とんとんとん。
リズム良く包丁を鳴らす。
適当に切った小松菜を鍋に入れ、軽くまぜる。
「もういいかな」
白みそを投下し、緩やかに溶かす。
うん、良い香り。
最後に、絹ごし豆腐を加えて一煮立ちさせ、火を止める。
素早く、すっとお玉で掬って味見。
「おお、激うま」
魚のアラで取った出汁がよく効いてるわ。
味噌汁は味噌以上に出汁で決まると言っても過言ではないのよ。
お味噌汁を満足に作り上げた私は、先ほど焼き上げた出汁巻き卵を切り分ける作業に取り掛かる。
巻きすを外すと、ふんわりとした卵の匂いが私の嗅覚を刺激した。
うーん。
良い匂い。
……。
……え?
何してるんだって?
見て分からないの。
朝ごはん作ってるのよ、朝ごはん。
……え?
ちゃんとした料理を作ってるのが意外だって?
失礼しちゃうわね。
博麗の巫女たるもの、これくらいの料理は朝飯前なのよ(文字通りの意味で)。
「おお、やわらかやわらか」
包丁を入れると、一太刀でまな板まで達した。
ふーわふわの出汁巻き卵。
一切れくらいつまみ食いしちゃいたい欲求に駆られるけれど、ここは我慢。
……え?
別に自分一人で食べるんだからいいんじゃないかって?
……それはあれよ、その。
レディとしての嗜みなのよ。
レディとしての。
ねっ。
「よし」
卵焼きを切り分け終えた私は、続いて貯蔵庫から大きめの瓶を取り出す。
ここにはきゅうりの浅漬けが入っているのだ。
私が毎日せっせと漬けているこのきゅうりは、にとりから分けてもらった一級品。おいしいよ。
「こっちも良い頃合かしら」
煮込んでいた鍋の火を止める。
出来上がったひじきの煮物から、しょうゆの香ばしい匂いが立ち込める。
藍からもらった油揚げも、細かく刻んで一緒に和えておいた。
ひじきと油揚げの相性は抜群だ。
「ふぅ」
ひじきを小鉢に取り分け、額に滲んだ汗を拭う。
やっぱり火を使ってると暑いわね。
まいっちゃうわ、まったく。
……え?
そう言いながらも、なんだか楽しそうだって?
……それはあの、あれよ。
私は巫女だから。
楽園の素敵な巫女だからね。
いつも楽しそうにしてないといけないのよ。
……いや、別に、何もないわよ?
ただいつも通り、普段通りに朝ごはんの準備をしてるだけ。
そう、ただそれだけなのよ。
「あ、納豆できてるかな」
私はときどき、自分で納豆を作っている。
少々手間はかかるけど、大豆と稲わらさえあれば誰でも簡単に作れるのだ。
ちなみにこの稲わらは秋姉妹から譲り受けたものである。
「おお」
湯たんぽの上で温めておいた稲わらを開けると、ねばーっと糸を引く見事な納豆が顔を覗かせた。
良い粘り具合だ。
丸二日間、地道に温め続けた甲斐があったというものだ。
「ねばねばー」
わらの中から、納豆を全部お椀に出す。
……え?
一人で食べるには、ちょっと量が多過ぎるんじゃないかって?
い、いいでしょ別に。
私は納豆が好きなんだから。
私一人でもぺろっと平らげてみせるわ、これくらい。
……な、何よ。その目は。
いいでしょ、別に。
一人で納豆食べたって。
私はいつも、そうしてるんだから。
誰に何の言い訳をしているのかはさておき、再び私は貯蔵庫の扉を開く。
取り出したるは、ほうれん草のおひたし。しめじもいっしょだよ。
ひとくち分だけ味見をして、味が十分に染み込んでいることを確かめる。
うん、かつおだしがよく効いていて美味しいわ。
「さて、こっちも良い感じね」
ここで、本日の食卓を彩るメインディッシュ。
焼き鮭の登場である。
実は先ほどから他の調理と並行して焼き始めていたので、もうほとんど焼き上がりだ。
複数の作業を同時にこなせるなんてすごいでしょ。
もっと褒めてくれてもいいのよ。
「う~ん、良い色」
文字通りに、色鮮やかなサーモンピンク。
これを、一匹、二匹と順番に焼き網から取り上げ、お皿に移していく。
どの鮭もとても大きく、身がぷりぷりしている。
表面では、脂がじゅうじゅういってるわ。
そしてその数、計五匹。
……え?
いくらなんでも多過ぎるだろうって?
う、うるさいわね。
いいでしょ別に。
育ち盛りなんだから。
成長期なのよ、私は。
背とかまだちっちゃいけど、これからどんどんおっきくなるのよ。
「ああ、良い匂いがしてきたわ」
私の鼻がすんすんと動く。
惹かれるがままに顔を向けると、絶賛蒸らし中の土鍋様が鎮座されていた。
蒸らし始めてから、もう十五分は経っている。
そろそろ良い頃合いだろう。
「いざ鎌倉!」
謎の掛け声とともにぱかっと蓋を開けると、もああっと湯気が立ちのぼる。
それが晴れると、ぴっかぴかのお米たちが私を出迎えた。
「おぉ……」
白米界の横綱―――コシヒカリである。
きらきらと輝く純白のそれは、まるで食の玉手箱。
ちなみにこれも、秋姉妹からのおすそ分け品だ。
あの姉妹は本当に優しくて、まるで神様みたいだわ。
「はぁ~」
白米から立ちのぼる、ごはん特有の匂いを存分に堪能しながら、しゃもじを使って一杯ずつよそっていく。
さりげなく付いたお焦げが嬉しい。
「よし」
ぴかぴかのごはんがお茶碗に五杯。
残った分はお櫃に移したわ。
いっぱい食べれて霊夢、幸せ!
……。
……な、何よ。
何か言いたいことがあるんなら、さっさと言いなさいよ。
何度も言うけど、これは私が一人で食べるごはんなんだからね。
私にとって、一人でごはんを食べているときほど幸せなときはないわ。
いい?
ごはんを食べるときはね、誰にも邪魔されず、自由で、なんというか救われてなきゃだめなのよ。
一人で静かで豊かで……。
……話が逸れたわね。
とにかく、私はこうやって一人で静かに朝ごはんを食べる瞬間が、一日の中で一番幸福なのよ。
……何よ、その顔。
何、にやにやしてんのよ。
やんなっちゃうわ、まったく。
―――なんて、どこかの誰かをじとっとした目で睨み据えながら、私は戸棚から一本の筒を取り出した。
この中には、人里の老舗で購入した焼き海苔が入っているのだ。
パリッと美味しく香ばしい、伝統の一品。
私はこれにしょうゆをつけるだけで、ごはん三杯は余裕でいける。
焼き海苔としょうゆと白米の組み合わせを思いついた人はうちの神殿に迎えて祀ってあげてもいいくらいね。
次に、沸かした後、少しだけ冷ましておいたお湯を、やかんから急須に注ぐ。
そのまま、中に入れておいた茶葉が開くのを暫し待つ。
「もういいわね」
あらかじめ、お湯を入れて温めておいた湯飲みが五つ。
中のお湯を捨ててからそれらを並べると、濃淡の無いよう、均等にお茶を入れていく。
日本人なら、朝はやっぱり熱い緑茶よね。
……。
……う、うるさい。
いいでしょ、もう。
ほっといてよ。
「……はいできました、っと」
かくしてお盆の上に並んだのは、豆腐と小松菜のお味噌汁、ふんわり卵の出汁巻き卵に、にとり印のきゅうりの浅漬け。
藍の油揚げ入りのひじきの煮物に、ねばーねばーの手作り納豆。
紅く輝く大きな焼き鮭と、その横に添えられたほうれん草としめじのおひたし。
そして純白のぴかぴかコシヒカリと、香ばしさに満ちた伝統の焼き海苔。
最後に熱い緑茶の入った湯飲みをことりと置いて、出来上がり!
「…………」
お盆を手に持ったまま、暫しその場に立ち尽くす私。
……うん。
まあ、なんていうか、ね。
なんとなくこの後の展開が予想できるだけに、最初の一歩を踏み出すのに躊躇が生まれる。
だが、このままここに立ち止まっていては、せっかくの熱々のごはん達が台無しだ。
「ええい、ままよ!」
半ばやけくそ気味に、私は一歩を踏み出した。
もういいよ、もう。
笑いたければ笑うがいいさ!
廊下をずかずかと歩き、居間の襖の前で立ち止まる。
「…………」
確かめるまでもなく、自分でも頬が熱いのが分かる。
……くそお。
私は頭をぶんぶんと振ると、お盆を左手で支えたまま、右手でひと思いに襖を開けた。
―――と。
「お、やっと来たか! 待ちくたびれたぜ!」
「わあ! なんかすごく良い匂いじゃないですかー!」
「あら本当。意外にも、ちゃんとしたものを作ってきたわね」
「おお! 焼け鮭!」
「…………」
……。
……え?
これはいったいどういうことか、って?
……上から順番に、魔理沙、早苗、アリス、文、私よ。
それで分かるでしょ、もう。
私は無言のまま、ちゃぶ台を囲むようにして座っている四人のうち、一番襖の近くにいた魔理沙の前にお盆を置いてやった。
魔理沙は嬉しそうな顔で箸を手に取り、
「流石は霊夢。私の分を一番最初に持ってくるとは分かってるな。それじゃあ早速―――」
「全員分揃うまで待ちなさいっての」
ぱしんと、軽く頭をはたいておく。
これも躾の一環だ。
「ってぇ、冗談だろ、冗談!」
「今にもごはんに箸突っ込もうとしてたやつが何を言うか」
「ちぇ」
ぶうたれる魔理沙だったが、すぐにおとなしく箸をお盆の上に戻した。
これ以上抗ってもごはんが遠くなるだけ損だと判断したのだろう。
「じゃあ、他の皆の分も持って……」
「霊夢さん!」
「わっ」
突然、早苗が立ち上がって顔をずいっと近づけてきた。
なんなのなんなの。
「すごいじゃないですか! こんなに料理ができるなんて!」
「いや、これ……どれも簡単に作れるのばっかりよ?」
「そんなことないです! 一目見れば分かりますよ! どれもこれも、霊夢さんの愛情がたっぷり込められているのが!」
「あ、あいっ……て、な、何バカなこと言ってんのよ」
早苗は目をキラキラ輝かせながら言ってくる。
こいつはなんでこう、恥ずかしげもなくこういうことが言えるのかしらね?
「だから言ったろ? 霊夢の作るごはんは折り紙つきだって」
同調するように、魔理沙もさらっと私を持ち上げてくる。
あんたもあんたで、さりげなく似合わないこと言ってんじゃないわよ。
顔が一層、熱くなってくるでしょうが!
「でも、早苗の言う通りだわ。いい加減に作っていたらこうも美しい見た目にはならない。盛り付けもすごく丁寧だし、料理全体が一つの芸術品として完成している」
アリスはアリスで、なんかまた訳の分からないことを言い出し始めている。
まあ職人的な着眼点と言えなくもないけど。
「うわーでもホントすごいなー。この卵焼きなんかもすっごく柔らかそうだし」
「確かに。幾重にも重ねられた卵の層が織りなすハーモニーはエントロピー」
「ははは。まあじっくり観賞するといいぜ」
頻りに感嘆の声を上げる早苗に、意味不明な言語を発しながらうんうんと頷いているアリス。
そんな二人の横から、さも自分が作ったものであるかのように得意気にしゃべくっている魔理沙。
……ああもう、まったく。
なんで、こんなことになっちゃったんだろ。
はあっと深く嘆息しつつ、私は居間を後にし、廊下を折り返していく。
―――遡ること、半日ほど前。つまり、昨日の夕方頃のこと。
人里まで買い物に出掛けていた私は、そこで偶然アリスに会った。
話し込むうち、久しぶりに神社に遊びに行きたいと言われた。
別に断る理由も無かったのでアリスを連れて神社に帰ると、「待ちくたびれたぜー」なんて言って、約束もしてないのに一人で待ちぼうけしてた魔理沙がいた。
そうして暫く三人で駄弁っていたら、今度は早苗が来た。
お夕飯の肉じゃがを作り過ぎたのでおすそ分けに来ました、なんて言って。
そこで初めて、辺りはすっかり暗くなっており、とっくに夕食時となっていたことに気付いた。
私はまだ夕ごはんの準備を何もしていなかったので、ありがたく早苗の好意に甘えさせてもらうことにした。
早苗の持ってきてくれた肉じゃがは結構な量だったので、それならばと、魔理沙とアリスも一緒に食べていくことになった。
そしていざ食べようという段になったとき、どこからか、肉じゃがの匂いを嗅ぎつけた文が急転直下で降ってきた。
結局そのまま文も一緒になって、皆で肉じゃがを食べた。
早苗の作った肉じゃがはすごく美味しくて、私はごはんを二杯もおかわりしてしまった。
そうして皆で肉じゃがを平らげた後、魔理沙がこんなことを言ったのだ。
「いやー美味かったぜ。早苗といい霊夢といい、なんで巫女は皆料理が上手いんだ?」
……と。
そこから一気に食いついてきたのは、早苗だった。
「そんなに美味しいんですか!? 霊夢さんの手料理って! 私も是非食べてみたいです!」
なんて言い出しちゃって。
それだけならまだ良かったんだけど、隣で話を聞いていたアリスまで、「あら、それなら私も食べてみたいわね」とか言い出して。
それで一気に気を良くした魔理沙が、
「よし! じゃあ今日は皆でここに泊って、明日の朝食は霊夢の手料理をご馳走になろうぜ!」
なんて、私の承諾も無いまま勝手に決めてくれちゃって。
それを受けた早苗が「いいですね! すごく楽しみです!」と目を輝かせながら言ってきたかと思えば、アリスも「期待させてもらっていいかしら」なんてにっこり微笑みかけてきて。
文も文で、「焼き鮭でお願いしますね」なんて当たり前のようにリクエストしてくるし。
そんな三人を前に途方に暮れた私を見て、魔理沙がにししと嬉しそうに笑って言った。
「ま、そういうわけだ。よろしく頼むぜ、霊夢」
―――てな具合で、何故か私がこの四人に朝ごはんを振舞う羽目になってしまったのだ。
まったくもって、理不尽なこと極まりない。
……などと、ここ半日ほどの記憶を回想しているうちに、体は機械的に残り四人の朝ごはんが載ったお盆を居間に運び終えていた。
頭を適度に使っていると、居間と台所の四往復くらいすぐなのね。
ちなみに、早苗とアリスは運ぶの手伝いましょうかと名乗り出てくれたが、「今日は霊夢にもてなしてもらうのが趣旨だからお前らは黙って座っとけ」と何故か魔理紗が二人を嗜めた。
お前は一体何様のつもりだ。
「お客様だぜ」
そう答えた魔理沙の笑顔は清々しいほどに爽やかだった。
腹立たしいことこの上ない。
かくして、全員分の配膳が済んだところで、皆の視線が私に集まった。
……な、なんか恥ずかしいんですけど。
「えと、じゃあ……めしあがれ?」
慣れない口調でそう言うと、
「頂きます!」
一際元気な声に気圧された。
言わずもがな、魔理沙と早苗だ。
アリスと文は、節度を持った声で「頂きます」と発していた。
やはり長く生きた妖怪は人間の小娘共とは違うわね。
「おお、今日のは一段と美味いな!」
節度とは一億光年離れた世界で白米をかっこんでいるのは魔理沙だ。
いいから落ち着け、お前は。
「馬鹿言え、これが落ち着いていられるかってんだ! ハフハフ、ハフッ! 霊夢、おかわり!」
早ぇよ。
焼き海苔と納豆だけで一杯目のごはんを食べ終えた魔理沙に、お櫃からてんこ盛りの二杯目をよそってやる。
「でも霊夢さん、本当に美味しいですよ! 鮭の焼け具合は絶妙だし、お味噌汁にはコクがあるし!」
そりゃどうも。
ちなみに早苗、ほっぺにごはんつぶ付いてるわよ。
「ふむ、確かにこれは……芳醇にして味わい深い味噌汁……まさに完成された芸術だわ」
アリス、それさっきも言ってなかったっけ?
そうやって高尚な事言おう言おうとすると、かえってボキャブラリーの少なさが浮き彫りになるから注意しておいた方がいいわよ。
「うん。良い鮭です。美味い」
短い言葉で淡々と感想を述べているのは文。
あんたはあんたで、新聞記者なんだからもうちょっと豊富な語彙で味覚を表現した方がいいんじゃないかしら?
「あや、そうですか? 他ならぬ霊夢さんのご所望とあらば、いくらでもそのように致しますが」
「いえ、結構よ。食事時までうるさくされたんじゃたまったもんじゃないわ」
「あやや。それじゃあまるで、私がいつもうるさいみたいじゃないですか」
「え、ごめん今何か言った?」
「ひどい」
意識しなくてもぽんぽん出てくる、言葉と言葉の重ね合い。
もう、朝ごはんのときくらい、静かに過ごしたかったのに。
「そういえば文さんは、あんまり驚いてないですね。霊夢さんの料理に」
「そりゃだって、私は昔から何回も食べてますからね。霊夢の……おほん、霊夢さんの手料理は」
「えー! そうなんですかー! いいなあー!」
「…………はあ」
鮭の骨を取り分けながら、軽く嘆息。
「魔理沙。大変だわ」
「? どうした、アリス……っておま! 何やってんだ!」
「このねばねば豆の糸が、どこまで伸ばしても切れないのよ」
「伸ばしすぎだろ馬鹿! ああもう、私の服にもついてるし!」
「oh……ジャパニーズフードの恐ろしさを垣間見た気がするわ」
「アホなこと言ってないで、早く何とかしろ!」
「…………はあ」
本当に、もう。
騒々しいったら、ないわ。
―――味噌汁をすすり、そっと目を閉じる。
いつもはね、一人で静かに食べているのよ。
朝ごはん。
言ったでしょ?
私は、一人で静かに朝ごはんを食べる瞬間が、一日の中で一番幸福なんだって。
……まあ、でもね。
―――味噌汁を飲み干し、そっと目を開ける。
「霊夢! ごはんおかわり!」
「あんた何杯目なのよ、もう。あ、私もいいかしら? 霊夢」
「すみません、霊夢さん! 私もおかわりお願いします!」
「私もお願いします。霊夢さん」
一斉に突き出された、四つのお茶碗。
それを見て、思わず私は苦笑い。
「……もう。一人ずつ、順番だからね」
一人でいても、独りじゃないから。
だから私は、幸せなんだ。
了
お腹がすいてしまうじゃない
霊夢がお母さんに語りかけているツンのシーンがいい、そして最後のデレるシーンも好きです。
少し気になったのは霊夢メインなので他のキャラが少し薄く感じてしまった所です。
あなたの書くアリスが他の作品と違う気がする…朝だから?
ほのぼのサイコーです。
腹が減ってくるなぁ
やはり紫が見てたかぁ…。
いや、いい食卓ですな!おなかへってくる
ちなみに納豆には必ず生卵を入れる派です。
霊夢の料理はもちろんですが、霊夢ママの料理も食べてみたい…
季節感を感じさせ、ちゃんと手料理してるんだなあと思わせてくれる料理のラインナップの選出も素敵でした。
夕飯前のこの時間に読んだ私はきっと勝ち組。
孤独から幸せのグルメに変わりましたね。癒されました
お母さんの教え方がよかったのでしょうか?w
非常にバランスの取れた朝食メニューもグッドでした。
あと、味噌汁には酒粕をほんの少し入れるだけで驚くほどコクが出ますよ
いや、ホントにそれだけで、ただでさえいつもより数倍美味しいんですよね。
>>あの姉妹は本当に優しくて、まるで神様みたいだわ。
いや神様だよ霊夢!w
>>ごはんを食べるときはね、誰にも邪魔されず、自由で、なんというか救われてなきゃだめなのよ。
この巫女は夢想封印よりアームロックをかけてきそうですn(ry
さて、それじゃ俺は博麗神社に新鮮な野菜でも届けようかな
浮ついた印象の濃い霊夢ですが、ここでは上手いこと生活っけのある人間として書けていると思います。素晴らしい。ただ一ヶ所気になったところで
>白米界の横綱―――コシヒカリである。
とありますが、白米はあきたこまちがベストです。そこを間違えないように!