まだまだ寒さの厳しい幻想郷。僕は揺れるストーブの火をぼんやりと見つめていた。
星が煌めく夜空、僅かな月の光。開けてある窓から吹いてくる風は弱く、森の木々を微かに揺らす程度のものだった。
そしてそれはストーブの火も同様だ。揺らめきやすい火はふらふらと揺れ、上に置いてある鉄瓶を少しずつ暖めていった。
日記を書こう。僕はそう思い、火から目を離す。紙と筆をとり書こうとしたその瞬間。
───カランカラン
来客を告げる鈴の音がした。今は泣く子も黙る丑三つ時。こんな時間に来客とは珍しい。
一体こんな夜分に誰が来たのだろうか。僕は入り口を見やった。
そして現れた者の身なりを見て、僕は少し呆れてしまった。これは、本当に珍しく、貴重な存在がご来店のようだ。
「いらっしゃいませ、と言いたい所だが、生憎今は営業時間外だよ?」
「あら、この店のどこにも営業時間の提示はありませんわ」
この女性は中々、いつぞやのメイドのような台詞を吐く。口調も似ているが、その辺りは単なる偶然なのだろう。
見るからにこの女性は外の世界の人間だ。服装もそうだが、妖怪の力の強まるような夜中に人間は出歩かない。その辺りからも外の者と思える。
僕にとって、外の世界の者は貴重だ。この店にある商品は外の世界の物。名前や用途が分かろうと使い方が分からなければ物は使えない。手探りで探すのも一興なのだが、何分壊してしまうこともある為、外の世界の者に聞いた方が安心で安全なのだ。
しかし初対面のお客にいきなり聞くと言うのも後ろめたい。僕は店内を見回す女性に声をかけ、打ち解けようと試みた。
「しかし君はこんな夜分にどうしたんだい?人間が出歩くような時間ではないが……」
「そうみたいですわね。けれど、私は夜の方が好きだわ。私は人間じゃないし、何よりこんな所に妖怪は出ませんし」
彼女の言っている事が分からない。魔法の森に妖怪の出ない時があるのだろうか?
……いや、ない筈だ。妖怪なんて神出鬼没だし。出ない筈がない。
「あなたが妖怪の形を完全に思い浮かべない限り、この中に妖怪が出ることは絶対にありません。あなたぐらいの人なら、もう分かると思うけど?」
勿論だ。アテはある。しかし僕は、いつの間にこの妖怪の罠にはまったんだ……?
だが、やはりこうとしか考えられない。
「まさか君は、夢魔なのかい?」
僕は少し自嘲気味に、彼女に自分の考えを投げつけた。
──────────
夢魔とは、人を夢の中に引きずり込んだり夢を操作したりする妖怪だ。
しかし僕は眠らされた覚えも、眠っていて別の夢にすり替えられた、という覚えもない。
眠った時の記憶など覚えていないのが普通だが、その少し前くらいなら覚えていてもおかしくはない。だとしたら、僕はどちらなのだろうか。
夢魔は基本的に人やそれ以外の見る夢の中で生きる。外で生きていると何かしら力を使ってしまうからだ。物事の境界も、見ている夢から違う夢に移る際に飛び越える事が出来るらしい。
つまり、人の夢を利用して夢魔は外の世界と幻想郷を行き来出来るのだ。スキマ妖怪のように素早く移動は出来ないし、眠っている者が多い夜でないと移動出来ないのが難点だが、成程、そう考えるとこんな時間に出歩いているのも分かるし、外の世界の身なりであることにも頷ける。基本的にこの夢魔は外の世界で暮らしているのだろう。
だがしかし、この夢魔は。
「君はどうやら妖力が尽きかけているみたいだね。妖の見る夢に入ってくるなんて」
「あら、そこまで分かりましたか。知識人は怖いですね」
基本的に夢魔は人の夢を行き来し生きる。妖力を多少使ってしまうが、外で住むよりかは力を使わないし、安全だからだ。しかし、やはり夢魔の妖力にも限界はある。妖力が無くなってきた場合、夢魔は妖怪の夢を行き来し始める。同じ妖怪の為、夢に入るのにあまり力は使わないし、妖怪の夢の中には妖力が少し含まれている。それを分けてもらい(実際はかすめ取っているだけ)生き長らえるのだ。
「確かに私は妖力を少ししか残していない夢魔です。ですが、死は恐れません。誰にでも来る『最期』なのですから。人それぞれ、早いか遅いかだけの違い。私はそれを甘んじて受け入れますわ」
「だから、人であり、妖でもある僕の夢に来たんだね。最期を誰かと楽しめるように」
「えぇ、ここにある妖力を用いてあなたと会話して楽しんでいます。残された時間は数十分というくらいでしょうか。何をお話しましょう?」
人の夢は安全だがコストが高く、安全なこと以外、得られるものはほとんどゼロ。
妖の夢はコストが少なく、得られるものは多いが妖であるため、凶暴な夢が多い。
その半分ずつの僕なら、そこそこなコストで自らを消滅寸前まで追い込み、ここにある少しの妖力で最期を誰かと楽しめる。成程、この夢魔らしい最期だな。
「じゃあ、外の世界の話でもしようか。僕は外の世界については疎いんだ。色々教えてくれるかい?」
そう言い僕はお茶を淹れた。彼女はそれを立ったまま受け取り、
「そうなんですか。では、お話ししましょう。外の世界は、楽しくてつまらない世界ですわ。」
そう言い微笑み、売り物の壺に腰を下ろした。
先程から偶然ばかりだ。その壺はいつも魔理沙が座っている壺だった。
「このスイッチをこうして、こうすると使えるんですよ」
「成る程、こういう見方もあったのか」
コンピューターの使用法を教わっている間、彼女は楽しそうだった。まるで、子供に物を教えるような口調で、分かりやすく解説してくれた。
彼女は外の世界の事を皮肉混じりに教えてくれた。
道具の使い方、知識だけでなく、言語や文化の事まで。
不必要な程までに、外の世界に詳しかった。
出来るだけ長くいてほしい。知らない間に僕はそう思うようになっていた。彼女がいなくなるのを、心の中で拒んでいた。
けれど、彼女は夢魔だ。ハーフなどでは知り得ない事情を、いくつも胸に抱えているのだろう。
────それなのに、彼女は笑顔だった。
無数に煌めく星も、日が昇り始めては夜の時のような輝きを纏えない。
互いにお茶もなくなり、少しばかりの沈黙が続いた。
「もう……時間ですね。ありがとう。楽しかったですよ」
沈黙を破ったのは、彼女のそんな言葉。
僕は思わず息を飲んだ。彼女が泣いているからだ。女性に泣かれる事などなかったから、驚きでもしたのだろうか。………いや、違う。
「あなたのような人と最期を迎えられてよかったです。本当に、よかった……」
彼女の涙は止まらない。それなのに、彼女は微笑んでいた。
窓から流れてくる鳥のさえずり。彼女はずっと、その音を聞きながら、泣きながら、微笑んでいた。
「君は……次は何に生まれ変わっていると思っているんだい?」
「……?」
「転生したら、またここに来ればいいじゃないか。生憎うちは、営業時間の提示はしていないからね」
僕は、自分がなにを言っているのか分からない状態で、彼女の頭に手を乗せた。
「そうですよね。また来ればいい。すっかり忘れてました。まだ、次があるんですもの。また、会いに来ます。その時は、またお茶でも楽しみながら」
彼女は薄く笑い、僕に抱きついてきた。僕はそれを受け入れる。
これでいい。これが、最期として相応しいのかもしれない。
彼女は、もう僕の事は覚えていられないだろう。
それでも最後に、消える直前まででも覚えておいてもらえたなら。
後悔は、ないのかもしれない。
「さようなら、また会える日まで。また次も、きっと夢の中で………」
彼女はそう言い、僕の腕の中で透けるように消えていった。
静かな店内に、一つの嗚咽。
空の星が一つ、瞬いて落ちた。
─────────
どのくらい眠っていたのだろう。僕はそっと目を覚ました。
机に突っ伏す形で寝ていたようだ。頭が重い。
書きかけの日記、付けっぱなしのストーブ、冷めたお茶。
何もかもが中途半端であることに、僕は今更ながら気付いた。
新しくお茶でも淹れよう。立ち上がり台所へ鉄瓶を取りに行こうとしたその時、日記の一角に目がいった。
『あなたのような人は、けっこう好きですよ』
小さめに書かれた文字。感情のこもった、暖かい文字だった。
たった数十分、されど数十分。結局あれは、僕が見た夢だったのか、彼女が見せた夢だったのか。僕には分からなかった。
けれど、それでいい。きっとそのうち会えるのだろうから。
────カランカラン
「やぁ香霖、来てやったぜ。特に用はないが」
いつもの通り、魔理沙がやってきた。中々朝に強い奴だ。
「やぁ魔理沙。目覚めのお茶はいるかい?」
「ん?何だ香霖、今日はえらく気が利くな。もらえるものはもらっとくぜ」
「今日はは余計だ。」
僕は鉄瓶でお茶を淹れ始める。魔理沙は売り物の壺に腰を下ろす。程なくして霊夢も現れる。
また、なんでもないいつも通りな一日が始まった。
彼女のくれた、暖かい何か。それが何なのか、まだ僕はなにも知らないが、きっと分かる日が来ると信じている。
それまでは、ただただ何でもない日常を何でもなく過ごすのだ。いつもと変わらず。
僕は目を閉じながら、お湯が沸くのを待った。
星が煌めく夜空、僅かな月の光。開けてある窓から吹いてくる風は弱く、森の木々を微かに揺らす程度のものだった。
そしてそれはストーブの火も同様だ。揺らめきやすい火はふらふらと揺れ、上に置いてある鉄瓶を少しずつ暖めていった。
日記を書こう。僕はそう思い、火から目を離す。紙と筆をとり書こうとしたその瞬間。
───カランカラン
来客を告げる鈴の音がした。今は泣く子も黙る丑三つ時。こんな時間に来客とは珍しい。
一体こんな夜分に誰が来たのだろうか。僕は入り口を見やった。
そして現れた者の身なりを見て、僕は少し呆れてしまった。これは、本当に珍しく、貴重な存在がご来店のようだ。
「いらっしゃいませ、と言いたい所だが、生憎今は営業時間外だよ?」
「あら、この店のどこにも営業時間の提示はありませんわ」
この女性は中々、いつぞやのメイドのような台詞を吐く。口調も似ているが、その辺りは単なる偶然なのだろう。
見るからにこの女性は外の世界の人間だ。服装もそうだが、妖怪の力の強まるような夜中に人間は出歩かない。その辺りからも外の者と思える。
僕にとって、外の世界の者は貴重だ。この店にある商品は外の世界の物。名前や用途が分かろうと使い方が分からなければ物は使えない。手探りで探すのも一興なのだが、何分壊してしまうこともある為、外の世界の者に聞いた方が安心で安全なのだ。
しかし初対面のお客にいきなり聞くと言うのも後ろめたい。僕は店内を見回す女性に声をかけ、打ち解けようと試みた。
「しかし君はこんな夜分にどうしたんだい?人間が出歩くような時間ではないが……」
「そうみたいですわね。けれど、私は夜の方が好きだわ。私は人間じゃないし、何よりこんな所に妖怪は出ませんし」
彼女の言っている事が分からない。魔法の森に妖怪の出ない時があるのだろうか?
……いや、ない筈だ。妖怪なんて神出鬼没だし。出ない筈がない。
「あなたが妖怪の形を完全に思い浮かべない限り、この中に妖怪が出ることは絶対にありません。あなたぐらいの人なら、もう分かると思うけど?」
勿論だ。アテはある。しかし僕は、いつの間にこの妖怪の罠にはまったんだ……?
だが、やはりこうとしか考えられない。
「まさか君は、夢魔なのかい?」
僕は少し自嘲気味に、彼女に自分の考えを投げつけた。
──────────
夢魔とは、人を夢の中に引きずり込んだり夢を操作したりする妖怪だ。
しかし僕は眠らされた覚えも、眠っていて別の夢にすり替えられた、という覚えもない。
眠った時の記憶など覚えていないのが普通だが、その少し前くらいなら覚えていてもおかしくはない。だとしたら、僕はどちらなのだろうか。
夢魔は基本的に人やそれ以外の見る夢の中で生きる。外で生きていると何かしら力を使ってしまうからだ。物事の境界も、見ている夢から違う夢に移る際に飛び越える事が出来るらしい。
つまり、人の夢を利用して夢魔は外の世界と幻想郷を行き来出来るのだ。スキマ妖怪のように素早く移動は出来ないし、眠っている者が多い夜でないと移動出来ないのが難点だが、成程、そう考えるとこんな時間に出歩いているのも分かるし、外の世界の身なりであることにも頷ける。基本的にこの夢魔は外の世界で暮らしているのだろう。
だがしかし、この夢魔は。
「君はどうやら妖力が尽きかけているみたいだね。妖の見る夢に入ってくるなんて」
「あら、そこまで分かりましたか。知識人は怖いですね」
基本的に夢魔は人の夢を行き来し生きる。妖力を多少使ってしまうが、外で住むよりかは力を使わないし、安全だからだ。しかし、やはり夢魔の妖力にも限界はある。妖力が無くなってきた場合、夢魔は妖怪の夢を行き来し始める。同じ妖怪の為、夢に入るのにあまり力は使わないし、妖怪の夢の中には妖力が少し含まれている。それを分けてもらい(実際はかすめ取っているだけ)生き長らえるのだ。
「確かに私は妖力を少ししか残していない夢魔です。ですが、死は恐れません。誰にでも来る『最期』なのですから。人それぞれ、早いか遅いかだけの違い。私はそれを甘んじて受け入れますわ」
「だから、人であり、妖でもある僕の夢に来たんだね。最期を誰かと楽しめるように」
「えぇ、ここにある妖力を用いてあなたと会話して楽しんでいます。残された時間は数十分というくらいでしょうか。何をお話しましょう?」
人の夢は安全だがコストが高く、安全なこと以外、得られるものはほとんどゼロ。
妖の夢はコストが少なく、得られるものは多いが妖であるため、凶暴な夢が多い。
その半分ずつの僕なら、そこそこなコストで自らを消滅寸前まで追い込み、ここにある少しの妖力で最期を誰かと楽しめる。成程、この夢魔らしい最期だな。
「じゃあ、外の世界の話でもしようか。僕は外の世界については疎いんだ。色々教えてくれるかい?」
そう言い僕はお茶を淹れた。彼女はそれを立ったまま受け取り、
「そうなんですか。では、お話ししましょう。外の世界は、楽しくてつまらない世界ですわ。」
そう言い微笑み、売り物の壺に腰を下ろした。
先程から偶然ばかりだ。その壺はいつも魔理沙が座っている壺だった。
「このスイッチをこうして、こうすると使えるんですよ」
「成る程、こういう見方もあったのか」
コンピューターの使用法を教わっている間、彼女は楽しそうだった。まるで、子供に物を教えるような口調で、分かりやすく解説してくれた。
彼女は外の世界の事を皮肉混じりに教えてくれた。
道具の使い方、知識だけでなく、言語や文化の事まで。
不必要な程までに、外の世界に詳しかった。
出来るだけ長くいてほしい。知らない間に僕はそう思うようになっていた。彼女がいなくなるのを、心の中で拒んでいた。
けれど、彼女は夢魔だ。ハーフなどでは知り得ない事情を、いくつも胸に抱えているのだろう。
────それなのに、彼女は笑顔だった。
無数に煌めく星も、日が昇り始めては夜の時のような輝きを纏えない。
互いにお茶もなくなり、少しばかりの沈黙が続いた。
「もう……時間ですね。ありがとう。楽しかったですよ」
沈黙を破ったのは、彼女のそんな言葉。
僕は思わず息を飲んだ。彼女が泣いているからだ。女性に泣かれる事などなかったから、驚きでもしたのだろうか。………いや、違う。
「あなたのような人と最期を迎えられてよかったです。本当に、よかった……」
彼女の涙は止まらない。それなのに、彼女は微笑んでいた。
窓から流れてくる鳥のさえずり。彼女はずっと、その音を聞きながら、泣きながら、微笑んでいた。
「君は……次は何に生まれ変わっていると思っているんだい?」
「……?」
「転生したら、またここに来ればいいじゃないか。生憎うちは、営業時間の提示はしていないからね」
僕は、自分がなにを言っているのか分からない状態で、彼女の頭に手を乗せた。
「そうですよね。また来ればいい。すっかり忘れてました。まだ、次があるんですもの。また、会いに来ます。その時は、またお茶でも楽しみながら」
彼女は薄く笑い、僕に抱きついてきた。僕はそれを受け入れる。
これでいい。これが、最期として相応しいのかもしれない。
彼女は、もう僕の事は覚えていられないだろう。
それでも最後に、消える直前まででも覚えておいてもらえたなら。
後悔は、ないのかもしれない。
「さようなら、また会える日まで。また次も、きっと夢の中で………」
彼女はそう言い、僕の腕の中で透けるように消えていった。
静かな店内に、一つの嗚咽。
空の星が一つ、瞬いて落ちた。
─────────
どのくらい眠っていたのだろう。僕はそっと目を覚ました。
机に突っ伏す形で寝ていたようだ。頭が重い。
書きかけの日記、付けっぱなしのストーブ、冷めたお茶。
何もかもが中途半端であることに、僕は今更ながら気付いた。
新しくお茶でも淹れよう。立ち上がり台所へ鉄瓶を取りに行こうとしたその時、日記の一角に目がいった。
『あなたのような人は、けっこう好きですよ』
小さめに書かれた文字。感情のこもった、暖かい文字だった。
たった数十分、されど数十分。結局あれは、僕が見た夢だったのか、彼女が見せた夢だったのか。僕には分からなかった。
けれど、それでいい。きっとそのうち会えるのだろうから。
────カランカラン
「やぁ香霖、来てやったぜ。特に用はないが」
いつもの通り、魔理沙がやってきた。中々朝に強い奴だ。
「やぁ魔理沙。目覚めのお茶はいるかい?」
「ん?何だ香霖、今日はえらく気が利くな。もらえるものはもらっとくぜ」
「今日はは余計だ。」
僕は鉄瓶でお茶を淹れ始める。魔理沙は売り物の壺に腰を下ろす。程なくして霊夢も現れる。
また、なんでもないいつも通りな一日が始まった。
彼女のくれた、暖かい何か。それが何なのか、まだ僕はなにも知らないが、きっと分かる日が来ると信じている。
それまでは、ただただ何でもない日常を何でもなく過ごすのだ。いつもと変わらず。
僕は目を閉じながら、お湯が沸くのを待った。
女性の言葉に反応したのも「妖怪が出ない」と言った所だけで、こーりんは最初、女性を人間だと思ってるわけだし「人間じゃないし」という発言に反応してないのはおかしいかな
ただそれ以上では無いかな、という印象。