とある日の昼下がり、桜のつぼみが膨らみ始めるよりもまえ、博麗神社に訪問があった。
「霊夢はいるかい?」
「他に誰がいるのよ」
のそりと炬燵から這い出て、縁側に顔をだす。
「たまにいないだろう?」
「今日はいるのよ、何のようかしら。忙しいんだけど」
「まあそう言わずに、手を貸してくれよ」
「だから、なにがどうしたのよ」
「先を急かすね、めずらしい」
「寒いのよ、あんたが話さないから」
「それは悪かったね、ここのところ雪続きなのは見ての通りだが」
「前置きはいいから」
「レティをぶっ飛ばして」
「犯人の目星付いてるなら自分ところでやりなさいよ、神が2体に巫女が1人、いるでしょう?そんな奴一発じゃない…」
「それが早苗は雪にはしゃいでるし、神奈子は私の力が出ないのを丁度よく思ってるし…私の味方がいないのよ。あなたなら暇そうだし、丁
度良いと思って。」
「私だって暇じゃないのよ、寒いし、構ってらんないわよ。カエルは土に潜って冬眠なさい。私もこれから眠るのよ」
「わざわざ訪ねて来たというのに、ひどいじゃないか」
「招いてないし、勝手に来られてもこまるんだけど。うちはボランティアじゃないのよ、帰って頂戴。それに、これは冬よ。異変じゃないわ」
「私にとって、冬は異常よ」
「……あなた暇なだけね?」
「…コタツ入ってもいい?」
「なら早くそこ閉めてよ、……なんか持ってきたの?」
「蝮酒なら」
「よろしい」
異変が起こるでもない、早春の頃、寝て待つ桜には酒がつきものである。
おわり
「霊夢はいるかい?」
「他に誰がいるのよ」
のそりと炬燵から這い出て、縁側に顔をだす。
「たまにいないだろう?」
「今日はいるのよ、何のようかしら。忙しいんだけど」
「まあそう言わずに、手を貸してくれよ」
「だから、なにがどうしたのよ」
「先を急かすね、めずらしい」
「寒いのよ、あんたが話さないから」
「それは悪かったね、ここのところ雪続きなのは見ての通りだが」
「前置きはいいから」
「レティをぶっ飛ばして」
「犯人の目星付いてるなら自分ところでやりなさいよ、神が2体に巫女が1人、いるでしょう?そんな奴一発じゃない…」
「それが早苗は雪にはしゃいでるし、神奈子は私の力が出ないのを丁度よく思ってるし…私の味方がいないのよ。あなたなら暇そうだし、丁
度良いと思って。」
「私だって暇じゃないのよ、寒いし、構ってらんないわよ。カエルは土に潜って冬眠なさい。私もこれから眠るのよ」
「わざわざ訪ねて来たというのに、ひどいじゃないか」
「招いてないし、勝手に来られてもこまるんだけど。うちはボランティアじゃないのよ、帰って頂戴。それに、これは冬よ。異変じゃないわ」
「私にとって、冬は異常よ」
「……あなた暇なだけね?」
「…コタツ入ってもいい?」
「なら早くそこ閉めてよ、……なんか持ってきたの?」
「蝮酒なら」
「よろしい」
異変が起こるでもない、早春の頃、寝て待つ桜には酒がつきものである。
おわり
>4さん 想像の余地を大きく取ろうと思って説明文を省いてみました。訪問者がだれかというのは「犯人の-」の所で分かればいいと思います。ただ、あまり訪れそうな印象でもありませんし口調をもう少し分かりやすくできれば良かったですね。読みながら今人物がどんな表情や仕草をしているのか(酒をちらと見せながら微笑んでるのか、かがんでいるのか、寝そべっているのか、等)をほとんど読み手の好きな想像に任せています。まったりとその後のやりとりなどを何となくでも想像していただけたらもう万歳ですね。なので、そのご指摘は概ね的を射ております。和めていただけたのならよかったです。
漸く冷静になって思い返してみますと、ここは作品の感想を述べる場であり、人様の考え方にまで口を出すのはおかしいことだという当たり前のことにやっと気が付きました。
これまで散々に失礼なことを書き連ねて不愉快な気分にさせてしまい、誠に申し訳ありませんでした。
先ほどまでの書き込みは削除させていただきました。
最初につけさせていただいた感想のみ、以下に改めて記させていただきます。
『頑張って情景を想像すればなかなか和める。
ただ地の文が台本形式レベルに少ないので、頑張らないと何も読み取れない。
そもそも誰が来たのかの描写すらないのはちょっと。
魔理沙かなんかだと思って読んでたら意味わかんなくなって、読み返してやっと諏訪子だとわかりましたよ。
こういうちょっとした情景ならなおさら、キャラクターの細かい所作で魅せてほしかった』
短くまとめるのは難しそう、書いた事ないからよく分からないけど
諏訪子様可愛らしい、うん
>皆様 コメントありがとうございます。