「ふと思ったんだが、ご主人の名前は、物事の始めのようなものだね」
「? どういう意味ですか?」
「フフッ。単純なことさ。両方とも、英語でスターと(スタート)言うんだよ」
「……」
「な、何だいその死んだ魚のような目は」
「……いえ、別に」
「何が言いたいんだい!?」
(ナズ可愛い)
――――――――――――――――――――
「……ねえ神奈子。最近私、思ったことがあるんだけどさ」
パチッ。
パチッ。
ぐぅ。
「……藪から棒に何だい?諏訪子」
パチッ。
パチッ。
ぐぅぅ。
「ダイエットっていうのはさ。今こうやって指してる将棋みたいなものなんじゃないかなって」
パチッ。
パチッ。
ぐぎゅるる。
「へえ、それはまた何でだい?」
パチッ。
パチッ。
ぐぎゅうう。
「だって、どっちにしたって『ふとられてる』ほど大変なわけでしょ?」
パチッ。
パチッ。
ぐぅぎゅるる。
「あははっ。うまいこと言うもんだねえ、諏訪子。そりゃ、ダイエットは『太られてる』方が大変だし、将棋は『歩取られてる』方が苦しい。昔から『歩のない将棋は負け将棋』という格言もあるくらいだしねえ」
パチッ。
パチッ。
ぐぅぎゅるるるる。
「でしょ。まさに神奈子の言う通りでさ。歩は、将棋の中では一番弱い駒ではあるけれど、同時に、戦いの上では無いと困るものでもあるのよね。ダイエットだってそれと同じで、一歩ずつ確実に進めるのが大事だと思うんだ、私は」
パチッ。(ちらっ)
パチッ。(ちらっ)
ぐっぎゅうー。
「私も、諏訪子の意見に同意だね。だから……」
ぐぅぎゅるるるるるる。
「「72時間耐久断食ダイエットとか、あんまり無茶なことしないでよ早苗ー!!」」
――――――――――――――――――――
河童の技術革新により、幻想郷内でもラジオが聴けるようになってから、しばらくの月日が経っていた。
じわりじわりと、日の熱さが増してくる季節。
幻想郷の日が、もうそろそろ暮れようかという時間。
『カチリ』とラジオのスイッチが入り、軽快な音楽と共に賑やかな声が流れ出す。
♪~ あっやあっややややあやもみあっやあっややややあやもみあっやあっややややあやもみ放送室♪
「みなさん、あやややや!パーソナリティの射命丸文です!」
「みなさんあやややや、同じくパーソナリティの犬走椛です」
「今夜も始まりました『あやあややややあやもみ放送室』な訳なんですけれども」
「はい」
「いやー、最近は何だか蒸し暑い日が続いていますねー。思わずチルノさんへの取材率が高めになってしまってて。先週は、丸々5日はチルノさんと一緒にいましたね」
「それ、涼みたいっていう欲望が丸出しじゃないですか。ただでさえ天狗が妖精の取材してるっていうのが変なことなんですから、ちょっとは抑えてくださいよ」
「あはは、すみません」
「まったくもう。えーと、話は逸れますが、文様に一つ伺ってもよろしいですか?」
「何ですか?」
「この番組のパーソナリティは文様と私の2人ですよね?」
「何を今更言ってるんですか。もう結構長くやっているというのに」
「いえ、たしかに今更なんですが……最近ですね、どうも、この番組のタイトルが納得いかないというか」
「タイトル?」
「だって『あや』『あやややや』『あや』『もみ』放送室じゃないですか」
「何か問題がありますか?」
「問題だらけですよ!おかしいですよね!?どう考えても、タイトルに文様の要素多すぎでしょう!これだと、私添え物みたいじゃないですか!」
「ソンナコトナイデスヨ」
「目を逸らさないでください!しかも『こんばんは』代わりの番組挨拶まで『あやややや』ですし!」
「というわけで『あやあややややあやもみ放送室』、今夜も最後までお付きあい下さい!」
「ちょっとー!?」
「そんな訳で、最初で最後のコーナーはこちら!」
「『射命丸文のなぞかけ道場』~!」
「このコーナーは、リスナーの方から募集したお題を元に、道場主である私、射命丸文が即興でなぞかけを創っていきます」
「普通、逆だと思うんですけどね。リスナーの方にお題を出して、答えてもらう形が一般的だと思うんですが」
「そこはまあ、この番組のオリジナリティということで」
「そういうことにしておきましょうね、はい。では、今夜のお題、一つ目いってみたいと思います。ラジオネーム『幻想郷ベストモンバニスト受賞』さん。『文さん椛さんあやややや。最近、お仕事の合間に栄養ドリンクを飲むのがマイブームなっています。色々飲み比べていますが、どれも甲乙つけがたいですね。でも、ちょっと飲みすぎだと咲夜さんに怒られちゃいました。という訳で、お題は『栄養ドリンク』でお願いします』だそうです」
「ふむ、栄養ドリンクですか」
「一つ目から、なかなか難度が高いお題がきましたね」
「たしかに。私もパッとは浮かびませんね」
「かなりピンポイントなお題ですし、無理もないと思いますよ。うーん、『栄養ドリンク』ですか。『栄養』方面から考えるのか、『ドリンク』方面から考えるのか、はたまた……」
「はい、できました」
「早っ!?パッと浮かんでるじゃないですか!せめて私が喋り終わってからにしてくださいよ……。じゃあ行きます。栄養ドリンクとかけて何と解く?」
「栄養ドリンクとかけて、妖夢さんのお師匠様と解く」
「その心は?」
「妖忌(容器)は多分敏感(ビン・缶)です」
「ああなるほど、入れ物から着想したんですか」
「何だかわからないですけど、栄養ドリンクといえばビンか缶ですよね」
「たしかに。紙パックやペットボトルのはあまり見ないですね。それに、色々な気配に敏感でなければ、剣の達人にはなれませんし」
「そういうことです。あと、栄養方面から考えるって何ですか?ビタミンAとかタウリンとかじゃ、さすがに他の言葉とはかけられないんですが」
「て、鉄分とか、何とかすれば何とかなりそうじゃないですか!……はい、気を取り直して次のお題にいってみましょう。ラジオネーム『花畑の可憐な少女』さんからです。『あやややや。今年も夏が近づいてきましたね。私の育てた向日葵も大輪の花を咲かせてくれそうで、今から楽しみです。お題は『稗田阿求』で』」
「お手紙の内容とお題が、いっそ清々しい位無関係ですね」
「私も読んでて驚きました。けど、お題としては作りやすいかもですね。縁起だとか記憶だとか、キーワードになりやすそうなものはいくつか私も浮かんでますが」
「む、椛はそっちで考えるんですね。私は、そういうのとは全く違う方面で考えましたよ」
「ああ、もうできてるんですか。さっきもそうでしたけど、やっぱり早いですねえ。じゃあいきますよ、稗田阿求さんとかけて何と解く?」
「稗田阿求さんとかけまして、疑問と解く」
「その心は?」
「始まりは『あれー?』です」
「……プッ」
「お、笑いましたね椛」
「だ、だって、文様の言い方が……ププッ」
「でも、やるものでしょう?」
「た、たしかに。稗田家は『阿礼』から始まっていますし、疑問というのも『あれー?』と思う所から……プププッ」
「ありゃ、椛ったら予想以上にツボへハマっちゃったみたいですね。仕方ないですから、とりあえず椛が落ち着くまで私が進行しましょうか。えー今日最後のお題はラジオネーム『89000』さんからいただきました。『最近携帯とかいうのが幻想郷にも入ってきたようですが、通話料が払えないので買えません。というか生活ができません。今日のお賽銭は2円でした。せめて、お題は『携帯』でお願いします」だそうですよ」
「ププッ。……ふぅ。ようやく落ち着きました。それで、お題は携帯ですか」
「はい。何が『せめて』なのかよく分かりませんけど」
「まあ、細かいことは気にしなくていいんじゃないですか?」
「ですね」
「携帯、というと、通話だとかメールだとか、できることは多そうですね。あと、カメラもついていたような」
「うーむ、しかしこのお題はあくまで『携帯』ですからね、必ずしも『携帯電話』でなくともいいはず……できました!」
「おお、電話じゃない方からの発想ですか?」
「ええ、我ながら、結構良い出来だと思いますよ」
「それじゃいってみます。携帯とかけて何と解く?」
「携帯とかけて、散歩するレティ・ホワイトロックさんと解く」
「その心は?」
「モチ歩いていま
―――そのわずか5分後、謎の断末魔と共に番組は突如終了し、二度と放送されることはなかったという。
……あと、何故か、その後しばらく気温が10℃を下回るような寒い日が続いたそうな。
――――――――――――――――――――
「歌の詩が浮かばない早苗とかけて、他人の前で礼儀正しくふるまう諏訪子と解く」
「その心は?」
「畏まってます(歌詞困ってます)」
「あはは、たしかに早苗は昔よく作ってたよね、曲」
「アニメ見て、その影響で友達とバンドを始めたりしていたな」
「そ、その話は止めてくださいよ!」
「それじゃ、ついでにもう一つ。歌の詩が浮かんだ早苗とかけて、台所と解く」
「その心は?」
「塩欠かすと(詩を書かすと)、後々後悔(公開)するでしょう」
「もうっ!」
――――――――――――――――――――
「私って、メイドさん失格なのかしら」
紅魔館の、従者用休憩室。
一日の内でもほんの僅かなお休みの時間に、自ら淹れた紅茶を飲みながら、咲夜は『はあ』とため息をつく。
その姿は、普段キリっとしている彼女からは全く想像のつかないもので。
端的に言えば、どこかへ出かけたのに、何一つ持ち帰らない魔理沙並みに貴重な姿だった。本当に、滅多に見られるものではない。
そんな咲夜の様子に、彼女と同じく休憩にやってきた美鈴は、珍しいなと思いながら声をかける。
「どうしたんです?咲夜さんらしくもない」
「え?あら美鈴、いたの」
美鈴の声に、ハッとした様子で振り向く咲夜。
本当に一切何の気配にも気づいていなかった様で、美鈴は(いよいよおかしい)と思う。
「何かあったんですか?落ち込んでいるようですけど」
「え、いえ、あのね」
あはは、と誤魔化すように笑ってみせる咲夜。
そうして一拍置いた後、咲夜は「たいしたことじゃないんだけどね」と前置きしつつ
「この前、お嬢様にお茶をお出ししたとき、お嬢様が『美鈴ってたしか龍の妖怪よね』って言いだして」
「いえ、私はそんなこと言ったつもりもありませんが」
「でもお嬢様はそう思っているみたいよ。で、私も適当に話を合わせて『ええ、そうですね』って言ったの」
「はい」
レミリアが唐突なことを言い出すのは、今に始まったことではない。
それに、美鈴が自らの過去をレミリアに語ったことも殆どないが、彼女が勝手に美鈴を龍の妖怪だと思っていても、不思議なことではない。
帽子に、思いっきり『龍』って書いてあるし。
「それで?私が龍だということと、咲夜さんが落ち込んでいるのと、何か関係があるんですか?」
美鈴が問いかけると、咲夜は『こくり』と頷いて見せる。
「ええ。お嬢様ったら、何を思ったのか、いきなり『咲夜、龍で何かうまいこと言ってみて』って無茶振ってきて」
「そりゃまた、随分無茶振りますねえ」
そういうことか、と美鈴は微苦笑を浮かべる。
おそらく、咲夜は、レミリアの無茶振りにうまいこと答えられず、それで落ち込んでいるのだ。
どんな時でも完璧を求める彼女の事である。そうした些細な失敗で、プライドが傷つくことだってあるだろう。
美鈴はそう結論付けて、咲夜に向かって「元気出してくださいよ。その位のこと、誰にでもありますって」と声をかけようとした。
だが、それよりも一瞬早く、咲夜が思いもかけないことを言い始める。
「さすがに私もそう思ったわ。それでね、時を止めて5日ほど考えたんだけど」
「5日もですか!?」
「ええ」
言われて、そういえば数日前に咲夜を見かけたとき、妙に頬がこけていたような、と美鈴は思い出す。
少しばかり、彼女を取り巻く気の様子もおかしかったのだが、その時美鈴は「たまにはゆっくり休んでくださいよ」と声をかけるに留めていた。
まさか主の言葉に、そこまで真摯な対応で答えようとしていたとは。
「何やってるんですか!さらっと流せばいいじゃないですか!」
「嫌よ。瀟洒の名が泣くもの」
「それで泣く位の名なら、存分に泣かせておけばいいと思うんですが」
少し呆れ気味にそう呟く美鈴。
咲夜は、そんな美鈴の言葉に「むぅ」と頬を膨らませつつも続ける。
「そんな訳で、5日もかかったけど、できたのよ。渾身の『龍でうまいこと』」
「どんなのですか?」
「龍とかけて、ミケランジェロの彫刻作品と解く」
「その心は?」
「だびでも十分迫力あるでしょう」
「……」
「ね?お嬢様も、そんな反応だったわ」
「そうでしょうね」と美鈴は頷いてみせた。
咲夜のネタは、決して言葉遊びとして、レベルの低い方ではないだろう。
それどころか、むしろ、十分に「上手い」と言われてもおかしくない作品である。
だが、一つだけ欠点があるとするならば。
「回りくどすぎて、通じなかったんですね……」
「ええ……」
「耳で聞いただけじゃ、まず分からないですよそれ」
「笑うでもなく怒るでもなく、ただポカーンとしているお嬢様を見て、それに気がついたわ……」
というか、レミリアはそもそも四字熟語などどの程度知っているのだろうか。
それが分からなければ、どうやってもこの謎かけは理解できないのだけれど。
そう思いつつ、美鈴は、落ち込んだままの咲夜に声をかける。
「しょうがないですよ。高度な線を狙った言葉遊びなんて、一部の人にしか通じないものです」
「コードだけに線なの?」
「咲夜さん?」
「ごめんなさい」
『はあ』と疲れたようにため息をつく美鈴。
そんな美鈴を余所に「つまらない話をしちゃってごめんなさい。それじゃあ、そろそろ行くわね」と咲夜は立ち上がる。
心なしかいつもより小さく見えるその背中を、美鈴はただ黙って見つめるのだった。
(……そういえば、昔、龍とかけて、で何か上手いことを聞いた気がするなあ)
歩いていく咲夜の後姿を見ながら、美鈴はふと昔の記憶を思い出していた。
(あれは、ええと、何だったっけな)
たしか、恋愛に関するネタだったような。コイがどうたらこうたらとかいったような。
そんな朧気で曖昧な記憶を美鈴が辿っていると、咲夜の開けた扉がガチャリと開く。
すると、その向こうには、彼女たちもよく見知った2人の顔があった。
「お、こんな所にいたのか。よう咲夜、お邪魔してるぜー」
「こんにちは、咲夜。門が空いてた様だったから、悪いとは思ったんだけど、勝手に入ってきちゃったわ」
「咲夜ー、お茶―!」
「あらいらっしゃい、魔理沙、アリス。お嬢様、ただいま参ります、少々お待ちくださいませ!よかったら、2人もお茶はいかが?」
「おう!もちろんいただくぜ!」
「それじゃ、折角だから私も頂こうかしら?」
「……」
遠くの部屋でレミリアの呼ぶ声に答えつつ、どうやら咲夜を探してここまで来たのだろう目の前の2人にニコリと微笑む咲夜。
その様子を見ながら、美鈴は、自らの記憶が徐々に鮮明なものへと変わっていくのを感じる。
(思い出した。龍とかけて結婚相手と解く。その心は『こいがたき』を乗り越えなければならない、だ)
登竜門の故事である。龍が生まれるまでには、まず鯉が厳しく険しい滝を登らなければならない。
同じように、意中の相手と結ばれようと思えば、まずは恋敵を乗り越える必要がある。
いずれにせよ、立ちはだかる壁を越えなければ、先へは進めないという意味の謎かけだ。
(ふむ、アリスさんに魔理沙さんにお嬢様か。敵は多そうだし、一癖ある人たちばかりだから気は抜けないわ……なんてね)
大きくため息を吐いて、自分自身の考えに美鈴は呆れる。
実際に、咲夜を嫁に貰えるわけでもなし、我ながら何考えているんだか。
そう頭では分かっていても、美鈴はついつい、咲夜のウエディングドレス姿などを想像してしまう。
(いや、やっぱりね。そりゃ、貰えるんなら、欲しいけどさ)
朝になると、「美鈴、朝よ。起きて」と、優しく自分を起こしてくれる咲夜さん。
お昼になると、「美鈴、そろそろお腹空いたんじゃない?休憩にしましょう」という労いの言葉と共にお昼ご飯を門へと届けてくれる咲夜さん。
夜になると、「美鈴、今日も一日お疲れ様。おやすみなさい」と、パジャマ姿の咲夜さん。
そんな姿が頭に浮かび、美鈴はついだらしなく頬を緩めてしまう。
(今はまだ難しいけど……ま、その内には、きっと)
ちなみに、半分は冗談程度に思っていることだが、もう半分は本気だったりもする。
どうなることやら分からないけどね、と一人肩をすくめつつ、美鈴は門へと戻っていくのだった。
「ところで、パチェ。最近ユーモアの勉強をしたそうじゃない?何かないの?龍でうまいこと」
「龍とかけて、オチと解く」
「その心は?」
「尾張(終わり)にあるわ」
「……お言葉ですが、パチュリー様。ドラゴンズということでしたら、お嬢様には通じないかと」
「咲夜も、どうしてそんなの知ってるんだ?」
こういう言葉遊びは大好きです。
しかし、フランが登場してこなかったということは、続編も期待してもいいのですかね?
姉妹がない、ということで。
↑の御方達の様に上手いことは言えませんが、続編を期待して待ってます!!!
もう一本、よろしくお願いします。
そう言えば昔芸人が親父ギャグの延長線上の格上げとかすごいコントしてましたね
面白かったです。
咲夜さんの謎かけを「荼毘でも十分迫力あるでしょう」だと
勝手に勘違いしてましたw
荼毘に付されて骨になった龍でも迫力あるんだろうなーとか考えてた
自分が恥ずかしいです
なるほど竜頭蛇尾か
が何かつぼでした。
ダビデ像と、竜頭蛇尾は、分からなくてお嬢様と同じ反応をしてしまいましたw
咲夜さん、ダビデは流石に分からないですよ。
謎掛けか・・・う~ん・・・
割れ物の運搬と掛けまして、美咲と解く、その意は、慎重さ(身長差)が肝です。
・・・お後は宜しくないですがこれくらいで勘弁して下さい。
自分はもちもちなレティさん好きですよ?(ぉ)
作者様と掛けまして、ガラス細工と解く。その心は、どちらも割れ物注意です。
うん、上手くない! お粗末さまでした。
それに引き換え私の発想の貧しさたるや、食はまだしも衣にさえ困る博麗の巫女の如し。それはそれは見る影もございません。
しかしこのとおりコメントを残しますのは、ささやかながら努力を致しました故。何卒お目汚し失礼を。
努力というのは素晴らしいもので、一道具屋の娘が博麗の巫女と肩を並べるまでに上りつめるもの、その道程にどれほどの苦労があったものやら、その不屈の心は見当もつきませぬ。
それにて一つ
"頑張りやの霧雨魔理沙とかけまして、一張羅のほつれた博麗の巫女ととく"
"その心は 不屈苦労も厭わない(服繕うも糸は無い)でしょう"
おあとがよろしいようで
後、ルール違反を承知で言わせていただくが、
30番さん。あなた凄いですね。
正直感服しました!
ナズ可愛い
昨日たまたま星蓮船やってて同じ事思いました。