Coolier - 新生・東方創想話

ヒーローの条件

2011/11/09 09:30:45
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※キャラ崩壊、世界観崩壊、メタ発言、下ネタ色々あります。
 苦手な方はご注意ください。





























私、紅魔館の瀟洒なメイドこと、十六夜咲夜はお嬢様の部屋を掃除している時に“それ”を見つけた。
“それ”は圧倒的な存在感を持って佇んでおり、空間を支配していた。
神々たるオーラを放ち、聖母マリアの様に母性と慈愛を持って生命を包みこみ、あらゆる邪悪を排除していた。
“それ”はもはや全ての中心だった。世界は“それ”のためにあり、“それ”があって初めて世界は構築されていた。
“それ”を目の当たりにして湧いてきた感情は感謝だった。万物への感謝。知らぬ間に頬をつたって涙が流れ落ちる。
私という存在はどれほど矮小なのだろう。なんて無力なのだろう。私は思い知る。
しかしそんな醜穢な私ですら“それ”は受け入れる。
この部屋には“それ”が存在した。“それ”が確固たる存在としてあった。


そう、お嬢様の脱ぎたてのドロワーズがそこには……あった。


そして私は、自問自答する。
どどどうするのよ咲夜!
お、落ち着きなさい落ち着くのよ咲夜!
狼狽えてはいけない。お嬢様の脱ぎたてのドロワーズがあったからって何だっていうの?
それをどうしようって言うの?
私のやるべき事は一つ、メイドとしてあれを回収し、洗濯し、綺麗に畳んだあと、お嬢様のタンスへ戻す、それだけよ。
それ以外の何があるって言うの?まさかクンカクンカしたりスリスリしたいなんてそんなこと思うわけないわ。
私は歌って踊れる紅魔館のミニスカメイドさんになるのよ。そんな下品なことするわけないわ。


――――でも待って?
こんなチャンス二度とないかもしれない、食パン咥えた女の子と登校中にぶつかるぐらいレアよ。
CMだからってチャンネル代えたら他の局でも同じCMやってたぐらいレアなのよ。
それを安々と見逃していいの?
熱湯を目の前にして押すな!絶対に押すな!っていう中年の肥満体型のおっさんがいたら、あなたは押さないのかしら咲夜?
いいえ、押すわ。私は押す女よ。だって笑いがとれないじゃない。
そう、咲夜、あなたは押せる子よ、押せる畑の住人よ。私はそうゆう子に育てたわ。
……ありがとうお母さん、咲夜は行きます。今日一つ大人の階段を登ります。
私は決意を固め、足を一歩踏み出す。


――――ストップ!ストップ・ザ・咲夜!
駄目、誘惑に飲まれては駄目よ咲夜!
そんな小暮に耳を貸しちゃだめ!あ、デーモンてことね。
お嬢様が何だって言うの?あんな小娘。
あんなのただのロリじゃない、ただのロリ娘!
いや、待って、でもお嬢様には羽が生えてるわね。ただのロリではないわ。羽の生えたロリよ。羽ロリね、羽ロリ。
羽があるってことは空を飛べるわよね…………そうか!つまり、お嬢様は空飛ぶロリだったのよ!
遥か昔、そこには大空を自由に羽ばたくロリ達がいたであろう。
しかし、今や空を見上げても幼女の一人も飛んでいやしない。
そんな世界を作り上げたのは誰?
そう、私よ。私自身だわ。
イエスロリコン!ノータッチ!それをいつから忘れてしまったの?
ここは、あの良き時代を取り戻すために我慢すべきなのよ。
これは私とお嬢様だけの問題ではない。もはや人類と幼女の問題なのよ。
だがしかし、お嬢様に直接触れるわけではない……あくまでもドロワーズを拝借するだけ……いや、でも…!!

――――待って、まずいわ!
一人で問答を繰り返しているうちに、徐々にドロワーズからお嬢様の温もりが奪われつつある。
いけない……!このままではいけないのよ咲夜!
1分1秒が惜しい。お嬢様の温もりを例え1℃だって失うことは許されない。
そうだ!時を止めれば……時を止めてしまえばどれだけ悩んだって問題ない。さぁ時間よ止ま……!

「…………いけません咲夜、それをしてはなりません」

こっ、この声は誰?
この声はまさか…………私の裏声!
なぜ、なぜ時を止めてはいけないんです!?咲夜様!
昔の偉い人は言いました『花は散りゆくから美しい。ドロワーズは温もりが失われゆくからこそ愛おしい』と、あなたならその意味がわかりますね?咲夜。
脱帽だわ。何て大事なことを忘れていたのかしら。
大切な事を思い出させてくれてありがとう私。
私はいつだってそう、日々を生きるのに精一杯で気付いた時には手から大切な物がすり抜けている。
あの頃に立ち返ろう。私の原点に……。
自分に嘘はつけない。自分の気持ちに正直に生きるんだ。
そう、私は、お嬢様のドロワーズをクンカクンカしたい!
もう迷うことはない!行こう!ワンダーランドへ!


私は右手を振りかざし、お嬢様のドロワーズを掴みとる。
その瞬間、手の先から体へと電気を浴びせられたような衝撃が伝わってきた。
……ぐっ!やばい、このままで右腕を持って行かれる!私は途切れそうになる意識を必死につなぎとめる。
お嬢様のプリチーが、耐え切れないほどのプリチーが右腕を介して体に注入されてきていた。
油断してたわね、まさかお嬢様のプリチー力がここまでとは……!
このままでは身が持たない。諦めるべきか、そんな思考が頭をよぎる。
だがすぐに私はその考えを振り払った。
お嬢様のドロワーズに殺されるなら本望……。何の悔いもない。
いいわ、お嬢様のドロワーズと心中してやろうじゃない!毒を食らわば皿までよ!
私はドロワーズを両手で持ち、頭の真上で天高く掲げた。
そして履き口を思い切り広げてから、勢いよく腕を引き下げる。
するとスッポリとドロワーズが顔に被さり、瞬く間ににお嬢様臭がドロワーズ内に充満してきた。

「お嬢様のおおおスプッラシュマウンテンやああああああ!!!!」

思わず私はその場で叫ぶ。
ああ、この臭いは、甘くほろ苦い、まるで初恋のような臭い。
牛乳を拭いた生乾きの雑巾のような、ちょっぴり切ない恋。
お嬢様の生肌の温もりが布を伝って、私の心へと呼びかけてくる。
ドロワーズをくぐったら、そこは天国でした。
お嬢様が呼んでいる、胸のどこか奥で。
私は生を実感する。
きっと、この日のために私は生まれてきたのだろう。
やっと出会えたね。私はドロワーズの中で優しく微笑む。

「…………ぼーくらはみんなー……いーきているー」

気が付くと私は歌っていた。

「いきーているから!!!ドロワーズをかぶるんだーーー!!!!!!!!」

我が生命の礎よ!天まで届け!
私は神に届くように魂の叫びで空気を震わせる。



「さ……さくや、そこで何してるの……?」



――――振り向くとそこには、お嬢様がいた。



「咲夜……それ私のドロワーズよね?何で被ってるの?」

「私は咲夜ではない」

「いや、咲夜でしょ?惚けないで状況を説明してよ!」

「私は咲夜ではないと言っておろう」

「どう見ても咲夜だから、ドロワーズ被った咲夜だから」

「私は…………ドロワーズ仮面だ」

「咲夜、何言ってるの?頭がおかしくなったの?」

「咲夜ではない、ドロワーズ仮面だ」

「いやいやいや、いい加減にしなさいよ咲夜」

「だから、ドロワーズ仮面だ」

「ふざけないで咲……「 ド ロ ワ ー ズ 仮 面 だ 」

「……………………」

「……………………」

会心だった。
会心の嘘だった。
危うくお嬢様に私が変態メイドだと思われてしまうとこだったが、完璧に回避できたと言って良い。
お嬢様は完全に私がドロワーズ仮面だと信じ込んでいるようだ。
どんな状況でも取り乱さず、最善の判断をする。それがメイド長。それが十六夜咲夜。
否、私はもう十六夜咲夜ではない。
今、私は世界を救う正義のドロワーズ仮面なのだ。

「ほう、白ばっくれるつもりね。いいわ、そのドロワーズ引っぺがして素顔を拝んであげる」

そう言ってお嬢様は不敵に笑う。

「ちょっ、まっ!これ皮膚だから一見ドロワーズに見えるけど皮膚だからっ!ストレッチマンの黄色いのも設定上は皮膚だから!全裸のおじさんがストレッチしてるから!」

ちなみに、頭のとんがり部分はストレッチとんがりと言って中にレモンが入っている。
とんがりを攻撃されるのが弱点だが、レモンを食べることで回復する。
これ、ドロワーズ仮面がお送りする幻想郷豆知識な。

「別に知りたくなかったそんなこと!」

「皮膚を引っぺがしにかかるとか、おっそろしいわー。さすが吸血鬼は鬼畜だわ。絶対休日とかひたすら道端の蟻潰してにやけてるタイプだよ」

「そんな暗い趣味ねぇよ!」

「頑張って甲子園目指してる高校球児のエースピッチャーの利き腕とか折りたくなるタイプだろ」

「お前の発想のがよっぽど陰湿だわ」

「よく考えてみなさい、お前はすぐにドロワーズを引っぺがして見ようとするが、今この状態ではドロワーズの中身が咲夜の可能性とドロワーズ仮面の可能性
 二重の可能性が広がっている。それって何か素敵やん?知らないことがあるって、素敵やん?」

「別にそんなシュレディンガー的なのいらねぇから」

「聞き捨てならないな、宇宙、深海、生命の不思議、人は未知に思いを馳せるからこそ、発展してきた。
 知らないことがあるからこそ、そこには夢があり、人の好奇心をくすぐるのだ。
 そう、このドロワーズには人々の夢が詰まっている!私はドロワーズを被ってるのではない!人類の夢を被っているのだ!」

「被ってるって言っちゃったよ。仮にドロワーズに夢が詰まってたとしても、90%ぐらい変態の夢だよ」

さすがお嬢様、このまま簡単にやり過ごせるかと思ったが、そうはいかなかった。
まだ私が咲夜だとは毛ほども気付いていないが、徐々に何かを疑い始めているようだ。
見た目は幼女、頭脳は大人。まるでかの名探偵を彷彿とさせる。

「いいわ、百歩譲ってあなたがドロワーズ仮面だとしましょう。そのドロワーズ仮面が私に何の用なわけ?」

「よくぞ聞いてくれたな!それは……その、あれだ、お前は日頃ドロワーズへの感謝が足りないんじゃないのか?」

「はぁ?ドロワーズなんてたかが下着でしょ?何を感謝する事があるのよ」

「あー言っちゃう?それ言っちゃうんだ?あーもう駄目だね完全にダメだこれ」

「何か文句あるのかしら?むしろこの高貴な私に履かれている事を、逆にドロワーズに感謝して欲しいぐらいね」

「んだとコラあああああ!てめぇのくっせぇ股間部を母の様な包容力でもって優しく包みこんでくれているドロワーズに感謝しろやあああ!!!!」

「臭くねぇしいいい!!私はお股はお花畑だっつーの!年中ラベンダーの香りだっつーのおおおおおお!」

「はあああああああ?自惚れんじゃねぇよ!いいとこおじいちゃんの入れ歯の臭いだよ!おまけしても爪の間に挟まってる黒い奴ぐらいだっつーのおおお!!!」

「あんだとおおおおお?じゃぁ嗅いでみるかコラ!?私の股間嗅いでみろやおい!」

「え?いいの?まじで嗅いでいいの?いやむしろ触っていい?つーか舐めていい?ねぇ舐めていいでしょ?ねぇねぇぺろぺろさせてよねぇ」

「うわめっちゃ食いついてきた!こいつ気持ち悪っ!やっぱ今のナシで!」

「自分の言葉には責任を持てよおおおおおおおお!この合法ロリがああああああああ!」

「ごっ……!!あなた言ってはいけないことを……この私を怒らせたわね……」

やばい、そう思った時には全てが手遅れだった。
最後に私が見たのは、足を踏み切るお嬢様の姿。
その吸血鬼の圧倒的な脚力によって、床が沈む。
そして次の瞬間にはお嬢様は消えていた。
いや、消えたと錯覚させるほどのスピードでこちらへ向かってきたのだ。
気付いたときには既にドロワーズはお嬢様の手の中にあり、私の素顔は晒け出されていた。


「ほら、やっぱり咲夜じゃないの……」

お嬢様が勝ち誇った顔で言い捨てる。

「はっ!お嬢様!私は今まで一体何を……まさか私、その呪いのドロワーズに操られて……!!」

「私のドロワーズはそんなドラクエの呪われたアイテム的なのじゃないから!大体なぜドロワーズを装備した!」

「デンデンデンデンデンデンデンデンデンデレレン おきのどくですが さくやのきおくはきえてしまいました」

「セーブデータを消すな!現実から目を逸らすな!!」

早くこの状況をどうにかしなければ、私は考える。
ルーラが、ルーラがしたい。今すぐこの場から飛び去ってしまいたい。
あ、ルーラじゃ天井に頭ぶつけちゃうか、テヘペロッ☆

「…………説明しよう!紅魔館のメイド長こと咲夜はドロワーズを被る事によってドロワーズ仮面へと変身するのだ!」

「しねぇよ!!ドロワーズ被っても変態にしかなれねぇよ!!」

「ああ、もう埒が明きませんわ。こんなに話が通じないなんて、さてはあなたお嬢様の偽物ですね」

「いきなり何を言い出すの。何を」

「偽物に決まってます。あなたと話してるとそりゃもう、友達のお母さんに怒られた時ぐらいテンション下がりますわ」

「ごめん私吸血鬼だからその表現よくわからないや、ごめんね」

「ズボンのポケットにティッシュ入れたまま洗濯しちゃった時ぐらいテンション下がりますわ」

「それは何となくわかるけど、そもそも例える必要があるの!?」

「あぁ本物のお嬢様はあんなに優しくて愛おしかったのに『わたしねーおおきくなったら咲夜のおよめさんになるのー』と言ってくれたお嬢様は一体どこに行ってしまわれたのか」

「言ってないから、勝手に記憶を捏造しないで」

「ふふふ……お嬢様は私に毎晩絵本読んでもらわないと寝れませんでしたからね」

「架空の思い出に浸らないで!咲夜の中のレミリア像は一体どうなってるの!?私そんな事されてないから!」

「五月蝿い、黙れっ!お前にお嬢様の何がわかる!?」

「いや本人ですけどっ!?」

「お嬢様とかもうロリですからね、ロリで吸血鬼でしかもロリですからね!永遠のアイドルですから!うんこしないですから!」

「いやするわ!バリバリうんこするわ!むしろ垂れ流すっつーの!」

「あーー!あーー!聞こえない!お嬢様とかマジでドラマのキスシーン見ただけで頬赤らめてチャンネル変えちゃう純情っぷりですし!」

「はいダウトーーー!!私とか毎日トゥナイト2を楽しみに見るレベルですからー」

その、お嬢様らしき物は私を惑わそうとしていた。
しかし、私の心にその言葉は届かない。
目の前にいるそいつはまさに悪魔だった。
純粋な悪。吐き気を催す程の邪悪。
まるで炉端に止めてある自転車に100均で買った鍵を勝手にかけておくような。
電車の券売機の言語設定を全部英語にしておくような、そんなただ破壊のみを求める地獄からの使者。
そいつはかつて人々の串刺しにし、恐れられたヴラド・ツェペシュのように、絶対的な支配によってその場を我が物とする。
1日の終わりに、堂々と空に佇む、たそがれの燃えるような太陽が沈み、最後の陽光が、地面を流れるように照り映える。
その光景に人々は見蕩れ、その日の想いを馳せる。
しかしやがてそれは黒と交わり、深淵が訪れ、街を覆う。
言うならばその深淵こそが目の前にいる存在だった。
奇妙な青色の髪を揺らし、業火の炎のように燃える瞳を持ち、口元からは研ぎたての刃のようなするどい歯を覗かせる。
それは少女をのような、華奢な肢体と相俟って、更に残酷さを浮かび上がらせていた。
その悪魔は存在するだけでその場を恐怖におとし…………

「長いっ!いきなり地の文がなげぇぇぇわぁぁぁ!今テンポよく会話してたとこだろうがあああああ!!!」

悪魔が吠えた。

「いや、だって会話ばっかりだと台本形式とか言われるから!」

「やめてっ!読者を恐れないでっ!!!」

「ふぅ、いつまでもお嬢様の相手もしてられないんで私は仕事に戻りますね」

「待てやあああああ!!だから何で私のドロワーズを被ってたんだよ!!」

「逆に問おう!!ドロワーズを被って何が悪い!?誰に迷惑をかけた!?」

「うわっ、開き直ったよこいつめんどくせぇー」

「むしろね、私はお嬢様のドロワーズを被ってあげてたんですよ、誰が好き好んでこんな茶色いシミのついたドロワーズを被りますか」

「ついてねぇよ!私の可愛らしいキャライメージが悪くなるからやめろや!」

「もうさっきからお嬢様は本当うるさいです、ロリは大人しく空を飛んでてください」

「何いってるの!?ロリは空を飛ばないよ!?」

「とりあえず、お嬢様もドロワーズを被ってみてください。そうすれば私の気持ちがわかるはずです」

「え、嫌よ。何でこの私が自分のドロワーズを被んなきゃいけないのさ」

「むむむ……わかりました、お嬢様さてはドロワーズを被るのが怖いんですね?」

「はぁ?何いってるのよ、ドロワーズは被るもんじゃないし」

「やっぱり怖いんですね、従者がドロワーズを被れるのに主人が被れなかったら恥さらしですもんねぇプークスクス」

「ちょっと咲夜いい加減にしなさいよ、ドロワーズを被るのなんかただの変態じゃない」

「フフフ、いいんです、いーんですよそうやって言い訳してれば!
 所詮お嬢様はドロワーズ一つ被る事ができない無能なんですよ!
 ドロワーズの被れない吸血鬼なんてまるで飛べない豚……いや、皮のないフライドチキンですわオホホホホホホホ!!!!」

「んだとおらあああああ!?そんなら被ってやるわああああ!!!!
 いくぞうおおおおおらああああああああああああああ!!!」

絶叫しながらお嬢様は、先程私から奪ったドロワーズを頭に被せる。
ドロワーズを頭に被るとかこいつ何考えてんだ、変態か。

「しゃああああああどうだあああああ!?レミリアお嬢様ああああああああああドロワーズを被った気分はあああああああ!??」

「うおおおおおおおおおおおお!!!茶色いシミがああああああああ!!ついてるぜええええええええ!!」

「そうだろおおおおおおおお!!!茶色シミがあああああ!ついるだろおおおおおおおおおおお!!!」

「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」

「しゃらああああああああああああああああああああああ!!!!!」

紅魔館へ響き渡る私達の絶叫。魂の共鳴。



「レ、レミィ……何でドロワーズを被って絶叫してるの……??」




――――パチュリー様が、そこにはいた。




「どうしたのレミィ?一体何があったの?」

「レミリアではない…………私は、ドロワーズ仮面だ」

「何言ってるのレミィ?気がおかしくなったの」

「レミィではないと言っておるであろう。私はドロワーズ仮面だ」

「冗談はいいから状況を説明してよレミィ」

「ドロワーズ仮面だ」

「いや、どう見てもレミ……「 ド ロ ワ ー ズ 仮 面 だ 」

「……………………」

「……………………」
やりたい放題やりました。
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コメント



0.490簡易評価
2.20名前が無い程度の能力削除
熱意は認める
3.無評価名前が無い程度の能力削除
そうだな、熱意は良い。
一休みしとけ。
5.50立ちスクリューが出せない程度の能力削除
熱意は凄く伝わったww

だが……もう良い……休めっ……!
6.10名前が無い程度の能力削除
熱意『だけ』認めます。
8.90とーなす削除
無限ループの予感……!
悪乗りしすぎた感はありますが、ネタは面白かったです。私もドロワを被りたい。
9.60sas削除
めちゃめちゃ面白かったw
でもやりすぎでちょっと萎えたからこの点数で。
14.50名前が無い程度の能力削除
あららららららら やっちゃった♪
15.100名前が無い程度の能力削除
イスから落ちるほど声出して笑ったwwwwww
パチェも被るのか?被るなら…
咲夜→レミィ→パチェ→魔理沙→霊夢→こーりん→フラン
そしてこーりんはドロワが本当に皮膚になり、引き剥がされるな。
魔理沙からは俺の妄想。
16.90名前が無い程度の能力削除
おもしれえw
東方でこういうネタあんまりないから新鮮ですごく楽しめましたww
18.100名前が無い程度の能力削除
面白すぎた
19.100名前が正体不明である程度の能力削除
こんなヒーローいらねww
26.100名前が無い程度の能力削除
大声だしてわらったwww
後半レミィぶっ壊れたしww
咲夜は従者としてどうなのww