翌日、私は図書館へと足を運ぶ。果たしてパチュリー様は何の使い魔にしたのだろう。
そんなことを考えていると、紅美鈴さんに会った。
「おはようございます」
「おはよー、パチュリー様の新しい使い魔はもう見た?」
「いえ、まだです」
どうやら召喚は成功したみたいだ。
「何を呼んだのですか?」
「んー、あれは何の妖怪なんだろうねー。よくわからないや。でもあれはすごいよ。
私達の命令を忠実に聞くし、たいがいのことはできるときたもんだ」
「それはすごいですね」
「門番も代わりにやってもらおうかなー」
「そしたら美鈴さんはいらないのでは・・・」
「そ、それは困る!」
「でも、昼食を食べている間や休憩時間に変わってもらうぐらいなら大丈夫だと思いますよ」
「それだ、それにしよう! あったまいい!
さっそく夕方の休憩時間に交代させてもらうよ」
その後少しの時間、2人で使い魔の有効利用法について語り合った。
「・・・それでは私は図書館に戻りますね」
「私も門番に戻るよ。それじゃあ・・・」
美鈴さんと別れて図書館に向かう。
扉を開けると中にはパチュリー様がいた。
「あら、遅かったわね」
「すいません」
「まあ、些細なことね。それより使い魔は完成したわ」
「ええ、美鈴さんから聞きました。さっそく使役させているみたいですね。
まだ直接見てないのですが・・・」
「あ、これから使い魔について説明するわ。大事なことだからよく聞いて。
使い魔にはいくつかルールがあって、このルールを破ったら暴走することになるわ」
「暴走ですか? ずいぶんと物騒なのを呼びましたね・・・」
「暴走するって言ってもルールさえきちんと守れば『絶対』に安全だし、何よりもルールを把握していていれば間違いも起きない」
「それでどんな決まりごとがあるのですか?」
「まず1つ目『昼間しか動かしてはいけない』。
2つ目『家の外から出していけない』。
以上のことを守れば大丈夫よ」
「けっこう厳しい制約じゃないですか・・・」
これでは誰かがその制約を忘れて動かしてしまうかもしれない。
嫌な予感がする、何かを忘れているような・・・
それはとっても大事なことのような気がする。
「徹夜したから少し眠いわ。まだ夕方だけど夕食まで仮眠を取ろうかしら。」
パチュリー様は眠たそうに言う。
「え、今なんて言いました?」
「だから仮眠を取ろうかしらって・・・」
「その前です、今何時ですか!」
「17時38分だけど、それが何か?
・・・あっ!」
パチュリー様も気がついたようだ。
そう、夜になったら使い魔は暴走してしまうのだ。
「もうじき夜になります。美鈴さんが門番の交代時に使い魔を使うって言っていました。
急いで止めに行きます!」
「超スピードで!」
急いで図書館を出ようとしたその時、扉を叩く音がした。
この忙しいのに一体誰だ。
まさか吸血鬼である妹様ではないはず、この時間はまだお眠りになっている。
じゃあ、一体誰だ。咲夜さんかはたまた妖精メイドか。
「はい、今開けますよ」
扉を開ける、そこに立っていたのは・・・・
「わたし暇なの。ねえ、一緒にあそぼ~~~~~」
そう言ったのは悪魔の妹、フランドール・スカーレットであった。
続く
そんなことを考えていると、紅美鈴さんに会った。
「おはようございます」
「おはよー、パチュリー様の新しい使い魔はもう見た?」
「いえ、まだです」
どうやら召喚は成功したみたいだ。
「何を呼んだのですか?」
「んー、あれは何の妖怪なんだろうねー。よくわからないや。でもあれはすごいよ。
私達の命令を忠実に聞くし、たいがいのことはできるときたもんだ」
「それはすごいですね」
「門番も代わりにやってもらおうかなー」
「そしたら美鈴さんはいらないのでは・・・」
「そ、それは困る!」
「でも、昼食を食べている間や休憩時間に変わってもらうぐらいなら大丈夫だと思いますよ」
「それだ、それにしよう! あったまいい!
さっそく夕方の休憩時間に交代させてもらうよ」
その後少しの時間、2人で使い魔の有効利用法について語り合った。
「・・・それでは私は図書館に戻りますね」
「私も門番に戻るよ。それじゃあ・・・」
美鈴さんと別れて図書館に向かう。
扉を開けると中にはパチュリー様がいた。
「あら、遅かったわね」
「すいません」
「まあ、些細なことね。それより使い魔は完成したわ」
「ええ、美鈴さんから聞きました。さっそく使役させているみたいですね。
まだ直接見てないのですが・・・」
「あ、これから使い魔について説明するわ。大事なことだからよく聞いて。
使い魔にはいくつかルールがあって、このルールを破ったら暴走することになるわ」
「暴走ですか? ずいぶんと物騒なのを呼びましたね・・・」
「暴走するって言ってもルールさえきちんと守れば『絶対』に安全だし、何よりもルールを把握していていれば間違いも起きない」
「それでどんな決まりごとがあるのですか?」
「まず1つ目『昼間しか動かしてはいけない』。
2つ目『家の外から出していけない』。
以上のことを守れば大丈夫よ」
「けっこう厳しい制約じゃないですか・・・」
これでは誰かがその制約を忘れて動かしてしまうかもしれない。
嫌な予感がする、何かを忘れているような・・・
それはとっても大事なことのような気がする。
「徹夜したから少し眠いわ。まだ夕方だけど夕食まで仮眠を取ろうかしら。」
パチュリー様は眠たそうに言う。
「え、今なんて言いました?」
「だから仮眠を取ろうかしらって・・・」
「その前です、今何時ですか!」
「17時38分だけど、それが何か?
・・・あっ!」
パチュリー様も気がついたようだ。
そう、夜になったら使い魔は暴走してしまうのだ。
「もうじき夜になります。美鈴さんが門番の交代時に使い魔を使うって言っていました。
急いで止めに行きます!」
「超スピードで!」
急いで図書館を出ようとしたその時、扉を叩く音がした。
この忙しいのに一体誰だ。
まさか吸血鬼である妹様ではないはず、この時間はまだお眠りになっている。
じゃあ、一体誰だ。咲夜さんかはたまた妖精メイドか。
「はい、今開けますよ」
扉を開ける、そこに立っていたのは・・・・
「わたし暇なの。ねえ、一緒にあそぼ~~~~~」
そう言ったのは悪魔の妹、フランドール・スカーレットであった。
続く
前作のコメント読んでるでしょ?
最後まで話を考えていらっしゃるそうですが、よっぽど長編だったりしないのなら最後まで書いて投稿されてはいかがですか?
勝手な想像ですが、考えてらっしゃるのは漠然とした妄想レベル過ぎず、とにかくそれを吐き出したいから勢いで書かれただけのようか気さえします。
どうにも終始作者さんの言葉が信用できません。
じっくりと仕上げて下さいな。
あと、ちょっと展開が早いと思うよ。