Coolier - 新生・東方創想話

古明地さとりの人間勉強

2013/11/28 17:53:42
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初注意
オリキャラが出ます
しかもオリキャラ一人称の視点で話が進みます








かがみよかがみよかがみさん




「さとり様、さとり様。さとり様に会って取材をしたいという人間が単身ここまでいらしたのですが……」
「へえ。人間が、ねえ。わざわざご苦労なことです。ふむ。よくここまで辿りつけたわね」
「めっちゃ強そうでした。惚れ惚れしちゃいそうな体格ですねあれは。そんじょそこらの妖怪ならちぎっては投げちぎっては投げしそうです。運んじゃいたいです」
「おおこわいこわい」
「……どうされますか? さっさと運んじゃいます?」
「いいわ、ここまで丁重に出迎えてさしあげて。取材をお受けしましょう。なかなか興味深い」
「わかりましたー」
「……気持ちはわかるけど、まだ運んじゃだめよ」
「はいですにゃあ……」
「我慢強くてお利口さんね、お燐は。なでなでしてあげましょう」
「にゃーん♪」




地霊殿のエントランスホールにてやけに身体をペタペタ触ってきた赤髪の猫妖怪を待って体感十分が過ぎようとしていた。
取材の許可が下りればいいのだが。そうでなければここまで来た苦労が報われない。
手持ち無沙汰に身体の伸びをする。最悪の場合を備えて、身体のコンディションを整える。ここは地上とは違う。
頼れるのは我が身しかない。地上にいる時の何倍も警戒心を持っていなければ。
装備を確認する。人間の里で買い付けた退魔の札、怨霊が寄り付きにくくなるお香。いざという時のための博麗の巫女特製霊撃札。いつでも繰り出せるように仕掛けも充分だ。数日分の食料と水。そして月並みな表現だが、鍛えぬいたつもりのこの自慢の身体。疲れもさほどない。
今の時点でこれだけあれば帰りも大丈夫だろう。もちろん油断は禁物だが。
物音にはっと前を見る。
二尾の黒猫がそこにいた。耳元には可愛らしい赤いリボン。招くようににゃあと一鳴き、踵を返した。猫の姿が館の奥の闇に紛れ同化していく。
エントランスホール内でやりとりを交わした赤髪の黒猫と特徴が一致していたから、赤髪の猫妖怪と同一人物で、妖怪変化の類いなのかなと想像する。

「おい、これはさとり妖怪に取材してもいいってことだよな」

闇に呼びかける。返事はにゃあ、と一鳴きのみ。
取材を断るつもりだったらはっきりそう言うだろう。取材の許可は得られた。そう判断して、二尾の黒猫の後を追う。


切欠は純粋な興味からだった。
人の心を読むさとり妖怪の心の有り様とは、さとり妖怪とは一体どういうものなのかを体感したかった。


黒猫を追って奥へ奥へと入っていく。黒猫に何度か話しかけるが返事はない。最初の時の馴れ馴れしい態度が嘘のようだった。あまりの違いに少し思うところはある。
追いかけているうちにやがてある部屋の前まで辿り着いた。そこはいかにも、まさにそんな雰囲気の部屋だ。
なんとか追うことができていた黒猫は姿も見当たらなくなっていた。
どうしようかと少し戸惑っていると部屋のドアが開いた。

「ようこそ、地霊殿へ。私はここの主をしている古明地さとりといいます」

華奢な身体つきの少女が姿を現した。何よりもすぐ目を瞠るのは、胸の部分にある第三の眼。さとり妖怪の証。そこから伸びる触手がゆるく身体にまきついている。

「あなたのお名前は……そう、##さんというのね。遠路はるばる、ご苦労様でした。ここまでの道のりはさぞかし大変でしたでしょう。ふむ、蜘蛛妖怪に桶妖怪、二本角の鬼を撃退したと。これはこれは驚きました。思っていた以上の実力の持ち主なんですね。お燐が気に入るのも納得です。お燐。そうです、あなたの道案内をした黒猫ちゃんです。と、こんな感じですかね。私のさとり妖怪としての力、少しはわかっていただけましたか」

にこり。一方的にまくし立てるさとり妖怪。問いに答えようとする前にさとり妖怪が心を読んで、それに答える。
そうか、相手の心が一方的にわかるなら会話のキャッチボールをする必要がないのか。
すごいなさとり妖怪。

「そうですね。なかなか便利でしょう。ええ、これなら誤解も生まれない。そう、人間関係も円滑ですよ。なぜだか肝心の人間には嫌われ、動物にばかり好かれる始末ですが」

何かをしゃべろうとする度さとり妖怪はそれに割って入る。思ったことに対して完璧に返答してしまう。
言葉を奪う。それが人に嫌われるかどうかはわからないけどこれでは好かれないだろうなと思った。
誤解もなく、円滑といえば円滑なのだろうがこれはこれで付き合いづらいし話しもしづらい。慣れれば問題はないのだろうが。

「むむむ。そういうものなんでしょうか……人間というものは難しいですね」

唸り始めるさとり妖怪。
手持ち無沙汰になって、部屋を見渡す。本棚とそれに伴って本の数がとても多いが、それ以外はこれと言って特筆すべき点はない部屋だ。奇想天外摩訶不思議な部屋というわけでなかった。
ところでこんな大きな館に住んでいる主らしく、そこらに散見する細かい調度品は高価そうなものばかりであった。このソファーすごく座り心地良さそう。安眠にものすごく貢献しそうだ。
そういえばさとり妖怪が何も言ってこないなと見てみるとまだ難しそうな顔で何事かを悩んでいた。
視線に気づいたのかどうかはわからないけど、ああ、と何かに気付いたように手をポンと叩く。

「そういえばお客さんが来たというのにまだお茶の準備ができていませんでしたね。お燐、お茶をふたり分お願いします」

どこからともなく聞こえるにゃーんという返事。

「お決まり過ぎて言うのも恥ずかしいですが、疑っているようなので。毒はもちろん入っていませんよ。純粋に、遠い遠い地上からいらしたお客さんを歓迎するためのお茶です。これが証明になるかはわかりませんが、私が##さんをどうこうするのに毒なんてもの、必要ありませんから」

妖怪らしい笑み。
改めてこのさとり妖怪が、道中に撃退した妖怪らの何倍も警戒すべき相手だと気付かされる。

「お茶が来るまでしばらく待ちましょうか」
「そうだな」

半ば割り込むように口を挟んで言う。そうでもしない限りまた言葉を奪われると思ったからだ。というよりそろそろ喋らせて欲しかった。
ようやく、さとり妖怪と会話のキャッチボールができたような気がする。

「あらしぶい素敵な声。そういえば全然お声を聞けていませんでしたね」
「ひっきりなしに喋り続けるからなあ」

さとり妖怪には悪いが無論言うまでも無く、言う必要もないが、出されたものを飲むつもりはなかった。

「残念ですね。お燐の淹れるお茶は最高においしいのに」

あんまり残念そうには見えない表情でさとり妖怪は言った。




「私を取材しに来たんですよね。取材。何を聞きたいんですか。お答えできることならなんでもお答えしますよ」

猫妖怪が淹れた紅茶を傾けつつつつ、さとり妖怪が問う。
取材。そう、取材という名目で危険をおかしてここ地霊殿にまで来た。大した怪我もなくここまで来たのはいいのだが……
さとり妖怪に対する興味が先行するばかりで、これこれこういうことを聞いておきたい、といったことを決めていなかった。
取材して何かを聞くというよりは、対話をしてみたかったという思いが強かった。

「なるほど。じゃあしばらく適当にお話などしてみますか」

少し言いづらい言葉だっただけに、その言葉を正しく拾って奪ってくれたのは少しだけ都合が良かった。

「ここまでの道のりは厳しかったはずです。どんな風にして、道中の妖怪を撃退しましたか?」

どう、と言われても少し困ってしまう。襲い掛かってきたから殺されないよう、応戦しただけだ。どんな風に伝えればいいか少し迷って、そういえば相手はさとり妖怪だと思い出す。言葉にしなくても、相手に伝わる。
その時の様子を思い起こすだけでいいんだ。

「ほう。ほう。ほう。強いとは思っていましたけど。本当にあなた、ただの人間なのかしら。やや、これは褒め言葉ですよ。巫女でも魔法使いでもないのによくぞこれほどまでの強さを手に入れましたね。驚きです」

なんだそのチョイス。

「昔巫女と魔法使いの二人組に殴り込みに遭ったんですよ。人間のくせにめっぽう強くてですね。いやはやあの時は本当に困りましたよ。ペットたちも私も全くあのふたりに敵いませんでしたから」

それは災難だなあ……
そういえば巫女というと博麗の巫女のことだろうか。それなら昔少しだけお世話になったことがある。

「ええ、博麗の巫女のことです。お世話になった、ということは##さんはもしかして、外の世界の住人だったんですか」

さとり妖怪と目が合う。混濁とした紫の目。フラッシュバックする視界。
外の世界。かつていた元の世界。それをキーワードに想起される思い出。幻想郷に来ることになったきっかけ。
良いか悪いかで言えば、確実に悪いと言える記憶だ。

「あまりよろしくない話題でしたね。地雷を踏んだようです」

思い起こさないようにしようと意識すればするほど、思い出してしまう。記憶の奔流が脳内を走り回る。
押し付けられる過去のトラウマ映像。
刃物。血。薬。縄。声。声。声。声声声声。
なぜ。どうして忘れて久しいことをこんなにも急に思い出してしまう。
いけない。さとり妖怪に、すべて読まれてしまう。
やめろ。やめてくれ。何を言われるんだ。何も言われたくない。お願いだ。せめて……せめて何も言わないで。
お前らに何がわかる。何もわからないだろう。何も知らないだろう。
上辺だけを知って、それで全てを知ったかのように接して来ないでくれ。やめてくれ。
頭をかきむしる。
その頭にポン、という謎の感触。
ハッと驚いて見やると、さとり妖怪が頭に手を乗せていた。目が合う。相変わらずの何を考えているのかよくわからない表情。身構える。さとり妖怪は気にせずそのまま撫でるようにワシャワシャと髪を乱す。
酷く心地の良い安堵感。何かがこみあげそうになった。
さとり妖怪はそのまま何も言わずに頭を撫で続けてくれた。
撫でられる感触と、何も言わずにいてくれるさとり妖怪の態度に少しだけ感謝した。




ようやく落ち着きを取り戻す。
そうして何事もなかったかのように、誤魔化すようにメモを取りながらさとり妖怪と対話する。
さっきまでの出来事は思い起こすのも嫌だし何より恥ずかしい。
どうして。さっきの現象に対していろんな疑問は思い浮かぶ。しかしその疑問を解消したいという想い以上に、さっきの出来事をなかったことにしたい想いが強過ぎた。
ゆえに何も言及しない。さとり妖怪もこの件に関しては何も言わないでいてくれた。なかったかのように振る舞ってくれた。
奇妙な心地良さを感じながらメモ帳に汚い字を走らせつつ、取材はしばらく続いた。




【手記:さとり妖怪と接して気付いたこと】
存外絡みやすい
会話はあんまりできない
慣れるまで大変
慣れてからは楽
妹がいるらしい
仲は良くなさそう
妖獣をペットにたくさん飼ってる
本を書いてるらしい
読んでみたい
えとせとら
なんか腕短くね
気のせいか
案外気遣い上手
かもしれない
わりと意地悪
慣れろ
目が死んでる
お腹すいた
変に気遣わなくていいから楽
えとせとら
えとせとら




思ったことをそのまま書いてるだけのメモ帳だけど、その時のことを思い出せるようにとっているだけだからこれで問題ない。これを見返したら大体のことは連鎖的に思い出せる。
きちんとメモすべきことは、別にちゃんと取っているし。
メモに、
裏で権力者を操ってそう
貢がせてそう
人心掌握とかできそう
とかわりと失礼なことをメモる。
多少の悪口や負の感情はスルーされることが多いので気にせずにメモを取っていたしそう思考もしていた。
曰く、人の感情は水のように変わっていくものなのでいちいち気にしてなどいられない。
だそうだ。
悪口のつもりではないけどメモにはいろいろ書いてあるし、それをさとり妖怪に読まれているのは承知だ。
本人が一切気にしてないなら問題はない。きっと慣れているんだろう
故に好き勝手書いていた。時折出された茶菓子などをいただきつつ。
それに対してさとり妖怪から反応があった。

「それくらいなら、できますよ」
「うん?」
「人心掌握。できますよ」
「えっ」
「ある程度ですけど私の意のままに誰かを動かすことはできますよ」
「まじでえこええ!?」

自分でもびっくりなくらいの素っ頓狂な声をあげてしまった。

「おや。興味津々ですね##さん」

妖しい笑みのさとり妖怪。

「どうやるのか気になると。いいでしょう、見せて差し上げましょう。ちょっと立ってもらってもいいですか?」

よくわからなかったけど言われたとおり立ち上がる。

「はい、意のままに操りましたよ」

一瞬どういうことなのかよくわからなくなって、少しして気付いた。
あー。そういうことか。
でもこれは操るのとは違うだろう。
さとり妖怪の意のままに動いてはしまったけど、これは操られたからじゃなく、言われたように動いただけだ。

「冗談はさておき。ちょっと出ますよ。ついてきてください。##さんに人の手玉の取り方を見せて差し上げましょう」

さとり妖怪がニヤリと一言。

「興味、おありでしょう?」




旧都の外れをさとり妖怪とふたり歩く。
道中は、やけに道行く妖怪や鬼に見られた気がする。
見られたからといって、何事かをされたわけではないけれど。やはり視線は気になるものだ。
そういえば行きの時はやけに妖怪や鬼に絡まれたな。
本格的な戦闘になることはなんとかして避けたものの進むのにはやけに苦労したのを思い出す。
今では影からひそひそ話されたり、道行く妖怪らから露骨に道を開けられ避けられるばかり。
行きの時とはまた違った注目の浴び方だ。

「嫌われ者なんですよ、私は。心を読まれ白日の下に晒されるというのに好き好んで人妖の誰が私と一緒にいたいというのです」

さとり妖怪の歩みは逃げるように早く。ごった返しの道は人の海を割るように切り開かれる。
旧都を出るとばっさりと人ごみはなくなった。怨霊の気配が僅かに感じられるばかり。
しばらく進むと集落のような場所に辿り着く。
村というくくりで囲うように柵が敷かれており、その中に家屋がみっつほど。
さとり妖怪の目的地は、その中のひとつの、他よりもいっとう小さくおんぼろな家屋のようだった。

「さて、お疲れ様です##さん。今から私の人心掌握の術をお見せしようと思います。良く、よぉく見ていてくださいね」

がらりと扉をスライドさせるさとり妖怪。どうやら鍵はかけていないらしい。そもそも鍵という概念がこの家屋にあるかどうかからして怪しいような気はするが。

「だ、だれっ」

闖入者たるさとり妖怪たちに向かって、声の主の少女は警戒心をあらわにする。
ろくにものを食べさせてもらっていないのか異様に痩せ細っている。

「初めまして、$$ちゃん。あなたが日頃から待ち望んでいたあなたを攫いに来た白馬の王子さまです」

にこり、気取ったようなセリフ。
少女をじっと見つめるさとり妖怪。
どう考えても警戒するなり大声をあげるなりの対処を少女はすべきなのだが、少女のとった対応は、驚きと期待、わずかな希望が混じったようなものだ。
本当に、白馬の王子さまが現れるのを期待していたら、あのような態度に出るのかもしれないと思った。
さとり妖怪の第三の目が、光ったような気がする。

「来る日も来る日も両親に嫌な思いや仕事を強要されてきたのね。褒められることすらなく。可哀想に
$$ちゃんはどうされるのが嬉しい? ……そう、こうされるのがいいのですね」

$$ちゃんとやらの頭をわしゃわしゃと撫でる。

「よしよし。$$ちゃんはいい子ね。可愛い」

とどめとばかりに覆うように抱きつく。
この時点で少女に警戒心なんて一切なかった。
効果てきめんの様子。すっかりさとり妖怪に懐いている。
まるで仲のいい母娘を見ているような感じだ。

「彼女はこれまで苦しい生活を強いられてきました。口にするのもはばかれるくらいの、ね。ああ、心配しないでください。誰にも言いませんよ。あなたの戦いは私とあなただけの秘密です。これは、私とあなただけが知っていればいいことです」
「うん……っ」
「私の家に来ませんか? 毎日ご飯が食べられるし、働かなくてもいいのよ? それにお友達もたくさんいるわ」
「行きたい……!」

少女の心が陥落した瞬間、なのだろう。
少女はうとうとし始めていて、今にも眠ってしまいそうだ。
完全にさとり妖怪に心を許したのだろう。
いいのよ、眠って。目が覚めたらきっと私のお家よ。ここからはおさらばよ。夢のようでしょう? でも夢じゃあないわ。
歌うような、母が娘に言い聞かせるような口調だ。
ところかわらず、少女の家にまだいる。
この子の父親や母親が帰ってくるんじゃないかと思うと、気が気でない。
家屋を出、外を伺う。人影はないし、誰かがこちらにきそうな気配も一切感じられない。

「大丈夫ですよ。心を読んだところふたりが帰ってくるのは夜になってからです」
「それならいいけど……」

正直言って気が気でなかった。数瞬のちにこの扉が開け放たれてこの子の親が帰ってくるかもしれないと思うとどうしてもたまらない。早く帰りたい。
さとり妖怪にもこの思いは読まれているはずだ。理解しているはずだ。
だのに、さとり妖怪はここを動こうとはしなかった。
ぞんざいに扱われている自分。
未だに撫で付けられている女の子を見ると、なにかドス黒い感情が湧き上がる。
どうしてこの子ばかりに構っている。

「$$ちゃんに嫉妬、しているんですね。##さん」

じっと見つめられる。
さとり妖怪の第三の目が光った、気がした。




「お帰りなさいさとり様! 首尾はどうですか!」
「ただいまお燐。ええ、上々よ。ふたり収穫できたわ。さっきの記者さんと、ついでに少女も」
「さっすがさとり様です! あのお兄さん早く運びたいですもう運んでいいですかああっ」
「少し落ち着きなさい。まだダメよ……ああ、仕方ないわね。記者さんの方は運ばせてあげるわ」
「わぁい!」
「さぁて。どう縊り殺してさしあげましょうか」
「いい趣味してますねーさとり様」
「私を親か神のように心酔している子を、私自らの手で縊り殺す。その時の子の絶望の視線。感情。得も知れぬ愉悦です」
「わぁさとり様目つきが完全に犯罪者ですね!」
お久しぶりです感染症ダーク!です
さとり様にトラウマを想起させられて泣いてるところをさとり様になでなで慰められたいです

追記
変に改行されているところを直しました
感染症ダーク!
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コメント



0.80簡易評価
2.50名前が無い程度の能力削除
改行がわけのわからない位置に入っていてかなり読みにくく、これはすわ叙述トリックか!?と思うも特に何もなし。困りました。
アレですね。この手のうざったい「外の世界強いぜ不幸な過去だぜ系オリキャラ」を、伏線も意味も意義もなく潰してみたい、という欲求を満たす作品ですね。
途中出てきた「少女」がどうも人間らしいところを見るに、未来の幻想郷では地底にも人間が暮らしている設定なのでしょう。なんて素晴らしい!
3.70非現実世界に棲む者削除
流石ですね。
さとりは密かな策略家ですね。
4.80奇声を発する程度の能力削除
こういう感じ良いですね
7.80らぐ削除
悪くないのにRtが…と思っていたら、失礼な言い方ですが評価が少ないだけでした
オリキャラに名前が無いのは結末ゆえにですかね?
特に意味がないなら名前をつけてあげても良いと思いますよ
読者に結末を想像させやすくする為等、理由があったら申し訳ない
題名と内容が一致してない感じがするような…