Coolier - 新生・東方創想話

恋の魔法は甘く、切なく……

2014/02/13 22:07:31
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 魔法の森――普段は霧や化け茸の胞子が烟り、森の中でありながら非常に黴臭い場所である。夏に比べると冬はまだ不快指数は低くなる方だが、降り積もる雪のせいで竹林のごとく迷いやすくなる。例外といえば、こんなところに住む物好きな少女たちの自宅付近であろうか。常に暖を取っているからか室内の気温は程よく暖かく、それ故にか周囲の雪も心なしか薄らいでいる。森の入口にほど近い場所にある霧雨魔法店、その周囲はうっすらと地面が見えているくらいだ。気温だけでなく、ふわりと漂う甘い匂いも森の中ではまた異質に感じられるだろう。最近になって外の世界から来たものであれば、その匂いには心あたりがある筈だ。
 守谷異変によって外の文化の一部が幻想郷に紹介され、更にその一部は形を変えて幻想郷に溶け込んだ。聖人ヴァレンタインの名を冠した風習、バレンタインデーもその一つである。異変の首謀者が一人、東風谷早苗曰く「女の子が想い人にチョコレートを送る」風習だった。しかし幻想郷ではチョコレートが入手困難な代物であったことから「親しい相手にちょっとしたプレゼントをする」という形に変わっている。それは氷漬けのカエルだったり、健康祈願のお守りだったり、新しい仏具だったりと人それぞれ。人によっては自宅に招いて、ちょっとしたパーティーを開くなんて事もするようだ。
 ただ元々の形に拘ろうとする者もいるようで、その努力には涙ぐましい物さえある。紅魔館の主などは地霊殿の主と親しくなったことを縁に、カカオの栽培から始めたほどである。建前では「猫除けのため」らしいが、そんな理由で猫を飼っている地霊殿が頷くはずもなく。財源確保か、恩を売る目的か、それともまた違う理由故にか、議論に決着はついていない。とかく魔法店の主である霧雨魔理沙は、そこでかなりの量のカカオ豆を入手してきたのだ。香辛料やら砂糖やらもついでに貰い受け、調理方法も咲夜からきっちりと聞いてきた。少しの量で試作し、ついでに兄貴分である霖之助にも食べてもらった。
「うん、おいしい」
「そっか、作ったかいがあったぜ」
 感想を聞いたにしては素っ気ない返事であったものの、魔理沙は心のなかで確かにガッツポーズを取っていた。そして今、彼女の自宅にいるのは霖之助ではない。何十体もの人形を忙しなく動かしながら、金髪の少女が何やら編み物をしている。時折鼻をひくつかせながらちらちらと厨房の様子をうかがい、顔を綻ばせては編み物に意識を戻す。何度かそれが繰り返され、少女が口を開く。
「魔理沙、二階の整理は終わったわよ」
「おう、サンキュー。助かるぜ」
「……普段からちゃんとやっておきなさいよ。来る度散らかってるんだから」
「悪いな、あたしはアリスほど整理が上手くないから」
「御託はいいから、次からちゃんとして」
「うーい」
 呆れた声で言うアリスではあったが、満更でもないのか表情は綻んだままだ。痘痕も笑窪、そんな言葉がこの二人にはしっくり来るだろう。お互いの欠点は欠点として受け入れ、それも含めてお互いと認め合う。出来る事なら直して欲しいけど、それで「らしさ」をなくすのもちょっと嫌だと思う。だから酸っぱい口を挟んでも、何だかんだで自分がやってしまう事のほうが多い。まさかとは思うけど、本当に酸っぱいものが欲しくなったらちょっと危ないかもね。それはそれで嬉しい事だけど、と考えながらアリスは手元の編み物を再開する。
 魔理沙にバレンタインの予定を聞かれたのは、つい一週間前のことだった。魔法使いは自分の研究のため、常に自分のねぐらで引きこもっているのが常である。二人に共通の友人である紅魔館の魔女然り、広義には該当するであろう道教の者達然り。それはアリスも同じであり、もっと言えば魔理沙自身もそうだと言えよう。分かってるくせにとは思いつつも、誘われた嬉しさの方が大きかった。大丈夫よと答えた時、魔理沙は本当に嬉しそうな笑顔を見せてくれた。その笑顔を見ると照れ臭くなって、ついつい憎まれ口を叩いてしまうのもまた日常の風景となっていた。
 魔理沙とアリス、この二人はお互いにとって「特別」な存在である。手癖の悪さがよく取り沙汰される魔理沙だが、アリスの物を無断で持出すようなことはこれまで一度もしていない。アリスもアリスで、魔理沙が相手だと普段の澄ました態度をなかなか保てないようだ。そうでなくても魔理沙の話題になっただけで、落ち着かない気持ちになってしまう。紅魔館でパチュリーと話をする度に本を返さないだのと愚痴られるが、うっかり魔理沙を庇うような物言いをして睨まれたことも少なくない。今思えば本を取られる不快感だけでなく、魔理沙との仲を妬む意味合いもあったのではなかろうか。レミリアも「盗まれるのが嫌なら鍵を新調すればいいのに。それくらいのお金は出すし」と言っていた。詰まるところパチュリーにとって本を取られる事は、魔理沙に会える事とイコールなのかもしれない。事実紅魔館の面々はまだ魔理沙とアリスの仲を応援してくれている方だが、パチュリーの目は例外と言っていい程冷たい。霊夢のように激しく追い立てたり、妖夢のように気不味そうな空気でこそこそと去られるよりはよっぽど潔いのだけど。
「でもさ、霊夢も妖夢も相手がいるじゃない」
 堪りかねて思わず独り言をこぼす。魔理沙もそろそろ完成が近いのだろうか、指をなめて満足そうに頷いている。アリスも自分の編んだ物を確認し、その出来に微笑んだ。真っ赤な毛糸で編まれたそれは、モノクロの服にいいアクセントとなるだろう。彼女は魔理沙に気付かれないように出来上がったそれを紙袋へ畳んで入れ、ささやかなラッピングを施した。
「よし、できた!」
 魔理沙も終わったらしく、元気な声を張り上げた。

 食卓に並ぶのは根菜のポトフにライ麦のパン、鳥の果実ソース掛けと魔理沙には非常に珍しい献立だった。後ろには何やら蓋を被せた皿があるが、その中身は「見てからのお楽しみだぜ」と教えてくれない。仕方ないわねえ、とアリスが笑うと仕方ないのはお前だろ、と魔理沙も笑う。たったそれだけの会話が二人には堪らなく心地よく、楽しく、嬉しいものである。洋食は作ったことがないという魔理沙だったが、そうとは思えないほど料理も美味しい。咲夜に言わせればまだまだなのかもしれないが、飾らない二人にはそれでも十分楽しめる。同じ時間を共有しているというだけで、彼女達は幸福を甘受していられるからだ。
 今年の正月は、付き合いようになってから初めて二人でアリスの故郷である魔界に帰省した。アリスの母親である魔界の創造神は、魔理沙の事を最初は「単なる友達」としか思っていなかった。それもそうだろう、まさか娘が同性と付き合っているなんて普通は思いもしない筈である。魔理沙は面倒ということもあって別にそれで通しても良かったのだが、アリスは良しとしなかった。母親や姉達の前で「魔理沙と付き合っているの」と明言した後は、ひっくり返るような大騒ぎだった。
 一番上の姉であり、母親の従者でもある夢子はまだ常識的な反応であった。妹がレズに走ったと思い込んで最初は心底焦ったものの、一応はちゃんと祝福してくれた。
「魔理沙、だっけ? 妹を泣かせたら私も神綺様も容赦しないからね」
 ドスの利いた低い声で詰め寄られた魔理沙は「お、おう……」としか返せなかったそうだ。下の姉である双子のユキ・マイは真逆で、とことん面白がった。馴れ初めは何だとか、どこまで進展してるんだとか、根掘り葉掘り聞くだけではない。どちらかが惚気よう物なら容赦なく膨らませ、ああしなきゃこうしなきゃと口やかましく騒ぎ立てた。結局は長姉の夢子に二人して叱られ、多少は大人しくなったのだが。
「まあまあ、あれでも祝ってくれてるんだろ。気持ちは素直に受け取ろうぜ」
 アリスと一緒くたに扱われ散々からかわれまくった魔理沙がそう言っていなければ、二人の姉に追い打ちを仕掛けていたことだろう。しかし一番過剰な反応を示したのはやはり、母親である神綺だった。末娘であるアリスの告白に満面の笑みを浮かべたかと思えばその額に見る見る青筋が浮き、猫なで声で魔理沙ににじり寄った。その後一晩魔理沙を難詰、しまいには弾幕ごっこにまで発展した。ここまで過敏反応した裏には何があったのか、アリスは知らないし魔理沙が語らない以上知ろうとも思わない。一応の決着がついた所で夢子が間に入り、それでようやく神綺は二人の交際を認めたのだった。
「お姉ちゃん達もそうだけど、まさかママが……」
「はは、今思い出しても胃が痛むぜアレは」
 とかく神綺のアリスに対する溺愛ぶりを身を以て知った魔理沙は、以前に比べると少しづつ手癖の悪さを改めるようになっている。パチュリーにもちゃんと許可を得て本を持ち出すようになったし、借りた以上は具体的な期日を設けて返しているようだ。期日に間に合わない場合も往々にしてあるが、そこは研究の進捗度合いなどと相談して折り合いをつけているらしい。アリスとの関係が理由と言うので面白くはないらしいが、魔理沙と根を詰めて話せる機会が増えることからパチュリーも渋々ながら納得していると言う。
「しかしパチュリーの奴も七面倒臭いよな。単なる延滞は認めないだの、ちっとは相談しろだの……」
「それを言える身分じゃないでしょ、魔理沙は」
「それはまあな。でも命ある限り興味は付きないから仕方ない、人間ってのは不便なもんさ」
「だったら魔理沙も『こっち』になったら?」
「それはそれ、これはこれだ」
 あくまで人間にこだわろうとする魔理沙の思い、それだけはアリスには理解し難いものである。彼女が自分達と同じ「魔法使い」になるのなら、もっとずっと多くの時間を共有できるのに。そうしたらお互いの研究も進むし、その先も――そうアリスは思うのだ。力はあれどまだ魔法使いとしては若い、あるいは幼いアリスにとって、自分の寿命ははるか遠くに霞む物に感じられる。だから魔理沙が――このまま人間として生きるなら――自分より先に逝くと頭では分かっていても、その実感は薄い。置いて行かれる辛さも、看取らねばならない苦しさも、上手く想像できずにいる。ただそれだけに、朧気な不安がアリスの心にしこりとして巣食っているのだ。思い出してしまえば悲しみに飲まれてしまうから忘れるようにはしているのだけど、ちょっとしたキッカケで思い起こすことも無くはない。魔理沙に気付かれまいとわずかに頭を振り、湧いてきた思いを無理矢理追い払う。
「アリス?」
「ううん、何でもない。でも頑張ったわね、普段は和食なんでしょ?」
「お、おう。今日はアリスのために頑張ったんだ」
 無い胸を張りながらウインクしてみせた魔理沙が、尚更愛おしく思えた。料理も食べ終わり、汚れた皿を二人で片付ける。蓋の乗った皿を魔理沙が気にしているが、元よりアリスに覗く気はない。今日がどういう日か、彼女が何故今日自分を家に招いたのか、それを考えると自ずと答えは見えていた。今まで夕食を並べていたテーブルに蓋がされたままの皿をが乗せられ、取り皿が二人の席に置かれる。
「ふふ……驚くなよ」
「なあに?」
「頑張ったのは今日の夕飯だけじゃないんだぜ」
 勿体を付けて蓋に手をかけ、ゆっくりと引き上げる。黒い影が下から少しづつ姿を見せ、同時に濃縮された甘い香りが解き放たれる。カカオだけではない、様々な香料を緻密にブレンドした複雑で芳醇な香りだ。何かと雑な魔理沙がここまでのものを作り出せるとは、アリスも思っていなかった。その驚きは、黒い塊がその全貌を見せて更に増長される。一言で言えばそれは、チョコレートケーキだった。大きさもそれ程ではなく、少女二人が食べるには丁度いい小振りなサイズだ。飾り付けも良く言えば王道、悪く言えばありきたりな質素なもの。ただその表面にうっすらと、少しだけ色を変えたチョコクリームで書かれた文字。

――一人ぼっちになんて、させないからな?

 じわり、とアリスの視界がにじむ。
きれいな円を描くケーキの輪郭がぼやけ、皿との境界が曖昧になる。
取り皿もフォークも、もうどこにあるのかわからない。
熱い雫が頬を伝い、腕や膝をしとどに濡らしていく。
鼻が苦しくなって漏れだす吐息に、しゃっくりが混じる。
何か言わなきゃ、そう思うのにうまく声になってくれずもどかしい。
そうでなくても思いは既にぐちゃぐちゃで、まとまった言葉になってくれない。
魔理沙、魔理沙、魔理沙――せめてたった一言、それさえも掠れた嗚咽に溶けてしまう。
さっき食べた料理の味も、もう舌には残っていない。
外から、中から伝ってくる味が舌を染めてしまった。
「……っ……ぇ……っ……」
 そう言えば外の雪はまだ降っているのだろうか。聞こえるのは自分の声だけで、他に誰もいない錯覚に陥る。そんな筈ない、だってここは魔理沙の家だもの。らしくない必死さで感覚を否定していると、頭に固いものが触れた。ハッとして顔を上げ、ふやけた視界に目を凝らす。呆れたような、それでもどこか嬉しそうな笑顔で愛しい人が目の前にいた。
「ごめんなアリス、あたしもずっと考えてたんだよ――」

 だってさ、人間のままじゃ一緒にいられる時間なんてたかが知れてる。
どんなに頑張ったって、アリスより先に逝っちゃうのは分かってる。
それに気づいたら、急に怖くなっちまった。
お前は誰かに置いて行かれたなんて、そんな経験はないだろ? 
でもあたしは知ってる、それがどんなに辛いか、どんなに苦しいか。
 親父もお袋も、どうでも良い。香霖だってそれくらいは腹くくってるだろうな。
霊夢はまあ、ひょっとしたら紫に飼われてるかも知れねえ。
咲夜だってそんなに変わりゃしねえよ、彼奴等が放っておくわけねえし。
でもさ――何だかんだで強いよ、あいつらは。
あたしが置いてけぼりになったって、受け入れちまうんだろうよ。
 けどな、あたしの一番大事な奴には、そんな思いはさせたくない。
受け入れようが、受け入れまいが、あたしがあたしの生きた中で一番つらい思いは、させたくない。
これはあたしの我侭だ、それは分かってる。
けどさ、アリス。お前にあんな思いは、してほしくない。
せめてあたしがそんな思いをさせないようにがんばるしか、できないけどな。
 だからこの魔導書は、あたしの決意だ。
お前ならこの魔法が何か、読んだら分かるよ。
ああ、魔法使いになるための二つの魔法だ。
これを自分のものにするまで、どれだけかかるか分かりゃしねえ。
でもお前となら、絶対に身につけられると思うんだ。
その時はアリス、周りが鬱陶しがるくらい一緒にいようぜ。
あたしの隣にいるのがお前なら、きっと魅魔様も喜んでくれる。
さ、そんだけ泣いたら疲れたろ。そんな時は甘いモノが一番だぜ。

 嬉しかった。魔理沙が自分と同じ時間を、歩いてくれることが。今まで人間に拘ってばかりだと思っていたけど、そんな事はなかった。
いつまでも、どこまでも、愛しい人と歩いていける。長い、長い坂道を登っていくような生を。もう泣いちゃいけない、一緒に食べようと言ってくれた。だけど止まらない、止められない、抱え込んでいた分だけ、思いは瞼の裏から溢れ出す。
「しょうがないな、アリスは」
「だって、だってぇ……」
 魔理沙がフェイスタオルを使って、アリスの顔を優しく拭う。柔らかな布越しに伝わる魔理沙の体温でようやく落ち着いたのか、アリスの涙もそれで収まった。主役の筈のチョコレートケーキはすっかり置いてけぼりとなっていて、その存在感が若干薄れている。それでも切り分け、口に運ぶと蕩ける甘さが口いっぱいに広がった。恋の魔法は砂糖の味、そんな事を魔理沙はよく言っていた。ならばこのケーキは差し詰め、魔理沙の魔法の味だ。涙の味は、哀しみの味だろうか。そして甘さに隠された、ほろ苦いこの味は何なのだろう。
「甘いだけじゃ普通だしな、ちょっとしたアクセントには良いだろ?」
 自慢気に魔理沙が、その味を言葉にする。ああ、そうか。これが魔理沙の――愛の味なんだ。
 はい、予告通りのバレンタイン編です! ふとみょんだと思った? 残念! マリアリでした!!! ふとみょんでバレンタインも面白そうではあるんですが、いかんせん時間が……orz

(以下舞台裏)
 元々バレンタインはこの二人でやろうと思っていました。何だかんだで恋人設定が一番やりやすいし、その分甘ったるくもし易いですし。……公式では「犬猿の仲」だの「仲が悪い」だのと散々ですが、多くの人がこうも思っているでしょう。――そんな奴となんで組むねん!!! 絶対仲ええやろこの二人は!!! はい、私もその意見 大 賛 成 です!(迫真) 実際地霊殿に至ってはお互いのノリがきっちりしっかりぴったりシンクロしちゃってますからねえ(^^; それに比べてパッチェの間の悪さやらにとりのヘタレっぷりやら……そらEXで文句言われるがなwww
 でも個人的に永夜抄組の中でマリアリって凄い異質だと思うんですよね。レミ咲、ゆゆみょんは紛うことなき主従ですし、ゆかれいむもその側面が書籍だと垣間見える。公式で主従はゆからんですが、どうあっても霊夢は紫に逆らえない感がある。華仙や閻魔様にさえひねくれた態度を取るのに、紫に対しては対照的に割と素直な態度で応じている。他の三組が上下関係ハッキリしている中で、唯一マリアリだけは同格のコンビなんですよね。だから私にとって、この二人は恋人同士が物凄くハマるんです……同格だからってだけではないんですけどね!(ぇ
……回収しそこねたネタも有りますが、それは次回回収ということで(えー

レス次第では考えてる他のカップリングでも上げていきたいとは思います。想定外のカプが出てきても驚かないように(予告)
飯場 直人
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コメント



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2.80名前が無い程度の能力削除
シュ、シュガーー!甘ーい!とってもスイートな2人の関係でした。
3.100名前が無い程度の能力削除
ご馳走様でした。
5.90奇声を発する程度の能力削除
甘い、良いですね
6.100非現実世界に棲む者削除
いいねえ、いいねえ。
バレンタインネタにはマリアリが一番しっくり来ます。
10.100名前が無い程度の能力削除
甘々という訳ではなく、さりとてクールな訳でもなく
この適度な関係は素敵ですね