「私のプリンを食べたのは誰ですか?」
白蓮は、ちゃぶ台を挟んだみんなへ、そう問いかけた。その言葉は、彼女のその聖母のような笑顔とは裏腹に、その場にいた全員へ凄い重圧感を与える。彼女が笑顔なのが、余計に拍車をかけるのは言うまでもない。
どうしてこうなった。その場にいた全員はそうおもった。読者にとっては全くの謎だろうから、とりあえずあらすじを説明するとしよう。
事の発端は、午後の3時のこと。朝早くから並ばなければ買えないという程の美味しいプリンを売っている店が最近里にできたらしく、聖が行って買ってきたのである。その店のプリンは甘くてクリーミーで、こんなにおいしいものを食べられる私はきっと特別な存在なのだと感じました、と里の人たちも評価しているくらいだという。
そして3時、楽しみにとっておいたそのプリンを食べようと、隠してあった戸棚を覗くと、そこにはプリンのプの字もなかった、という訳である。
「こんな事で怒りたくはありません。正直に、誰が食べたのかを教えてください」
聖さん、怖いです。
命蓮寺の面子は、お互いの顔を見合う。正直にやったやつ早く出てきてくれ、そんな顔である。
「すまないが私はやってないぞ?」
そういったのはナズーリンである。「一つ聞くが、プリンを最後に見たのは?」
「そうですね、確か一時間ごとに戸棚をのぞいていましたから、大体2時くらいかと」
「その時間、私はネズミ達と外にいたよ。中に一匹、「ハハッ」と笑っていた見知らぬネズミもいたから、印象に残っているよ」
「あ、なら私も、」
と言ったのは、ぬえだった。「その時間、わたしはマミゾウと化かしあいをして楽しんでいたから」
「確かにそうじゃったのう……」とマミゾウも頷いた。
「そうですか」
聖はそう言うと一輪と村紗、そして星の方へ顔を向けた。とても優しく恐ろしい顔で。
「ね、ねえ姐さん、一つ聞くけれど、姐さんってそんなに甘党だったっけ?」
と、一輪。
「ええ、とっても」
ニッコリと笑っていた顔が、更にニッコリと……。ザワザワザワ……な、なんてことだ。犯罪的だぁ!怖すぎる。一同、声に出せたならそう叫んでいる。
「さて、アリバイを教えてもらいましょうか」だからこわいって姐さん!
「星?」
「はひ!?」
「犯行時刻、星はどこにいましたか?」
「え、えと、私はですね……」
恐怖で言葉が詰まる。まったく、食べ物の恨みは恐ろしい。そう彼女は思った。
「わ、私は昼寝を……」
「本当ですか?」
「ああ、それなら私が確認しているよ」とナズーリン。「ネズミたちと外に出る前に、主人の部屋を覗いたからね」
その途端、星の顔がパッと輝く。自分のアリバイが分かってもらえたからだ。
「では、村紗、あなたはどこにいましたか?」
「え、わ、私?」
「はい」ネ-サンコワ-イ
「わ、わたしなら元船員のケツを『ケツアンカアアァァァァ!!!!』してたけれd「なにやってんスかあんた」即座に全員につっこまれた。
「ひ、暇潰しにはすっごく最適な行動なのにな……」
そうでしょうねあんたにとっては。
「さて、残るは一輪ですね」
みんなの視線が一輪へと注がれる。
「う、わ、私は……」
実は、一輪にはアリバイがなかった。その時間、一輪は寺の中をただ歩いて暇を潰していたのだから。
これは不味い。非常に不味い。みんなの視線が鋭くなる。いやだめ感じty(自重
「どうしたのですか?もしかしてあなたがやったのですか?」「断じてそれはないからぁ!!」もう涙声である。
どうしよう。このままじゃ私が犯人に……。……こうなったら奥の手よ!
「わ、私は姐さんの事を盗撮して「いやあんたはなにをやっているんだ!?」ご想像通りの突っ込み。よかったね当たって!
「そうですか」
と聖。あれ、以外と怒らな「とりあえずゆっくりと話を聞かせてもらいましょうか」「いやあああああ!!!」そうでもなかった。
「と、なると困りましたね」
聖が溜め息をつく。
その場の空気がかなり重くなる。息をするのも苦しい。
聖の楽しみが奪われて、悲しまない面子はいないのだ。
――誰か、この事件を解決してくれる者はいないのか……――
みんなのその思いは奇跡を生む!!
「呼ばれて飛び出てあやややややー!幻想郷のブン屋、射命丸文、ここに参j「いや呼んでねぇよ」
次の瞬間、みんなのグーパンがパパラッチに直撃! おお! 飛距離が世界新記録ですよ先輩!
「い、痛いですねぇみなさん。でもそこに痺れる憧れるぅ!」
「なぁ、こいつはなにを言っておるのじゃ?」
マミゾウがぬえに聞く。がぬえはさぁ?といった。
「っと、いけないいけない。要件を忘れる所でした」
「何をしにきたのですか?」聖は、あくまで笑顔なのは変えない。
「いえね、また皆さんの新聞に使えるネタを探していたら、面白いものを目にしたので」
そう言うとパパラッチは一枚の写真をみんなにみせた。
その写真には、こっちを向いて「ハハッ」と笑いながら、戸棚の皿の上のプリンを完食し終えたネズミの姿が。
「……」
聖は少しのあいだ沈黙していた。だが、すこしするとナズーリンに声をかける。
「ナズーリン、このネズミがどこにいるかわかりますか?」
「えっと、……聖?」
「とりあえず死ぬよりつらい思いをさせてあげます。というわけで、わ か り ま す か ?」
その場の全員に戦慄がはしった。その笑顔は、今日見たどんな笑顔よりもおぞましかったからだ。
「さあ! 言うのです! ナズーリン!」
聖がナズーリンの胸ぐらを掴んで揺さぶった。
「や、やめてくれ聖!」
「ちょ、やめんか!」
「みんな、ナズーリンを助けよう!」
この後、聖が捕まえたあのネズミは、紫にスキマ送りにされましたとさ。めでたくない
白蓮は、ちゃぶ台を挟んだみんなへ、そう問いかけた。その言葉は、彼女のその聖母のような笑顔とは裏腹に、その場にいた全員へ凄い重圧感を与える。彼女が笑顔なのが、余計に拍車をかけるのは言うまでもない。
どうしてこうなった。その場にいた全員はそうおもった。読者にとっては全くの謎だろうから、とりあえずあらすじを説明するとしよう。
事の発端は、午後の3時のこと。朝早くから並ばなければ買えないという程の美味しいプリンを売っている店が最近里にできたらしく、聖が行って買ってきたのである。その店のプリンは甘くてクリーミーで、こんなにおいしいものを食べられる私はきっと特別な存在なのだと感じました、と里の人たちも評価しているくらいだという。
そして3時、楽しみにとっておいたそのプリンを食べようと、隠してあった戸棚を覗くと、そこにはプリンのプの字もなかった、という訳である。
「こんな事で怒りたくはありません。正直に、誰が食べたのかを教えてください」
聖さん、怖いです。
命蓮寺の面子は、お互いの顔を見合う。正直にやったやつ早く出てきてくれ、そんな顔である。
「すまないが私はやってないぞ?」
そういったのはナズーリンである。「一つ聞くが、プリンを最後に見たのは?」
「そうですね、確か一時間ごとに戸棚をのぞいていましたから、大体2時くらいかと」
「その時間、私はネズミ達と外にいたよ。中に一匹、「ハハッ」と笑っていた見知らぬネズミもいたから、印象に残っているよ」
「あ、なら私も、」
と言ったのは、ぬえだった。「その時間、わたしはマミゾウと化かしあいをして楽しんでいたから」
「確かにそうじゃったのう……」とマミゾウも頷いた。
「そうですか」
聖はそう言うと一輪と村紗、そして星の方へ顔を向けた。とても優しく恐ろしい顔で。
「ね、ねえ姐さん、一つ聞くけれど、姐さんってそんなに甘党だったっけ?」
と、一輪。
「ええ、とっても」
ニッコリと笑っていた顔が、更にニッコリと……。ザワザワザワ……な、なんてことだ。犯罪的だぁ!怖すぎる。一同、声に出せたならそう叫んでいる。
「さて、アリバイを教えてもらいましょうか」だからこわいって姐さん!
「星?」
「はひ!?」
「犯行時刻、星はどこにいましたか?」
「え、えと、私はですね……」
恐怖で言葉が詰まる。まったく、食べ物の恨みは恐ろしい。そう彼女は思った。
「わ、私は昼寝を……」
「本当ですか?」
「ああ、それなら私が確認しているよ」とナズーリン。「ネズミたちと外に出る前に、主人の部屋を覗いたからね」
その途端、星の顔がパッと輝く。自分のアリバイが分かってもらえたからだ。
「では、村紗、あなたはどこにいましたか?」
「え、わ、私?」
「はい」ネ-サンコワ-イ
「わ、わたしなら元船員のケツを『ケツアンカアアァァァァ!!!!』してたけれd「なにやってんスかあんた」即座に全員につっこまれた。
「ひ、暇潰しにはすっごく最適な行動なのにな……」
そうでしょうねあんたにとっては。
「さて、残るは一輪ですね」
みんなの視線が一輪へと注がれる。
「う、わ、私は……」
実は、一輪にはアリバイがなかった。その時間、一輪は寺の中をただ歩いて暇を潰していたのだから。
これは不味い。非常に不味い。みんなの視線が鋭くなる。いやだめ感じty(自重
「どうしたのですか?もしかしてあなたがやったのですか?」「断じてそれはないからぁ!!」もう涙声である。
どうしよう。このままじゃ私が犯人に……。……こうなったら奥の手よ!
「わ、私は姐さんの事を盗撮して「いやあんたはなにをやっているんだ!?」ご想像通りの突っ込み。よかったね当たって!
「そうですか」
と聖。あれ、以外と怒らな「とりあえずゆっくりと話を聞かせてもらいましょうか」「いやあああああ!!!」そうでもなかった。
「と、なると困りましたね」
聖が溜め息をつく。
その場の空気がかなり重くなる。息をするのも苦しい。
聖の楽しみが奪われて、悲しまない面子はいないのだ。
――誰か、この事件を解決してくれる者はいないのか……――
みんなのその思いは奇跡を生む!!
「呼ばれて飛び出てあやややややー!幻想郷のブン屋、射命丸文、ここに参j「いや呼んでねぇよ」
次の瞬間、みんなのグーパンがパパラッチに直撃! おお! 飛距離が世界新記録ですよ先輩!
「い、痛いですねぇみなさん。でもそこに痺れる憧れるぅ!」
「なぁ、こいつはなにを言っておるのじゃ?」
マミゾウがぬえに聞く。がぬえはさぁ?といった。
「っと、いけないいけない。要件を忘れる所でした」
「何をしにきたのですか?」聖は、あくまで笑顔なのは変えない。
「いえね、また皆さんの新聞に使えるネタを探していたら、面白いものを目にしたので」
そう言うとパパラッチは一枚の写真をみんなにみせた。
その写真には、こっちを向いて「ハハッ」と笑いながら、戸棚の皿の上のプリンを完食し終えたネズミの姿が。
「……」
聖は少しのあいだ沈黙していた。だが、すこしするとナズーリンに声をかける。
「ナズーリン、このネズミがどこにいるかわかりますか?」
「えっと、……聖?」
「とりあえず死ぬよりつらい思いをさせてあげます。というわけで、わ か り ま す か ?」
その場の全員に戦慄がはしった。その笑顔は、今日見たどんな笑顔よりもおぞましかったからだ。
「さあ! 言うのです! ナズーリン!」
聖がナズーリンの胸ぐらを掴んで揺さぶった。
「や、やめてくれ聖!」
「ちょ、やめんか!」
「みんな、ナズーリンを助けよう!」
この後、聖が捕まえたあのネズミは、紫にスキマ送りにされましたとさ。めでたくない
前のを消した時刻が貴方のコメント投稿時刻とほぼ同じで吹きました。大丈夫、消しましたので問題は無いです。
あと、根本的なお話なのですが、修正するたびに削除&再投稿するのはいかがなものかと。
どうせ修正するならばもっとお話を煮詰めて長く書きなおしたほうが良いのでは、というコメントも参考にはなさらなかったみたいで残念です。何やら焦って仕上げているように見受けられます。
正直に言って、この短さで修正版を再投稿したのにも関わらず誤字があるというのは、あまり推敲をなされていない気がいたします。それは多分あなたの後書きにあるように「誤字があったら教えてください」と言う姿勢がよろしくないかと。
勿論他の作家さんにも誤字はありますが、だからと言ってわざわざ後書きにその様な旨は普通書きません。それは推敲をしているからです。一度書き終わった後に目を通して誤字を含むミスを確認して、それらがないと判断したときのみ投稿するのが通常です。例えそこにミスが残ってしまっていたとしても、少なくとも作者自身は「この作品にミスはない」と判断したから投稿するのです。つまり後書きやタグ等にわざわざ「誤字があったら教えてください」「後日修正する予定です」「即直します」などと言う文章は本来必要ないはずなのです。
しかし貴方の口上からすると、誤字や話の流れ上不自然な点等、改善すべき点の発見は全て読者任せになってしまっています。例え貴方がそう思っていなくても、読者はそう捉えてしまいます。それは貴方自身のためにもなりません。それとも、今後も読者に推敲を任せて、それらを直した「修正版」を再度投稿するやり方を続けていくおつもりなのでしょうか?
最後に。私の勝手な見解ですが、貴方はこのコメント欄の1さんに対して、「消しましたので問題はない」と仰っていますが私は問題があると思います。
別にサイトのルールや規約に違反しているわけではありませんので、聞き流してくださっても構いませんが、前回のコメント返信等で一度「修正する」と仰った以上、まずはそちらからきちんと仕上げたほうがよろしかったと思います。正直な話、読者からしたらPCがないだのDSの文字制限だの近くにネットカフェがないだのと愚痴をこぼされましても、全く関係のない話です。それを聞いたところで、作品に対する感想は変わりません。むしろ言い訳を重ねれば重ねるほど作者への心象は悪くなる一方です。
仮に作品を読んで純粋にアドバイスをしたとしても、返ってくるのがそれらの的を射ない身勝手な発言となると、どうしても点数を入れる気にならないのが読者心理です。
少なくとも貴方がすべき行動は新しい作品を投稿する事でも読者のコメントに吹くことでもなかったかと思います。
作品に関するコメントではない上に長文で申し訳ありませんが、作品に対するコメントは前回の「修正前版」で既にしてしまっているので、今回は違う視点からのコメントをさせていただきました。
言い訳を重ねる度、アンチが増えていきますからね。
作品の中で饒舌になってください。
あと、容易なテンプレは使っていて楽しいかもしれませんが、読者としては少しついて行けません。
物に対する修飾が無駄に多い気がして読みにくかったです。
まだ若いのなら、慌てずに機を待つというのも時には必要ですよ。
内容は普通に面白いと思いました
推考を丁寧にすればもっと良くなると思います。
投稿し直したところで評価が大きく変わることはありませんよ。
最初の投稿を削除した意図はなんでしょうか?
誤字や文言の修正なら作品の編集で事足りますよね。
辛辣なコメントごと、失敗作を無かったことにしたかったのでしょうか?
そういう姿勢では読者はどんどん離れていきますよ。
後、言葉の節々から「読ませてやっている」という思惑を感じるのは私だけではないはず。
物書きは「読んでいただく」姿勢でないと応援もされませんし成長することもありませんよ。
しかし残念ながら、ネットスラングやネタを仕込むことに夢中になりすぎて、小説としての面白さの追求をおざなりにしていると思いました。
それを言わせたいがために登場人物の感情の抑揚を突然変えたり、性格に合わない言動をさせていては本末転倒です。
地の文についても同様で、状況説明ではなく作者の一人漫才のようになってしまっています。
そういった点では「ギャグで笑わそう」という気持ちは伝わってはきました。
ですが、笑いを始めとする様々な感情は何もないところから突然湧いてくるものではありません。
何がどうなって誰がどうしたから、そうなったのか。どうしてそれが面白いとスピードスターさんは思ったのか。
それを逐一丁寧に物語に乗せ、読者に説明し納得させなくては笑いは成立しないでしょう。
そういう意味では、作品はギャグであっても作者はシリアスである必要があります。
同時に、その場に相応しい笑いを選ぶ気遣いも要るかと思います。
ネタの内容からして某動画サイトがお好きと見受けますが、そこでの笑いが創想話で受け入れられるとは限りません。
言ってしまえば、今回使われたネタで笑いを取りたいのであれば、そのサイトに投稿するのが適切でしょう。
創想話で面白いと思われる作品を目指すのであれば、評価の高い作品を読み、ここでの需要を掴むのが大切です。
総括して申し上げるなら、今しばらくは作品を読んで良い作品とは何かを考え、冷静な第三者的視点を持つことを目指されてはいかがでしょうか?
長文となりましたが、スピードスターさんはまだまだ成長する時間が沢山あります。いつか飛躍される時がくるのをお待ちしています。