「ない、ない、どこにもないわ!」
「カリスマならとっくにブレイクしてるわよ」
「そうじゃなくて!」
ここは紅魔館の大図書館。館が続くのでややくどい。
主のレミリアとパチュリーが会話している。
「この前パチェに頼んで書いてもらった本があったじゃない?」
「あぁ、経営についての読本ね。もしもドラキュラが云々ってタイトルの」
「そうそうそれそれ!ちょうど読もうと思ったのにどこにもないのよ。小悪魔に聞いても分からないって言うし」
お小遣いをさっぴいてやろうかしらと息巻くレミリア。咳き込むパチュリー。
「この図書館から本が消えるなんて理由は一つしか考えられないわ」
「えっ、なんでだっけ……?」
うーと考え込むレミリア。平仮名表記にしたらそれっぽい。
「魔理沙よ。さっき美鈴が気絶してたから来てたんでしょうね」
「じゃあなんでパチェは気がつかないのよ!」
「小悪魔とロードワークに行ってたの」
「アクティブ!?」
「太陽の下での有酸素運動は気持ちいいわよ。レミィも今度いっしょにどう?」
「殺す気か!」
パチュリーの波状ボケ攻撃にはさすがのレミリアも苦戦するようだ。
「ちょっと!本がないと困るわ。経営の知識を身につけてフランに自m、いや紅魔館の役に立てるんだから!」
本音がチラリ。
「うーん。魔理沙相手だと取り返すのは難しそうね。ここは助っ人を呼びましょう」
「助っ人?本の在処を見つけたうえに魔理沙から取り返せるようなやつがいるの?」
夜なら本領発揮できるのにと歯噛みする。日傘片手にというわけにはいかなそうだ。
「いるのよ、それが。ダウザーにお願いしましょう」
「あのネズ公?あてになるのかしら」
「正直怪しいところだけどそれしかないわ。小悪魔、ひとっ走り呼んできて頂戴」
「嘘だそんなことー!?あの、私は今からあれがそれでああして……」
面倒なので行きたくない小悪魔はとにかく粘る。レミリアはため息をつく。
「あんたでスペカの練習していい?」
「行って参ります!」
変わり身の速さは天下一。小悪魔は命蓮寺に出発した。
ところ変わって命蓮寺。墓地にいる小傘とキョンシーのもとにナズーリンが差し入れをもってやって来た。
「お疲れ様。精がでるね」
皿に山盛りのランチを渡す。
「わーいおにぎりだー!」
本来は人を驚かすことが食事の小傘も、昼間は仕方ない。
「具は人肉かー?」
それはない。
実はこの二人、墓地の清掃や管理をの手伝いをお願いする代わりに、自由に人を驚かしたり、まえへならえの姿勢で跳ねたりしてもいいことになっているのだ。
食べながら小傘が提案する。
「ねぇねぇ、ナズーリンもいっしょに食べようよ」
「みんなでたべるとおいしいぞー!」
なんとも心暖まる一コマ。道徳の本に載せるべきだ。
「じゃ、お言葉に甘えて」
ナズーリンがおにぎりを一つ受け取り食べようとしたまさにその時。
「いたーっ!」
小悪魔がダイブしてきた。もみくちゃになるナズーリン、略してモズーリン。
「ナズーリンさんですよね?かくかくしかじかなんですぐに来てください!」
「かくかくしかじか?なんだいそれ」
お約束を無視すな。
かくして、チーズ一週間分という条件でサインしたナズーリンは小傘たちの万歳三唱で送り出された。結局おにぎりは食べられずじまい。
頑張れ、ナズーリン。賢将の名のもとに。そして昼食の為に。
「カリスマならとっくにブレイクしてるわよ」
「そうじゃなくて!」
ここは紅魔館の大図書館。館が続くのでややくどい。
主のレミリアとパチュリーが会話している。
「この前パチェに頼んで書いてもらった本があったじゃない?」
「あぁ、経営についての読本ね。もしもドラキュラが云々ってタイトルの」
「そうそうそれそれ!ちょうど読もうと思ったのにどこにもないのよ。小悪魔に聞いても分からないって言うし」
お小遣いをさっぴいてやろうかしらと息巻くレミリア。咳き込むパチュリー。
「この図書館から本が消えるなんて理由は一つしか考えられないわ」
「えっ、なんでだっけ……?」
うーと考え込むレミリア。平仮名表記にしたらそれっぽい。
「魔理沙よ。さっき美鈴が気絶してたから来てたんでしょうね」
「じゃあなんでパチェは気がつかないのよ!」
「小悪魔とロードワークに行ってたの」
「アクティブ!?」
「太陽の下での有酸素運動は気持ちいいわよ。レミィも今度いっしょにどう?」
「殺す気か!」
パチュリーの波状ボケ攻撃にはさすがのレミリアも苦戦するようだ。
「ちょっと!本がないと困るわ。経営の知識を身につけてフランに自m、いや紅魔館の役に立てるんだから!」
本音がチラリ。
「うーん。魔理沙相手だと取り返すのは難しそうね。ここは助っ人を呼びましょう」
「助っ人?本の在処を見つけたうえに魔理沙から取り返せるようなやつがいるの?」
夜なら本領発揮できるのにと歯噛みする。日傘片手にというわけにはいかなそうだ。
「いるのよ、それが。ダウザーにお願いしましょう」
「あのネズ公?あてになるのかしら」
「正直怪しいところだけどそれしかないわ。小悪魔、ひとっ走り呼んできて頂戴」
「嘘だそんなことー!?あの、私は今からあれがそれでああして……」
面倒なので行きたくない小悪魔はとにかく粘る。レミリアはため息をつく。
「あんたでスペカの練習していい?」
「行って参ります!」
変わり身の速さは天下一。小悪魔は命蓮寺に出発した。
ところ変わって命蓮寺。墓地にいる小傘とキョンシーのもとにナズーリンが差し入れをもってやって来た。
「お疲れ様。精がでるね」
皿に山盛りのランチを渡す。
「わーいおにぎりだー!」
本来は人を驚かすことが食事の小傘も、昼間は仕方ない。
「具は人肉かー?」
それはない。
実はこの二人、墓地の清掃や管理をの手伝いをお願いする代わりに、自由に人を驚かしたり、まえへならえの姿勢で跳ねたりしてもいいことになっているのだ。
食べながら小傘が提案する。
「ねぇねぇ、ナズーリンもいっしょに食べようよ」
「みんなでたべるとおいしいぞー!」
なんとも心暖まる一コマ。道徳の本に載せるべきだ。
「じゃ、お言葉に甘えて」
ナズーリンがおにぎりを一つ受け取り食べようとしたまさにその時。
「いたーっ!」
小悪魔がダイブしてきた。もみくちゃになるナズーリン、略してモズーリン。
「ナズーリンさんですよね?かくかくしかじかなんですぐに来てください!」
「かくかくしかじか?なんだいそれ」
お約束を無視すな。
かくして、チーズ一週間分という条件でサインしたナズーリンは小傘たちの万歳三唱で送り出された。結局おにぎりは食べられずじまい。
頑張れ、ナズーリン。賢将の名のもとに。そして昼食の為に。
それはそうとして、続きがどうなるかはわかりませんが、それも含めて一本にしたほうがよろしいかと思います。できることなら今までの作品も含めて、ですが。
私も作品を執筆する上では(まだ投稿出来ないのだけど)一本に仕上げられるように心がけています。長すぎるのなら仕方ないですが。
要は私が言いたいのは、短いと面白味が少ないということです。
何か勝手なことを言ってしまってすみません。
期待を込めて、この評価とさせていただきます。
では、失礼いたします。
ならもっと洗練させるべき
折角の笑わせにいく場面でのツッコミがあまりにも淡白過ぎ、このSSではここが一番重要なのにもっと引っ張らないと
引っ張りすぎると冷めるので、そのさじ加減が腕の見せどころです
ネタ自体は面白かったので、是非また頑張ってもらいたいです
これじゃあ中途半端です。
これを最後まで書いたのをあげたらどうですか?
短いのでインパクトに欠け、何の話か覚えていない人も多そうなので
まあ、僕がそうで過去作みてようやく気がついて勿体無いなと思ったので、
つまらなくはないですが、ぐいぐいと読ませるだけの力はまだ無いかなーという印象です。
ギャグと思われる部分がテンプレすぎて、あまり面白さを感じないのが一番の要因かな。