「もーこーたん、あーそーぼー(ハート)」
「かーえーれ(ハート)」
古くから伝わる『友人を遊びに連れて行く呪文』失敗
なおこれは子供だから許されることであり、いい年こいた人かやるとただの羞恥プレイと化す
どっかのスキマ妖怪が実践した際、近くにいたY・Rさんはとても痛感したという。閑話休題
「なんでよっ!私の身体に飽きたっていうの!?貴方が望むから外だけでなく中だって見せたって言うのに!!」
「なにぃっ!?ホントか妹紅っ!!」
修羅場発生
ドロドロの三角関係だ。お茶の間の奥様やメイドや薬師は首っ丈だ
「貴様が言ってんのは中っつーよりブチまけられた内(臓)だろがっ!!つか慧音もなにノってんのよっ!!」
「いや、つい」
「よよよ…私とは遊びだったのね…」
「あの殺戮世界を遊びと言い切るその感性に私が泣きたいよ」
この前は『法被釣腐煉図(はっぴぃつりぃふれんず)ゴッコしよー』と言ってナイフとか鋸とか拷問器具(永琳のコレクション)を持ってきたし
純粋に怖かった。ちと泣いた
「嗚呼…あの泣き顔をもう一度…」
「うわーん社会復帰不可能な変態がいるよー」
どっか旅に出たい
「ほら、また二人であの萌えあがる恋をしましょうよっ!」
「慧音ー、ガソリン持ってきてー」
「うーん、勿体無いから残ったテンプラ油でいいんじゃないか?」
「あ、そうね」
「ひどっ!せめてサラダ油にしてよっ!カロリー半分のっ!!」
つかの間のキャンプファイヤーもどきを済ませ
「じゃ、帰るか」
「そうだな」
「ええっ!これで終わりっ!?私だけ服燃やされマッパ放置プレイっ!?ちょっと魅力的っ!!」
ち、もう蘇りやがった。ケチらずにもっとアルコール足しゃ良かったか
つか魅力的なら黙ってろよ
「…あー、いい加減にしないか蓬莱人。妹紅が困ってるだろう。というか私ともこたんの幸せな一時を邪魔すんな」
「慧音…」
その威風堂々と言う姿はかっこいいがもう少し早く言ってください
つかアンタも同類っすか
「何よこのキモタクっ!アンタなんて二文字変えたらシブタクじゃんっ!トラックにでも轢かれてろっ!」
「黙れこの地味おかっぱがっ!悔しかったら角でも生やせっ!妹紅を掘ることすらできんくせにっ!」
「生やしたわよ潰されたけどっ!!つか何でも掘る掘る叫んでじゃねーわよこの掘るスタインっ!!キャトルミューティレーションするわよっ!?」
「何をこの下の髭さえ生えてないナンチャッテ小童がっ!!貴様こそその貧相な胸の歴史削り取ってどっかのメイドの慰めものにしてやろうかっ!!」
…………………うん、泣いていいよね、私
つか何でこの変態の子供未満レベルの言い合いを聞かなきゃならんのか。精神的にはリザレクションできんぞあたしゃ
うん、そうだ。私は悪くないんだ。悪いのはこいつらなんだ、うん
「だから分かってないな貴様はっ!!妹紅はツンデレが一ば…ん……」
「何言ってんのよっ!!あえて名前どおり妹キャラでオドオド…と……」
だから、うん。怒っていいよね?キレていいよね?燃やしちゃっていいよねこんな世界
「あ、えー、妹紅。
悪かった、正直にヒートアップしすぎて悪かった。だからそんな追い詰められて自暴自棄になって犯罪に走る未成年のような泣き顔は止してくれ」
「そ、そうよもこたん。
そんな泣き顔は正直萌え萌えまくるけどやっぱり貴方に似合うのは花火のような笑顔よ。だから泣き止んで。ついでにそのスペル発動も止めて」
「…正直もんだね、あんたら」
そんな正直者には―――死を―――
「ってことで殺されたわ」
「軽っ!」
「何を今更」
「それもそうですね」
「で、今回のお願いなんだけど」
「その前に服着てください。つかマッパでココまで帰ってきたんですか?姫」
「流石に寒かったわね、新しい快感を得そうになるほど。ね、蘇る服ってないかなぁ」
「多分、原材料から加工する時点で無理かと思いますが…」
「ま、いいわ。でね…」
「で、頼まれたのがこの若返り薬なんですか」
興味深げに出来立てホヤホヤの薬(座薬型)をマジマジと見るツヤツヤとしたてゐ
なお、弟子のウドンゲは前回の後遺症で腰が立たなくなっている
どんなものでもヤり過ぎは禁物である
「ええ。ま、色んなとこから同じような依頼があったから丁度良かったわ」
「へぇ、さりげなく変態しかいないんですね。この世界」
はっはっはと笑い合う二人
なお、依頼してきたメイドとかスキマとか魔女とか男とかの実名はここでは出しません。永遠亭の名にかけて
「で、なんで姫様はあの蓬莱人を幼児にしたいんですか?」
「ん?なんか『蓬莱山の名にかけて、あの角に妹萌えの素晴らしさを見せつけてやるのよっ!!』って」
「うーん、煩悩の塊ですね。でもアイツってもう年4桁いってるんでは?子供になりますか?」
「あ、大丈夫。これは外見を幼くさせるだけだから。だから2桁でも3桁でも変わりなく1桁になるわよ。見た目だけ」
「なるほど…あー、ところで、あのー…」
「ふふ、言わなくてもいいわよ。はい、貴方の分♪」
「おおっ!」
「でもあんまり無理しちゃ駄目よ?他のイナバ百羽くらい呼んでくんずほぐれつの100Pとか」
「しませんよー。そりゃちょっとは魅力的だけどウドンゲは私だけのものです」
そう言って頬を可愛く染めるてゐ。でもその目的は邪に塗れて彼女の腹同様真っ黒けである
つか、物理的に無理だろ100は
「前回は私が攻められっぱなしでしたからねー。今度は……ふふふふふふふふふふ」
「あらあら。撮影は良いのかしら」
「そうですねー。それで弱み握るのもいーかもー」
「楽しみねー、ほほほほほほ」
「ふふふふふふ」
一方、ウドンゲはうなされすぎて白玉楼の庭師に挨拶してた
その夜
「というわけで、昨日のお詫びにお握り作ったの。食べて♪」
外見純粋な笑みで妹紅に包みを渡そうとする輝夜
罠のオーラたっぷりである
「…誰が食うか」
「がーんっ!……そうよね、こんな穢れた女の握った炭水化物なんて嫌よね」
「いや、アンタの場合精神が穢れてるから」
「じゃあ、私じゃなくて永琳が作った座薬があるの。入れて♪」
「死ね」
輝夜の完璧(にぶっとんだ)話術を一言で斬り捨てる妹紅。未来永劫斬も真っ青だ
「えー、なんでよー。私も駄目、永琳も駄目。じゃ何がいいのよっ!」
「貴様に関わったもの全てが嫌なんだよっ!!つか座薬もらって喜ぶアホがどこにいるっ!!」
「そうだ。妹紅の後ろに入れていいのは私だけだっ!!」
「慧音も黙れ―――――――――――――ー―――っ!!」
はぁはぁ
息を切らし涙目になり、なんか『信じるって何の汁?旨いのそれ?』って気分になってくる
だから今目の前で私の顔見て興奮してる輝夜は存在しない。そう決めた。これ以上疲れたくない。人生に
「お願いよもこたんー。私のリビドーのためにー」
「この言い切れないほど変質者が……大体そんな効果も分からん怪しいもん服用してたまるか」
「あ、これ?若返り薬」
「バラしたっ!?」
「なんとっ!?」
「何よ、効果を聞いたのはそっちでしょ?」
「いや…そうだけどさー」
「若返りか…うーむ」
「いやなにちょっと心動かされてんのよ慧音っ!?お願い、そこまで私を裏切らないでっ!?」
「はっ!?…安心しろ、また裏の性格が現れたらしい。どうもこの月人がいると心だけEX化するな…」
「ホントね?ホントに信用していいのね?背中を見せても安心ねっ!?」
「ちっちゃいもこたん……舌ったらずなもこたん……上目遣いのもこたん……『おねぇちゃーん』と笑うもこたん……」
「ぐっ!?だ、黙れっ!!私を惑わすなあぁぁぁぁぁぁぁぁあっ!!」
「ああっ、慧音がまるで良心回路で脇腹が痛くなる改造人間のようにっ!?負けないでっ!!私のためにっ!!」
負けました
欲望って怖いね
「…くっくっく、表の臆病者めが。素直になれば良いものを」
「待ってたわよ、裏の慧音。いや、『きもけーね』」
「ああ…道は違えど目的は……な」
「ひっ…いや……こないで……」
「さあ」
「観念しなさい」
「いやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあっ!!!!」
とりあえず自分で服用することまで妥協することに成功
人間って死ぬ気になるとなんでもできるんだなーと思いました
少女茂みの中で服用中
「…まだー?」
「入れられないのか?なら私が奥まで入れてやるぞ?」
「黙れ変態どもっ!!……うう…あっ……キタ――――――――――っ!!」
「…これでいいのっ!?」
「……」
「……」
「な、何よっ!笑いたければ笑いなさいよっ!」
「い、いや…」
「こ。これほどまでとは…」
ダブダブのYシャツのみで、
羞恥と怒りで顔を真っ赤に染めて、
でもどこか不安げに見上げてて、
しかもそれが紛う事無き愛しい妹紅なわけで
「…すまなかった……私はどうやら妹萌えという古く美しい歴史を忘れたうつけであったようだ」
「…いいえ、私も目から鱗が出たわ。ツンデレって素晴らしいわね」
「過去からの萌えに」
「未来への萌えに」
がしっ
嗚呼、なんと美しきかな
今、新旧の萌えが新しい友情を産んだのである
「…莫迦ばっかり」
「…妹紅。その発言はせめてツインテールにしてから言って欲しかったな」
「それはそれで破壊力抜群だけどね…」
「…………泣くな、私。泣いたら奴らを喜ばすだけだ。が・ま・ん」
「で、だ」
「是非『お姉ちゃん』と言って?」
「死ね」
「頼むっ!妹紅っ!!いや、もこたんっ!!」
「ここまできてその一言が聞けないなんて蛇の生殺しどころか皆殺しよっ!!」
がばぁっ!
土下座をして頼みこむ二人。不様を通り越し男らしい
『いや、ただの死骸じゃんそれ』というツッコミもできず固まる妹…いや、もこたん
「……もう…もうそれで解放してくれる?」
「それだけ、それだけでもうっ!!」
「わいらはもう満足ですじゃっ!!」
何この光景
うん、こうなったらヤケだ。それで逃げられるならそれでいいや
「……じゃぁ…………お、おねえ、ちゃん」
――――永い、永い沈黙が降りた
そして、時は動き出す
「「ぐっふぅああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあっ!!??!?」」
もう鼻とか口とか色んなとこから血が噴出
その様は…そう、まるで『フジヤマヴォルケイノ』
ばさっ
我が人生に一片の悔いなしって感じでぶっ倒れる変態’s
呆然と返り血で真っ赤な幼女もこたん
……そうだ旅に出よう。
ただそれしか考えてなかったとか
―――後日
香霖堂で『うさぎ幼女の生態 ~外から中まで~』が発売され、その日の内に放火されたのはまた別の話
「かーえーれ(ハート)」
古くから伝わる『友人を遊びに連れて行く呪文』失敗
なおこれは子供だから許されることであり、いい年こいた人かやるとただの羞恥プレイと化す
どっかのスキマ妖怪が実践した際、近くにいたY・Rさんはとても痛感したという。閑話休題
「なんでよっ!私の身体に飽きたっていうの!?貴方が望むから外だけでなく中だって見せたって言うのに!!」
「なにぃっ!?ホントか妹紅っ!!」
修羅場発生
ドロドロの三角関係だ。お茶の間の奥様やメイドや薬師は首っ丈だ
「貴様が言ってんのは中っつーよりブチまけられた内(臓)だろがっ!!つか慧音もなにノってんのよっ!!」
「いや、つい」
「よよよ…私とは遊びだったのね…」
「あの殺戮世界を遊びと言い切るその感性に私が泣きたいよ」
この前は『法被釣腐煉図(はっぴぃつりぃふれんず)ゴッコしよー』と言ってナイフとか鋸とか拷問器具(永琳のコレクション)を持ってきたし
純粋に怖かった。ちと泣いた
「嗚呼…あの泣き顔をもう一度…」
「うわーん社会復帰不可能な変態がいるよー」
どっか旅に出たい
「ほら、また二人であの萌えあがる恋をしましょうよっ!」
「慧音ー、ガソリン持ってきてー」
「うーん、勿体無いから残ったテンプラ油でいいんじゃないか?」
「あ、そうね」
「ひどっ!せめてサラダ油にしてよっ!カロリー半分のっ!!」
つかの間のキャンプファイヤーもどきを済ませ
「じゃ、帰るか」
「そうだな」
「ええっ!これで終わりっ!?私だけ服燃やされマッパ放置プレイっ!?ちょっと魅力的っ!!」
ち、もう蘇りやがった。ケチらずにもっとアルコール足しゃ良かったか
つか魅力的なら黙ってろよ
「…あー、いい加減にしないか蓬莱人。妹紅が困ってるだろう。というか私ともこたんの幸せな一時を邪魔すんな」
「慧音…」
その威風堂々と言う姿はかっこいいがもう少し早く言ってください
つかアンタも同類っすか
「何よこのキモタクっ!アンタなんて二文字変えたらシブタクじゃんっ!トラックにでも轢かれてろっ!」
「黙れこの地味おかっぱがっ!悔しかったら角でも生やせっ!妹紅を掘ることすらできんくせにっ!」
「生やしたわよ潰されたけどっ!!つか何でも掘る掘る叫んでじゃねーわよこの掘るスタインっ!!キャトルミューティレーションするわよっ!?」
「何をこの下の髭さえ生えてないナンチャッテ小童がっ!!貴様こそその貧相な胸の歴史削り取ってどっかのメイドの慰めものにしてやろうかっ!!」
…………………うん、泣いていいよね、私
つか何でこの変態の子供未満レベルの言い合いを聞かなきゃならんのか。精神的にはリザレクションできんぞあたしゃ
うん、そうだ。私は悪くないんだ。悪いのはこいつらなんだ、うん
「だから分かってないな貴様はっ!!妹紅はツンデレが一ば…ん……」
「何言ってんのよっ!!あえて名前どおり妹キャラでオドオド…と……」
だから、うん。怒っていいよね?キレていいよね?燃やしちゃっていいよねこんな世界
「あ、えー、妹紅。
悪かった、正直にヒートアップしすぎて悪かった。だからそんな追い詰められて自暴自棄になって犯罪に走る未成年のような泣き顔は止してくれ」
「そ、そうよもこたん。
そんな泣き顔は正直萌え萌えまくるけどやっぱり貴方に似合うのは花火のような笑顔よ。だから泣き止んで。ついでにそのスペル発動も止めて」
「…正直もんだね、あんたら」
そんな正直者には―――死を―――
「ってことで殺されたわ」
「軽っ!」
「何を今更」
「それもそうですね」
「で、今回のお願いなんだけど」
「その前に服着てください。つかマッパでココまで帰ってきたんですか?姫」
「流石に寒かったわね、新しい快感を得そうになるほど。ね、蘇る服ってないかなぁ」
「多分、原材料から加工する時点で無理かと思いますが…」
「ま、いいわ。でね…」
「で、頼まれたのがこの若返り薬なんですか」
興味深げに出来立てホヤホヤの薬(座薬型)をマジマジと見るツヤツヤとしたてゐ
なお、弟子のウドンゲは前回の後遺症で腰が立たなくなっている
どんなものでもヤり過ぎは禁物である
「ええ。ま、色んなとこから同じような依頼があったから丁度良かったわ」
「へぇ、さりげなく変態しかいないんですね。この世界」
はっはっはと笑い合う二人
なお、依頼してきたメイドとかスキマとか魔女とか男とかの実名はここでは出しません。永遠亭の名にかけて
「で、なんで姫様はあの蓬莱人を幼児にしたいんですか?」
「ん?なんか『蓬莱山の名にかけて、あの角に妹萌えの素晴らしさを見せつけてやるのよっ!!』って」
「うーん、煩悩の塊ですね。でもアイツってもう年4桁いってるんでは?子供になりますか?」
「あ、大丈夫。これは外見を幼くさせるだけだから。だから2桁でも3桁でも変わりなく1桁になるわよ。見た目だけ」
「なるほど…あー、ところで、あのー…」
「ふふ、言わなくてもいいわよ。はい、貴方の分♪」
「おおっ!」
「でもあんまり無理しちゃ駄目よ?他のイナバ百羽くらい呼んでくんずほぐれつの100Pとか」
「しませんよー。そりゃちょっとは魅力的だけどウドンゲは私だけのものです」
そう言って頬を可愛く染めるてゐ。でもその目的は邪に塗れて彼女の腹同様真っ黒けである
つか、物理的に無理だろ100は
「前回は私が攻められっぱなしでしたからねー。今度は……ふふふふふふふふふふ」
「あらあら。撮影は良いのかしら」
「そうですねー。それで弱み握るのもいーかもー」
「楽しみねー、ほほほほほほ」
「ふふふふふふ」
一方、ウドンゲはうなされすぎて白玉楼の庭師に挨拶してた
その夜
「というわけで、昨日のお詫びにお握り作ったの。食べて♪」
外見純粋な笑みで妹紅に包みを渡そうとする輝夜
罠のオーラたっぷりである
「…誰が食うか」
「がーんっ!……そうよね、こんな穢れた女の握った炭水化物なんて嫌よね」
「いや、アンタの場合精神が穢れてるから」
「じゃあ、私じゃなくて永琳が作った座薬があるの。入れて♪」
「死ね」
輝夜の完璧(にぶっとんだ)話術を一言で斬り捨てる妹紅。未来永劫斬も真っ青だ
「えー、なんでよー。私も駄目、永琳も駄目。じゃ何がいいのよっ!」
「貴様に関わったもの全てが嫌なんだよっ!!つか座薬もらって喜ぶアホがどこにいるっ!!」
「そうだ。妹紅の後ろに入れていいのは私だけだっ!!」
「慧音も黙れ―――――――――――――ー―――っ!!」
はぁはぁ
息を切らし涙目になり、なんか『信じるって何の汁?旨いのそれ?』って気分になってくる
だから今目の前で私の顔見て興奮してる輝夜は存在しない。そう決めた。これ以上疲れたくない。人生に
「お願いよもこたんー。私のリビドーのためにー」
「この言い切れないほど変質者が……大体そんな効果も分からん怪しいもん服用してたまるか」
「あ、これ?若返り薬」
「バラしたっ!?」
「なんとっ!?」
「何よ、効果を聞いたのはそっちでしょ?」
「いや…そうだけどさー」
「若返りか…うーむ」
「いやなにちょっと心動かされてんのよ慧音っ!?お願い、そこまで私を裏切らないでっ!?」
「はっ!?…安心しろ、また裏の性格が現れたらしい。どうもこの月人がいると心だけEX化するな…」
「ホントね?ホントに信用していいのね?背中を見せても安心ねっ!?」
「ちっちゃいもこたん……舌ったらずなもこたん……上目遣いのもこたん……『おねぇちゃーん』と笑うもこたん……」
「ぐっ!?だ、黙れっ!!私を惑わすなあぁぁぁぁぁぁぁぁあっ!!」
「ああっ、慧音がまるで良心回路で脇腹が痛くなる改造人間のようにっ!?負けないでっ!!私のためにっ!!」
負けました
欲望って怖いね
「…くっくっく、表の臆病者めが。素直になれば良いものを」
「待ってたわよ、裏の慧音。いや、『きもけーね』」
「ああ…道は違えど目的は……な」
「ひっ…いや……こないで……」
「さあ」
「観念しなさい」
「いやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあっ!!!!」
とりあえず自分で服用することまで妥協することに成功
人間って死ぬ気になるとなんでもできるんだなーと思いました
少女茂みの中で服用中
「…まだー?」
「入れられないのか?なら私が奥まで入れてやるぞ?」
「黙れ変態どもっ!!……うう…あっ……キタ――――――――――っ!!」
「…これでいいのっ!?」
「……」
「……」
「な、何よっ!笑いたければ笑いなさいよっ!」
「い、いや…」
「こ。これほどまでとは…」
ダブダブのYシャツのみで、
羞恥と怒りで顔を真っ赤に染めて、
でもどこか不安げに見上げてて、
しかもそれが紛う事無き愛しい妹紅なわけで
「…すまなかった……私はどうやら妹萌えという古く美しい歴史を忘れたうつけであったようだ」
「…いいえ、私も目から鱗が出たわ。ツンデレって素晴らしいわね」
「過去からの萌えに」
「未来への萌えに」
がしっ
嗚呼、なんと美しきかな
今、新旧の萌えが新しい友情を産んだのである
「…莫迦ばっかり」
「…妹紅。その発言はせめてツインテールにしてから言って欲しかったな」
「それはそれで破壊力抜群だけどね…」
「…………泣くな、私。泣いたら奴らを喜ばすだけだ。が・ま・ん」
「で、だ」
「是非『お姉ちゃん』と言って?」
「死ね」
「頼むっ!妹紅っ!!いや、もこたんっ!!」
「ここまできてその一言が聞けないなんて蛇の生殺しどころか皆殺しよっ!!」
がばぁっ!
土下座をして頼みこむ二人。不様を通り越し男らしい
『いや、ただの死骸じゃんそれ』というツッコミもできず固まる妹…いや、もこたん
「……もう…もうそれで解放してくれる?」
「それだけ、それだけでもうっ!!」
「わいらはもう満足ですじゃっ!!」
何この光景
うん、こうなったらヤケだ。それで逃げられるならそれでいいや
「……じゃぁ…………お、おねえ、ちゃん」
――――永い、永い沈黙が降りた
そして、時は動き出す
「「ぐっふぅああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあっ!!??!?」」
もう鼻とか口とか色んなとこから血が噴出
その様は…そう、まるで『フジヤマヴォルケイノ』
ばさっ
我が人生に一片の悔いなしって感じでぶっ倒れる変態’s
呆然と返り血で真っ赤な幼女もこたん
……そうだ旅に出よう。
ただそれしか考えてなかったとか
―――後日
香霖堂で『うさぎ幼女の生態 ~外から中まで~』が発売され、その日の内に放火されたのはまた別の話
何はともあれ盛大に笑わせていただきました。
センス溢れる文章が私の心にザクザクと切り込んで参ります。
もこたんかわいいよ! てるよもかわいいよ! けーねもかわいいよ!
どっか致命的に壊れてる永遠亭かわいいよ! みんなかわいいよ!
輝夜と慧音は好敵手が良く似合う(ギャグ限定
それはそれとして・・・・
>ウドンゲは前回の後遺症で腰が立たなくなっている
まさかウドンゲに生えてたのはロングホーンじゃな(ry
そして今回も笑った。
キャラの崩しとテンポの良さが相まって最高っす。
憂鬱な気分が一発でかっトんだよ!!
言い回しの一つ一つに私の心が侵食されていきます。誰か助けて。ペストなんぞ相手になりません。ゲルググーっ!!(壊れた)
>黙れこの地味おかっぱがっ!
てるよの髪型っておかっぱではないのでは・・・?
について詳しく。
それともうわっ面だけの欲望から出たものなのか? それはこれからわかる。
あなたははたして滅びずにいられるのかしら? 慧音……」
「いい気になって知った風な口をきいてんじゃあないぞッ!!
蓬莱山輝夜、おまえには掘られことを後悔した歴史をも… 与えんッ!!」
"あの"前作すら霞んで見えるこの作品の異状に、もはや言葉も有りませぬ……
それに『良心回路で脇腹が痛くなる改造人間』って随分俗なことを知っておりますね妹紅。
いや、本当に面白かったです。
は。今白玉楼の階段が見えたような。ち、あのままいけば妖夢に会えたのに…。
そうだもう一回読んで笑い死にしよう。
これにはいろんなものを噴出して笑いました。
…多分(ォ
>香霖堂
はっ!私が予約しておいた分は無事n(マインドシェイカー