「もおおぉぉぉ~~~~なんであいつらに勝てないのよぉ~!!!!」
氷精チルノはまた紅白と黒白に負けていきり立っていた。
「うああああぁぁぁぁぁぁ~~~~!!!!」
チルノは思い切り叫んだ。
チルノの周囲の空気が凍結し、雹となって地上に降り注ぐ。
「はぁ………はぁ………はぁ」
言葉は止んだが、依然として雹は降り注ぐ。
「またあいつらにリベンジよっ!」
ガッツポーズを取るチルノ。
が、
ガンッッッッッ
「い、たぁ……」
チルノの上空から凍結させた雹がチルノの頭にクリティカルヒット!
そのままチルノは堕ちていった。
一方ここは博麗神社―――
「あーあ、暇だなー。少しチルノとでも遊んでくるかな」
「あんまりはしゃいで、壊さないようにね。夏は重要なんだから」
「分かってるって。じゃあ、いってくるか」
「気をつけてね、といってもチルノじゃ平気か」
「そういう事だぜ、じゃ!」
魔理沙は飛び立っていった。
そしてこっちは湖―――
「大丈夫、チルノ?」
「う…うん?………レティ…」
「遊びに来たらいきなり倒れているんだもの………吃驚しちゃったわよ…」
「ごめんね………あいつらに負けて周囲を冷やしていたら、自分に雹が当たっちゃって…そのまま」
「起きてすぐで悪いんだけど………また来たわよ」
「来た………って何が?」
「黒白」
「また来たのッ!今度こそリベンジよッ!」
チルノは黒白の所へ向かった。
「さーてと、寒いのはどーこーだ?」
魔理沙は空を滑空しながらチルノの事を探す。
「やいやいやいやい!今度こそリベンジ成功させるからね!」
「お、はっけーーーーん!」
魔理沙はチルノを発見した。
そしてチルノは魔理沙の前に出た。
「さて、さっさと終わらすか」
「きーーーー!さっさと終わらせないよ!」
「じゃあ、これは避けられるだろ?」
魔理沙はイリュージョンレーザーをチルノ目掛けて発射した。
「うわわっ………こ、コレくらいどうってことないわね」
「ほう、続けていくぜ!」
魔理沙はマジックミサイルを多段撃ちした。
「わっ、わっ」
チルノは普段見せないような動きでかわしていく。
「むっ、チルノのくせになかなかやる」
(どうしたんだろう………魔理沙の弾の動きが見える気がする)
「ならこれでどうだ!ノンディレクショナルレーザー!」
魔理沙から不規則なレーザーが射出される。
(これは………廻りながら避ける………)
「これくらいどうって事ないわね。
この隙を頂くわ!
氷符『アイシクルフォール』」
「こんな物、お前の前に入れば安全だぜ!」
「甘い甘いよ!英吉利牛より甘いわ!」
チルノは真正面にいる魔理沙目掛けて、レーザーを発射した。
「うわっ!こっ、のっ!」
咄嗟に放たれたレーザーに魔理沙は慌てる。
ジュッ
「わっ、私の箒がぁ~」
チルノの放ったレーザーは魔理沙の移動速度の基である箒に命中した。
「やった~、あったりー!」
「くそー、今回は退いてやるぜ!」
魔理沙はふわふわと遅い速度で神社へ戻っていった。
「やった………勝った………勝ったよ!」
チルノは勝ったのが嬉しくて、空中で騒ぐ。
「よく頑張ったわね、チルノ」
「レティ!私、勝てたよ!黒白に勝てたよ!」
「いつもと雰囲気が違うような気がしたけど何かあったの?」
「うーん………こう、何か、見えるのよ、あいつの弾の軌道が………」
「頭に受けた雹が良かったんじゃない?」
「そうかも………あははは」
「うふふふ」
二人は久々に勝てた事を嬉しく思い、笑いあった。
そして、博麗神社。
「魔理沙の奴、チルノ相手に随分時間かかっているわね………」
「ただいま………」
「おかえり………ってどうしたの!?その焼け焦げた箒」
「私の心配は無しかよ」
「大丈夫?魔理沙」
「なんか悲しいぜ」
「で、チルノに負けたわけ?」
「う、認めたくないがそうだぜ」
「何かあったの?」
「奴は………チルノは………いつもと違う。
私の弾を避け、スペルカードの使い方も一味違う…
気をつけたほうが良い」
「魔理沙がそんなこというなんて、初めてね」
「奴は次は霊夢、お前の所に来るはずだ」
「なんで?」
「いつも私と霊夢であいつを結構落としてるだろ?
だから、それの仕返しでいずれ来るだろうぜ」
「うーん………私の神社が凍らされちゃ堪らないわね
仕方ない、次は私が行くわ」
「普段どおりやると負けるからな、気をつけろよ」
「わかったわ。それじゃ、お茶でも飲んで待ってて」
霊夢は魔理沙にそう言うと、飛び立った。
再び、湖―――
「レティ、その辺散歩しない?」
「散歩?いいわね」
「じゃあ、はやくいこっ」
チルノはレティの手を取り、空中を飛び回った。
「久しぶりだね、こう二人で空を飛び回るのって」
「そうね、いつも飛んでいると誰か来て勝負されるものね」
「今日は大丈夫だよ。誰にも負ける気がしないもの」
「そう………また来たわよ」
「また?」
チルノが先を凝らして見ると、紅白が飛んでいた。
「あいつは………いたいた」
霊夢はチルノが見つけるよりも先に気付いていた。
「あんたねぇ…魔理沙に勝ったからっていい気にならないでよ」
「ふん、あんたも黒白と遺書に倒してやるわ!」
「一緒じゃないの?」
霊夢が突っ込む。
「い、いいの!これからあんたは私にやられるの!」
「まあいいわ、魔理沙の分も一緒にやってあげる」
「受けて立つわ!レティは下がってて」
「う………うん…大丈夫なの、一人で?」
「まかせてよ」
「本当に二人でかかってこなくていいの?」
「いいから、早くやろう」
「私があなたに引導をわたしてあげるわ」
霊夢とチルノの周囲の空気が変化する。
「魔理沙に痛手を与えたその実力、見せてもらうわ!」
霊夢はパスウェイジョンニードルをチルノに投げる!!
すぅ
チルノは必要最小限の動きでパスウェイジョンニードルをかわす。
「これくらい」
(いつもと違うわね。あれはドット避けだわ)
霊夢は普段と違うチルノを見て、思った。
「手加減しないわよ!
行きなさい!アミュレット!」
霊夢の手から投げられたアミュレットがチルノに向かう。
(これは、誘導性能の高い弾…これなら!)
「引きつけて…誘導させる!そして………雹弾で打ち落とす!」
ボンッ、ボンッ
「私のアミュレットまで避けるとはね…なかなか出来るようになったじゃない」
「いつまでも同じと思わないでね!
凍符『パーフェクトフリーズ-ブレイク-』!」
チルノから周囲にランダムに弾が発射される!
「このくらいは避けられないと…ね」
「まだまだぁ!続けて行くよ!」
チルノは二回目のパーフェクトフリーズを展開する。
初めの弾幕はまだ残ったままだ。
「わっ…炸裂させないでその場に残すとは………考えたわね」
「ここからが本場よ!
パーフェクトフリーズ!ブレイクッ!」
霊夢の周囲に集まっていた氷弾がランダムに小さく炸裂する。
「わっ…きゃあ、私のスカートがっ!」
炸裂した鋭利な氷弾が霊夢のスカートを切り刻む!
「あっ、私の玉串がっ………」
霊夢の玉串が凍ってそして、折れる。
「どうやら私を本気にさせてしまったようね………
夢想封印 散!」
霊夢から周囲に光弾が発射される!
「これは、既に何回も喰らっているから避け方は完璧よ!」
チルノは夢想封印 散の間をうまく避けている。
「これを避けるなんて………
なら、これはどう!?
夢想封印 集!」
霊夢は誘導性能が高い集を発動させた。
「集は………こうね。
これも、引きつけて………大きく避ける!」
霊夢の光弾がチルノの周囲で炸裂する。
「くぅ………集まで………!」
「これで、仕舞いよ!」
チルノは霊夢の前に氷柱を投げる。
「これくらいであたるなんてどうかしてるわ…」
霊夢は軽く左右に避ける。
が…
ドンッ
「え…?」
霊夢は後ろから来た雹弾に気付かず被弾してしまった。
「そんな………私が、チルノに負けるなんて………」
霊夢は喰らった衝撃で気絶してしまい、そのまま地面に落ちていった。
「あっ、危ないっ」
ガシッ
レティが落ちる霊夢を受け止める。
「レティ…私、紅白にも勝ったよ」
「よく頑張ったわね……でも、紅白をこのままにしてはおけないわ」
「そうだね………」
「紅白は私が、神社に連れて行くわ………あなたが行くといろいろ面倒そうだから………」
「あ、お願いね………レティ」
「分かったわ、じゃあね」
レティは神社へと向かっていった。
そして博麗神社………
「こんにちは」
「おう、レティ………霊夢か!?」
「ええ、チルノに負けたの」
「チルノにか!?霊夢まで!?」
「そう………私も見ていたけど、チルノは普段と違うわ」
「やっぱり…か。これからはいじめるのやめようかな…」
「そうしたほうがいいかもしれないわね………とりあえず霊夢を届けに来たの」
「ああ、ありがとう」
レティは魔理沙に霊夢を渡す。
「じゃあね」
「ああ、チルノに言っといてくれ
『強くなったな』って」
「分かったわ」
レティは神社を後にした。
「レティ、まだかな~」
チルノは暇そうに水辺で遊んでいた。
「チルノー」
レティが戻ってきた。
「魔理沙からの伝言よ」
「な、なんて………」
「『強くなったな』ってさ」
「ふ、ふん。そんなの最初から強いわよ」
「あなたもやれば出来るのね」
「そうなのよ、私一面中ボスと二面ボスだから、さ。
あんまり強いと他の人達が先に進めないから、あえて負けてるのよ。
自由に戦えたらそりゃあ、強いわよ」
「ふふふ………」
レティとチルノは所詮一面ボス、一面中ボス、二面ボス。
でも、実際はかなり強いのかもしれない。
それは………神のみぞ知る………。
氷精チルノはまた紅白と黒白に負けていきり立っていた。
「うああああぁぁぁぁぁぁ~~~~!!!!」
チルノは思い切り叫んだ。
チルノの周囲の空気が凍結し、雹となって地上に降り注ぐ。
「はぁ………はぁ………はぁ」
言葉は止んだが、依然として雹は降り注ぐ。
「またあいつらにリベンジよっ!」
ガッツポーズを取るチルノ。
が、
ガンッッッッッ
「い、たぁ……」
チルノの上空から凍結させた雹がチルノの頭にクリティカルヒット!
そのままチルノは堕ちていった。
一方ここは博麗神社―――
「あーあ、暇だなー。少しチルノとでも遊んでくるかな」
「あんまりはしゃいで、壊さないようにね。夏は重要なんだから」
「分かってるって。じゃあ、いってくるか」
「気をつけてね、といってもチルノじゃ平気か」
「そういう事だぜ、じゃ!」
魔理沙は飛び立っていった。
そしてこっちは湖―――
「大丈夫、チルノ?」
「う…うん?………レティ…」
「遊びに来たらいきなり倒れているんだもの………吃驚しちゃったわよ…」
「ごめんね………あいつらに負けて周囲を冷やしていたら、自分に雹が当たっちゃって…そのまま」
「起きてすぐで悪いんだけど………また来たわよ」
「来た………って何が?」
「黒白」
「また来たのッ!今度こそリベンジよッ!」
チルノは黒白の所へ向かった。
「さーてと、寒いのはどーこーだ?」
魔理沙は空を滑空しながらチルノの事を探す。
「やいやいやいやい!今度こそリベンジ成功させるからね!」
「お、はっけーーーーん!」
魔理沙はチルノを発見した。
そしてチルノは魔理沙の前に出た。
「さて、さっさと終わらすか」
「きーーーー!さっさと終わらせないよ!」
「じゃあ、これは避けられるだろ?」
魔理沙はイリュージョンレーザーをチルノ目掛けて発射した。
「うわわっ………こ、コレくらいどうってことないわね」
「ほう、続けていくぜ!」
魔理沙はマジックミサイルを多段撃ちした。
「わっ、わっ」
チルノは普段見せないような動きでかわしていく。
「むっ、チルノのくせになかなかやる」
(どうしたんだろう………魔理沙の弾の動きが見える気がする)
「ならこれでどうだ!ノンディレクショナルレーザー!」
魔理沙から不規則なレーザーが射出される。
(これは………廻りながら避ける………)
「これくらいどうって事ないわね。
この隙を頂くわ!
氷符『アイシクルフォール』」
「こんな物、お前の前に入れば安全だぜ!」
「甘い甘いよ!英吉利牛より甘いわ!」
チルノは真正面にいる魔理沙目掛けて、レーザーを発射した。
「うわっ!こっ、のっ!」
咄嗟に放たれたレーザーに魔理沙は慌てる。
ジュッ
「わっ、私の箒がぁ~」
チルノの放ったレーザーは魔理沙の移動速度の基である箒に命中した。
「やった~、あったりー!」
「くそー、今回は退いてやるぜ!」
魔理沙はふわふわと遅い速度で神社へ戻っていった。
「やった………勝った………勝ったよ!」
チルノは勝ったのが嬉しくて、空中で騒ぐ。
「よく頑張ったわね、チルノ」
「レティ!私、勝てたよ!黒白に勝てたよ!」
「いつもと雰囲気が違うような気がしたけど何かあったの?」
「うーん………こう、何か、見えるのよ、あいつの弾の軌道が………」
「頭に受けた雹が良かったんじゃない?」
「そうかも………あははは」
「うふふふ」
二人は久々に勝てた事を嬉しく思い、笑いあった。
そして、博麗神社。
「魔理沙の奴、チルノ相手に随分時間かかっているわね………」
「ただいま………」
「おかえり………ってどうしたの!?その焼け焦げた箒」
「私の心配は無しかよ」
「大丈夫?魔理沙」
「なんか悲しいぜ」
「で、チルノに負けたわけ?」
「う、認めたくないがそうだぜ」
「何かあったの?」
「奴は………チルノは………いつもと違う。
私の弾を避け、スペルカードの使い方も一味違う…
気をつけたほうが良い」
「魔理沙がそんなこというなんて、初めてね」
「奴は次は霊夢、お前の所に来るはずだ」
「なんで?」
「いつも私と霊夢であいつを結構落としてるだろ?
だから、それの仕返しでいずれ来るだろうぜ」
「うーん………私の神社が凍らされちゃ堪らないわね
仕方ない、次は私が行くわ」
「普段どおりやると負けるからな、気をつけろよ」
「わかったわ。それじゃ、お茶でも飲んで待ってて」
霊夢は魔理沙にそう言うと、飛び立った。
再び、湖―――
「レティ、その辺散歩しない?」
「散歩?いいわね」
「じゃあ、はやくいこっ」
チルノはレティの手を取り、空中を飛び回った。
「久しぶりだね、こう二人で空を飛び回るのって」
「そうね、いつも飛んでいると誰か来て勝負されるものね」
「今日は大丈夫だよ。誰にも負ける気がしないもの」
「そう………また来たわよ」
「また?」
チルノが先を凝らして見ると、紅白が飛んでいた。
「あいつは………いたいた」
霊夢はチルノが見つけるよりも先に気付いていた。
「あんたねぇ…魔理沙に勝ったからっていい気にならないでよ」
「ふん、あんたも黒白と遺書に倒してやるわ!」
「一緒じゃないの?」
霊夢が突っ込む。
「い、いいの!これからあんたは私にやられるの!」
「まあいいわ、魔理沙の分も一緒にやってあげる」
「受けて立つわ!レティは下がってて」
「う………うん…大丈夫なの、一人で?」
「まかせてよ」
「本当に二人でかかってこなくていいの?」
「いいから、早くやろう」
「私があなたに引導をわたしてあげるわ」
霊夢とチルノの周囲の空気が変化する。
「魔理沙に痛手を与えたその実力、見せてもらうわ!」
霊夢はパスウェイジョンニードルをチルノに投げる!!
すぅ
チルノは必要最小限の動きでパスウェイジョンニードルをかわす。
「これくらい」
(いつもと違うわね。あれはドット避けだわ)
霊夢は普段と違うチルノを見て、思った。
「手加減しないわよ!
行きなさい!アミュレット!」
霊夢の手から投げられたアミュレットがチルノに向かう。
(これは、誘導性能の高い弾…これなら!)
「引きつけて…誘導させる!そして………雹弾で打ち落とす!」
ボンッ、ボンッ
「私のアミュレットまで避けるとはね…なかなか出来るようになったじゃない」
「いつまでも同じと思わないでね!
凍符『パーフェクトフリーズ-ブレイク-』!」
チルノから周囲にランダムに弾が発射される!
「このくらいは避けられないと…ね」
「まだまだぁ!続けて行くよ!」
チルノは二回目のパーフェクトフリーズを展開する。
初めの弾幕はまだ残ったままだ。
「わっ…炸裂させないでその場に残すとは………考えたわね」
「ここからが本場よ!
パーフェクトフリーズ!ブレイクッ!」
霊夢の周囲に集まっていた氷弾がランダムに小さく炸裂する。
「わっ…きゃあ、私のスカートがっ!」
炸裂した鋭利な氷弾が霊夢のスカートを切り刻む!
「あっ、私の玉串がっ………」
霊夢の玉串が凍ってそして、折れる。
「どうやら私を本気にさせてしまったようね………
夢想封印 散!」
霊夢から周囲に光弾が発射される!
「これは、既に何回も喰らっているから避け方は完璧よ!」
チルノは夢想封印 散の間をうまく避けている。
「これを避けるなんて………
なら、これはどう!?
夢想封印 集!」
霊夢は誘導性能が高い集を発動させた。
「集は………こうね。
これも、引きつけて………大きく避ける!」
霊夢の光弾がチルノの周囲で炸裂する。
「くぅ………集まで………!」
「これで、仕舞いよ!」
チルノは霊夢の前に氷柱を投げる。
「これくらいであたるなんてどうかしてるわ…」
霊夢は軽く左右に避ける。
が…
ドンッ
「え…?」
霊夢は後ろから来た雹弾に気付かず被弾してしまった。
「そんな………私が、チルノに負けるなんて………」
霊夢は喰らった衝撃で気絶してしまい、そのまま地面に落ちていった。
「あっ、危ないっ」
ガシッ
レティが落ちる霊夢を受け止める。
「レティ…私、紅白にも勝ったよ」
「よく頑張ったわね……でも、紅白をこのままにしてはおけないわ」
「そうだね………」
「紅白は私が、神社に連れて行くわ………あなたが行くといろいろ面倒そうだから………」
「あ、お願いね………レティ」
「分かったわ、じゃあね」
レティは神社へと向かっていった。
そして博麗神社………
「こんにちは」
「おう、レティ………霊夢か!?」
「ええ、チルノに負けたの」
「チルノにか!?霊夢まで!?」
「そう………私も見ていたけど、チルノは普段と違うわ」
「やっぱり…か。これからはいじめるのやめようかな…」
「そうしたほうがいいかもしれないわね………とりあえず霊夢を届けに来たの」
「ああ、ありがとう」
レティは魔理沙に霊夢を渡す。
「じゃあね」
「ああ、チルノに言っといてくれ
『強くなったな』って」
「分かったわ」
レティは神社を後にした。
「レティ、まだかな~」
チルノは暇そうに水辺で遊んでいた。
「チルノー」
レティが戻ってきた。
「魔理沙からの伝言よ」
「な、なんて………」
「『強くなったな』ってさ」
「ふ、ふん。そんなの最初から強いわよ」
「あなたもやれば出来るのね」
「そうなのよ、私一面中ボスと二面ボスだから、さ。
あんまり強いと他の人達が先に進めないから、あえて負けてるのよ。
自由に戦えたらそりゃあ、強いわよ」
「ふふふ………」
レティとチルノは所詮一面ボス、一面中ボス、二面ボス。
でも、実際はかなり強いのかもしれない。
それは………神のみぞ知る………。
「甘い甘いよ!英吉利牛より甘いわ!」
・・・・・・・・・・・・をい。
つーかぶっちゃけ強いチルノに違和感バリバリなだけです^^すいません、ファンの方。
でもま、たまには良いか!
ところでもう一度頭をぶつけて元に戻る展開マダ-(・∀・)っ/凵⌒☆チンチン
チルノはなんとなく主人公っぽい性格してますし、こういうのも有りかと
チルノはあまり活かせてないように見れます。
レティもあまりやる気がなかったようですし。