Coolier - 新生・東方創想話

仄暗い川の底から

2013/02/13 00:24:03
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「まだなの蓮子~? もう丑三つ時になっちゃうよ」
「あー、ここら辺だと思うんだけどねぇ……」

 住宅街の外れの川に沿って歩く女子大生の姿が二つ。今日も今日とて活動中の秘封倶楽部の二人であるが、その様子はどこか草臥れているように見える。それもその筈、彼女達は土手を彼此三十分以上は歩き続けているのだ。活動の目的は川の先に広がる山岳地帯にあるのだが、川を渡る為の橋が先程から何故か見付からない。

「久々に有力な情報が入ったって喜んでたのに、その場所に着けなきゃ元も子もないわ」

 足が棒のようだとメリーは文句を垂れる。道案内を買って出た蓮子は頻りに首を捻るが、状況は一向に変わらない。

「おっかしいなぁ……簡単な道程だからいらないと思ったけれど、やっぱ地図を持ってきた方が良かったわね」
「当たり前じゃないの。今みたいにやたら電波が繋がらない場所にいる時こそ、古典的な方法が役立つって言うのに」

 ご機嫌斜めのメリーは適当に携帯を弄っているが、画面に表示されているアンテナは一本も立っていない。それに加えて、追い討ちと言うかのように厚い雲が空を覆っている為、蓮子の能力のアンテナも立っていない。

「さっきの居酒屋を西に五分程行った所にあるって聞いたんだけれど」
「………何でそれを早く私に言わないのかしら。残念だけれど、こっちは東側よ。曇りの日の蓮子はホント使えないわね」
「酷い言われ様ねぇ……私、泣いてもいい?」

 胸に飛びこんできた蓮子をしょっ引いたメリーは急いで道を引き返す。蓮子が目を潤ませていたのは気にしない。

 賑やかな居酒屋を通り越して西へ五分。そこには情報通り、住宅街と山岳地帯を繋ぐ小さな橋があった。このご時勢に山に進んで入る者はおらず、使われる事のないそれには何処からか生えてきた蔦が縦横無尽に巻きついている。

「何だか近寄り難い雰囲気ね……。川は人間の世界と神様の世界の境目って言うし」
「境界なんて今まで何度も越えてきたじゃない。もしかして怖いの?」
「いーや、否定するわ。怖いんじゃなくて、何かありそうでワクワクするのよ。私を誰だと思ってるの蓮子?」
「私の相棒、秘封倶楽部のメリーさん?」
「その通り。さ、行きましょう。据え膳食わぬは何とやら、よ」



 秘封倶楽部の今回の目的は、有名な七不思議の一つである“置いてけ堀”。
 とある堀で釣りをして帰ろうとすると、堀から「置いてけ、置いてけ」と声がする。慌てて逃げ出したが魚籠に入れていた魚が一匹もいなくなっていた、といった昔からある怪談だ。結末は諸説あるが、堀に引きずり込まれて殺されてしまうモノが最も恐ろしい説だろう。

 蓮子とメリーは勿論この話を知っており、何やら実際に起きた場所がある事を聞きつけて遊びに来た、もとい調べに来たのだ。



 橋を渡り、深夜の山中の獣道をひたすらに真っ直ぐ突き進む。蓮子の拾った情報に寄れば、橋を渡った後は直進するだけで噂の堀に着くらしい。これなら間違い様も無いだろうと、蓮子は意気揚々と足を進める。
 その後ろを疲れた顔をしながらも遅れを取らないよう早足でついて行くメリーは、ふと背負っていたリュックの中を漁りだす。

「すっかり忘れてたわ蓮子。これ見て、これ」
「なになに? ……って、何で玩具を持ってきてるのよ」
「あら、ただの玩具じゃないわ。デンデン太鼓よ、知らないの?」

 そう言ってメリーは棒状の持ち手が付いた太鼓、デンデン太鼓を回転させる。そうする事で、太鼓の両側から下がる紐に結び付けられた玉が太鼓の膜に当たり小気味よい音をたてる。

「意外と可愛い音ねぇ」
「でしょでしょ? 熊よけとして持ってきてみたのよ。鈴でも良かったんだけれど、こっちの方が良い感じじゃない?」
「そうね。で、本音は?」
「駅前で売ってて欲しくなった。反省も後悔もしていないわ」

 清々しく言い放つメリーに、蓮子は溜め息を漏らす。無駄にお金を使うんじゃないとメリーを叱ろうとしたが、ポンポコポンポコと音をたてる太鼓にすっかり毒気を抜かれてしまう。

「あー、とりあえず歩きながら置いてけ堀の考察でもしましょ」
「珍しく真面目なサークル活動ね」
「こうでもしなきゃやってらんないのよ。メリーの相手は」

 半分冗談で半分本気の蓮子の言葉に、メリーはクスクスと笑う。その間も太鼓を振る手は止まらない。本当に熊よけになるかは分からないが、メリーは単純に音を聞いていたいだけなのだろう。静かな夜の山中に、太鼓の音だけが響いていく。

「あらあら、蓮子ったら拗ねちゃって。で、堀についての考察ね」
「むぅ……。一般的には河童や狸の仕業とされてるみたいだけれど、私は怨霊の仕業かなって思うの」
「怨霊ねぇ。もし堀に引きずり込まれたら、無間地獄にでも落ちちゃうのかしら」
「うへぇ、何も悪い事してないのに、二千年間落ち続けた後拷問が待ってるとか勘弁だわ……」
「そんな蓮子の為に、静岡の方にある鐘を突きに行きましょうか。現世で金持ちになれるけれど、死後は絶対に無間地獄に落ちるってやつ」

 メリーの勧めに、蓮子は舌を出して苦虫を噛み潰したような顔をする。早くも次の秘封倶楽部の活動内容が決まってしまったようだ。

「じゃあ、メリーは置いてけ堀についてどう思うの?」
「んー、率直に考えて人間の悪戯じゃないかな」
「随分と現実的ね。もっと突飛なのが来ると思ってたわ……」
「突飛なのって何よ。人間以外ならケルピーとか、アハ・イシュケとか思い付いたけれど、何か違う気がするし」
「ほうほう、案外良い線いってんじゃないメリー? 確か、どっちも水に関わる幻獣でしょ? よく知らないけれど」
「そうだけれど、そもそも海外の伝説の生物よ………ってあら、何か聞こえない?」

 メリーがピタリと太鼓の動きを止める。すると先程まで聞こえなかった音が、息を潜めた二人の耳に届いた。

   ざあざあ ざあざあ

 絶え間なく響いてくる音は、どうやら少し離れた場所から聞こえてくるようだ。蓮子とメリーは顔を合わせて口角を上げると、音のする方向へと足を速めた。



「わぁ、こんな大きな川初めて見たわ。それにとっても澄んでいるし、直に飲んでも問題ないんじゃないかしら蓮子?」
「見た目は綺麗でも、危ないから止めておいた方がいいわよ。それにしても此処がその、置いてけ堀ってやつかねぇ。置いてけ川に改名するべきじゃないかしら」

 月明かりのない深夜の山中を冒険した二人には、その川は薄っすらと輝いて見えた。十数メートルはありそうな大きな川は、その姿に似合わない様な静かな音をたてて止まる事なく流れている。川辺に足を踏み出し辺りを見渡す蓮子の横で、メリーは川へ駆け寄って無邪気にはしゃいでいる。
 一見何の変哲もない場所に見えるが、蓮子の目にある物が映りこむ。

「んん? 何だろこれ。粗大ゴミかな? メリー、ちょっとこっち来てー」
「なになに~、何か見つけたの蓮子?」

 あっと言う間に二人の興味の対象は、川から川縁に落ちていた物―――四角い塊へ向く。それは何かの機械の様に見えるが、蓮子もメリーも見た事が無い物体だった。

「山にゴミ捨てる人っているし、それの一部じゃない?」
「うーん、でも何のゴミかしら? 機械みたいだけれど、テレビとか冷蔵庫とかじゃなさそうだし」

 蓮子が扉をノックをする様に謎の塊を叩く。しかしこれと言って何かが起こる訳も無く、ただ金属独特の音が返ってくるだけだった。どこかつまらなそうな表情のメリーが手に持っている太鼓で塊を叩くが、もちろん結果は変わらない………かと思われた。
 塊からポロリ。まるで五円玉を落とした様な音が山に響く。

「あらどうしましょ。壊しちゃった」
「あーあ、メリーが壊したー。先生に言っちゃおー!」
「もう、貴女は何時の間に小学生になっちゃったのかしら」

 ふざけ合いながらも、小石の隙間に落ちた何かに二人は目をやる。微かな光を受けて鈍く輝く何かを、興味津々な表情でメリーが摘んで持ち上げる。暗くてはっきりと見る事はできないが、一寸もない大きさで歪な形をしているようだ。

「何かしら? ゴミみたいな塊から出た………ゴミ?」
「ゴミっていうか、ネジじゃない? メリーが壊したんだから、自分で責任持ちなさいよ」
「責任持つ気なんてないけれど、お土産代わりにお持ち帰りしちゃうわ」

 そう言ってメリーは手の中でネジのような物を転がす。手が汚れる事は一切気にしていないようだ。
 謎の塊から興味を無くした二人は辺りを散策するが、目立った物は何一つ見付からない。山に入ってから一時間は優に経っているだろう。整備されていない道を歩き続け、くたくたに疲れた二人はそろそろ帰ることにした。

「置いてけ堀って言っても、それらしい物は何もないわね」
「ねぇ蓮子、今思い出したんだけれど……置いてけ堀を調べるなら、釣りをしなきゃ駄目なんじゃないかしら?」
「あ、すっかり忘れてたわ。釣具なんて持って来てないし、本格的な調査はまた今度ね」
「はぁ……次は釣竿を持って登山するのかしら」

 根本的なミスに溜め息を吐くメリー。来週にはまた此処に来ているんだろうと、眉を顰めて思い耽っているようだ。釣具を用意しなければならないのだから、その憂鬱さは尚更の事だろう。

「何はともあれ、今回の収獲はネジっぽい何かだけね。結界暴きも楽じゃないわ」
「あら、デンデン太鼓もよ?」
「それは此処での収獲じゃないでしょうに……」

 川原から山の木々の中へと足を踏み入れる。行きとは違って、メリーの後ろを蓮子がついて行く。
 秘封倶楽部の活動は中々当たりが来ない事を二人とも承知しているが、やはり何も無いと落ち込んでしまう。それも期待が大きければ大きい程だ。有力な情報を見つけたと喜んでいた蓮子は、名残惜しそうに川を振り返る。

 そして、見てしまった。聞いてしまった。



   ―オイテケ、オイテケ



 川の中から、黒い影が伸びてくる。長い腕の様なソレは揺ら揺らと動いたかと思うと、猛スピードで二人に向かって来た。

「ッメリー!!」

 突然の出来事に頭が真っ白になった蓮子が、何も気付いていないメリーの体を突き飛ばす。少しでも川から遠く、森の中へ隠れられるように。

「え、何、蓮子………!?」



   ―オイテケ、オイテケ



 川から伸びた腕が、蓮子の足首を掴む。
 彼女の体はバランスを崩し、勢いよく地面に叩きつけられる。そうしてそのまま為す術も無く、うつ伏せの格好でズルズルと川に向かって引き摺られる。
 幸か不幸か、腕は一本のみ。今立たされている状況に気付いたメリーが目を見開いて何か叫んでいるが、蓮子の耳には届かない。ただただ彼女の中では、メリーを守れた安心感と不思議と対面した興奮、そして死への恐怖がぐちゃまぜになって、もう何が何だか分からない。



   メリー! メリー! 此処から逃げて!
   メリー! メリー! 置いてかないで!



 矛盾した言葉が音になる事はなく、代わりに涙が次々溢れ出してきて蓮子の視界を奪う。川から伸びた腕はやけに冷たく、彼女の生の熱を奪うまで足を放さないとでも言うように強く足首を握り締めている。

 川に引きずり込まれたら、化け物に五臓六腑余す所無く喰われるのだろうか。
 それとも、怨霊に呪われて無間地獄に落ちるのだろうか。
 蓮子の爪先が川へ入るまで、あと少し。



   ―オイテケ、オイテケ

        メリー! メリー!



     ―オイテケ、オイテケ

           メリー! メリー!








「誰が置いていくもんですか! 私の蓮子は渡さないわ!!」



 ドンと何かを強く叩いた音の後に、空気を切り裂く鋭い炸裂音が響く。辺り一面が一瞬、闇を追い払う様な閃光に包まれる。
 須臾を永遠に引き伸ばした様な錯覚が蓮子を襲う。視界も意識も真っ白になった彼女の手を、誰かが強く引いた。

「ほら、しゃきっとしなさい蓮子! 急いで逃げるわよ! さぁ、早く!!」

 頭上から浴びせる様に言葉が降ってくる。そうしてようやく、蓮子は足首を掴む腕が緩んでいる事に気付いた。先程の炸裂音で怯んだのだろうか。震える体をなんとか奮い立たせて、蓮子は形振り構わず走り出す。

 二人が川を振り向く事はなく、何が何だか分からないまま無我夢中で山を駆け下りる。
 互いの手は強く握り締められたまま、離れる事はなかった。





 白んだ空が夜明けを伝える。星を隠していた雲は既に何処かへと流れたようだ。
無事に橋を越えた二人は乱れる息をどうにか鎮め、住宅街から聞こえ始めた生活の音に安堵の息を漏らす。

「な、何だったのあれ……?」
「そりゃあ、置いてけ堀でしょうねぇ」
「やけに落ち着いてるわね、メリーったら」
「鳥船遺跡のキマイラに比べたら、ね。でも蓮子が捕まった時は、さすがに焦ったわよ。…………それと、守ってくれて、ありがと」

 朝陽がメリーの赤い頬を照らす。早朝の静かな空間で、恥ずかしさからか消えかけた言葉を蓮子の耳が逃す筈がない。

「あらあら、それなら私もお礼を言わなきゃね。手を引っ張ってくれて、置いてかないでくれて……有難う、メリー」

 疲れを吹き飛ばすように、どちらからともなく笑い合う。その顔に先程までの恐怖の色は一切ない。

「それにしても、本当に不思議なのはあの閃光と音よ。あれのおかげで助かったけれど、何だったのかしら?」

 蓮子が首を捻りつつ回想する。体を突き刺す様な音に全てを掻き消す様な光。ユーフォーかしらと考えを巡らせたところで、メリーが控えめに口を開く。

「その、私の考察だけれど、いいかしら?」

 蓮子が続きを言うよう促す。メリーは余り自信がなさそうだが、彼女は時に的を得ている事を言うのを蓮子は知っている。

「蓮子が捕まった時、助けなきゃって思ったんだけれど、怖くて体が動かなかったの。その時にあのデンデン太鼓がビリビリってして……。吃驚して放り投げたら、蓮子も聞いた通り、太鼓からすごい轟音と閃光が、ね。それで……きっとあれは雷だと思うんだけれど……」

 メリーの言葉を聞いて、蓮子は納得した表情をする。一方のメリーは未だ霧が晴れていないようだ。

「ふむ、デンデン太鼓って雷様の楽器なんだよね」
「じゃあ神様に助けられたって事ね。でも、何であの太鼓が急にそんな事になったのかしら?」
「置いてけ堀の怪異と反応したか、メリーの念が何かを引き起こしたか、みたいな? 私としては後者な気がするけれど」
「ま、太鼓は放り投げちゃったから調べられないわね。あーあ、気に入ってたのになぁ」
「仕方ないでしょ。命には代えられないわ」

 メリーがお手上げと言わんばかりに手を広げ、それを見た蓮子は苦笑いをする。帰り際に新しい太鼓をサークルの活動費で買おうとしているメリーの企みに、彼女はまだ気付いていない。

「はーぁ、それにしても散々な目にあったわ。服はボロボロだし、髪も乱れ放題よ。魚を釣ってないのに置いてけって……何を置いてきゃいいのよ」
「……きっと、コレを取っちゃったのが原因じゃないかしら?」

 髪を手櫛で整える蓮子に、メリーがある物を差し出す。
 光を受けてキラキラと輝く小さな石のような物。それは紛れも無く、二人がゴミだとかネジだとか言った物体だった。

「見事に持って帰ってきたわね……。返しに行った方がいいんじゃないの?」
「そうねぇ。持ってて呪われたら嫌だし、今度は明るい時間帯に返しに行きましょうか」

 そう言って山を振り返った二人は、広がる光景に目を疑った。
 何せ、さっきまで其処にあった橋がないのだから。

 後にあの橋が地図にない事を知り、再調査に訪れるのは別のお話。





  ‐文々。新聞 号外‐

 本日未明、河城にとり氏の住処が襲撃されるという事件が起きた。驚く事に、犯人は二人の人間の少女だという。

 河城氏曰く、「機械弄りをしていたら二人組の女の子が歩いて来てさ、ビックリして川に隠れたんだ。妖怪の山に人間が入り込むなんて、考えらんないでしょ? それも深夜に。辺りを物色したと思ったら、私特製のネジを盗んで帰ろうとしてさ。ずっと隠れてたけれど、盗まれたら堪ったもんじゃないし、のびーるアームで脅かそうとしたんだよ。そしたらさ、ただの人間だと思ってたのに何かの術で雷を落としてきたの! 私が妖怪じゃなかったら死んでたよ、きっと。で、その雷で機械を壊された挙句、ネジを盗まれたまま逃げられちゃったのさ。まぁ、時間はかかるけれどネジはまた作ればいいし、その人間が無事にお家に帰れたなら良いや。下手に脅かした私も悪い気がするし。とりあえず今、壊された機械を修理しつつ電気に強い機械を開発してるんだ。お手伝いさん募集中だよ!」

 なお、現場付近では雷様の太鼓を模したデンデン太鼓が見付かっている。これが河城氏の言う雷の原因と思われるが、魔力の類のものは感じられず謎は深まるばかりである。
 この事件について白狼天狗が捜索中だが、我々の想像を超える技術を持っている外来人の可能性が高い為、真相は闇の中になると思われる。



読了ありがとうございます。
タイトルは勿論、某有名ホラー映画のパロディです。内容はあんまりホラーじゃないけれど……。
誤字報告や感想等、気兼ねなくどうぞ。
りのん
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コメント



0.400簡易評価
1.100名前が無い程度の能力削除
おお、素晴らしい出来栄え。「お手伝いさん募集中だよ!」が妙に気に入りました。
2.80奇声を発する程度の能力削除
後書きで成る程と思いました
3.80名前が無い程度の能力削除
にとり本人は悪戯程度だったみたいだけど、その気になれば尻子玉抜いて殺せちゃう訳で、ちょっとぞっとしますね。
4.70名前が無い程度の能力削除
①置いてけ堀の噂は一部真実で、本当ににとり達幻想郷の河童の仕業なのか
②真実だけど本来は別の何かが原因であり、幻想郷とは無関係。メリー達はたまたま別回路で幻想郷とリンクしたのか
③完全に偽情報で、似通った場面をたまたま引き寄せたのか

上のような部分がはっきりせず、置いてけ堀の噂については釈然としませんでした
①、③はどちらとも言える感じでいいんですが、②が気になっちゃって勝手にもやっとしてしまいました
今回起こったことの説明としてはあとがきで腑に落ちておりますし、
今回起こったことから逆算して考えれば①が本命、大穴で③以外は考えにくいとは思うのです
あとがきで「(雷に打たれたのは)普段から悪戯しているバチがあたったのだろう」
とかの一言を入れてほしかったかなーと。したら②③は消去されるのですっきりでした
7.100名前が無い程度の能力削除
なんか冒険する小学生みたいで楽しい二人も、意外に少ない気がする怪異と対峙する二人も、
「こういうのでいいんだよこういうので」って感じで二次創作的にバッチリ楽しめて個人的に好き。
8.無評価名前が無い程度の能力削除
あとがきでなごみました 元ネタ懐かしいなぁ
10.100名前が無い程度の能力削除
素晴らしい
11.90名前が無い程度の能力削除
面白かった
12.100名前が無い程度の能力削除
良い感じの倶楽部活動じゃないですか
おいてけ掘りをしていた犯人はにとりだったのでしょうか?
18.903削除
作品集180の出だしから面白い作品に出会えて良かった。
短くも上手くまとまっていますね。
20.100名前が無い程度の能力削除
秘封倶楽部らしく、それでいて二人が互いに助けあってる様が見ていて気持ちよかったです。
読んでて楽しい作品でした。