~某月某日 夏~
─博麗神社内にて─
霊夢は内職に励んでいた。
内職と言っても仕事としてのほうではなく、作業としての比喩だ。
先ほど不注意によりキュウスを落としてしまい、それをくっつけようとしていた。
「もう……ちょい」
ボンドのようなものがあればいいのだが切れていたので、ご飯粒で代用しようとしていた。
しかし、障子の張り替えならともかく、ご飯粒で陶器が付くはずもなく、悪戦苦闘中というわけである。
内職を開始してから二時間が経とうかという頃、ようやく手を放しても取手が落ちないレベルにまでこぎつけた。
額にはうっすらと汗が浮かんでいる。
「ふぅ……」
「お主!」
「ひゃあい!!」
突然後ろから叫ばれた霊夢はちゃぶ台に足を引っ掛けてひっくり返してしまった。
「おぉ、キュウスがバンジージャンプしておる! これが本当の万事休すじゃな!!」
「うるさい死ね」
霊夢が護符を振りかぶるより早く、突然の来訪者は名乗りを上げた。
「ワシは未来より来た尸解仙型ロボット、物部布都MK-?、略して布都!」
「お主、困っておるな! そうであろう!」
「……ふふ」
よく、漫画などで堪忍袋の緒が切れた時の表現としてブチッという効果音が描かれる。
霊夢は初めてそれを自分の中で聞いた。
────────
─霧雨魔法店にて─
魔理沙は部屋を暗くし、汚い室内で一際目立つ大釜をかき混ぜていた。
「イーヒッヒッヒッ、このキノコとキノコを、ネレばネルほど、色が変わって……」
「うまい!」 ザパァ
「テーレッテレエェェー!」
大釜の中からEBOSHIが飛び出して来たので流石の魔理沙もびびった、超びびった。
「ふぅ……熱いのぅ、熱いのぅ」
「あ、熱いなら何故入った……というかそもそもどうやって入った」
よっこらせっと大釜の中から布都が這い出ようとする。
「ふォい!」
したが足を引っ掛けて大釜を倒してしまった。
風呂桶一杯分はありそうな怪しげな液体は、辺りに散乱していた本やらキノコやらを浸食していく。
「どぅわー!! 何しやがるんだよ、おまっ、ちょ、私の(パチュリーから借りた)本がー!」
「む、これは失敬した。 なに、我の時代より毒を以て毒を制すという言葉があるでな、どれ、これを借りるぞ」
「まてそれはニトロダケ」
「そぉい!」
「はいはいこちらヤマメ工務店……え、霧雨魔法店の建て替え? え、新築? なんかよくわからないけど高いよ。
ふむ……ふむ、そう、まぁいいけど……うん…………領収書は豊聡耳神子……っと」
────────
─守矢神社にて─
「諏訪子様ー神奈子様ー、お昼ごはんできましたよー」
「ほいほい」
「あいよー」
今日の献立は白飯、豆腐とお揚げの味噌汁、イワナの塩焼きとほうれん草のおひたし、残り物の筑前煮。
もしゃもしゃと食事をする三人に、セミの声だけが聞こえる。
「あ、早苗、しょうゆ取って」
「はーい」
掛け軸が爆散した。
「お主、お主が欲しいのはこのブルドックソースじゃな? そうであろう!」
「いえ、違いますけど……」
「神奈子、また掛け軸の後ろに隠し通路作ったの?」
「てへ」
「何故じゃ、焼き魚にはソースじゃろ! 昔からそう決まっておる!」
「あんたどこの国出身だよ」
神奈子が呆れた顔をしている一方、早苗は、いやじゃいやじゃと喚く布都の様子を見て何かに似ていると思った。
「あぁ、そうです、あれです」
ミルクが欲しい時の赤ちゃん。
「えっと、お昼ご飯、まだありますけど食べます?」
「食べる!」
うまいのう!うまいのう!これは何というのじゃ?
それは筑前煮といってですね……
これもうまいのう!
その胡瓜はうちで漬けたんですよ
これはまずいのう!
まあ普通の人は爪楊枝食べませんからね
これは……?
それは……
……!?
……
…
…
────────
─紅魔館、門前─
「んー、いい天気ですねー、寝たら気持ちよさそうなくらいに」
「そうじゃのう」
「咲夜さんに貰ったコーヒーキャンディでも食べようかな……あ、食べます?」
「すまんの、ありがたくいただくぞ」
「いえいえ」
「お、これは……ふむ、苦みの中にまろやかな甘みがあり……うまいのぅ」
「でしょー、咲夜さんのお手製なんですよー」
「いやこれは、うん、良い味じゃ」
「えへへ、なんかそれだけ褒められると自分の事のように嬉しいですね」
「はっはっは」
「あんた誰ですかああああ!」
「布都であるっ!」
ババーンと布都ポーズをとり、格好よく決める。
「お主、不眠症じゃな? そうであろう?」
「え、違いますけど」
「隠さんでもよいぞ、我はよい道具を持っているでな……どれ」
「え、なんで烏帽子を取るんですか」
「ふふ、これは四次元烏帽子と言ってな、秘密道具がいっぱい入っておるのじゃ」
「うわーい、ギリギリアウトだー」
「パララッパッパパー(例の音)、睡眠導入兵器ー!」
「え、兵器とかなにそれ怖い、というか私別に寝るのには困ってないんですけど。
あと今あなたパララッパッパパーって口で言ってましたね」
布都は美鈴の言うことなどおかまいなしに、1m四方ほどの鉄の機械のスイッチを入れる。
「ふふ、これはとある眼帯をしておる頬のこけた白髪元軍医ドクターから譲り受けたものでの、誰でも気持ち良く眠れるというものじゃ」
「それ安楽死の機械じゃないですかーヤダー!!!」
「遠慮することはないぞ、ほれ、ほれ」
「あ……あぁん……くやしい、でも眠っちゃう、ビクンビクン」
「ほれほれぇ……」
「らめぇ……」
「はいはいこちらヤマメ工務店……え、お墓? 紅魔館に? なんかよくわからないけど高いよ。
ふむ……ふむ、そう、まぁいいけど……うん…………領収書は豊聡耳神子……っと」
────────
─紅魔館、図書館にて─
「パチュリー様、あっちの棚の整理終わりました」
「じゃあ次はそっちの棚もお願いね」
「あのー、パチュリー様……」
「なに?」
「少し休憩時間を貰ってもよろしいですか?」
「無休」
「oh……shit」
しばらく後
「パチュリー様、そっちの棚の整理終わりました」
「じゃあ次はあっちの棚もお願いね」
「あのー、パチュリー様……」
「なに?」
「私も長いこと働いてるわけですし、少しでもお給料を頂けませんか?」
「無給」
「oh……shit」
しばらく後
「パチュリーとやら、あっちの棚の整理が終わったぞ」
「じゃあ次はそっちの棚の整理もお願いね」
「ところでじゃな」
「なに?」
「ひさびさに蹴鞠がしたくての、鞠はないかの? ここならばあると思ったんじゃが」
「無球」
「oh……Futto」
「で、パチュリー様、あれ誰なんですか、新しい使い魔?」
「知らないわね」
────────
─紅魔館、館内にて─
「お主、「グングニル」ゃな! ぐふぅ!!」
布都のどてっ腹に紅い槍が突き刺さる。
槍を刺した主は何事もなかったかのように紅茶を啜っていた。
「ふぅ……烏帽子が無ければ即死じゃった」
数分後、そこには元気に走り回る布都ちゃんの姿が!
「もういきな「グングニル」んてしないよ! ぐふぅ!!」
「咲夜」
「はい」
「この粗大ごみを捨ててきてちょうだい」
「わかりましたわ」
そう言った次の瞬間、布都の体は簀巻きにされていた。
咲夜はそれをひょいと担ぎ、部屋を出ようとする。
「あ、ちょっと待って」
「……やっぱりフランの遊び相手になってもらいましょ、なんだか頑丈そうだし」
「では、そのようにいたしますわ」
────────
─紅魔館、フランの部屋にて─
「おぜう様からプレゼントですわ」
どさっと簀巻きにされた物体がフランの部屋に運ばれた。
「プレゼントぉ?」
「ええ、後からお菓子をお持ちしますので私はこれで」
咲夜が部屋を後にする。
フランがいぶかしげに簀巻きを覗き込むと、そこには「へのへのもへじ」と書かれた紙が貼ってあった。
「忍法! 身代わりの術じゃ!」
「おおー」
「どうじゃ! 我は道「レーヴァテイン」忍法ぐふぅ!! 」
「……あれ? 身代わりは?」
「おぉぅ……い、いきなりは……ダメ」
「ダメなんだぁ……」
数分後。
「ごめんね、大丈夫?」
「ふふん、もう大丈夫じゃ、なんせ我は「レーヴァテイン」からnごふぅ!!」
「……あれ? 身代わりは?」
「さ、さっきの大丈夫はそういう意味じゃなくて……の…………」
「あはは、大丈夫っていうから大丈夫だと思ったよ」
「ふ、ふふふ……」
「ふふふふ……」
「布布布布布布布布布」
「ウフフフフフフフフフフ」
布都は立ち上がるとパンパンと服を払った。
「……さ、さて、そろそろ帰っていいかの?」
「え、ダメ」
「え?」
「え?」
「…………」
「…………」
スッ
『禁忌「クランベリートラップ」』
「た、助けて神子えもーーーーーん!!」
─博麗神社内にて─
霊夢は内職に励んでいた。
内職と言っても仕事としてのほうではなく、作業としての比喩だ。
先ほど不注意によりキュウスを落としてしまい、それをくっつけようとしていた。
「もう……ちょい」
ボンドのようなものがあればいいのだが切れていたので、ご飯粒で代用しようとしていた。
しかし、障子の張り替えならともかく、ご飯粒で陶器が付くはずもなく、悪戦苦闘中というわけである。
内職を開始してから二時間が経とうかという頃、ようやく手を放しても取手が落ちないレベルにまでこぎつけた。
額にはうっすらと汗が浮かんでいる。
「ふぅ……」
「お主!」
「ひゃあい!!」
突然後ろから叫ばれた霊夢はちゃぶ台に足を引っ掛けてひっくり返してしまった。
「おぉ、キュウスがバンジージャンプしておる! これが本当の万事休すじゃな!!」
「うるさい死ね」
霊夢が護符を振りかぶるより早く、突然の来訪者は名乗りを上げた。
「ワシは未来より来た尸解仙型ロボット、物部布都MK-?、略して布都!」
「お主、困っておるな! そうであろう!」
「……ふふ」
よく、漫画などで堪忍袋の緒が切れた時の表現としてブチッという効果音が描かれる。
霊夢は初めてそれを自分の中で聞いた。
────────
─霧雨魔法店にて─
魔理沙は部屋を暗くし、汚い室内で一際目立つ大釜をかき混ぜていた。
「イーヒッヒッヒッ、このキノコとキノコを、ネレばネルほど、色が変わって……」
「うまい!」 ザパァ
「テーレッテレエェェー!」
大釜の中からEBOSHIが飛び出して来たので流石の魔理沙もびびった、超びびった。
「ふぅ……熱いのぅ、熱いのぅ」
「あ、熱いなら何故入った……というかそもそもどうやって入った」
よっこらせっと大釜の中から布都が這い出ようとする。
「ふォい!」
したが足を引っ掛けて大釜を倒してしまった。
風呂桶一杯分はありそうな怪しげな液体は、辺りに散乱していた本やらキノコやらを浸食していく。
「どぅわー!! 何しやがるんだよ、おまっ、ちょ、私の(パチュリーから借りた)本がー!」
「む、これは失敬した。 なに、我の時代より毒を以て毒を制すという言葉があるでな、どれ、これを借りるぞ」
「まてそれはニトロダケ」
「そぉい!」
「はいはいこちらヤマメ工務店……え、霧雨魔法店の建て替え? え、新築? なんかよくわからないけど高いよ。
ふむ……ふむ、そう、まぁいいけど……うん…………領収書は豊聡耳神子……っと」
────────
─守矢神社にて─
「諏訪子様ー神奈子様ー、お昼ごはんできましたよー」
「ほいほい」
「あいよー」
今日の献立は白飯、豆腐とお揚げの味噌汁、イワナの塩焼きとほうれん草のおひたし、残り物の筑前煮。
もしゃもしゃと食事をする三人に、セミの声だけが聞こえる。
「あ、早苗、しょうゆ取って」
「はーい」
掛け軸が爆散した。
「お主、お主が欲しいのはこのブルドックソースじゃな? そうであろう!」
「いえ、違いますけど……」
「神奈子、また掛け軸の後ろに隠し通路作ったの?」
「てへ」
「何故じゃ、焼き魚にはソースじゃろ! 昔からそう決まっておる!」
「あんたどこの国出身だよ」
神奈子が呆れた顔をしている一方、早苗は、いやじゃいやじゃと喚く布都の様子を見て何かに似ていると思った。
「あぁ、そうです、あれです」
ミルクが欲しい時の赤ちゃん。
「えっと、お昼ご飯、まだありますけど食べます?」
「食べる!」
うまいのう!うまいのう!これは何というのじゃ?
それは筑前煮といってですね……
これもうまいのう!
その胡瓜はうちで漬けたんですよ
これはまずいのう!
まあ普通の人は爪楊枝食べませんからね
これは……?
それは……
……!?
……
…
…
────────
─紅魔館、門前─
「んー、いい天気ですねー、寝たら気持ちよさそうなくらいに」
「そうじゃのう」
「咲夜さんに貰ったコーヒーキャンディでも食べようかな……あ、食べます?」
「すまんの、ありがたくいただくぞ」
「いえいえ」
「お、これは……ふむ、苦みの中にまろやかな甘みがあり……うまいのぅ」
「でしょー、咲夜さんのお手製なんですよー」
「いやこれは、うん、良い味じゃ」
「えへへ、なんかそれだけ褒められると自分の事のように嬉しいですね」
「はっはっは」
「あんた誰ですかああああ!」
「布都であるっ!」
ババーンと布都ポーズをとり、格好よく決める。
「お主、不眠症じゃな? そうであろう?」
「え、違いますけど」
「隠さんでもよいぞ、我はよい道具を持っているでな……どれ」
「え、なんで烏帽子を取るんですか」
「ふふ、これは四次元烏帽子と言ってな、秘密道具がいっぱい入っておるのじゃ」
「うわーい、ギリギリアウトだー」
「パララッパッパパー(例の音)、睡眠導入兵器ー!」
「え、兵器とかなにそれ怖い、というか私別に寝るのには困ってないんですけど。
あと今あなたパララッパッパパーって口で言ってましたね」
布都は美鈴の言うことなどおかまいなしに、1m四方ほどの鉄の機械のスイッチを入れる。
「ふふ、これはとある眼帯をしておる頬のこけた白髪元軍医ドクターから譲り受けたものでの、誰でも気持ち良く眠れるというものじゃ」
「それ安楽死の機械じゃないですかーヤダー!!!」
「遠慮することはないぞ、ほれ、ほれ」
「あ……あぁん……くやしい、でも眠っちゃう、ビクンビクン」
「ほれほれぇ……」
「らめぇ……」
「はいはいこちらヤマメ工務店……え、お墓? 紅魔館に? なんかよくわからないけど高いよ。
ふむ……ふむ、そう、まぁいいけど……うん…………領収書は豊聡耳神子……っと」
────────
─紅魔館、図書館にて─
「パチュリー様、あっちの棚の整理終わりました」
「じゃあ次はそっちの棚もお願いね」
「あのー、パチュリー様……」
「なに?」
「少し休憩時間を貰ってもよろしいですか?」
「無休」
「oh……shit」
しばらく後
「パチュリー様、そっちの棚の整理終わりました」
「じゃあ次はあっちの棚もお願いね」
「あのー、パチュリー様……」
「なに?」
「私も長いこと働いてるわけですし、少しでもお給料を頂けませんか?」
「無給」
「oh……shit」
しばらく後
「パチュリーとやら、あっちの棚の整理が終わったぞ」
「じゃあ次はそっちの棚の整理もお願いね」
「ところでじゃな」
「なに?」
「ひさびさに蹴鞠がしたくての、鞠はないかの? ここならばあると思ったんじゃが」
「無球」
「oh……Futto」
「で、パチュリー様、あれ誰なんですか、新しい使い魔?」
「知らないわね」
────────
─紅魔館、館内にて─
「お主、「グングニル」ゃな! ぐふぅ!!」
布都のどてっ腹に紅い槍が突き刺さる。
槍を刺した主は何事もなかったかのように紅茶を啜っていた。
「ふぅ……烏帽子が無ければ即死じゃった」
数分後、そこには元気に走り回る布都ちゃんの姿が!
「もういきな「グングニル」んてしないよ! ぐふぅ!!」
「咲夜」
「はい」
「この粗大ごみを捨ててきてちょうだい」
「わかりましたわ」
そう言った次の瞬間、布都の体は簀巻きにされていた。
咲夜はそれをひょいと担ぎ、部屋を出ようとする。
「あ、ちょっと待って」
「……やっぱりフランの遊び相手になってもらいましょ、なんだか頑丈そうだし」
「では、そのようにいたしますわ」
────────
─紅魔館、フランの部屋にて─
「おぜう様からプレゼントですわ」
どさっと簀巻きにされた物体がフランの部屋に運ばれた。
「プレゼントぉ?」
「ええ、後からお菓子をお持ちしますので私はこれで」
咲夜が部屋を後にする。
フランがいぶかしげに簀巻きを覗き込むと、そこには「へのへのもへじ」と書かれた紙が貼ってあった。
「忍法! 身代わりの術じゃ!」
「おおー」
「どうじゃ! 我は道「レーヴァテイン」忍法ぐふぅ!! 」
「……あれ? 身代わりは?」
「おぉぅ……い、いきなりは……ダメ」
「ダメなんだぁ……」
数分後。
「ごめんね、大丈夫?」
「ふふん、もう大丈夫じゃ、なんせ我は「レーヴァテイン」からnごふぅ!!」
「……あれ? 身代わりは?」
「さ、さっきの大丈夫はそういう意味じゃなくて……の…………」
「あはは、大丈夫っていうから大丈夫だと思ったよ」
「ふ、ふふふ……」
「ふふふふ……」
「布布布布布布布布布」
「ウフフフフフフフフフフ」
布都は立ち上がるとパンパンと服を払った。
「……さ、さて、そろそろ帰っていいかの?」
「え、ダメ」
「え?」
「え?」
「…………」
「…………」
スッ
『禁忌「クランベリートラップ」』
「た、助けて神子えもーーーーーん!!」
神子様哀れww
笑ってもうたwwww
そして神子が哀れすぎるwwww
~えもんとふとちゃんとかどうやったらからめられるんだよ!w
サックリ読めて良い感じでした。