霊夢が魔理沙について思うことは、特にない。
だれに対しても、そう思うように。
面倒くさいな、ということだけだ。
私がそういうことを言うと、
「傷ついた」
と、言われる。らしいので
ー神主さんと、紫にそう教えられた
自分から、魔理沙にそう言う事はない。
聞かれれば、そう答えるしかないが。
幸い、そんなことを聞かれたことはない。
魔理沙を傷つける。
そんなことを、わざわざする必要は感じない。
なので、そんな事をすれば、覚えているはず。
だから、確かなことだ。
…単に、気づいていないだけかもしれない。
気にしても、しょうがない。
一緒にいる時があるのは、嫌いではないからだ
たまにうっとおしくなる時があるので、その時は口を聞かずあっちに行くようにしている。
あの魔法使いは、私がそんなだと、ショックを受けて、しょんぼりするようだ。
特に謝る必要を感じない時は、謝らないが。
理由はというと、自明で
だれにだって不機嫌な時はあるからだ。
-言葉というのは、面倒くさい。こうやって、いちいち、考えないといけない。
それを好んで行う魔法使いというやつは、変わり者だ。馬鹿だ。わけがわからない。
なのに向こうから近づいてくる。めんどくさいヤツだ。あいつは。
そう思う。
とは言え、そうかたくなではないので、謝る時もある。
そういうものだ。
と、そう思う。
嫌いになることはない。好きになることもない。
誰に対しても、同じだ。
別に、わざわざ嫌いになる必要もないし、好きになる必要もない。
ーお婿さんという訳でもないのだしね
等しく、そう思う。
それも、そんなもんだろう。
紫は、それが博麗の巫女の素質だと言っていた。
紫が言うことはわけがわからないが、そう感じることは確かなので、そういうことなのだろう。
と、思っておいた。
ーどうでも、いいことだが
ぼんやりと、ぼんやりとしながら、そんなことを…
-、と。
急速に、意識が揺り戻される
「あ!縁側の掃除!忘れてた!」
声に出す。出てしまう。
仕事だ。
意識しないと忘れそうになるが、意識した以上、やるしかない。
躊躇しない。できない。
縁側掃除は、巫女の大事な仕事の一つだ。
思い出した以上、やるしかないのだ。例外はない。
ー意識しないと忘れるってのも、訳がわからないけどな
頭に響く、魔法使いの声と、顔を想いながら、
ドタドタとせわしなく、巫女はかけて行った。
原作的な霊夢っぽさというのであれば、原作のゲームなり書籍なりからの私の解釈とは異なりますが。
読解力が無くてすみません。
この霊夢にとっては魔理沙も他の妖怪も同じ扱いなんでしょうか
もうちょっと仲良しなんじゃないかなと思ってたので新鮮でした
更にそうやって作り上げた中身もお粗末な上に、どっかで見たものに過ぎないんだ、レベルが低すぎて嘲笑う事さえできやしない。自覚がまるで足りないようだけど、お前創想話に投稿する資格ないよ
これからも精進していきます。
勉強していきます。
作家はただ傲慢に、自分の思い描いた作品を投稿し続ければいいのです。
それが名作と成るか駄作と成るかは読者の感性に因るものです。
この作品、風景描写等はさておき、「霊夢らしさ」というものは十分に出せているのではないでしょうか。
あなたの幻想郷に今後とも期待したいと思います。