弁だったっけ?(作者思考中)
慧音「分かった、やめてくれ。妹紅は落ち込んでも暴れても私の手には負えそうも無い」
永琳「まあ、それはともかく何に一服盛りましょうかね・・・」
慧音「アイツだしやっぱり稲荷寿司じゃないか?もしくは屋台にしやすく、匂いも漂う焼き鳥」
つまりこういう策だったらしい、そして場所は戻ってケンカ中。藍の懸命な回避にもかかわらず、
結局二人に挟まれてしまっていた
輝夜「妹ぉ~紅ぉ~今までのニート発言+てるよの回数分殺してあげるわ!!!」
『手柄は私のもの!』
妹紅「何を!今まで殺してきた分しっかり熨斗やら利息やらをつけてお返しさせてもらうからな!!」
『あいつに狐を落とさせるか!』
二人でケンカしていてこっちは眼中に無いはずなのにしっかり自分を狙ってくる弾を避けつつ
藍は脱出の機会を図っていた、だが無い!もともと殺すための弾幕を張っていた二人だ詰む弾幕くらい
無意識で作れる。ただ、会話しながら別の対象を狙うためどうしても自機狙いとばら撒き、あとは
退路をふさぐくらいしかできなくなっている。意識を割きながら弾を操るのは難しいのだ
おかげでカスリ点がすごいことになっている
輝夜「あーもう!さっさと当たりなさいよ!」
痺れを切らした輝夜が意識のすべてを藍撃墜のために使った。
輝夜「難題『ブリリアントドラゴンバレッタ』」
そしてスペルカード宣言。しかし・・・・・・・・・・
藍はその一瞬をついて高速移動に移行、離脱を図った
・・・そう、スペカ宣言の間は弾が出ていないのである
妹紅「あー!てるよのアフォーー!ニーートォーー!」
どうやら本気で死合が始まりそうである
そして永遠亭屋台型支部
慧音「・・で、結局両方作ることにしたのか・・・」
永琳「ええ、薬の方もバッチリよ。名前も決めたし」
慧音「まさかフォッ○スダイとか言わないよな」
永琳「・・・・・・」
図星だったらしい、このままだと作者の程度の低さが露呈しそうなので天狐登場
藍「テェーンーーコーー!!!!!!」
高速飛行時の掛け声らしい・・・高速飛行とはつまり視野が狭くなり大抵の物は
すぐに過ぎ去って行くものだつまり・・・ズガァン、ドゴーン
かなり景気のいい音を立てて屋台は吹き飛んだ・・・
敗因:高速飛行対策を怠った事、二人の弾が全然体力を削っていなかった事
天狐はまだまだ捕まらない
(今日の文々。新聞号外より)
本日未明、まよひがの一軒家にて中規模程度の爆発が起こった、その際「テンコーーーーー」
という叫び声と共に高速回転しながら高速で飛んでゆく飛行物体があった。あまりに早くて天狗
の私ですら追付けず取材などできなかった。見たところ正気を保っているようには見えなかった
。爆心地に赴いたところ、巻き込まれたと思われる黒猫の妖怪を見つけた。そのときの状況を語
ってもらったところ「藍様がかぜひいてるみたいに顔が赤かったから、おでこをあわせてみたと
ころから先の記憶がない。」だそうだ。また、その一軒家の主である大妖怪にも話を伺ったとこ
ろ「知らない方がいい」「地獄をみたいの?」などとはぐらかされるばかりであった。つづけて
その妖怪はこのように言っていた「・・・たぶん憑けた式が極限の精神状態のため暴走したのね
。普段はそんなことは無いのだろうけど今回は体調不良と重なったせいなのでしょうね。それは
ともかく藍がいないと色々困るし、(藍の作る)手料理を報酬に指名手配しようかしら。生け捕
りが条件ね。どうせだから新聞で宣伝して頂戴。ああ、もちろん材料はこっちで出すわできる範
囲で」とのことである。食料に飢えた実力者たちにはいい話かもしれない。貴方も参加してみて
はどうだろうか。
新聞を置いて白黒な魔法使いはほくそ笑んだ。目が既に狩るものの目になっている。
魔理沙「くくく、あいつの作る飯はうまいし家事もしなくてすむ。材料も向こうが負担するなら
痛い所はないな。こんなおいしい話、逃すはずがないぜ。・・・まずは目標を探さなきゃな。
ならあいつを誘うか。」
そのころの博霊神社
食料庫で怪しげな笑みを浮かべる13代目巫女がいた。後ろで居候の鬼と悪霊?がおびえている。
霊夢「ふふふ、大喰らいの居候の鬼とお供え物よこせと五月蝿い悪霊のせいで食料庫が
寂しいしね。あいつらをこき使った挙句、楽して食費も浮かそうかしらねぇ」
萃香「あああ、なんか霊夢に悪意の塊っぽいモノが萃まっていく気が・・・・・」ガタガタブルブル
魅魔「霊夢、頼むから落ち着いて・・・・」ガタガタブルブル
そのころの白玉楼
割といつもどおりな主従がいた
幽々子「あら、紫も苦労してるのねぇ。藍を捕まえるの手伝ってあげようかしら」
妖夢「幽々子様、苦労してるのは私ですから『も』はどうかと思いますし、
幽々子様の食事量がもうすこし少nカフッ。い、いつの間に鉄扇に持ち替えていらしたんですか
・・・ああ、それと手伝うのには私も賛成です。(仕事が減るし)」
幽々子「じゃあ勘の鋭い紅白の蝶で居場所でも探しますか。」
そのころの紅魔館厨房
そこでは料理担当のメイドがメイド長に交渉している最中であった
調理メイドA「ですから、全員分とはいかないまでもせめて手伝ってもらいたんです。
なんとかこちらに戦力を提供してはいただけないでしょうか。」
咲夜は迷っていた、自分も厨房を手伝うことがあるので大変さは嫌と言うほど分かっている。
特に大食娘な門番風中国(逆だったっけ?)の食費だけでも浮かせたい気持ちは
痛いほど分かる。さらに少人数とはいえ体調不良の者も出ているらしい。気合で済ませとは
少々言いがたい。長考に入りそうになっていると・・・・
レミリア「あら、おもしろそうな話をしているわね。」
紅魔館の主の登場である。まだ昼なのに起きてくるとは
能力で騒ぎを感知したのかはたまた勘か。
なんにしろ決定権が他人に移り肩の荷が下りた咲夜であった。
咲夜「あ、お嬢様。実はかくかくしかじかで・・・・」
状況を説明しつつ、咲夜はこの先の展開を読めていた。幻想郷の住人は皆イベント好きなのだ
そのころの人里からほんの少し離れた山の中
いきなり謝っている半獣と謝られている焼き鳥がいた
妹紅「焼き鳥って誰だ!!」慧音「ああ、静まれ妹紅。今修正するから。」
いきなり謝っている半獣と謝られている火の鳥がいた(ちなみに同棲の設定でヨロ)
慧音「妹紅、すまん。食料が尽きた・・・。」
妹紅「そりゃいきなり一ヶ月分とか消える事が何度もありゃあねぇ。
・・・犯人は予想ついてるし直談判にも行ったけど。無駄ねあれは」
慧音「とりあえず一食分どうにかすればまた調達は可能なんだが・・この話、乗ってみないか?」
おもむろに新聞を取り出す慧音
妹紅「どれどれ・・・この高速飛行物体ってあのときの狐だろ?
さらに発狂しているとなると少し厄介じゃないか?」
てるよが肝試しと称して色々送ってきたあの夜に相手をしたヤツだ、ずっと回転しっぱなしで
よく酔わないなと最初は感心し、だんだん怖くなってきたアイツだ。張り付きっぱなしで
うざったくてしょうがなかった事を覚えているやっぱりアレが主力兵器だろうと今でも思う
慧音「そこはうちの食料庫の原因をだまくらかして援護させよう。うちのを盗むくらいだ、
兎の食費もばかにならんのだろう・・・・主人は働かないし。」
そのころの客の少ない薬局
輝夜「む~、いかにして『てるよ』を撤回させ、尚且つカリスマを上げるか
・・・六つ目の難題として弾幕にしようかしら・・・」
悩むノンカリスマな主がいた。
そしてやめてください、たぶん天帝様でも避けられない弾幕ができます
永琳「姫様、号外が届いてますよ」
そこに話を進めてくれそうな人出現。やっぱこうでしょ。
永琳「この間のいかにして焼き鳥を部下として働かせるかの方はもういいんですか?」
輝夜「それはおもしろそうな仕事が無いから・・・これよ!
これで囮なり巻き添えなりやらせれば結構おもしろいかも、参加決定ね」
永琳「・・・狐狩りのことですか?兎の餌代もばかになりませんからねぇ。
材料もらって恩を売れば終わった後も切れ端とかただで餌としてもらえるかも知れませんね。」
そして事のはじまりの地、まよひが
橙「藍様だいじょうぶかなぁ」
紫「丈夫な妖怪だし大丈夫でしょ、それに参加する面子も大体予想できるし。
することもないし果報は寝て待ちますか。ZZZzzzz」
隙間に引っ込む紫、天井に開いた穴を藍に任せるか藍がいない今こそ自分が働くべきか迷う橙
それぞれがそれぞれの思惑と共に行動を開始した。
魔理沙はいつもの道をいつもどおりに飛ばしていた向かう先は博霊神社、
巫女の勘を探知機代わりにするためだ・・・とそこには先客がいた。
幽々子「あらいらっしゃい。ここに来た目的は大体分かるわ、
予想できたからなるべく急いだんだもの。そして手遅れ。交渉済みよ。」
霊夢「そういうこと、組むなら他を当たりなさい。」
既にチーム『宴会場管理局』として出来上がったいたらしい
(魔理沙)『ち、準備と他の戦力に目星つけてたのが裏目に出たか。私とした事が・・・』
魔理沙「あ~何のことだ?恐らく最終目的は一緒だろうがここに来たのは願掛けのためだぜ」
とりあえず悔しいのでとぼけてみたが・・・
霊夢「ということはうちの素敵なお賽銭箱にお金いれてくれるのね!!!!」
いきなり異様な雰囲気の霊夢が目に入った。後ろで怯える師匠と鬼が気になるが
そんなことよりまた裏目に出たらしい。全くついてない。引くに引けない。
というか引いたら後が怖い。
魔理沙「分かったぜ・・・入れといてやるよ。」
なけなしの金を入れる羽目になった。これで穏便に解決した、恐らく、なるべく。
今度から会うたびにまた入れろとうるさくなりそうで怖いがそれは置いといて。
今この瞬間考え付いた方法に乗り換えることにした
魔理沙「じゃあな!」
魔理沙の向かった先は家の近い同朋異種の家・・・といきなり真っ暗になった。
当然操作は乱れ目の前には・・・
魔理沙「んげっ」
・・・地面があった。操作が乱れた直後に低速移動に切り替えたので
大惨事は免れたがやはり痛いものは痛い
犯人に心当たりがあった、そいつを思い浮かべて打ち落とそうかと考えて
・・・・捨て駒として使うことにした
早速交渉開始
魔理沙「お~い、ルーミア。そこにいるんだろう?私に協力してくれたらうまいもの食わせてやる、
その協力の手始めとしてまず、闇を小さくしてくれ。」
交渉の甲斐あったらしく視界が戻った。え?うまくいきすぎだって?それは作者の都合である
ルーミア「そーなのかーうまいのかー、暇だしついて行く~」
とそこでこれから誘おうとしている者との共通点をひらめいた、そしてある妖怪の姿が
思い浮かんだ(魔理沙)『どうせだからアイツも誘うか、どこにいるかとかちょっと不安だが』
そうこうしてるうちに目的地到着、家の周りで見張りをしている人形に居るか聞いてみる」
魔理沙「おまえの主人は居るか?重要な用があるんだが・・・」
前は本人を呼び出していたのだがたまに居留守を使われることがあったので
一応人形に聞くことにしている融通が利かないのか結構正確な情報が得られる
人形1「ハイ、イラッシャルハズデス」
『はず』というのはたまに実験の失敗で遠くに飛ばされていることがあるからだ。
魔理沙「ならよし、お邪魔するぜ。」 ルーミア「するぜ~」
アリス「邪魔するなら帰って」
魔理沙「じゃあ邪魔しないからとりあえず話を聞け。
かくかくしかじかという訳で協力しろ。人形は何かと便利だし」
アリス「で?なんであたしの所に来たの?」
魔理沙「大量の人形で捜索してもらおうかと思ってな。
野外での行動だし条件を満たすヤツがあんまりいない」
アリス「そう、そこまで言うなら組んであげてもいいわよ」
魔理沙「よぅし、そうか。じゃあ次はどっか花の咲いてるトコに行こう。
誘いたいやつがいる。というか早速探索してくれ」
アリス「いいわよ、行きなさいヒトの形のしもべ達・・・・少女探索中・・・・・
二つ反応があったわ。西方の少し離れた花畑に大きな
妖力が一つと、そこからさらに南方の離れた山に暴走気味な妖力が一つ」
魔理沙「ビンゴ!!両方引っかかるとはな。じゃあまず花畑に急行だ」
アリス「え?ちょっ待っ魔理sうわぁ~~~~~」 ルーミア「わは~」
急ぐために二人を無理やり引っ張って飛行する魔理沙。
引っ張られる方はたまったもんじゃない。
しかし抗議してもその声が魔理沙に届くことはなく。もしもの事態に備える他なかった。
そんなこんなで花畑
ずさささささささささーーーーーーー
ものすごい勢いで到着もちろん周囲の花は無事では済まない
アリス「ちょっと!!無茶しないでよ!吐きそうになったわよ!」
魔理沙「ああスマン急いでたんだ。それくらいは許せ」アリス「な・・・」
幽香「あ、パクリ魔発見。いい加減返しなさいよね極太レーザー。それと花荒らすな」
魔理沙「おお、ちょうどいいところにいた。耳寄りな話がある。
協力してくれたら返してやってもいいぜ」
アリス「ちょっ人の話を・・」
幽香「あら、そんな素直に返してくれるとは何かありそうね・・・」
魔理沙「おお?あるとも。かくかくしかじかという訳で霊夢達に負けたくないので
力を貸してくれんかね」
アリス「いい加減に・・・・」
幽香「ホントに返してくれるのね?もう使っちゃ駄目って事よ?
もうシンボルみたいなもんじゃない。大丈夫なの?」
魔理沙「ああ大丈夫だ次は考えてある。だから返すぜ」『・・・私が死んだらな』
幽香「そう、なら協力してもいいわ。」
魔理沙「よし、レーザーカルテット成立だな」
抗議するアリス、無視して交渉する魔理沙。
魔法少女はひたすらゴーイングマイウェイなのだ。アリスも途中で諦めたらしい
幽香「で、何か策はあるの?無策であの巫女に勝つのはたとえどんな勝負でも無理よ」
魔理沙「ああ、そのことなんだが。アリス、お前上海と蓬莱の同時発射とかできるか?」
アリス「・・一発の威力は落ちるけど一応できるわよ。それでどうしろと?」
魔理沙「ムーンライトレイと上海蓬莱で四方からはさみ上からマスタースパークでとどめだ。
ただ発狂天狐は何するか分からないから幽香にバックアップを任せる。
今のあいつなら脱出しかねんからな。その場合は脱出直後の気の抜けた瞬間を狙うんだ」
魔理沙がカルテットを作っている間紅魔館では
咲夜「・・・・と、メンバーはこんなもんですかね。どうでしょうお嬢様」
レミリア「いいんじゃない?白兵戦にフランと中国、メイド隊で退路を限定して私がとどめ。
特に問題は無いわ。あ、パチュリーはどうしたの?
水をかければかなり楽に事が運ぶわ」
咲夜「それがお体の調子が優れないらしく必死で文献を調べている最中でした」
レミリア「そう、ならいいわ」
紅狩猟隊のメンバーが決定していた。選ばれたものは全員並んで待機している。
中でも調理部隊は気合が入っているようだった。
美鈴「咲夜さぁん、名簿にまで中国って書くとはどういうことdはうっ・・・」
不満は実力で封殺。鳩尾に拳がクリーンヒット、これで作戦開始まで五月蝿く無いだろう。
紅魔館で一部言論の自由が奪われているころ永遠亭では
輝夜「フフフ、腐った性根が丸見えね・・・・」
妹紅「くくく、そいつぁお前のことじゃないのか?・・・」
どうやら互いの顔を見ただけで相手の思惑を悟ったらしい。
もしかしたらこの二人の間にあるのは近親憎悪なのかもしれない。
それは兎も角、お互いに利用されるのはごめんだと死合が始まりそうな雰囲気である。
一方その横では・・・
慧音「・・・というわけで共同戦線を張らないかということなんだが」
永琳「そう、特に問題は無いわね。あるとすればアレかしら」
死合でも始まりそうな二人はいつもの事なので無視して勝手に交渉を始めていた
永琳「さて、どうしたものかしらね。恐らく一筋縄ではいかない連中が
結構参戦しているはずだから。まともにやっても難しいわね。
特に主力の二人があのまま行動しない可能性が大きいし・・・」
共同戦線は決まったようだが早くも内部分裂のため膠着状態。
どのように人員を運用するか悩むところであった・・・
そして博霊神社
幽々子「組むのは本当に私とでよかったの?」
霊夢「あんたならあの狐のこと色々知ってるんでしょ?問題ないわ。
さて、そろそろ行きましょうか」
妖夢「あの~、作戦とかはどうなってるんですか?」
霊夢「適当に弾幕張ってれば何とかなるでしょ。あとはその場の判断で」
萃香「あああ私たちどうなるんだろう・・・」
魅魔「人間大砲か盾は確定のような気がするよ・・・」
流石は直感の巫女、策など何も無いらしい。
そのせいで未来が分からず更に恐怖を煽られる居候二人組み・・・
ともあれ出撃・・・当ても無くふらふらと
花畑から少し離れた山の中
魔理沙「見つけた、全員配置につけ」
狐の前方に廻るルーミア、横から狙うアリスそして上空で待機する魔理沙と幽香
魔理沙「・・・3、2、1、なぎはらえ!!」
どっかで聞いたような号令と共に巨○兵のように各々のレーザーを放つアリスとルーミア。
テンコー狐の四方からレーザーが迫り魔理沙と幽香はレーザー準備・・・と、そこで
藍(発狂)「追い詰められた狐は、ジャッカルよりも狂暴だ!!!!!!!」
狐から大喝が放たれた。どっかの巫女など足元にも及ばぬ大喝で
レーザーカルテットは動きが取れなくなった
むしろマスタースパークが暴発しなかったのが幸運とも言える様な出来事だった
そして放たれる四面楚歌チャーミング・・・しかも何故か通常の2倍以上の弾速で・・・・・
アリス「うw・・・k・・・・・」ルーミア「う・・・w・・・h・・・・・」
弾の波に飲まれるアリスとルーミア。まともに発言もできないらしい
魔理沙は回避不能と見るや全速力で射程距離外へ離脱、
幽香もちゃっかり箒につかまって難を逃れていた
魔理沙「なんだってあんなに強いんだ?理性が保てないと弾の制御はむずかしいはずだぜ?」
幽香「たぶんだけど、普段家事に使ってる頭の処理能力まで弾幕に
つぎ込んでるんじゃないかしら。つまり今の状態は120fpsいj」
魔理沙「おっとストップ、そこらへん先は世界からはみ出た禁断のレイヤーの気がするぜ」
幽香「そうね、何故か知らないけどそんな気がするわ」
全くだF○空間とか言って何人に通用することやら・・・サイ○ントラ○ンの方がいいかな?
それはともかく戦地跡を見るふたり
魔理沙「あ~、あの二人は大丈夫かな?後で恨まれなきゃいいんだが・・・」
幽香「恨まれるのは確定でしょう、きっとどっかで気絶してるだけだから」
魔理沙「あ~あ、後を考えるのは鬱になるぜ。
とりあえず後残った作戦は誰かと戦った後を狙うことだけだな」
幽香「それはそうと作戦はいつどうやって考えてるの?」
魔理沙「行き当たりばったりだぜ。最初のはお前の所に飛んでいく間。今のは離脱中にだ」
幽香「そう・・・・・・」
魔理沙「今、聞かなきゃ良かったと思ってるだろ?」
幽香「少しね、それよりあれ・・・・」
魔理沙「なんだありゃあ?・・・・高速回転しかも横か・・・
尻尾がジェット噴射に見えなくも無いな」
幽香「ガ○ラ?・・・作者・・・ネタの詰め込みすぎね思考がまとまってないわ」
魔理沙「そこはやはり禁断の領域だぜ」
そして飛び去る高速回転飛行体・・・その先に次なる罠があるとも知らずに・・・
そのころテンコー狐もとい藍式融合体(藍発狂ver)はこの世の理不尽を感じていた
気がつくと良くわからないトコにいて自分のことも良くわからぬうちに攻撃を受けた
とりあえず生き延びることしか頭に無かったそう思考しながら飛んでいると竹林のあたりについた
そろそろいいだろうと通常飛行に切り替えて・・・ブゥヲンッ
いきなり弾が飛んできた回避しつつ飛んできた方向を見ると火の鳥と
性格のひん曲がってそうな人間が交戦してるのが見えた・・・ケンカ中の輝夜と妹紅のようである
・・・ケンカしつつもこっちに近づいているような気がする・・・
そのころ輝夜と妹紅を送り出した永琳と慧音は作戦の確認をしていた
慧音「・・・つまり妹紅とてるよのケンカに巻き込んで逃げてきたところで
ねぎらうフリをして一服盛る。こういう事だな?」
永琳「ええ、ああなった二人の使い道はこれくらいしか思いつかないわ。ところで姫様のことを
『てるよ』と呼んだわねそっちのもモッコスと呼ぶわよ。」
確か熊本弁だったっけ?(作者思考中)
慧音「分かった、やめてくれ。妹紅は落ち込んでも暴れても私の手には負えそうも無い」
永琳「まあ、それはともかく何に一服盛りましょうかね・・・」
慧音「アイツだしやっぱり稲荷寿司じゃないか?もしくは屋台にしやすく、匂いも漂う焼き鳥」
つまりこういう策だったらしい、そして場所は戻ってケンカ中。藍の懸命な回避にもかかわらず、
結局二人に挟まれてしまっていた
輝夜「妹ぉ~紅ぉ~今までのニート発言+てるよの回数分殺してあげるわ!!!」
『手柄は私のもの!』
妹紅「何を!今まで殺してきた分しっかり熨斗やら利息やらをつけてお返しさせてもらうからな!!」
『あいつに狐を落とさせるか!』
二人でケンカしていてこっちは眼中に無いはずなのにしっかり自分を狙ってくる弾を避けつつ
藍は脱出の機会を図っていた、だが無い!もともと殺すための弾幕を張っていた二人だ詰む弾幕くらい
無意識で作れる。ただ、会話しながら別の対象を狙うためどうしても自機狙いとばら撒き、あとは
退路をふさぐくらいしかできなくなっている。意識を割きながら弾を操るのは難しいのだ
おかげでカスリ点がすごいことになっている
輝夜「あーもう!さっさと当たりなさいよ!」
痺れを切らした輝夜が意識のすべてを藍撃墜のために使った。
輝夜「難題『ブリリアントドラゴンバレッタ』」
そしてスペルカード宣言。しかし・・・・・・・・・・
藍はその一瞬をついて高速移動に移行、離脱を図った
・・・そう、スペカ宣言の間は弾が出ていないのである
妹紅「あー!てるよのアフォーー!ニーートォーー!」
どうやら本気で死合が始まりそうである
そして永遠亭屋台型支部
慧音「・・で、結局両方作ることにしたのか・・・」
永琳「ええ、薬の方もバッチリよ。名前も決めたし」
慧音「まさかフォッ○スダイとか言わないよな」
永琳「・・・・・・」
図星だったらしい、このままだと作者の程度の低さが露呈しそうなので天狐登場
藍「テェーンーーコーー!!!!!!」
高速飛行時の掛け声らしい・・・高速飛行とはつまり視野が狭くなり大抵の物は
すぐに過ぎ去って行くものだつまり・・・ズガァン、ドゴーン
かなり景気のいい音を立てて屋台は吹き飛んだ・・・
敗因:高速飛行対策を怠った事、二人の弾が全然体力を削っていなかった事
天狐はまだまだ捕まらない
あと、描写が不足しているのも。
・・・ああ、妄想が止まらない
ネタがよかった。
初なのにうまいなあ…