Coolier - 新生・東方創想話

東方捻物語・陰:2話――向上心と殺意

2013/04/07 23:37:06
最終更新
サイズ
4.73KB
ページ数
2
閲覧数
1717
評価数
3/9
POINT
250
Rate
5.50

分類タグ


「え? あ……」
「え?」
「え、ええと、その……」
「えぇぇ……」
 なんなんだこの人間は。まぁ私自身、会話する人間といえば霊夢くらいだけど(他の人間は大抵、出会い頭に口の中に入る)、人間というのはここまで自分の事を知らない生き物なのだろうか。
「決まりね、あなたの目標。まぁ、それこそ殺す気で行かないと、霊夢には勝てないんじゃないかしら」
「……今なら、霊夢を倒せるかな」
「無理ね。両方と戦った私だからはっきり言うけど。あなたには落ち着きがないもの。そんなにせっかちだと、満足にスペルを発動することもできなくなるわよ」
「…………」
「自分で判断することね。それこそ霊夢と一緒にいる事ができるあなたなら、その判断をするのはそれほど難しい事じゃないと思うけど」
「……そう……だな。朝が来ない程に夜が続いた時にでも、挑んでみるか」
「なによそれ」
「私が霊夢に勝つってのは、それくらいあり得ない事だと思ってる。あくまで真剣勝負での話だけどな。でも、次に戦う時は負けない。館の魔法使いと戦って、とっておきの技も編み出したしな」
「でも、そんな異変みたいな現象が起きた時に霊夢を倒しちゃったら、異変解決する人がいなくなっちゃうわね」
「その時は、私が異変解決を引き継いでやるよ」
「大した自信ね」
 異変のときに戦いを挑み、負ける魔理沙。
 霊夢を倒し、代わりに異変を解決する魔理沙。
 私はその時に、どちらの魔理沙を見ることができるのかしら。



簡易評価

点数のボタンをクリックしコメントなしで評価します。

コメント



0.130簡易評価
1.30名前が無い程度の能力削除
なんだか書く度に描写がごちゃごちゃで酷くなってるよ
前回も誰かが言ってたけど、コメントは読むべきでは
一つの意見として参考くらいにはしてみましょうよ
これでは次回も不安です
5.40名前が無い程度の能力削除
色々参考にして次も頑張れよ
俺は応援してっからな
9.503削除
文章としては成り立っている、しかし面白いかと言われると、という感じでしょうか。