Coolier - 新生・東方創想話

暗い 迷 Cry?

2014/08/01 12:00:02
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私、宇佐見蓮子は、ふと、突然、虚無感に襲われることがある。


それは子供のころ、わき道を見つけ、この道はどこまで続いているのだろうと
意気揚々と入りこんでいった後に、
突然怖くなって引き返すあの時の、
急に意識が、気持ちが、180度裏返るあの感じに似ている。

この道はどこまで続いているのだろう?
この道はどこかに続いているのかもしれないし、
この道はどこにも続いていないのかもしれない。

言いかえれば希望。
言ってみれば願望。
ほんのすこしの祈りであり
そして大多数は虚構である

そして大人になってその道を見返してみると
それは大層つまらない所で道が塞がっていたり
思いもかけない平凡な所へと、繋がっていたり

おおよその場合において、それは子供の夢を覚ますものであり
おおよその場合において、古い思い出としておいたほうが幸せである


と、私、宇佐見蓮子は回顧する。


転換


物事というのはどこかでつながっているものである
例えば美しいと感じる芸術品には黄金比が随所に見られるし、
自然界にフィボナッチ数列はまれに良く見られる

数学的、論理的な思考は物事を寄り噛み砕きわかりやすくするとともに
それを矮小化してしまう
故に私はそれを超えなければならない


脱線


言いたいことはそうではない。と、私、宇佐見蓮子は思考を戻す。


そう、物事には共通性が見られることが多々ある。

バタフライエフェクト
微々たる個別のパラメーターの違いが、最初は近似していた運動も最終的には全く個別の起動を描くようになる

と、人は知っているけれど、どこが同じだ、どこが共通していると、共通項を見出しては一般解にあてはめようとする

時として愚
けれどもそれはまた一方では正しく当てはまる時もあるのだ。

この道はどこまで続いているのだろう?
この道はどこかに続いているのかもしれないし、
この道はどこにも続いていないのかもしれない。

この秘封倶楽部という道は、
どういう軌跡を描いて、
どういう奇跡を夢見て、

そしてどういう終焉に至るのだろうか。

私、宇佐見蓮子はこの虚無に続く思考を止められない。


ラプラスの悪魔は不確定性原理の前に敗れ去った。
私達は永劫回帰に囚われることはない。

が、それ故に、
転じて、
言いかえれば、
私達は今後、この道の先を知ることはない。

よって私達は何度も繰り返そうともこの道を選ばねばならぬという超人になる必要は無くなった。
そして私達は何度も繰り返そうともこの道を選ばねばならぬという超人とならなければならなくなった。

たった一度きりの
この道を
どう歩いて
どう軌跡を描いて
導いて

ぐるぐる回る
くるくる回る
狂う狂う狂う

ただ一度きりの夢を
どう重ねて
どうか壊れないように
消えてしまわぬように
そっとふれて
そっと閉じて
閉じ込めて
隠してしまいたいんだ

メリー
メリー「以上が、宇佐見蓮子の独白。記2×××年某月某日、ねぇ。蓮子って思いのほか詩人なのね」
蓮子「やめてこれ以上私のプライベートファイルを漁らないで。お願いだから紐ほどいて。動けない私の前で朗読するのをやめて」
メリー「次はどれにしようかなっと」
蓮子「だからぁ」


きっと不安だと思う

だれしも
遠田四二三
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コメント



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4.90名前が無い程度の能力削除
大学生になっても黒歴史を作り続ける蓮子ちゃんかわいい
6.90奇声を発する程度の能力削除
蓮子可愛い
7.90キリク削除
蓮子ちゃんprpr
10.70名前が無い程度の能力削除
あとがきありきの作品ですね笑
11.90名前が無い程度の能力削除
読まれると恥ずかしいけど、気持ちはわかる
14.100名前が無い程度の能力削除
メリー鬼畜やでえ