Coolier - 新生・東方創想話

咲夜さんの紅茶の入れ方

2011/08/08 05:43:27
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私には一つの日課がある
お嬢様に紅茶をお淹れすることだ
それはお嬢様に使え始めた小さい頃からの日課だ
しかし、淹れているのはただの紅茶では無い
お嬢様が飲むカップにそっと私の唾液を垂らしておくのだ
そもそも始まりは小さい頃、お嬢様が飲んだ後のカップに間接キスをしたことだ
悪いことだと思いながらも凄くドキドキした
お嬢様の可愛らしいぷっくりとした唇を思い浮かべて何度も何度もキスをした
しかし、私は人間で業が深い生き物だ
それだけでは飽き足らずお嬢様にも私と間接キスしていただきたいと思った
だから、お嬢様が飲む前にカップに一度だけキスをして紅茶を淹れた
けれどお嬢様はカップの異変にすぐ気付きカップを洗い直すように私に指示をした
少し寂しく思った私はどうすれば良いか考えた
そして思いついたのが間接キスではなく紅茶に私の唾液を垂らすことだ
キス という行為からは遠くかけ離れたものだが私はそんな事気にもしなかった
そして次の日お嬢様に私の唾液の入った紅茶をお出しした
あの時の本当に血迷っていたとしか思えない
半分挙動不審になりながらお嬢様にカップを差し出して
流石に様子のおかしい私の事を気遣うお嬢様に
何でもないと言い張りながらも怪しさ満点で紅茶を飲む事をせかしながら
淹れ方を変えたから味がおかしいかもしれない、等の言い訳を何度も言って
挙句の果てにお嬢様が紅茶を口にした途端ぶっ倒れてしまったのだから目も当てられない
自室で目を覚ました時は吃驚した
お嬢様が横でタオルを交換していたのだから
私が目を覚ました事に気付いたお嬢様は
疲労が溜まって熱が出た事と3日間休むようにとの旨を伝えて部屋を出て行った
それから2日はこんな私を心配してくれたお嬢様への感謝と罪悪感でよく休めなかった
でも、また倒れてお嬢様にご心配をお掛けする訳にはいかないと
最後の1日はしっかりと身体を休めた


なのに、どうしてまだ紅茶に唾液を入れているのかって?
その時の紅茶をお嬢様が美味しかったと言ってくれたからよ
勿論これからもお嬢様に紅茶を入れ続けるつもりよ…………例え気付かれていたとしてもね
どうも初めましてI.Tと申します
初投稿がこんな作品で良いのでしょうか……
I.T
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コメント



0.430簡易評価
4.無評価名前が無い程度の能力削除
ストーリーはともかく。
①内容が短すぎる。もっとそれぞれ状況を詳述すればもっと面白くなると思う。
②SSの体裁がとれていない。最低でも「、」「。」を使ってくれ。
5.80名前が無い程度の能力削除
イイハナシカナー?
7.60奇声を発する程度の能力削除
これは勿体無い…素材がかなり良いと思いました
上の方も言ってる通り、詳しく書いて行けばもっと面白くなると思います
9.無評価名前が無い程度の能力削除
うーん、生理的にちょっと受け付けなかったかなあ
14.60名前が無い程度の能力削除
咲夜さん怖いお
17.無評価名前が無い程度の能力削除
唾液を垂らすのはちょっと勘弁