次のルートは綺麗な銀杏の木々が並んでいる森の小道にやってきた。
辺り一面銀杏の木々で埋め尽くされている。
そのおかげで匂いもすごいことになっている。
銀杏の実が落ちてくる季節なのでしょうがないといえばしょうがない。
レミリアはこの匂いに文句を言いつつ咲夜と一緒に銀杏の黄葉を楽しむ。
「うーやっぱりこの匂いは慣れないわ…」
「そうですね…衣服についたら大変なことになりそうですね…」
「まぁでも洗って中身を取り出してしまえば食べれるからいいからまだいいわ」
「それが出来なかったら何のためにこの実あるんでしょうねぇ」
「あら、咲夜は実だけしか食べれないと思っているの?」
「うーん普通は実だけしか食べないと思いますよ」
「実は葉も利用されているのよ。
と言っても自分たちで作れるものじゃないけどね。
いや、作れるけど専門家に任せて作るのが正しいかしら」
「葉をおひたしにしたりするんですか?まさかそれはないでしょう」
「葉はね、医薬品として利用されているのよ。
イチョウ葉エキスといえば覚えやすいかしら」
「まさか葉が利用されているとは思いませんでした」
「ちなみにこの幻想郷がある日本では銀杏は医薬品としては認められてないわ。
まぁ食用としての名が有名すぎるからでしょうね。
下手に医薬品として認めてしまったら簡単に手も付けられなくなると思うわ」
「医薬品として認められてないからこそ今の黄葉があるのですね」
「だからいつ医薬品になってもいいように今のうちに楽しんどくのが吉かもね」
ふと足元を見ればたくさん銀杏の実が落ちて群れをなしていた。
「たくさん銀杏の実が落ちていますね。今日はこの銀杏の実を使った料理にしましょう」
「期待しているわ」
「では早速」
群れをなしている銀杏の実をサクサクと拾っていく。
「ちょっと取り過ぎじゃないかしら?」
「そう言われてみるとほとんど無いですね…少し戻しますね」
大量に収穫された銀杏の実の中から質の良いものを選んで地面にばらまいていく。
「これくらいで充分かしら」
「それでも多いと思うけどまぁいいわ
楽しみにしているわよ」
「では戻りましょうか」
「感謝の意も忘れずにね、咲夜」
銀杏の木々達に感謝しつつ紅魔館へ向かう。
◇
紅魔館に戻ってからレミリアは料理が出るのをただ静かに待っていた。
「今日はどんな料理なのかしら」
考えている所で丁度良く今日の料理が届く。
「遅かったわね」
「申し訳ありません。今回のは自信作なので時間をかけて作っていました」
「それで今日の料理は?」
「銀杏入りの茶碗蒸しと銀杏の葉を使った紅茶でございます」
「…なんとなく予想はしてたけどね、紅茶の方に関しては」
「せっかく新しい食材を手に入れたからには使ってみないと損でございます」
「まぁいいわ、ご苦労様。休んでていいわよ」
「ありがとうございます。ではゆっくり食べて下さいませ」
言うと同時に静かに姿は消える。
◇
レミリアはゆっくりと料理を味わう。
「あら、意外とこの紅茶もいけるわね」
よくよくティーカップの中を見ると砂糖が大量に入っていた。
「…やっぱりそうよね」
砂糖が入っていればどんな紅茶でも美味しくなるのは当たり前である。
「まぁ予想はしてたけどね…」
紅茶を飲みつつ銀杏入りの茶碗蒸しを食べる。
「いいわね、この香り…」
銀杏の高級感漂う香りに夢中になりつつ少しずつ食べてゆく。
「たまにはゆっくり食べるのも悪くはないわね…」
ゆっくりとレミリアは料理を食べてゆく。
◇
「お嬢様、料理を召し上がりましたか?」
「ええ、美味しかったわ。
いつも以上にゆっくりと楽しめたわよ」
「ありがとうございます」
「またこういう料理作ってくれるかしら?」
「ええ、いつでも作って差し上げますよ」
「ありがとう、咲夜」
お互い感謝しつつその場を離れる…
辺り一面銀杏の木々で埋め尽くされている。
そのおかげで匂いもすごいことになっている。
銀杏の実が落ちてくる季節なのでしょうがないといえばしょうがない。
レミリアはこの匂いに文句を言いつつ咲夜と一緒に銀杏の黄葉を楽しむ。
「うーやっぱりこの匂いは慣れないわ…」
「そうですね…衣服についたら大変なことになりそうですね…」
「まぁでも洗って中身を取り出してしまえば食べれるからいいからまだいいわ」
「それが出来なかったら何のためにこの実あるんでしょうねぇ」
「あら、咲夜は実だけしか食べれないと思っているの?」
「うーん普通は実だけしか食べないと思いますよ」
「実は葉も利用されているのよ。
と言っても自分たちで作れるものじゃないけどね。
いや、作れるけど専門家に任せて作るのが正しいかしら」
「葉をおひたしにしたりするんですか?まさかそれはないでしょう」
「葉はね、医薬品として利用されているのよ。
イチョウ葉エキスといえば覚えやすいかしら」
「まさか葉が利用されているとは思いませんでした」
「ちなみにこの幻想郷がある日本では銀杏は医薬品としては認められてないわ。
まぁ食用としての名が有名すぎるからでしょうね。
下手に医薬品として認めてしまったら簡単に手も付けられなくなると思うわ」
「医薬品として認められてないからこそ今の黄葉があるのですね」
「だからいつ医薬品になってもいいように今のうちに楽しんどくのが吉かもね」
ふと足元を見ればたくさん銀杏の実が落ちて群れをなしていた。
「たくさん銀杏の実が落ちていますね。今日はこの銀杏の実を使った料理にしましょう」
「期待しているわ」
「では早速」
群れをなしている銀杏の実をサクサクと拾っていく。
「ちょっと取り過ぎじゃないかしら?」
「そう言われてみるとほとんど無いですね…少し戻しますね」
大量に収穫された銀杏の実の中から質の良いものを選んで地面にばらまいていく。
「これくらいで充分かしら」
「それでも多いと思うけどまぁいいわ
楽しみにしているわよ」
「では戻りましょうか」
「感謝の意も忘れずにね、咲夜」
銀杏の木々達に感謝しつつ紅魔館へ向かう。
◇
紅魔館に戻ってからレミリアは料理が出るのをただ静かに待っていた。
「今日はどんな料理なのかしら」
考えている所で丁度良く今日の料理が届く。
「遅かったわね」
「申し訳ありません。今回のは自信作なので時間をかけて作っていました」
「それで今日の料理は?」
「銀杏入りの茶碗蒸しと銀杏の葉を使った紅茶でございます」
「…なんとなく予想はしてたけどね、紅茶の方に関しては」
「せっかく新しい食材を手に入れたからには使ってみないと損でございます」
「まぁいいわ、ご苦労様。休んでていいわよ」
「ありがとうございます。ではゆっくり食べて下さいませ」
言うと同時に静かに姿は消える。
◇
レミリアはゆっくりと料理を味わう。
「あら、意外とこの紅茶もいけるわね」
よくよくティーカップの中を見ると砂糖が大量に入っていた。
「…やっぱりそうよね」
砂糖が入っていればどんな紅茶でも美味しくなるのは当たり前である。
「まぁ予想はしてたけどね…」
紅茶を飲みつつ銀杏入りの茶碗蒸しを食べる。
「いいわね、この香り…」
銀杏の高級感漂う香りに夢中になりつつ少しずつ食べてゆく。
「たまにはゆっくり食べるのも悪くはないわね…」
ゆっくりとレミリアは料理を食べてゆく。
◇
「お嬢様、料理を召し上がりましたか?」
「ええ、美味しかったわ。
いつも以上にゆっくりと楽しめたわよ」
「ありがとうございます」
「またこういう料理作ってくれるかしら?」
「ええ、いつでも作って差し上げますよ」
「ありがとう、咲夜」
お互い感謝しつつその場を離れる…
ちゃんと推敲した方がいいのでは