「タイトルとっ!」
「内容はっ!」
「「全く関係ありませんっ!!」」
レミリアが荒ぶる鷹のポーズ、フランが飛びかかるジャガーのポーズで決める。
「お姉様!」
「ははっ、何だマイリトルシスター?」
「飛びかかるジャガーといえば、切札勝負君は何でジャガーのエコーコストを払わずにリバーボア召喚してたの? しかも何でいきなり飛びかかってたの? ジャガーは1マナ2/2速攻なの!?」
「ええい、どマイナーなネタを話すな! 」
「」
「」
「ここで唐突にフランちゃんのドキドキ講座ァァ!(ドゴォォォン)」
「ちなみにこのドゴォォォンは擬音ではなくフランが自分で叫んでいるぞぉぉぉぉ!」
「おおっとぉここでおぜう様の突然の説明口調だぁぁ!私はそこで一人しりとりをしていたメイリンですうううう!」
「その後ろで一人缶蹴りをしていた咲夜でえええす!」
「……と思ったが講座はやめにしてぇええ!」
「「やめたぁぁぁ!!」
【教えて! けーね先生♪】
「第一回【おしけね】は先生急病のため、私、レミリア・スカーレットがお送りするっ!」
「助手のフランであるっ!」
「フラン、お便りを黙読しなさい」
「イエッサー! ………………………………」
「………………」
オーキド の ことば!
れみりあよ! もくどくではなく おんどくじゃ!
「フラン、早く音読! はよっ! はよぉ!」
「ヒャー! イエスマム!! えーっと……『どうもこんにちは、けーね先生! ぼくは里に住んでいる次郎です、9歳です!最近、気になって夜も眠れないことがあります。シーフードドリアの「シーフー」と、リンゴのシブーストの「シ」が何なのかよくわかりません。一体なんなんでしょうか? よろしくお願いします!』……だってお!」
「ふむふむ」
「お姉さま、どうでSHOW!?」
「そ ん な こ とよ り ポ ケ モ ン し よ う ぜ!!!!!!!!!!!!!!」
「お姉さまとポケモンだああああ! っひょーーーい」
「フランンンンンゃぁぁぁぁ!! マサラータウンにぃぃ!!」
「SASASA さよならベイベーえええええええ!!」
「以上だ!」
【教えて! けーね先生!! E N D → 】
「実はここでゲストをお呼びしていますっ!! 地底の底から来ていただきました、お燐さんです!」
「こんにちはあああああああああっ!!!」
「いらっしゃいませえええ!!」
「呼んだだけでしたああああ!」
「さようならああああああああ!!」
今日も幻想郷の日は暮れる……
しかし、そう、日が暮れてからが彼女たちの時間なのだ……
「フラン、合体よ! (`・ω・´)b」
「おおーっとここで合体だー! ちなみに(`・ω・´)bは顔文字じゃないわあああ!!
お姉さまはちゃんと半角括弧アクサングラーブ中点オメガ中点アクサンテギュ半角括弧閉じるビーと言っているぞおお!!
お姉さまはちゃんと半角括弧アクサングラーブ中点オメガ中点アクサンテギュ半角括弧閉じるビーと言っているぞおお!!
顔文字じゃないぞおおお!!」
「ふふ、さすがフランね半角括弧アクサ「うるSEEEEEEEEEEEEEEEE!!!」
「(´・ω・`)」
「お姉さま、ソロバンをしましょう」
そう、フランは幻想郷算盤検定3級を持っていた夢を、かつて見たことがあるのだ。
「嘘だけどね!」
そう、そんな夢を見たことなどなかった……実はなかったのだ!!
「よかった……病気のソロバン検定3級はいなかったのね」
「ふふ、お姉さまったらカリスマね」
「あらいけない、そろそろナマコ鑑賞会の時間だわ」
「え、お姉さまが……まさか! あれ出てたなんて」
「ええ、霊夢に誘われたから仕方なくね」
説明しよう! ナマコ鑑賞会とはお賽銭箱にナマコをどれだけ多く入れられるかを競う競技である!!
草木も眠る丑三つ時、今宵の戦場は博麗神社。
流れる静寂はさながら嵐のまえの静けさとでも言うべきであろうか。
タバコを片手にナマコをくゆらせるのは主催である八雲紫。
そこに集まる複数の影たちもまた、各々のナマコを持参していた。
「あら、紫、今日はいつものナマコじゃないのね?」
紫の持つナマコは何かモーターとかギアとかが改造してあるすごいやつだった。
「ふふ、今日こそはその余裕面を引っぺがしてやるわ、"クイーン"幽・々・子♪」
その紫が不敵に笑う相手、クイーンこと幽々子の持つナマコは、黄金色に輝いていた。
そう、このナマコこそ、2、3年に一度現れるという聖なる闘気を纏ったナマコだった。
「幽々子様、この大会、幽々子様が出るまでもありません、私が全て片づけてやりますっ」
息を荒げてナマコを両手に持つ少女はみょんな妖気を放っていた。
「せやで! ワテも頑張るさかいな!」
みょんな少女の手の中のナマコもそう叫んだ。
「「「ナマコが喋ったWAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」」」
三人はシャッターチャンスを逃さなかった。
ナマコが喋った瞬間をカメラに収め、これを元に一攫千金を夢見てテレビ局に乗り込んだのだ。
しかし、写真では話すかどうかがわからなかったため、彼女たちはナマコを取りに帰った。
その時、事件は起こった……
取りに帰ったナマコは、干からびて生命活動を停止、死んでいたのだ……
「「「ナマコが死んだWAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」」」
三人は泣いた、泣きに泣いた。
彼女たちの涙が三途の川を増水させ、その影響で死神たちが数名行方不明になったことはあまりにも有名である。
だが、神は彼女たちを見放さなかった。 緑色の髪をしたミラクルな神がナマコに魔法をかけてくれたのだ。
「私がっ! ナマコさんをっ! 救ってっ! ↑AGE↑ますっ!」
グリーンな巫女さんがパパっと奇跡を祈った瞬間、それはナマコに起きた。
なんということでしょう、干からびたナマコは、それはそれはナマコは美味しそうなナマコ汁にだいへんし~ん!
そして、通りすがりのカエルが食べた。
「これは絶品なナマコ汁だケロ」
「「「カエルが喋ったWAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」」」
喋るナマコから作った奇跡のナマコ汁、それを食べたカエルにもまた、奇跡が、起こった。
三人はシャッターチャンスを逃さなかった。
カエルが喋った瞬間をカメラに収め、これを元に一攫千金を夢見てテレビ局に乗り込んだのだ。
しかし、写真では話すかどうかがわからなかったため、彼女たちはカエルを取りに帰った。
その時、事件は起こった……
取りに帰ったカエルは、干からびて生命活動を停止、死んでいたのだ……
「「「カエルが死んだWAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」」」
と、誰もがそう思った瞬間だった。
「幽々子様! 3時の方向から野生の霊夢がっ!」
「駄目! 今霊夢がきたら!」
「スキマシールド展開! くっ、駄目だわ! よく考えたらそんな技使えなかった!」
「ミコー!(鳴き声)」
野生の霊夢が三人の一瞬の隙を突き、カエルを捕食した。
「ウンマーーーイ!!!」
「「「霊夢が喋ったWAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」」」
こうして話せるようになった霊夢を博麗の巫女に迎えたことが、物語の全ての始まりだったのです。
私の友人がくれた初めてのナマコィ
それは喋るナマコィで私は1■■■8■歳(じゅうはっさい)でした
その味は甘くてクリーミィで
こんな素晴らしいナマコィをもらえる私は
きっと特別な存在なのだと感じました
今では私がナマコィ職人
霊夢にあげるのはもちろん喋るナマコィ
なぜなら彼女もまた特別な存在だからですケロ
「内容はっ!」
「「全く関係ありませんっ!!」」
レミリアが荒ぶる鷹のポーズ、フランが飛びかかるジャガーのポーズで決める。
「お姉様!」
「ははっ、何だマイリトルシスター?」
「飛びかかるジャガーといえば、切札勝負君は何でジャガーのエコーコストを払わずにリバーボア召喚してたの? しかも何でいきなり飛びかかってたの? ジャガーは1マナ2/2速攻なの!?」
「ええい、どマイナーなネタを話すな! 」
「」
「」
「ここで唐突にフランちゃんのドキドキ講座ァァ!(ドゴォォォン)」
「ちなみにこのドゴォォォンは擬音ではなくフランが自分で叫んでいるぞぉぉぉぉ!」
「おおっとぉここでおぜう様の突然の説明口調だぁぁ!私はそこで一人しりとりをしていたメイリンですうううう!」
「その後ろで一人缶蹴りをしていた咲夜でえええす!」
「……と思ったが講座はやめにしてぇええ!」
「「やめたぁぁぁ!!」
【教えて! けーね先生♪】
「第一回【おしけね】は先生急病のため、私、レミリア・スカーレットがお送りするっ!」
「助手のフランであるっ!」
「フラン、お便りを黙読しなさい」
「イエッサー! ………………………………」
「………………」
オーキド の ことば!
れみりあよ! もくどくではなく おんどくじゃ!
「フラン、早く音読! はよっ! はよぉ!」
「ヒャー! イエスマム!! えーっと……『どうもこんにちは、けーね先生! ぼくは里に住んでいる次郎です、9歳です!最近、気になって夜も眠れないことがあります。シーフードドリアの「シーフー」と、リンゴのシブーストの「シ」が何なのかよくわかりません。一体なんなんでしょうか? よろしくお願いします!』……だってお!」
「ふむふむ」
「お姉さま、どうでSHOW!?」
「そ ん な こ とよ り ポ ケ モ ン し よ う ぜ!!!!!!!!!!!!!!」
「お姉さまとポケモンだああああ! っひょーーーい」
「フランンンンンゃぁぁぁぁ!! マサラータウンにぃぃ!!」
「SASASA さよならベイベーえええええええ!!」
「以上だ!」
【教えて! けーね先生!! E N D → 】
「実はここでゲストをお呼びしていますっ!! 地底の底から来ていただきました、お燐さんです!」
「こんにちはあああああああああっ!!!」
「いらっしゃいませえええ!!」
「呼んだだけでしたああああ!」
「さようならああああああああ!!」
今日も幻想郷の日は暮れる……
しかし、そう、日が暮れてからが彼女たちの時間なのだ……
「フラン、合体よ! (`・ω・´)b」
「おおーっとここで合体だー! ちなみに(`・ω・´)bは顔文字じゃないわあああ!!
お姉さまはちゃんと半角括弧アクサングラーブ中点オメガ中点アクサンテギュ半角括弧閉じるビーと言っているぞおお!!
お姉さまはちゃんと半角括弧アクサングラーブ中点オメガ中点アクサンテギュ半角括弧閉じるビーと言っているぞおお!!
顔文字じゃないぞおおお!!」
「ふふ、さすがフランね半角括弧アクサ「うるSEEEEEEEEEEEEEEEE!!!」
「(´・ω・`)」
「お姉さま、ソロバンをしましょう」
そう、フランは幻想郷算盤検定3級を持っていた夢を、かつて見たことがあるのだ。
「嘘だけどね!」
そう、そんな夢を見たことなどなかった……実はなかったのだ!!
「よかった……病気のソロバン検定3級はいなかったのね」
「ふふ、お姉さまったらカリスマね」
「あらいけない、そろそろナマコ鑑賞会の時間だわ」
「え、お姉さまが……まさか! あれ出てたなんて」
「ええ、霊夢に誘われたから仕方なくね」
説明しよう! ナマコ鑑賞会とはお賽銭箱にナマコをどれだけ多く入れられるかを競う競技である!!
草木も眠る丑三つ時、今宵の戦場は博麗神社。
流れる静寂はさながら嵐のまえの静けさとでも言うべきであろうか。
タバコを片手にナマコをくゆらせるのは主催である八雲紫。
そこに集まる複数の影たちもまた、各々のナマコを持参していた。
「あら、紫、今日はいつものナマコじゃないのね?」
紫の持つナマコは何かモーターとかギアとかが改造してあるすごいやつだった。
「ふふ、今日こそはその余裕面を引っぺがしてやるわ、"クイーン"幽・々・子♪」
その紫が不敵に笑う相手、クイーンこと幽々子の持つナマコは、黄金色に輝いていた。
そう、このナマコこそ、2、3年に一度現れるという聖なる闘気を纏ったナマコだった。
「幽々子様、この大会、幽々子様が出るまでもありません、私が全て片づけてやりますっ」
息を荒げてナマコを両手に持つ少女はみょんな妖気を放っていた。
「せやで! ワテも頑張るさかいな!」
みょんな少女の手の中のナマコもそう叫んだ。
「「「ナマコが喋ったWAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」」」
三人はシャッターチャンスを逃さなかった。
ナマコが喋った瞬間をカメラに収め、これを元に一攫千金を夢見てテレビ局に乗り込んだのだ。
しかし、写真では話すかどうかがわからなかったため、彼女たちはナマコを取りに帰った。
その時、事件は起こった……
取りに帰ったナマコは、干からびて生命活動を停止、死んでいたのだ……
「「「ナマコが死んだWAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」」」
三人は泣いた、泣きに泣いた。
彼女たちの涙が三途の川を増水させ、その影響で死神たちが数名行方不明になったことはあまりにも有名である。
だが、神は彼女たちを見放さなかった。 緑色の髪をしたミラクルな神がナマコに魔法をかけてくれたのだ。
「私がっ! ナマコさんをっ! 救ってっ! ↑AGE↑ますっ!」
グリーンな巫女さんがパパっと奇跡を祈った瞬間、それはナマコに起きた。
なんということでしょう、干からびたナマコは、それはそれはナマコは美味しそうなナマコ汁にだいへんし~ん!
そして、通りすがりのカエルが食べた。
「これは絶品なナマコ汁だケロ」
「「「カエルが喋ったWAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」」」
喋るナマコから作った奇跡のナマコ汁、それを食べたカエルにもまた、奇跡が、起こった。
三人はシャッターチャンスを逃さなかった。
カエルが喋った瞬間をカメラに収め、これを元に一攫千金を夢見てテレビ局に乗り込んだのだ。
しかし、写真では話すかどうかがわからなかったため、彼女たちはカエルを取りに帰った。
その時、事件は起こった……
取りに帰ったカエルは、干からびて生命活動を停止、死んでいたのだ……
「「「カエルが死んだWAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」」」
と、誰もがそう思った瞬間だった。
「幽々子様! 3時の方向から野生の霊夢がっ!」
「駄目! 今霊夢がきたら!」
「スキマシールド展開! くっ、駄目だわ! よく考えたらそんな技使えなかった!」
「ミコー!(鳴き声)」
野生の霊夢が三人の一瞬の隙を突き、カエルを捕食した。
「ウンマーーーイ!!!」
「「「霊夢が喋ったWAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」」」
こうして話せるようになった霊夢を博麗の巫女に迎えたことが、物語の全ての始まりだったのです。
私の友人がくれた初めてのナマコィ
それは喋るナマコィで私は1■■■8■歳(じゅうはっさい)でした
その味は甘くてクリーミィで
こんな素晴らしいナマコィをもらえる私は
きっと特別な存在なのだと感じました
今では私がナマコィ職人
霊夢にあげるのはもちろん喋るナマコィ
なぜなら彼女もまた特別な存在だからですケロ
勢いだけは認めてあげるべきだと思ったのです。