Coolier - 新生・東方創想話

鴉天狗奮闘記

2005/08/31 08:00:17
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*東方文花帖を元に話を作っています。東方花映塚のネタバレ要素は無いと思います。
*霊夢ファンの方には、先に謝らさせていただきます。すいませんでした。
*文花帖のP55を参考にした話があります、予め御了承ください。持っていなくて、何のことだか分からんと言う方は、後書きで記述します。



『最近、野の鳥を乱獲している者がいるとの情報を得た。情報の提供者は、以前この紙で取り上げた事がある焼き八目鰻屋経営のミスティア・ローレライさん。
 ミスティアさん曰く、

「最近、某神社の某巫女が鳥をよく食べているの。この前も私の目の前で鳩を捕まえて食べようとしていたわ。その時は何とか奪い返して保護できたけど、絶対にあれから私が知らない所で犠牲者が出たわ。あの時の巫女の目は餓えた獣みたいだったし。まったく、食べるなら他にいくらでも動物はいるというのに。絶対にあの巫女は鳥を目の敵にしているわ。」

 ミスティアさんは、始終怒り心頭といった様子。よほど目撃したものがショッキングだったに違いない。
 この事実を当事者である博麗神社在住の博麗 霊夢さんに問い合わせたところ、

「ん、そうよ。当たり前の話だけど、生きる為には何か食べなきゃならないの。だから私は鳥を取って食べているだけ。それが何か?」

と悪びれた様子も無く、淡々としていた。何故鳥を食べるのかと聞いたところ、

「別に鳥ばかりって訳じゃないわよ。でも、ほら、私の弾ってホーミングするじゃない。だから、ローコスト(札一枚)で低い労力で何処にでも居て美味しく食べられる食材となると、どうしても鳥になっちゃうのよ。」

 また、何故そもそもこのようなサバイバル生活を送っているのかと尋ねたところ、

「ある日を境に、元々少なかった参拝客がめっきりと来なくなったのよ。まあ、原因は分かっているんだけど、お陰でお賽銭箱の中身がね。本当は動くのが面倒臭いからお賽銭が入る事を祈りながら昼寝でもしていたいところなんだけど、流石に食料が全く買えなくなるとどうしようもないわ。」

 と、何か疲れたような表情でこう漏らした。
私が見た限り博麗神社はかなり閑散としており、家計が火の車を通り越している事が見て取れる。しかし、この様子を見る限り、どうやら霊夢さんのサバイバル生活が終わる目処は立たちそうにもないようだ。 (射命丸 文)     』
 ○月の×発行 文々。新聞第□□□季一面より抜粋



「霊夢さん、鳥を乱獲して食べているって本当ですか!!」

 私が博麗神社に着くや否や、境内を掃除していた博麗 霊夢に食って掛かった。私は鴉天狗という身の為、鳥の乱獲は見過ごす事の出来ない事実だが、霊夢さんは面倒臭さそうに手を止めて振り返った。

「ええ、そうよ。お腹が減ったら何か食べなきゃならないでしょう。だから手ごろな鳥を食べているの。それの何が悪いのよ。」

 一々そんな事聞くなと言わんばかりに話を切り上げ、掃除を再開しようとする。だが、私もここで引き下がる訳には行かない。何としても鳥の乱獲を止めさせなければならないのだ。

「じゃあ、何故鳥ばかり食べているのですか。別に他の野にある食材を食べればいいじゃないですか。赤犬とか、蛇とか、食用蛙とか、食べられそうな植物とか。そこら辺の池に居る魚だっていいはずでしょう?」
「野良の赤犬なんてお目にかかれないし、そのほかの犬は不味くて駄目。蛇なんて論外だし、幻想郷で食用蛙なんて養殖して無いでしょう。植物はたまに毒を持っているのがあるし、それを見分けるのが大変だから嫌。魚は、釣るのが面倒臭いから却下。」
「じゃあ、何故鳥だといいんですか?」
「私だって鳥ばかり食べたい訳じゃないわよ。でもね、私のホーミング機能がついている札で簡単で手軽に、それでいてそこら辺に居てそれなりに美味しい食材、そして何よりも一発で倒せるのが鳥なのよ。せっかくホーミングするんだから、有効に使わないとね。」

 いけない、どうにかして霊夢さんの意識改革を行わないと。もっと苦労して美味しい食材を手に入れるように仕向けないと、このままでは鳥が全滅してしまう。と言うか、何でこんなサバイバル生活をしているんだろう、この巫女は。前に来たときはもっと文化的な生活をしていたはずだが。

「えーと、話を変えますが。霊夢さん、何でこんなサバイバル生活をしているんですか?」

 私がこう問うと、霊夢さんはピクリと反応した。何やら肩をわなわなとさせているが、懸命に何かを堪えている様子だった。

「そんな事、参拝客が来なくなったからに決まっているでしょう。確かに元々参拝客は少なかったけど、食べていけないほどじゃなかったわよ。でもね、ある日を境にパタリと来なくなっちゃった。だから、お賽銭も入らなくなったのよ。」

 一気にまくし立てた霊夢さんは一息入れて、再度まくし立て始めた。何だか、私に恨みがあるような感じである。

「誰が好き好んでこんな原始的な生活を送りたいのよ。私だって、来るか来ないかの参拝客を待ちながら昼寝でもしていたいわ。でも、参拝客は来ない。だから、仕方が無いから鳥を捕まえているのよ。それについて、あんたにどうこう言われたくないわよ!!」

 息を荒げながら睨みつけてくる霊夢さんは、何て言うか怖かった。これが、野生化した巫女の原始の力なのか。
 私は参拝客が来なくなった理由を聞きたかった。しかし、聞けば更に逆上させかねない。これ以上霊夢さんを逆上させると、何をしでかすか分からなのだ。だが、鳥達の未来の為にも原因を知らなければならない。これは、私の使命でもある。

「あ、あの、何故参拝客が来なくなったのか、心当たりはありますか?」

 何て言うか、やはり聞くべきではなかったようだ。

「あんたにそれを言われたくないわね。確かに私の仕事振りをアピールしなくて行動をしなくて、あまり参拝客を呼び込もうとしてこなかったのは事実。最近は神社の事も知らない里の人がいるのも私の責任。だから、本来は他人を責めるべきじゃない。でもね、決定的な止めを刺したのは、他ならぬあんたなのよ!!」

 そういきり立って私に詰め寄ってきた霊夢さんは、数枚の紙を私の目の前に掲げた。これは、私が発行している文々。新聞の物で、以前号外として配ったものだ。

「この新聞の記事のせいで、里の人が要らぬ誤解を持ってしまったのよ。神社の存在を知らないのはまだいい。だけど、神社が妖怪に乗っ取られたと思われるのは致命的な事なのよ。だから、誰も神社に来なくなっちゃったんじゃない!!」

 私が書いた新聞記事の内容を見てみると、神社の巫女が紅魔館の主と仲良くお茶している事とか、人妖入り混じっての宴会の事とか、その他もろもろ。共通して言える事は、妖怪と巫女との仲良くツーショットの場面が多いという事か。確かに、これでは神社が妖怪に乗っ取られたと思えないでもない。

「こんな事、本来は里の人は知らないはずなのよ。それなのに、あんたが要らん記事書いて里の人に要らない誤解を植えつけた。まったく、私の華麗な活躍は記事にしないくせに、何でこういう誤解を招くような事ばかり書いて号外に出すのよ!!」

 霊夢さんと妖怪が仲良くしているのは事実。しかし、妖怪と人間は本来敵対関係にあるのも事実。この二つの事実が合わされば、こういう誤解を招くのは無理も無い事だろう。
 しかし、今大事なのは私が絞め殺されそうになっている事実。色々と恨み言が霊夢さんの口から呪いのごとく吐き出されているが、それを聞いている余裕は無かった。



『人類未踏っぽい山と森に囲まれた、里から歩いて五時間という場所にあるのが幻想郷の外れに位置する博麗神社である。
 博麗神社への道のりは、人の手がまったく入っていない原生林を体感しつつ、ついでに妖怪による生命の危機も体感できる一石二鳥でお得なコースになっており、無く子も黙るワンダーな世界が広がっているのが特徴。また、夜になると焼き八目鰻の屋台に出会うチャンスもある。
 安全に博麗神社に辿り着きたいという人は、人里近辺に在住している上白沢 慧音さんに相談してみるのも手である。彼女ならば里の人間の頼みを無下に断る事も無いだろう。
 博麗神社は古い建物で、その雰囲気から何処と無く威厳を感じるかもしれない。また、博麗神社の巫女である博麗 霊夢さんはかなりのんびりとした性格で、昼過ぎに訪れても境内の掃除が終わっていないのはご愛嬌である。
 また、博麗神社は何の神様を祀っているのかは分からないが、とりあえず胡散臭そうなお賽銭箱にお金を投下しておけば何かのご利益があるに違いないだろう。ただし、間違ってもお賽銭箱に葉っぱを入れてはいけない。この手の嫌がらせを何度も受けているせいか、霊夢さんはかなり敏感になっているからである。何かの神様の罰が当たる前に、霊夢さんの怒りが降りるのは間違いないだろう。
 今まで博麗神社に出向いた事が無かった人、何ででもいいからとりあえず神にすがりたい方、または何かのご利益を早急に得たい方はぜひこの機会に博麗神社に足を伸ばしてみてはいかがだろうか。  (射命丸 文)   』
 □月の○発行 文々。新聞第△△△季三面より抜粋



 誠に不本意ながら、スクープでもないのに博麗神社の特集をする羽目になった。荒れる巫女を宥める為に、そして何よりも巫女による鳥の乱獲を防ぐ為にはこうするしかなかったのだ。

「霊夢さん、とりあえず落ち着いてください。それと、できれば鳥の乱獲も止めてください。」
「嫌よ。私がサバイバル生活を送る羽目になった張本人に言われたくないわ。」
「じ、じゃあ、お賽銭が入るようになれば鳥の乱獲を止めますか?」
「入るようになればね。誰も好き好んでこんな生活をしていないわ。何、貴方が責任を持ってどうにかしてくれるの?」
「ええ、私が博麗神社の特集を私の新聞に載せます。博麗神社はこんなにもいい所だ、博麗神社に行かなければ人生損するぞ。そんな感じの特集を載せますから、だから鳥の乱獲を止めてください。」

 と言った感じのやり取りの後、どうにか霊夢さんを宥める事に成功した。それと、鳥達の安全を確保する事にも成功した。
 以前幻想郷名所案内で博麗神社の記事を載せた事があるが、人足に関しては逆効果であったようだ。妖怪がたむろしていると言う事実を載せてしまっているのだ。まあ、あの記事以外にもそういう記述が入っている記事をいくつか載せた事もあり、それらを号外として配ってしまったのも事実である。
 私の記事のせいとは言え、厄介な事になってしまった。何て言うか、特筆すべき見所が博麗神社には少なすぎる。どう考えてもご利益なさそうな神社で、桜の時期は過ぎてしまったし、自称真実しか記事にしない私にとって苦痛以外何物でもない。適当にでっちあげでもしない限り、今の状態では参拝客など望めそうに無いからだ。そもそも、神社に頻度の高いリピーターを求める方が無理な話しだし。
 とりあえず、大まかな観光ガイドのような物を書く事から始めた。里からかなりの距離がある上に、妖怪だらけである。今までに来た参拝客がどうやって来たのかは知らないが、まず一般人では無理な場所である。
 そうなると問題になるのが、博麗神社までの交通アクセスの問題。道順を記して人を呼び込んだとしても、人が来れなければ意味が無い。そこで慧音さんに相談したところ、何とか護衛の件を了承してくれた。
 後は博麗神社の大まかな見所を書いておいて、とりあえずの神社紹介をしておく。本格的な紹介とは別にして、こういう紹介も必要だろう。



「よ、文じゃなか。どしたんだ、今日もネタ探しか?」

 私が取材の為に博麗神社を訪れると、霧雨 魔理沙が霊夢さんと仲良くお茶していた。毎度の事ながら境内の掃除は終わってなく、サボりがてら魔理沙さんと喋っているようだ。

「毎度毎度の事だが、変な事やっているよな。んで、今回は何のネタを追ってるんだ?」
「今回は、訳があって博麗神社の特集をすることになったんですよ。参拝客が望めるような記事を書かなければいけないんですけど、なかなかどうしてこういうのは難しいものなんです。」

 はっきり言って、難航していた。以前発行した物とは違い、客を呼びこめれそうな記事を書くのは、思いのほか難しかった。駄目出しならいくらでも出来そうだが、その逆は難しいのだ。

「ああ、そんな無駄な事をしているのか。止めとけって、何をしたって参拝客なってきやしないぜ。見ろよ、このありがたみの無さそうな神社を。って霊夢、煎餅を持ってくなよ。」
「まあ、そう言わずに協力してくださいよ。魔理沙さんはここに出入りするようになってから長いんですよね。なら、博麗神社の良い所の一つや二つは知っているんじゃないですか?」

 私が微かな期待を抱いてこう問うと、魔理沙さんが頭を抱えて唸りだした。しかし、それよりも特筆すべき事は、あれほど財政難でサバイバル生活を余儀なくされていると言うのにお茶を飲みながら煎餅をかじっているという事だ。食事よりもお茶を優先するとは、流石は霊夢さんと言う事か。

「あー、あれか。ここだと、たぶんのんびりできる事か?」
「何ですか、その曖昧で疑問系な発言は。もっとこう、もののずばりってな感じの意見は無いんですか?」
「あのな、そんな難しい事簡単に答える事が出来るか。まだルナティックアポロ13の方が楽だぜ。って霊夢、私の湯飲みを持っていくなよ。」

 そして、再度魔理沙さんが頭を抱えながら唸りだした。



「博麗神社の特集?」
「貴方、また変な事をしているのね。それにしても博麗神社の客寄せの手助けをするだなんて、鴉天狗のする事は理解できないわ。無駄な事に時間を割くだなんて、よほど暇でしょうがないのね。」
「お嬢様、何もそこまで言わなくても。ほら、あちらで霊夢が睨んでいますよ。」

 私が例のごとく博麗神社を訪れると、珍しい客が来ていた。アリス・マーガトロイドとレミリア・スカーレット、その従者の十六夜 咲夜がお茶をしていたのだ。
何でも、今夜開かれる宴会の準備を眺めつつ待っているのだとか。例のごとくこの神社の巫女が金欠で宴会のカンパが出せないので、代わりに準備を全てやる事になったのだ。それを眺めつつ、宴会までマッタリと喋りながら紅茶でも飲んでいるのだそうだ。

「魔理沙さんと同じような反応をしますね、皆さん。」
「だって、ねえ?」
「無理な物は無理なのよ。ゼロにいくら数字をかけたってゼロ。それと同じ原理なの。」
「よっぽど賽銭詐欺を働いた妖怪兎の方が、ありがたみがありましたしよ。たぶん。」

 それでも、何か一つぐらいは特筆すべき事は無いかと聞いてみたが、全員難しい顔をして悩みこんだ。やはり、春限定の桜と、宴会会場ぐらいしかないのだろうか。

「うーん、ここに来るとお茶を飲ませてくれる事?」
「それと、気分しだいでお煎餅も出してくれる事かしら?」
「さらに気分と運とお賽銭とお土産しだいで、少し変色したお饅頭も出してくれる事とか?」
「何で、皆疑問系なんですか。それと、もっと良さそうな事は無いんですか?」

 三人が三人、無茶な事を言うなという顔をしだした。無言のままカップとティーポットの音だけが響き渡る。遠くの方で汗水垂らしながら会場セッティングしている巫女は、普段よりも忙しそうだ。滅多に見る事の出来ない働く巫女の姿を記念に取っておくか。

「あ、そう言えば」

 この静寂を破る誰かの呟きは、やけにはっきりと耳に残った。



『人里から遠く離れた場所に位置する博麗神社。幻想郷が結界によって外と完全に遮断される前から存在している、由緒正しいかもしれない有人神社である。
 ここに住む巫女の博麗 霊夢さんは、以前にも紹介した通りのかなりのノンビリ屋で、何かと掃除をサボる理由を見つける名人である。ただ、そんなノンビリ屋の霊夢さんでも、来客にはお茶を出してくれる。番茶で酷く薄めたものではあるが、たぶん心が篭っているかもしれないお茶は、旅に疲れた貴方の体と心を癒してくれるかもしれない。一度飲んで見る事をお勧めする。
 また、霊夢さんはかなり気前の良い巫女で、気分しだいでお煎餅も出してくれる事がある。どうしようもない安物だが、お茶のお供としては最適な物だ。これは事前のお賽銭や手土産などのファクターにより、出してもらえる確立は高くなる。何故かお煎餅が美味しく感じるかもしれないので、いつもと違ったお煎餅を食してみたい方は是非お賽銭持参で参拝をする事を勧める。
 博麗神社は大自然が近いせいか、絶えずマイナスイオンが大量に出ているかもしれない。そのお陰で、くつろいでいるといつの間にかノンビリとして落ち着ける。この効果は抜群で、霊夢さんがすっかり骨抜きにされているのを見れば納得の効果である。ぜひ、森林浴が必要な方は試してみる事をお勧めする。
 それと、いつも博麗神社を利用している方から、こんな面白い話も聞くことが出来た。紅魔館のメイド長十六夜 咲夜さんからのお話で、咲夜さん曰く、

「そう言えば、今年の初詣のときに部下が数人お参りに行ったんだけど、ついでにおみくじも引いてきたらしいの。でも、大吉でも大凶でも書いてある事が殆ど同じだったって言っていたわ。」

 要するに、大吉の人でも過信していれば不幸が訪れるし、大凶の人でも努力をすれば報われるというありがたいおみくじと言う訳である。これならば、年初めに縁起でもないおみくじを引いてしまった方も救われる事だろう。
 また、霊夢さんのお茶のみ仲間である、魔法の森に住む霧雨 魔理沙さんからのお話で、魔理沙さん曰く、

「そういやあ、すっかり忘れていたな。何と聞いてビックリ、この博麗神社には悪霊が住み着いているんだぜ。昔はよく姿を現していたんだが、最近はあまり姿を見ないけどな。」

 この話は、非情に興味深い話である。神聖であるはずの神社に、何と悪霊が出るのだ。心霊スポットとしては最適な環境であり、この夏に肝試しでも計画してみてはいかがだろうか。  (射命丸 文)   』
 ×月の■発行 文々。新聞第○○○季二面より抜粋



 以後、博麗神社に参拝客が来るようになったかどうかは語られる事の無い話だが、博麗神社の巫女が号外として配られた新たな記事を見てどう反応したかは今でも語り継がれる話である。
お久しぶりです。
懲りずにまた文さん使っいました。また、神社が妖怪に乗っ取られたとの話は私的設定ではなく、文花帖のP55を参考にした話です。そこで出てきた話を、少し誇張した表現にしているだけですので、あしからず。(違っていたら、御免なさい。)
後、魅魔様出しました。黒歴史の力を借りてしまってので、悪霊の存在に不快感を示さないでください。それと、この際魅魔様の存在を思い出してくれればとも思います。でも、無理な話か。魅魔万歳!!
最後に、霊夢ファンの方々に、深くお詫びを申し上げます。
それでは、また。
ニケ
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コメント



0.2730簡易評価
6.60名前が無い程度の能力削除
P55・・・(ペラペラ)・・・慧音さんが確かにそう発言してますね

にしても、新たな号外読んでブチ切れたであろうサバイバー霊夢に文が何されたか気になるなぁ
よくても頭に針刺されてイワトビペンギン化・・・ぐらいの刑に処されたりしたんじゃなかろうか
あるいは喰われたか?
10.80無為削除
霊夢 私が思う確かな事は
   文! あんたが次『あの』記事を配った瞬間…
   私はプッツンするだろうと言う事だけよ

プッツーz_ン
30.70名前が無い程度の能力削除
あー…そりゃあ確かにこうなりますよねぇー(笑)
でも、あんな行きにくい所に、もともと参拝客はいなi(ムソーフイーン
38.無評価七死削除
マスコミの功罪って奴だあねw。

新聞から初めて内容を負わせる形式は文花帖のスタイル、と思いきや
新聞を読ませてから時間を戻して事のあらましを読ませる技巧は旨い
やり方だなぁと思いました。