咲夜は今年で500歳、今日も元気にメイド長は夜から元気だった。夜食後に、熟練した手つきで食後の茶をだした。
「咲夜、今日の紅茶はニルギリね。うん、いい味だわ」
「はい、お嬢様」
見た目は紅魔異変の時と特に変わらない。変わったことはここ300年程、紅茶の種類がなんだかマイナーな茶葉ばかりだすようになった。
たとえば、日本の紅茶などにも挑戦して出してくれたあったこともあったが、それはレミリアの口には合わなかった。200年程前に何故マイナーな茶葉ばかり出すのか聞いてみたときには、最近のマイブームなんですよと嬉しそうに言われた。そのときはふーんと、答えたけれども、今考えれてみれば主人の意思に関係なく自分の趣味を前面に出して失礼なような気がした。
でも、今更それを言うとなんだか主人の沽券に関わる気がして言えなかった。
「今夜は、どうします? 霊夢のところに遊びに行きますか? 霧雨のところにからかいに行きますか?」
「うーん、今の二人に興味は無いわ」
もう、何代変わったのだろうか、誰にも分からない。今も霊夢の名前を継いだ者が神社を守り、霧雨の子孫があの魔理沙のようなことをやっている。彼女と彼は面白いが、あのときの彼女達に比べれば面白くは無かった。
「そうですか、うーん。そうだ、絵本でも読んで差し上げましょうか?」
「聖書読んだ方がましよ」
最近、特にやることも無くつまらない。咲夜もレミリアの暇つぶしを考えるのに困っている。今のも咲夜がその場の思いつきで聞いてみた。レミリアからすればかなり失礼なことを言っているのだが、面倒なので適当にかえすことにした。
「トランプでもしましょうか? ババ抜きでもどうでしょう?」
「二人でやっても面白く無いわ。それにこの間、きゅうりを切る遊びした時に窓を開けてたから外に飛んで行ってしまい少し枚数が足りないから嫌」
紙製のトランプでも咲夜が投げると、きゅうりが良く切れた。しかし、調子に乗りすぎて投げたら的を大きく外してしまい、外に飛んで行ってしまい。それきり見つからない。
「……どうしましょう。暇ですね」
「そうね、暇ね」
レミリアは、少し考えた。面白いこと、おかしなことたくさん考えた。でも、一向に思いつきそうに無かった。そして、遊びに関係ない事だが、1つ気になっている事を聞いてみることにした。
「あのね、前から気になっていたんだけどね。聞いていい?」
「何でしょう? お嬢様、私に答えられることなら何でも答えますが」
言葉を選びにくいな、失礼なのかなこういうことを聞くの? それとも、咲夜をに余計な詮索させてしまうかな? レミリアは戸惑い考えた、かれこれ300年程気になっていることだ。
「……どうしました? お嬢様何か難しいことでもありましたか?」
やっぱり、気になる。聞きたいと、レミリアは思った。そして、ついに300年間疑問に思っていたことを聞いてみることにした。
「人間の咲夜は今年で500歳、普通人間は200年位で死んでしまうよね」
「ああ、何だお嬢様そんなことですか! 簡単なことですよ。食べるものが良くなったから人間も結構長生きするようになったんですよ」
何だそういうことなのか、そうか私の知っている人間は古い時代の人間の事だったんだとレミリアは納得した。そして、咲夜に出された紅茶にもう一口、飲んだのだった。今日も、紅魔館の夜は暮れていくのだった。
「って! そんなんで納得するわけ無いでしょう!」
「咲夜、今日の紅茶はニルギリね。うん、いい味だわ」
「はい、お嬢様」
見た目は紅魔異変の時と特に変わらない。変わったことはここ300年程、紅茶の種類がなんだかマイナーな茶葉ばかりだすようになった。
たとえば、日本の紅茶などにも挑戦して出してくれたあったこともあったが、それはレミリアの口には合わなかった。200年程前に何故マイナーな茶葉ばかり出すのか聞いてみたときには、最近のマイブームなんですよと嬉しそうに言われた。そのときはふーんと、答えたけれども、今考えれてみれば主人の意思に関係なく自分の趣味を前面に出して失礼なような気がした。
でも、今更それを言うとなんだか主人の沽券に関わる気がして言えなかった。
「今夜は、どうします? 霊夢のところに遊びに行きますか? 霧雨のところにからかいに行きますか?」
「うーん、今の二人に興味は無いわ」
もう、何代変わったのだろうか、誰にも分からない。今も霊夢の名前を継いだ者が神社を守り、霧雨の子孫があの魔理沙のようなことをやっている。彼女と彼は面白いが、あのときの彼女達に比べれば面白くは無かった。
「そうですか、うーん。そうだ、絵本でも読んで差し上げましょうか?」
「聖書読んだ方がましよ」
最近、特にやることも無くつまらない。咲夜もレミリアの暇つぶしを考えるのに困っている。今のも咲夜がその場の思いつきで聞いてみた。レミリアからすればかなり失礼なことを言っているのだが、面倒なので適当にかえすことにした。
「トランプでもしましょうか? ババ抜きでもどうでしょう?」
「二人でやっても面白く無いわ。それにこの間、きゅうりを切る遊びした時に窓を開けてたから外に飛んで行ってしまい少し枚数が足りないから嫌」
紙製のトランプでも咲夜が投げると、きゅうりが良く切れた。しかし、調子に乗りすぎて投げたら的を大きく外してしまい、外に飛んで行ってしまい。それきり見つからない。
「……どうしましょう。暇ですね」
「そうね、暇ね」
レミリアは、少し考えた。面白いこと、おかしなことたくさん考えた。でも、一向に思いつきそうに無かった。そして、遊びに関係ない事だが、1つ気になっている事を聞いてみることにした。
「あのね、前から気になっていたんだけどね。聞いていい?」
「何でしょう? お嬢様、私に答えられることなら何でも答えますが」
言葉を選びにくいな、失礼なのかなこういうことを聞くの? それとも、咲夜をに余計な詮索させてしまうかな? レミリアは戸惑い考えた、かれこれ300年程気になっていることだ。
「……どうしました? お嬢様何か難しいことでもありましたか?」
やっぱり、気になる。聞きたいと、レミリアは思った。そして、ついに300年間疑問に思っていたことを聞いてみることにした。
「人間の咲夜は今年で500歳、普通人間は200年位で死んでしまうよね」
「ああ、何だお嬢様そんなことですか! 簡単なことですよ。食べるものが良くなったから人間も結構長生きするようになったんですよ」
何だそういうことなのか、そうか私の知っている人間は古い時代の人間の事だったんだとレミリアは納得した。そして、咲夜に出された紅茶にもう一口、飲んだのだった。今日も、紅魔館の夜は暮れていくのだった。
「って! そんなんで納得するわけ無いでしょう!」
ときにお嬢様、人間はそうそう200年も生きるものではありません…
ひょっとすると・・・って思わせる妙な説得力がある。