突然、胃の中身がぐるぐるするような感触に襲われて目を覚ました。
ぐるぐる、とは言ったものの実際にはこの得体のしれない不快感を的確に表すことができない。とにかく、具合が悪いのは確かだった。額が汗ばむ。
倦怠感が全身を襲い、指先たりとも動かすのが億劫だ。それでもなんとか視線を時計へと向ける。暗闇に目を凝らすと、時刻は午前4時を回ったところだった。
霧雨魔理沙は後悔していた。
この後悔も一度や二度ではないことに我ながら泣けてくる。こうなることが分かっていながらも避けられない自分の弱さに腹が立つ。
意思が弱い。というより、長続きしないのだ。毎度毎度、この瞬間だけは強く決意している。もう二度とこんなことはしない。しかし、3日も経てば忘却の彼方である。こんなことを幾度も繰り返してきた。
幸い、自分のベッドで寝ていたのは助かった。勝手の分からない他人の家よりも気が楽だ。みっともない姿を誰に見せることもない。
暗がりの中、水を目指してよたよた歩く。極限の状態にある時、体の支配権は本能へと移る。頭で考える前に体が動く。
現在、脳内では何重もの思考が高速で走り回っていた。最後の記憶を辿る思考、後悔に支配されるままひたすら自らを罵倒し続ける思考、信じてもいない神に祈る思考、知り合いの神を恨む思考、etcetc...
そんな毒にも薬にもならない脳からの指令の一切を無視し、体はキッチンにたどり着いた。
みず、みずはどこだ。
溜めておいた生活用水を一杯汲み、喉へ流し込む。ぬるい。だがそのぬるさが心地良かった。いや、この際水の温度などどうでも良かった。
ぷはっ、と一息つく。助かった、これでいくらか楽になる。そう思い込むことができる。水を飲んだから大丈夫だ。安心しろ私。だから少しでもいいから胃のぐるぐるを抑えてくれないかお願いします。
私の願望とは裏腹に、胃を中心として全身を包む不快感が取り払われることはなかった。汗が止まらない。
しかし、それも今だけだろう。これから楽になるはずだ。とにかく今は立っているのがつらい。もう一度ベッドで横になろう。
ここでまたもや体の支配権は本能へと移り、私は深い思考の渦へ身を任せた。
どうして私たちは毒と分かっている物体をすすんで口にするのだろう。
もはや隠すつもりもない。アルコールだ。もっと言えばアルデヒドだ。情け容赦無い奴らのせいで、私は深い悲しみに包まれている。
あんなものはただの毒だ。誰だってそんなことわかってるじゃないか。毒だと分かってるキノコを食うか?私なら絶対に自分では口にしないね。
なのにどうして酒なんて飲む?正気の沙汰とは思えない。いや、実際正気ではないのだろう。毒と分かっていながら飲み食いするなんて、余程切羽詰まった状況でなければ霊夢ですらギリギリで堪える。なぜかって?理性が働くからだ。
お利口さんな自分が危険信号を発してくれるおかげで、私たちは何度となく襲い掛かってくる毒物の恐怖から守られているのだ。
そのお利口さんの言うことを聞かない悪い子はどうなる?こうなる。
気がつくと私は便器を抱えて唸っていた。
うら若き乙女の一人である私が、こうして便器を抱えるのは健全な様子であるとは言えないだろう。だがしかし、今現在の私を最も理解してくれているのはこの便器であり、同時に救ってくれるのもまたこの便器なのである。
便器は私の全てを受け止めてくれる。便器あいしてる。
彼が私の全てを受け止めきった頃、ようやく不快感も収まり、私は落ち着きを取り戻し始めた。
部屋は殆ど真っ暗であったため、はっきりと直視することはなかったが、「あれ?こんな色のもの食べたっけ?」と思う程度には余裕も生まれてきた。
かつて私だったものとの別れを済ませ、口内の酸気をさっぱりさせるために口をゆすぐ。汗まみれでべたつく寝間着を着替える。
未だ残る不快感が私の体を重くさせるが、先程までに比べればどうということもない。
日が昇るまでまだまだ時間がある。私は倒れるようにベッドへ吸い込まれた。酒が朝まで残ってなければいいな。
○ ○ ○ ○ ○
「霊夢、お茶のおかわり頼む」
「また?珍しいわね、アンタってそんなにお茶好きだっけ?」
あの地獄の夜から4、5日ほど。またも博麗神社の宴が飽きずに繰り広げられていた。
私の固い決意は今のところ破られてはいない。あの苦しみをまたも味わうのだけはゴメンだ。それほどにあの夜はハードだった。
「ワビサビを感じたいお年ごろなんだ。いじわるしないで淹れてくれよ」
「いじわるなんてしてないわよ。今持ってくるから待ってなさい」
宴会ラバーズの魔理沙さんとしては誘いとあっちゃあ断るわけにはいかない。だが、アルコールの侵攻を決して許してはならない。どっちも守らなきゃあならないのが辛いとこだな。
ともかく、私は自身の健康と体裁を守るためにはお茶でお茶を濁すのも辞さない覚悟だ。今日は隅っこでちびちびすすっていよう。
しかし、こうしてシラフでいると、どいつもこいつもハメを外し過ぎなんじゃあないかと思えてくる。
ちょっぴり話に花を咲かせる程度の酔いは良しとしよう。それに引き換え、薄ら寒い一発芸に盛り上がる連中、意味もなく脱ぎだす奴、手当たり次第食ってる奴、暴れだす奴、等々。
こいつらの痴態をまとめて保存して結婚式のときなんかに上映してやりたいぜ。あの中に私も居たかと思うと背中が痒くなってくる。
中でも、他人に絡んでくる奴は最低だな。飲むにしても自分のペースってものがあるんだ。それを超えるからあんな思いを強いられるはめになる。絡み酒は最低だ。
「あれあれ?魔理沙、ぜんぜんお酒が進んでないんじゃないのー?」
「いいや、そんなことないぜ。だけどお茶があんまり美味しいから、つい何杯もおかわりしているだけだ」
絡み酒は最低だ。
「ふふん、そんなこと言っても私の鼻は誤魔化せないよ。一杯も飲んでないね?」
早速ピンチだ。私は私自身を守るために、この小鬼の襲撃をなんとか躱さなくてはならない。
下手な言い訳は逆効果だな。酔ってる奴に理屈は通じない。正直にきっぱり断るのが上策か。
「わかった、白状するよ。休肝日なんだ。今日はそっとしといてくれ」
「休肝?魔理沙が?またまた、いくらなんでもそんな冗談は通じないよ」
「冗談じゃないぜ」
この短い会話の間にも、こいつは既に私のものと思われる杯に酒を注ぎはじめている。どうやら私の返答はそもそも聞く気が無いらしい。
「ま、何にせよ宴会に来てるってことは飲む気アリアリってことでしょ。さ、どうぞどうぞ」
差し出された杯から漂う酒気が一瞬で鼻孔を通りぬけ、脳を犯した。
ああ、なんてこった。あれほど憎んでいたのに、いざ目の前に現れると欲しくてたまらない。
今まさに、お利口な私と悪い子の私が脳内会議弾幕ごっこに興じようとしていた。難易度は勿論ルナティックだ。
「ん?遠慮しなくていいよ。それとも、私の酒は飲めないかい」
喉が鳴る。眼前の澄んだ波がちゃぷちゃぷと小さな音を立てている。
飲みたくないわけがない。嫌よ嫌よも大好きよ。好きなものを断ち切るからつらいんじゃないか!溺れたい、お酒に!
「こら。嫌がる人に飲ませようとするんじゃないの」
「あでっ」
お茶を淹れに行ってくれていた霊夢が戻ってきた。
「はい魔理沙、熱いから火傷しないようにね」
「た、助かったぜ」
本当に危ない所だった。わかっていたこととも言えるが、私の意思は案外脆いようだ。
今だって熱いお茶をずずずっと啜りながらも、横目で結局萃香に飲み込まれていくお酒ちゃんを見てしまっている。
駄目だ、もうこれ以上この場に留まるのは危険だ。さっきは霊夢に助けられたとはいえ、また誰かに襲われないとも言えない。
このお茶を飲んだら今日は帰ろう。そうして次までにはより意思を固めて挑もう。そうしよう。
「でも、残念ねぇ。今夜は相当美味しい、って噂のお酒があるのに」
「えっ」
立ち上がりかけた私の足が止まる。
「紫が持ってきたのよ。今夜は参加できないからお詫びに、って」
「あっ!それ知ってる!60年に一度しか造れないっていう幻の銘酒だよ!霊夢!飲ませて飲ませて!」
霊夢が取り出した酒瓶を見て、背後に居た萃香が異常な反応を示した。
この反応を見るに、あれは間違いなく本物の銘酒であるのだろう。そして、その、味も、折り紙、つ、き……。
「ね、ね、いいでしょ!?魔理沙はもう帰るみたいだし、まずは私でいいよね!ね!」
「そんなに慌てなくても大丈夫だって。一瓶丸々あるんだから」
萃香の様子を察してか、そこらで騒いでた連中も続々と集まりだした。
一瓶丸々残ってるとはいえ、所詮は一瓶。この人数では半刻と保たないだろう。
つまり。
「で、魔理沙。アンタはどうするの?今日は帰る?」
今を逃すと、もう飲めない。
「……一杯だけ」
○ ○ ○ ○ ○
どうして私たちは毒と分かっている物体をすすんで口にするのだろう。
その謎を解くには、禁断の果実を口にしたアダムとイヴの話にまで遡る必要があるのかもしれない。
霧雨魔理沙は後悔していた。便器あいしてる。
ぐるぐる、とは言ったものの実際にはこの得体のしれない不快感を的確に表すことができない。とにかく、具合が悪いのは確かだった。額が汗ばむ。
倦怠感が全身を襲い、指先たりとも動かすのが億劫だ。それでもなんとか視線を時計へと向ける。暗闇に目を凝らすと、時刻は午前4時を回ったところだった。
霧雨魔理沙は後悔していた。
この後悔も一度や二度ではないことに我ながら泣けてくる。こうなることが分かっていながらも避けられない自分の弱さに腹が立つ。
意思が弱い。というより、長続きしないのだ。毎度毎度、この瞬間だけは強く決意している。もう二度とこんなことはしない。しかし、3日も経てば忘却の彼方である。こんなことを幾度も繰り返してきた。
幸い、自分のベッドで寝ていたのは助かった。勝手の分からない他人の家よりも気が楽だ。みっともない姿を誰に見せることもない。
暗がりの中、水を目指してよたよた歩く。極限の状態にある時、体の支配権は本能へと移る。頭で考える前に体が動く。
現在、脳内では何重もの思考が高速で走り回っていた。最後の記憶を辿る思考、後悔に支配されるままひたすら自らを罵倒し続ける思考、信じてもいない神に祈る思考、知り合いの神を恨む思考、etcetc...
そんな毒にも薬にもならない脳からの指令の一切を無視し、体はキッチンにたどり着いた。
みず、みずはどこだ。
溜めておいた生活用水を一杯汲み、喉へ流し込む。ぬるい。だがそのぬるさが心地良かった。いや、この際水の温度などどうでも良かった。
ぷはっ、と一息つく。助かった、これでいくらか楽になる。そう思い込むことができる。水を飲んだから大丈夫だ。安心しろ私。だから少しでもいいから胃のぐるぐるを抑えてくれないかお願いします。
私の願望とは裏腹に、胃を中心として全身を包む不快感が取り払われることはなかった。汗が止まらない。
しかし、それも今だけだろう。これから楽になるはずだ。とにかく今は立っているのがつらい。もう一度ベッドで横になろう。
ここでまたもや体の支配権は本能へと移り、私は深い思考の渦へ身を任せた。
どうして私たちは毒と分かっている物体をすすんで口にするのだろう。
もはや隠すつもりもない。アルコールだ。もっと言えばアルデヒドだ。情け容赦無い奴らのせいで、私は深い悲しみに包まれている。
あんなものはただの毒だ。誰だってそんなことわかってるじゃないか。毒だと分かってるキノコを食うか?私なら絶対に自分では口にしないね。
なのにどうして酒なんて飲む?正気の沙汰とは思えない。いや、実際正気ではないのだろう。毒と分かっていながら飲み食いするなんて、余程切羽詰まった状況でなければ霊夢ですらギリギリで堪える。なぜかって?理性が働くからだ。
お利口さんな自分が危険信号を発してくれるおかげで、私たちは何度となく襲い掛かってくる毒物の恐怖から守られているのだ。
そのお利口さんの言うことを聞かない悪い子はどうなる?こうなる。
気がつくと私は便器を抱えて唸っていた。
うら若き乙女の一人である私が、こうして便器を抱えるのは健全な様子であるとは言えないだろう。だがしかし、今現在の私を最も理解してくれているのはこの便器であり、同時に救ってくれるのもまたこの便器なのである。
便器は私の全てを受け止めてくれる。便器あいしてる。
彼が私の全てを受け止めきった頃、ようやく不快感も収まり、私は落ち着きを取り戻し始めた。
部屋は殆ど真っ暗であったため、はっきりと直視することはなかったが、「あれ?こんな色のもの食べたっけ?」と思う程度には余裕も生まれてきた。
かつて私だったものとの別れを済ませ、口内の酸気をさっぱりさせるために口をゆすぐ。汗まみれでべたつく寝間着を着替える。
未だ残る不快感が私の体を重くさせるが、先程までに比べればどうということもない。
日が昇るまでまだまだ時間がある。私は倒れるようにベッドへ吸い込まれた。酒が朝まで残ってなければいいな。
○ ○ ○ ○ ○
「霊夢、お茶のおかわり頼む」
「また?珍しいわね、アンタってそんなにお茶好きだっけ?」
あの地獄の夜から4、5日ほど。またも博麗神社の宴が飽きずに繰り広げられていた。
私の固い決意は今のところ破られてはいない。あの苦しみをまたも味わうのだけはゴメンだ。それほどにあの夜はハードだった。
「ワビサビを感じたいお年ごろなんだ。いじわるしないで淹れてくれよ」
「いじわるなんてしてないわよ。今持ってくるから待ってなさい」
宴会ラバーズの魔理沙さんとしては誘いとあっちゃあ断るわけにはいかない。だが、アルコールの侵攻を決して許してはならない。どっちも守らなきゃあならないのが辛いとこだな。
ともかく、私は自身の健康と体裁を守るためにはお茶でお茶を濁すのも辞さない覚悟だ。今日は隅っこでちびちびすすっていよう。
しかし、こうしてシラフでいると、どいつもこいつもハメを外し過ぎなんじゃあないかと思えてくる。
ちょっぴり話に花を咲かせる程度の酔いは良しとしよう。それに引き換え、薄ら寒い一発芸に盛り上がる連中、意味もなく脱ぎだす奴、手当たり次第食ってる奴、暴れだす奴、等々。
こいつらの痴態をまとめて保存して結婚式のときなんかに上映してやりたいぜ。あの中に私も居たかと思うと背中が痒くなってくる。
中でも、他人に絡んでくる奴は最低だな。飲むにしても自分のペースってものがあるんだ。それを超えるからあんな思いを強いられるはめになる。絡み酒は最低だ。
「あれあれ?魔理沙、ぜんぜんお酒が進んでないんじゃないのー?」
「いいや、そんなことないぜ。だけどお茶があんまり美味しいから、つい何杯もおかわりしているだけだ」
絡み酒は最低だ。
「ふふん、そんなこと言っても私の鼻は誤魔化せないよ。一杯も飲んでないね?」
早速ピンチだ。私は私自身を守るために、この小鬼の襲撃をなんとか躱さなくてはならない。
下手な言い訳は逆効果だな。酔ってる奴に理屈は通じない。正直にきっぱり断るのが上策か。
「わかった、白状するよ。休肝日なんだ。今日はそっとしといてくれ」
「休肝?魔理沙が?またまた、いくらなんでもそんな冗談は通じないよ」
「冗談じゃないぜ」
この短い会話の間にも、こいつは既に私のものと思われる杯に酒を注ぎはじめている。どうやら私の返答はそもそも聞く気が無いらしい。
「ま、何にせよ宴会に来てるってことは飲む気アリアリってことでしょ。さ、どうぞどうぞ」
差し出された杯から漂う酒気が一瞬で鼻孔を通りぬけ、脳を犯した。
ああ、なんてこった。あれほど憎んでいたのに、いざ目の前に現れると欲しくてたまらない。
今まさに、お利口な私と悪い子の私が脳内会議弾幕ごっこに興じようとしていた。難易度は勿論ルナティックだ。
「ん?遠慮しなくていいよ。それとも、私の酒は飲めないかい」
喉が鳴る。眼前の澄んだ波がちゃぷちゃぷと小さな音を立てている。
飲みたくないわけがない。嫌よ嫌よも大好きよ。好きなものを断ち切るからつらいんじゃないか!溺れたい、お酒に!
「こら。嫌がる人に飲ませようとするんじゃないの」
「あでっ」
お茶を淹れに行ってくれていた霊夢が戻ってきた。
「はい魔理沙、熱いから火傷しないようにね」
「た、助かったぜ」
本当に危ない所だった。わかっていたこととも言えるが、私の意思は案外脆いようだ。
今だって熱いお茶をずずずっと啜りながらも、横目で結局萃香に飲み込まれていくお酒ちゃんを見てしまっている。
駄目だ、もうこれ以上この場に留まるのは危険だ。さっきは霊夢に助けられたとはいえ、また誰かに襲われないとも言えない。
このお茶を飲んだら今日は帰ろう。そうして次までにはより意思を固めて挑もう。そうしよう。
「でも、残念ねぇ。今夜は相当美味しい、って噂のお酒があるのに」
「えっ」
立ち上がりかけた私の足が止まる。
「紫が持ってきたのよ。今夜は参加できないからお詫びに、って」
「あっ!それ知ってる!60年に一度しか造れないっていう幻の銘酒だよ!霊夢!飲ませて飲ませて!」
霊夢が取り出した酒瓶を見て、背後に居た萃香が異常な反応を示した。
この反応を見るに、あれは間違いなく本物の銘酒であるのだろう。そして、その、味も、折り紙、つ、き……。
「ね、ね、いいでしょ!?魔理沙はもう帰るみたいだし、まずは私でいいよね!ね!」
「そんなに慌てなくても大丈夫だって。一瓶丸々あるんだから」
萃香の様子を察してか、そこらで騒いでた連中も続々と集まりだした。
一瓶丸々残ってるとはいえ、所詮は一瓶。この人数では半刻と保たないだろう。
つまり。
「で、魔理沙。アンタはどうするの?今日は帰る?」
今を逃すと、もう飲めない。
「……一杯だけ」
○ ○ ○ ○ ○
どうして私たちは毒と分かっている物体をすすんで口にするのだろう。
その謎を解くには、禁断の果実を口にしたアダムとイヴの話にまで遡る必要があるのかもしれない。
霧雨魔理沙は後悔していた。便器あいしてる。
俺は魔理沙の全てを受け止めてみせると豪語するファンが昔は多かったが、はたしてこのような「愛」でも受け止められたのだろうか非常に興味がある
私は年齢的に二日酔いをしたことがないのですが、便器を愛したくなる気持ちがハッキリ理解出来ました。いつか体感する日は来るでしょうか。ううむ。
素直に便器を抱いていれば良い。
二日酔いをしたときは、便器のお世話になるのが一番楽ですからね。
…わかっちゃ居るけどやめられない、不思議なもんです
まだ飲めないけど、飲めるようになったら気をつけますw
どうして一杯だけと決めたのに、何杯も飲んでしまうのか……だって皆で飲むの楽しいんだもん……
非常に楽しい作品でした!
お酒はほどほどに? それは飲む前にしか言えない言葉です
100年ものを飲んだらしょっぱかったぜぃ
そう思いつつ杯が進むのは……これ如何に。
現実的なお話でとても面白かったです。
素直に便器にすべてを委ねるのが一番楽ですよねー
どうあがいても便器あいしてる
二日酔い知らずな代わりに物凄く撃沈が早いです。それは幸せなのか不幸なのか。
酒は飲んでも飲まれるな。酒が飛び交う幻想郷っぽさが良く出てる作品でした