「ミツバチが減少しているわ」
「どうしました。レミリアお嬢様」
「咲夜、ミツバチが減少しているの」
「それは、聞きました」
「これって、異変じゃない?」
「……異変なのですか?」
「ミツバチ異変」
「ミツバチ妖怪の反乱ですか?」
「そうね、きっとミツバチの妖怪が関係しているわ」
「誰かが解決しないとですね」
「ねえ、咲夜」
「はい、何でしょう?」
「この異変を、私達で解決しない?」
「そうですね。この異変を解決して英雌になるのもいいですね」
「あ、でも。やっぱり、面倒だからやめるわ」
「それがいいですね。お嬢様」
「そうね。でも、退屈なのよ」
「退屈ですか?」
「ええ、とっても退屈よ。何か退屈しのぎを考えなさい」
「う~ん、うん、うん!」
「何か思いついた?」
「申し訳ありません。お嬢様! 何も思い付きません!」
「もう、大きな声出して堂々と言うのね」
「罰してください! 私は、お嬢様のお役に立てませんでした。どんな、罰でも潔く受けます」
「いや、別に罰とか与える気は無いのだけれども」
「しかし、お嬢様!」
「だから、別に咲夜を罰するつもりはないわ」
「……お嬢様はなんて慈悲深いお方」
「いいの? 私はこんなことで慈悲深いと言われていいの?」
「はい、お嬢様は慈悲深いです」
「なんていうのか、咲夜は従者の鏡ね」
「え? 鏡ですか?」
「そう、鏡よ」
「申しわけありません。お嬢様! 私は鏡を持っていません」
「ねえ、それ、ボケよね。そのボケはわざとなの?」
「あ、え? ばれましたか?」
「ええ」
「……申し訳ありません」
「ねえ。今度はどうしたの?」
「…………もうし、う、わけありません」
「何? 泣いてるの?」
「いいえ、泣いて、う、う、いません」
「明らかに、泣いてるわ」
「だ、って、私は、おじょう、様をたばかりました。とんでもない、従者です」
「なんていうのか。本当に気にしていないわ。咲夜なりに何か退屈しのぎを考えたのよね?」
「はい、考えました」
「じゃあ、良いじゃない」
「それもそうですね」
「もう、涙が乾いてる? なんて、変わり身の速さなの」
「お嬢様、いつまでも悔やんでいては、メイド長は務まりません」
「それもそうね」
「私は、メイド長です!」
「そうね、私が任命したのだから知っているわ」
「私は、メイド長です!」
「だから、言っているでしょう。咲夜をメイド長に任命したのは私だって」
「フランお嬢様は、レミリアお嬢様にとってなんですか?」
「妹よ」
「美鈴はなんですか?」
「門番よ」
「じゃあ、パチチー様は何ですか?」
「パチチーって誰よ?」
「あ、ばれてしまいましたか」
「何がばれたの? 明らかにパチェとは発音が違うわ」
「……実は、私は小悪魔だったのです」
「それは、無理な話ね」
「……あ、お食事の時間です!」
「逃げた!」
「逃げてません。私は逃げてません」
「明らかに、逃げたでしょ」
「この、懐中時計を見てください。お食事の時間です」
「本当だもうこんな時間なのね」
「……ふう、助かった」
「ところで、私の食事っていったい何時からなの?」
「……異変ですね!」
「異変じゃ無いわ」
「そんな、ここにこんな料理があるのに!」
「あ、いつの間にか料理がある」
「でしょう? だから、お食事の時間なんです」
「能力を使ったのね?」
「へ? なんのことですか?」
「良いわ。食事が終わるまでに何か退屈しのぎを考えるのよ」
「はい、お嬢様!」
「どうしました。レミリアお嬢様」
「咲夜、ミツバチが減少しているの」
「それは、聞きました」
「これって、異変じゃない?」
「……異変なのですか?」
「ミツバチ異変」
「ミツバチ妖怪の反乱ですか?」
「そうね、きっとミツバチの妖怪が関係しているわ」
「誰かが解決しないとですね」
「ねえ、咲夜」
「はい、何でしょう?」
「この異変を、私達で解決しない?」
「そうですね。この異変を解決して英雌になるのもいいですね」
「あ、でも。やっぱり、面倒だからやめるわ」
「それがいいですね。お嬢様」
「そうね。でも、退屈なのよ」
「退屈ですか?」
「ええ、とっても退屈よ。何か退屈しのぎを考えなさい」
「う~ん、うん、うん!」
「何か思いついた?」
「申し訳ありません。お嬢様! 何も思い付きません!」
「もう、大きな声出して堂々と言うのね」
「罰してください! 私は、お嬢様のお役に立てませんでした。どんな、罰でも潔く受けます」
「いや、別に罰とか与える気は無いのだけれども」
「しかし、お嬢様!」
「だから、別に咲夜を罰するつもりはないわ」
「……お嬢様はなんて慈悲深いお方」
「いいの? 私はこんなことで慈悲深いと言われていいの?」
「はい、お嬢様は慈悲深いです」
「なんていうのか、咲夜は従者の鏡ね」
「え? 鏡ですか?」
「そう、鏡よ」
「申しわけありません。お嬢様! 私は鏡を持っていません」
「ねえ、それ、ボケよね。そのボケはわざとなの?」
「あ、え? ばれましたか?」
「ええ」
「……申し訳ありません」
「ねえ。今度はどうしたの?」
「…………もうし、う、わけありません」
「何? 泣いてるの?」
「いいえ、泣いて、う、う、いません」
「明らかに、泣いてるわ」
「だ、って、私は、おじょう、様をたばかりました。とんでもない、従者です」
「なんていうのか。本当に気にしていないわ。咲夜なりに何か退屈しのぎを考えたのよね?」
「はい、考えました」
「じゃあ、良いじゃない」
「それもそうですね」
「もう、涙が乾いてる? なんて、変わり身の速さなの」
「お嬢様、いつまでも悔やんでいては、メイド長は務まりません」
「それもそうね」
「私は、メイド長です!」
「そうね、私が任命したのだから知っているわ」
「私は、メイド長です!」
「だから、言っているでしょう。咲夜をメイド長に任命したのは私だって」
「フランお嬢様は、レミリアお嬢様にとってなんですか?」
「妹よ」
「美鈴はなんですか?」
「門番よ」
「じゃあ、パチチー様は何ですか?」
「パチチーって誰よ?」
「あ、ばれてしまいましたか」
「何がばれたの? 明らかにパチェとは発音が違うわ」
「……実は、私は小悪魔だったのです」
「それは、無理な話ね」
「……あ、お食事の時間です!」
「逃げた!」
「逃げてません。私は逃げてません」
「明らかに、逃げたでしょ」
「この、懐中時計を見てください。お食事の時間です」
「本当だもうこんな時間なのね」
「……ふう、助かった」
「ところで、私の食事っていったい何時からなの?」
「……異変ですね!」
「異変じゃ無いわ」
「そんな、ここにこんな料理があるのに!」
「あ、いつの間にか料理がある」
「でしょう? だから、お食事の時間なんです」
「能力を使ったのね?」
「へ? なんのことですか?」
「良いわ。食事が終わるまでに何か退屈しのぎを考えるのよ」
「はい、お嬢様!」
と思ったら貴殿でしたか
流石です
個人的にはパチチーがうけた
パチチーw
恐るべし
不思議作家!
話の流れというものがまるで存在しないように見える
と思ったら貴殿でしたか
流石です8.70点名前が無い程度の能力■2013/05/04 10:29:59削除クスッと笑える短編でした
個人的にはパチチーがうけた
と思ったら貴殿でしたか
流石です8.70点名前が無い程度の能力■2013/05/04 10:29:59削除クスッと笑える短編でした
個人的にはパチチーがうけた