Coolier - 新生・東方創想話

灼熱Sweet Side Satori

2012/10/14 10:39:20
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~重度のこいさと注意~



私、古明地こいしは何故こうなったか分からなかった。
今の状況を説明すると、お姉ちゃんが私に抱きつき、そして何か怪しい呪文を唱えている。
いや、末期のシスコンでこいし中毒であるお姉ちゃんが私を抱きしめるのは日常茶飯事。しかし、今回は異常だった。

「お姉ちゃん、何でこんなことしてるの…?」
「こいしが可愛いからに決まっているでしょう。そんなことより…ブツブツ…」
さっきからこの繰り返しだ。何を言っても私が可愛いで済まされる。
「はぁ…」私はため息をついた。フランちゃんもこういうことが良くあるらしい。妹みたいな人はこうなる運命なのかな…。
こいしがそう思ったとき、さとりはそのため息を聞いてとんでもないことを想像した。
「あらあらやっといい感じになりましたね。こいし、その熱い吐息を私に浴びせて頂戴。」
「いやいやいや、普通にため息だからね!?一体私がどんな状態だと思ったの!?」
「姉の愛情に興奮する姿か姉の体温に激情を感じているかのどちらか?」
「違うよ!!姉の妄想と行動に頭を悩ませている姿だよ!!」
「何…だと…」
そのセリフと共に姉の霊力が一瞬にして消えた。
「お姉ちゃん、大丈夫…じゃないよね…これ…」
さとりはサードアイを含む目から光が消え、物凄い勢いで震えながらさっきよりも上級の呪文を唱えていた。
とりあえずビンタしてみた。
「ありがとうございます!!」
目覚めた、しかし何か納得のいかないこいしだった。
そのあと、さとりはむくりと目覚めて、「素晴らしいわ、もっとやって頂戴。」と言った。
しかしその時すでにこいしはすでに新技の発動準備をしていた。
「お姉ちゃんのバカー!!!!!!」
フラン直伝のスペルカード、拳符「お姉ちゃん撃退拳法」が炸裂した。
その威力は凄まじく、例えるなら星熊勇儀と伊吹萃香の四天王奥義を足して二乗したレベルであった。
実際はそこまでではなく、あくまでも比喩だが、もともと体の弱いお姉ちゃんが食らったから壁にめり込んで完璧に意識を失っていた。
「あわわわわ…ごめんねお姉ちゃん!!こんなに強いと思わなかったから…」
私は涙目になって謝った。
「可愛いから許す!!」
そしてこいしはもう片方の手を構える。
「可愛いから許してください、お願いします。」
「絶対に許さない!!」
そしてまたしても壁に穴が空く事となった。

~その頃守矢神社では~
「お願いします現人神様、もう人を驚かさないのでお許しくださいませ。」
「絶対に許早苗!!」
そうして守矢神社でも穴が空くことになった。

~紅魔館ロビー~

こいしは姉が気絶したその刹那、無意識となり行く宛も無く逃げ出してきた。
紅魔館に行こうとと思ったが、先ほどの自分と同じ光景が見えたので入るのは諦めた。
しかし、あくまでも入るのを諦めただけなので、とりあえず窓からレミリアさんVSフランちゃんを見ることにした。
結果としてはレミリアの敗北だった。
だがしかし、レミリアが先ほどのさとりのような言葉を発した為、さとりと同じ目にあうこととなった。
「おお、やっぱり生で元祖「お姉ちゃん撃退拳法」を見ると凄いね~。」
こいしの撃退拳法はあくまでも複写、本家は何かしら赤いオーラを纏っていて、音も威力も段違いである。
ぶっちゃけ、レミリアストレッチの上位版みたいな物だ。

そのようなことを考えているうちに後に気配を感じた。
「やはりここでしたか…知らないのか…魔王からは逃げれないと…」
なんと後には手をニキニキと動かすお姉ちゃんの姿があった。
「どうしてここだと分かったの…?」
「こいしが可愛いからです。さぁこいし、お姉ちゃんと熱い時間を過ごしましょう…」
「やだ!!フランちゃん助けて!!!」
こいしは逃げようとしたが、両手両足を縛られていた所為で脱出不可能の状態となっていた。
「あ…」
さとりは一枚のスペルカードをこいしに見せこういった。
「これが…レミリアさん直伝の牢獄「ジェイル・オヴ・ザ・ミッドナイトクイーン」よ…」
「え…あ…」
こいしは絶句した、まさか姉も同じ手を使うとは思っていなかった。
「チェックメイドよ、こいし。」
「お姉ちゃん、チェックメイドじゃなくてチェックm…」
こいしはそのセリフを言い切ることは出来なかった。なぜなら顔を姉のロードローラーで整地したような胸に押し付けられたからである。
手足を拘束され、その状態で胸に押しつけられた時こいしはもうだめだと察した。
「キャアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」
そうして幻想郷に新たな悲鳴が響いたのである。


めでたし めでたし

こいし「めでたくなーーーいっ!!!!」
レミリア「フラン、拳符「お姉ちゃん撃退拳法」なんかじゃなくて静止「ブレッツ・オヴ・シスターズ」とか天国「サードヘブン」とかどう?」
フラン「うるさい、ネーミングセンスが微塵も無いくせに人の技に口出ししないで。しかも二つ目どう見てもセカンドへブンのパクリでしょ?」
レミリア「(´・ω・`) ショボーン」

どうも、AZTAと言います。初投稿です。よろしくお願いします。ちょっと甘めに作ってみました。感想、改善点、リクなどがあったらください。
この後の古明地姉妹の展開は公開できない内容なのでご想像にお任せします。
AZTA
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コメント



0.160簡易評価
2.20名前が無い程度の能力削除
下積みのない独り善がりの作品。他人に読ませるという意志がない。
5.80名前が無い程度の能力削除
すごく面白かったです。さとりだけでなくレミリアまで…。後書きのやり取りも笑えました(笑)
他の姉妹も見てみたいですね。次も楽しみにしています。
6.30名前が無い程度の能力削除
もう一回最初のプロット段階から練り直せば多分変わるかも
まぁ頑張れ
7.無評価名前が無い程度の能力削除
この作品を読んでみて違和感を覚えるなら、無くなるまで推敲しまくってください
無いのなら、ここに限らず小説を読みまくってください

あと、私もこいさとが好きです
9.50名前が無い程度の能力削除
とりあえず、背景色で文字がよく見えねーですよ。あと、本文とタイトルとの相関性がよく分からねーですよ。
どっちかっつーと、恋する姉妹戦争とか書いたほうがしっくり来るでよ。内容自体が音ゲとは関係ねーけどな!
それと、タグはつけた方が親切っつうか、普通はつけるもんだナ。
12.無評価11削除
別に変えなくていいと思いますよ。もちろん、俺の矜持が許さねえ、なんて場合ならば変えてもいいでしょうね。
まぁ、つまりは自由なんですよ。このサイトもそうだし、そもそも文芸ってのがそういう性質のもんですわ。
本屋に行って話題書の棚を全部読破してみてください。きっと貴方が今思っているよりも、好き勝手書きなぐってる作家さんが多いことに気づくでしょう。台詞、行間、文体、構成、全てにおいて、その人の個性が現れる。正解なんざ無いんです。畢竟、娯楽の優位性というのは、数と権威の暴力が全てですよ。
本屋でもいいし、このサイト様でもいいので、師匠となる人を見つけて、模倣するのが短期完成のアプローチとしては王道となりますね。

少なくとも俺が書くよりは生き生きしてるキャラだから羨ましいところあるよ、ってわけでレミフラ書いてくれませんか。というか、ぶっちゃけ紅魔と地霊のストーカーやってるんで、その類なら何でもprprできます。考えたらここの利用者ってほとんどそういう人じゃね?
長文レス失礼しました
13.90名前が無い程度の能力削除
さとこいいいよさとこい
14.100名前が無い程度の能力削除
もう幻想卿はだめだな(いいぞもっとやれ