「むう・・・」
霊烏路空は悩んでいた。”にっきちょう”と書かれた一冊のノートを前に。
なぜこんなものを渡されたかというと、話は少し前にさかのぼる。
▼
「おくう。今日からこれを義務付けます」
「えぇ・・・?」
さとりに突然呼び出しされた空はなぜか一冊のノートを渡された。
理由、理由は・・・・
忘れた。
▼
ほんとの事を言えば、”空の行動記録を管理するため”である。
いままで、さとりは放し飼い主義を通していたのだが、空が八咫烏を飲み込んで以来は少しは管理するようになった。
また、なにかやらかされたらたまったもんじゃない。が、しかし、ペットは大量にいる。とてもじゃないが全員をきっちり管理する事は不可能。
そこで、一番力の強く、危なっかしい空のみをきっちりと管理。それ以外はたまには自分で会いに行くなどして、前よりはマシ程度には管理することにした。その一つとして、空に日記を書かせることを義務付けた。
「こんなの何書けばいいか分んないよう」
「悩んでいるようだね」
「あっ、おりん」
悩む空の元に現れたは火焔猫燐。
空が日記を書くという噂を聞いて尋ねにきた。
というわけでもなく、さとりから「おくうがちゃんと書いているか面倒みてくれ」と頼まれたのである。
「まだ書けてないの?」
「だって何書けばいいか分かんないし・・・覚えてないし」
「ははは、そんなのサクッと簡単に書いちゃえばいいのよ。」
「サクッと?簡単に?むう・・・」
燐からアドバイスをもらいながら彼女はようやく一日の日記を付けた。
12/4 火ようび
きょうは、さとりさまから、これをまいにち書けといわれた。
めんどくさいけど、おりんもかかなきゃダメっていうから、がんばって書こうとおもいます。
きょうはもうねむいので、やぬます
霊烏路空は悩んでいた。”にっきちょう”と書かれた一冊のノートを前に。
なぜこんなものを渡されたかというと、話は少し前にさかのぼる。
▼
「おくう。今日からこれを義務付けます」
「えぇ・・・?」
さとりに突然呼び出しされた空はなぜか一冊のノートを渡された。
理由、理由は・・・・
忘れた。
▼
ほんとの事を言えば、”空の行動記録を管理するため”である。
いままで、さとりは放し飼い主義を通していたのだが、空が八咫烏を飲み込んで以来は少しは管理するようになった。
また、なにかやらかされたらたまったもんじゃない。が、しかし、ペットは大量にいる。とてもじゃないが全員をきっちり管理する事は不可能。
そこで、一番力の強く、危なっかしい空のみをきっちりと管理。それ以外はたまには自分で会いに行くなどして、前よりはマシ程度には管理することにした。その一つとして、空に日記を書かせることを義務付けた。
「こんなの何書けばいいか分んないよう」
「悩んでいるようだね」
「あっ、おりん」
悩む空の元に現れたは火焔猫燐。
空が日記を書くという噂を聞いて尋ねにきた。
というわけでもなく、さとりから「おくうがちゃんと書いているか面倒みてくれ」と頼まれたのである。
「まだ書けてないの?」
「だって何書けばいいか分かんないし・・・覚えてないし」
「ははは、そんなのサクッと簡単に書いちゃえばいいのよ。」
「サクッと?簡単に?むう・・・」
燐からアドバイスをもらいながら彼女はようやく一日の日記を付けた。
12/4 火ようび
きょうは、さとりさまから、これをまいにち書けといわれた。
めんどくさいけど、おりんもかかなきゃダメっていうから、がんばって書こうとおもいます。
きょうはもうねむいので、やぬます
できるだけ内容が長く、濃いものを期待してますよ。
あと宇津保日記、東方を知っていると同じ事を考えますねw
日記の理由を忘れちゃうお空かわいい。