Coolier - 新生・東方創想話

しあわせかっぱ。

2011/11/03 15:14:16
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や、また遊びに来たよ。

嫌そうな顔してるね。
ちょっと周りの河童に話しつけるのに時間かかってさ。



●●●


お久しぶり。
来れなくてごめんよ。
悪かったって。

恋人ほっといてごめん。

何でそこで嫌そうな顔するかな?
嫌なの?
私が嫌い?

あ、そう。全く意地っ張りだね。
すねないでよ。もう…

まあ言い訳すると、忙しかったんだよ。
ちょっと機械を作っててね。
…やっぱり機械は嫌い?

…確かに、君の嫌いな人たちが使っているもんね。
でも、この前あげたライトは便利だろ?

夜も昼も光るって、当たり前だからね。
ああ、君にとってはそうではないね。

今日は止まっていって良い?
嫌?

仕事がある?
良いじゃんそんなの。
駄目?

その嫌々許可する君も素敵だよ。
あ、顔赤いね。まさに…

あ、ごめん!ちょっやっとがったもの投げないで!

●●●

はい、ご飯出来た。
胡瓜のチャーハンだよ。
え、何やってんの!
あ~あ~。そんなに色紅かけて…
正直その趣向は理解できないよ。
え?

成程。納得した。

飲み物は何が良い?
トマトジュース?
あるの?

ああ、ここか。
あるね。
あとはワインとかばっかり…

美味しい?

その回りくどさ何とかしてよ。
言葉が通じないの!

強く言い過ぎちゃったね。
怒ってる?

素直じゃないね。
でも、美味しく食べてくれてうれしいよ。

え、何処行くの?
外?何で?
仕事?
じゃあ私も付き合う!

●●●

………
暇だねこの仕事。
ただ立ってるだけじゃん。

え、お前は無職だ?
ひ、酷い!
私だって皆に機械を!

まあ、好きでしてるんだけど。
それと同じというわけね。

あ、人来たよ。
魔理沙と…アリスかな?
え。
知り合いなら挨拶しろ?
いいの?

わかった。行ってくるよ。

「やあ、奇遇だねお二人さん」
「お、ようにとり」
「こんにちはにとり」
「どうしたんだいここまで?」
「ん?お前知らないのか?」
「地霊殿で宴会だって霊夢が言ってたのよ」
「ああ、そんな手紙が来たような…」
「よし!お前も一緒に行こうぜ!」
「あ…ごめん。今日は無理」
「用事でもあるの?」
「ああ…」
「宴会よりも大切な?」
「うん…すまないね」
「分かった。気が変わったら来いよ!」
「じゃあ、またねにとり」
「ああ!二人ともアツアツだね!」
「「余計なお世話だー!」」

ああ、ごめん、少し長引いちゃった。
…どうしたの?
え、今日は仕事終わり?
じゃあお風呂でもはいろっか。

●●●

はい。背中流すよ。
どう?癒されるような気がしない?
他人に洗ってもらうのも悪くないでしょう。

髪も流すから、目、つぶってね。

ほんといい髪の色してるよね
じゃあ、今度は私を洗って。

ん…?
いつもの力強さが無いね。
もっと強くてもだいじょうぶだよ?

さっきからどうしたの?
嫌に沈んでない?

熱でもあるのかな?

なさそうだね。
本当にだいじょうぶ?
さっきから…

いつもの威勢は何処へ行ったの?

もうお風呂でようか。

●●●


う…
駄目だ…

すみません負けました。投了です。

ほんと将棋強いよね。

え?

ずるい!
能力使うなんて。
フン。
いいよ。能力なんかに負けないくらい将棋強くなるから。

これで私が百二十四勝百二十五敗だね。
ついに抜かれちゃった…

あれ、そんなうれしくない?
私だったらもろ手を挙げて喜ぶけど。

だいじょうぶ…?
疲れてるの…?

もう眠いから、寝よう?

●●●

あはは。
布団フカフカだね。

やわらかーい。

顔近いね。
…キ、キスでもしようか。

え、嫌なの?

それも違うの?
じゃあ、どうして…


ッ…
何で謝るのさ。

そんな。
何言ってんの!
そんな「宴会行きたいなら言ってもいいよ」なんて…
そんなに私が嫌い?

誤解しないで!
負担だなんて思ってない!
大好きな人を負担だなんて思ってない!


君が大好きだから。



君を嫌う奴なんか、私が倒すから。
龍神さまも、天狗も、鬼もみんな倒すから。
だから、そんな自分を責めないで。
悲しそうな顔しないで。
笑ってよ。
私の前で悲しそうな顔しないでよ。
君が辛いと、私も辛いよ。
ね。
大好きだよ。



ああ、もう泣かないで。
君の笑顔が見たいよ。

ああ、

やっと笑ってくれたね。

●●●

あ~あ。
寝ちゃったよ。

でも、今まで辛かったんだろうな。
苦しかったんだろうな。
でも、もう大丈夫。
私がそばにいる。
今、私は幸せだよ。

もっと甘えてほしいな。

私ももう眠くなってきた。
寝よっと。

明日はもっと笑ってほしいな。
明日もたくさん遊ぼうね。
一緒に宴会でも行こうね。

じゃあ。

おやすみなさい。
「みとりおねえちゃん」




お読みいただきありがとうございました。
火山岩
http://ameblo.jp/ru-miaru-mia/
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コメント



0.330簡易評価
4.90奇声を発する程度の能力削除
おお、成る程…
後書きでしっくり来ました
8.100通りすがりの赤河童ファン削除
ここで彼女の名を見る日がこようとは…うれしいなあ