~東方消音異変~
前作を読んでいただくと、話がわかると思います。
この話からはオリジナルスペルが多用されます。ご注意ください。
1STAGE VS二人?の悪戯好き+1
1.博麗神社裏手にて IN 咲夜さん
「それでどうしたのかしら咲夜」
蓮子が不思議そうな顔をした。
「昨日と同じですわ。まずは見てください」
私は裏手に案内した。
「!!!これは何なの!!!」
二人とも驚いている。それは…
「ソレ」は黒い、まるであの仙人の5倍はあるかという塊だった。
「どうしたのこれ」
「それは私が話そう」
「いや空気よもうね早苗」
朝、昨日、私たちとは別に他のプリズムリバーの二人に言われてきたら、霊夢と妖夢がぼろぼろになっているのを見つけた。
あわてて黒いのにスペルで応戦していると、そのうちある法則性に気がついた。
ーそれは、なんでもいいから力を加えれば、巨大化を食い止められること。
ーそれは、ある一定の大きさになると、攻撃を発してまた縮小すること。
つまり、長く攻撃を続ければいいこと。大きな力だとなおいいこと。
「あ、みんな、またくるわ!」
「早くどこかに隠れないと!」
目の前の黒いのは、今や黄色く光始めた。
「早く、急いで」
「って、ちょっと二人とも!」
目の前の二人は、腰が抜けてしまったようだ。お互いに寄り添い始めている。
「まったくもう」
時間を止めて持ってきた。自分で動かないから「持ってきた」という表現。そしてーーー
ーー聞こえてくる機械的な合成音。
彗星天罰改「ブレイジングスターオブダビデ」!
「またきたぁ!!!!!」
「つかこれ無茶苦茶よね」
蒼い空が見える。ああ、なんて素晴らしいのだろうか。
赤と白の光が見える。ああ、なんと奇麗なのだろうか。
そしてーなんで二つのスペルを同時に使うのだろうか。
しょうがない。
「早苗!ラストスペルよ!」
「できるんでぇーすかー?」
「なんでもやるの!」
「ああもう」
大開海「海が割れてる日」!
攻撃がいったん収まった。
「そういうことで、とにかく助けを呼びたいの。魔理沙とアリスをよんできてちょうだい」
「了解したわ。でもなぜ私たちを?」
「貴方達にも異変にかかわってて欲しかったから。じゃだめかしら」
「ふふ、ありがとう。じゃ、咲夜、早苗、後はよろしく」
「まかせてちょうだい」
「このうそつき」
この子にはすべてばれていたのだろうか。
「何が異変にかかわって欲しかった、よ。ほんとは別のことを思ってのことでしょう」
「前例があるからね」
「んもぅ」
幻想郷で初めて認知された存在は、決まって異変を起こすか邪魔をする。
だからー遠ざけることによってそれを回避した。あの子らも異変にかかわってると思ったから。
そして、その予想は、ーーー!!!
2.森への道のり IN 宇佐見蓮子
私たちは森へ向かい、空を飛んでいた。
「楽しみね、異変」
「ええ、ワクワクするわ」
「ねえ、道のりどうする?」
「じゃあ湖の方を回りましょうよ」
「いいわね。その意見にさんーー……?」
「………?」
「………………?」
「…………………………………………!!」
メリーがメモ帳を取り出した。
「私の声きこえる?」
「いいえ」
「これからは筆談ね」
「OK」
「回り道は辞めましょうよ」
「残念ね」
ああ、静寂が満ちる。ふと気がつくと、雨が降ってきた。だが…
濡れない。なぜだろう?確かに降っているのに。
すると、不意に妖精が10…20…いや、それいじょうかな。
メリーを見る。彼女も私を見てうなずいた。
いくわよ……
Let's ショット タイム!
3分後
なんとか全員やっつけた。
「これほっとけば戻るんだっけ?」
「どうだったっけ?」
「わかんないからザコとか呼ばれてるやつはほっときましょう」
「そうね」
ああ、声が聞こえないのは辛い。周りの景色を見るよりしょうがない。
緑にあふれる幻想郷。あそこを飛んでるのは誰だろう?
「号外だよー!!」
「烏天狗ね」
「号外でもいただきますか」
「そうしましょう」
ーあれ?
「声が聞こえるわ」
「でも雨はやまないわね」
「あれれーー?おどろいてないよ?」
「彼?女?は?誰?な?の?」
「メリー、頭だいじょうぶ?」
「私は幻想郷の妖精アイドル(大妖精)の大ちゃんでーす!
それじゃあ弾幕!いってみよー!!」
「え」
「嘘」
天使「ミラクリングフェアリー」!
もう一度ショットを打つ。間をすり抜けて敵弾をよける。
七色の敵弾をよけると、彼女は愕然とした表情をしている。
「うぉーまーけたー」
「え」
「嘘」
「うえーん」
「あぁもう、泣かないでよ」
「うわぁぁぁん!」
いつの間にか雨はやんでいる。
ーその時声が聞こえた。
「…どうしたの?…」
3.そのころ守矢神社にて IN ケロちゃん
「ふわぁぁー。かにゃこおふぁよー」
「何時まで寝てんのさ…ほらご飯だよ」
「えーまたお粥なのー」
「つべこべ言わずに食べなさい」
「はーい」
むしゃむしゃ。
何時も変わらぬ味。
すぐ美味しい?
凄く美味しい?
「ラーメン食べたいな」
「無いよ」
「あれ早苗はどうしたの?」
「昨日言っただろう。異変解決しに行ったよ」
「今どこにいるかな」
「どこかだろう」
「もう、釣れないねぇ」
「あんたの言い方だと魚釣りみたいだからやめなさい」
お、アマガエルがひどくあわててこちらへ来た。
「ケロ。ケロロケロケ。ケッケロケ」
私も答えようではないか。
「ケロケロ。ケーロケロロケロケロケロ。ケッケロケロロケ?」
「ケケケケロケケロケローケロ?」
「ケロケロケロケーーーーーロ!ロケロケケケ」
「ケッロケロケッケロォ」
「ケ!ケロケー?ロケッケロケケッケロ!」
「ケーロ!ケケロケーロッ!」
「ケケロ?ケロケケロケロ。ケロッケ」
「ケロロケロケ!」
「ケケロロケケロ。ケッケケッケロッケ!」
アマガエルは去って行った。
「あんたカエルの言葉なんか解るの?」
「私だって日々進歩するのよ。神奈子、さあ、出かけるわよ」
「どこに?」
「博麗神社よ。なんか大変なことになってるらしいの」
「ケッローケロ」
「何言ってるの神奈子。それだと(カイワレ大根を育てたい)って意味よ」
「カエル語って難しいわね。それじゃあ行きますか」
4.STAGE1ボス チルノ&ルーミア IN メリー
「!!!なんであたいのかわいい大ちゃんがないてるの?」
「うわぁん!あそこの二人にいじめられたぁ!」
「そーなのかー?」
「違うわ。弾幕しただけよ」
「あんたらてかげんしなさいよ」
「撃墜していないわ」
「あーもう!こうなったらさいきょーのあたいが弾幕で決着つける!大ちゃんまっててね!ルーミア、いくよ!」
「えぇー。わたしもかー?」
「ねえ、貴女たちは、確かルーミアと…」
「チルノよ!チ・ル・ノ!」
「それじゃあ始めるぞー!」
「じゃああたいからいくよー!」
氷符「アイシクルフォール」!
「あぁーー!なんでそれ?つかちょっと考えなさいよ!」
大妖精だって頭を抱えるほどひどい作戦だ。
「大丈夫、わたしにまかせろー」
闇符「ダークサイドオブザムーン」!
チルノとは比べ物にならないほどの精密な弾幕。それでも油断してはいけない。
気がつくと周りを取り囲むような赤と青の弾。
「メリー!」
「大丈夫、蓮子気をつけて!」
私は集中して霊力を高める。高めて高めて高めて高めてーー!!!
幻符「キャットチェンジ」!
チルノの驚く姿に満足しながら、私はオレンジの弾幕を放つ。
2週間練習した価値があるというものだ。
「蓮子!」
「メリー大丈夫?」
「フン!まだまだよ!こんどはあたいよ!」
新氷「愛の少女」!
うわわ、でかい氷が迫ってくる。でも、大きい分軌道は読める!
二人でそのまま同方向に移動する。
「もう一枚しかない!」
「私もだぞー」
「じゃあラストスペルいくよー」
「そうするかー」
「いくわよ!!」
丸究「初めに9人乗りました」!!!
うん、ごめん。正直こんなにヤバいスペル唱えられるとは思ってなかったの。
頭が弱いとかよく聞くけど、そんなことないほどの精密弾幕だったの。
でもーー
「やっぱり目の前が安地なのね」
「ちょっとチルノ!そっちに弾幕打ちなさいよ!」
「もう無理。よゆーないわ」
「私だってないぞー」
私たちはショットを連発した。
1分後
撃墜間際になって、私たちはショットをやめた。
5.最初のお願い IN メリー
「なんでやめるのよ、えぇい!死すなら死せ!」
「チルノちゃん。それを言うのなら(殺すなら殺せ)だぞー」
「そんな難しい言葉知ってるなんて、あたいったらさいきょーね!」
「さいきょーが負けてていいの?」
「あ、あれは、えーと、そう!手加減したのよ!」
大妖精が苦笑する。
「さきに仕掛けたのはこちらです。ごめんなさい」
「いいのよ別に」
「じゃああたいたちはもういくよー」
「さよーならーなのだー」
「ちょっと!待ちなさいよ!」
蓮子が呼びとめた。
「貴方達、どうせ暇ならちょっと手伝って頂戴」
「いいよー!さいきょーなあたいにまかせろー!」
「わたしもかー?」
「うん、できれば貴方達の友人も集めて博麗神社に行ってほしいの」
「なんでー?」
「異変よ。い・へ・ん・」
「そーなのかー」
「よーし!じゃあ神社へいこー!」
「じゃあまずミスティアちゃんとリグルちゃんを呼んでこよーよ!」
「わかったぞー。じゃあ後で会おー」
「じゃあよろしくね~」
彼女たち3人が出発した後。私は蓮子の機転を絶賛した。
「蓮子何?凄い!やっぱり蓮子は天才ね!」
「もうメリーったら…そんなことないわよ。
それより魔法使いさんのとこに早く行かないと」
「おおっと、忘れてた。じゃあ出発しましょう」
私たちは魔法の森へ、改めて出発した。
6.どこかで IN ???
ー少女は奇怪な機械を操る。
機械の画面には、博麗霊夢と十六夜咲夜。そしてーなぞの黒い物体。
少女はそれを一瞥し、キーボードで入力した。
火金土符「セントエルモピラーヴァクロムレク」
少女は想う。
「これで…これでやっと取り戻せる!」
少女は考える。
「次はここを狙いましょう。
うふふふ…広有射怪鳥事に幽雅に咲かせ、墨染の桜…ゴーストリード…楽しみね。どんな曲かしら?」
少女は入力する。
「白玉楼」
「コピースタート!」
エンターキーを押し、コピーが始まる。
「うふふふ……あははは」
「あっははっはははっははははは!さあ!私のために!その音楽をー
ー紡ぎなさい!!!!!」
「あははははははは!!」
「さあ!返してもらうわよ!私の作品を!」
少女は狂ったように、笑い続ける…
…To Be Continued…
前作を読んでいただくと、話がわかると思います。
この話からはオリジナルスペルが多用されます。ご注意ください。
1STAGE VS二人?の悪戯好き+1
1.博麗神社裏手にて IN 咲夜さん
「それでどうしたのかしら咲夜」
蓮子が不思議そうな顔をした。
「昨日と同じですわ。まずは見てください」
私は裏手に案内した。
「!!!これは何なの!!!」
二人とも驚いている。それは…
「ソレ」は黒い、まるであの仙人の5倍はあるかという塊だった。
「どうしたのこれ」
「それは私が話そう」
「いや空気よもうね早苗」
朝、昨日、私たちとは別に他のプリズムリバーの二人に言われてきたら、霊夢と妖夢がぼろぼろになっているのを見つけた。
あわてて黒いのにスペルで応戦していると、そのうちある法則性に気がついた。
ーそれは、なんでもいいから力を加えれば、巨大化を食い止められること。
ーそれは、ある一定の大きさになると、攻撃を発してまた縮小すること。
つまり、長く攻撃を続ければいいこと。大きな力だとなおいいこと。
「あ、みんな、またくるわ!」
「早くどこかに隠れないと!」
目の前の黒いのは、今や黄色く光始めた。
「早く、急いで」
「って、ちょっと二人とも!」
目の前の二人は、腰が抜けてしまったようだ。お互いに寄り添い始めている。
「まったくもう」
時間を止めて持ってきた。自分で動かないから「持ってきた」という表現。そしてーーー
ーー聞こえてくる機械的な合成音。
彗星天罰改「ブレイジングスターオブダビデ」!
「またきたぁ!!!!!」
「つかこれ無茶苦茶よね」
蒼い空が見える。ああ、なんて素晴らしいのだろうか。
赤と白の光が見える。ああ、なんと奇麗なのだろうか。
そしてーなんで二つのスペルを同時に使うのだろうか。
しょうがない。
「早苗!ラストスペルよ!」
「できるんでぇーすかー?」
「なんでもやるの!」
「ああもう」
大開海「海が割れてる日」!
攻撃がいったん収まった。
「そういうことで、とにかく助けを呼びたいの。魔理沙とアリスをよんできてちょうだい」
「了解したわ。でもなぜ私たちを?」
「貴方達にも異変にかかわってて欲しかったから。じゃだめかしら」
「ふふ、ありがとう。じゃ、咲夜、早苗、後はよろしく」
「まかせてちょうだい」
「このうそつき」
この子にはすべてばれていたのだろうか。
「何が異変にかかわって欲しかった、よ。ほんとは別のことを思ってのことでしょう」
「前例があるからね」
「んもぅ」
幻想郷で初めて認知された存在は、決まって異変を起こすか邪魔をする。
だからー遠ざけることによってそれを回避した。あの子らも異変にかかわってると思ったから。
そして、その予想は、ーーー!!!
2.森への道のり IN 宇佐見蓮子
私たちは森へ向かい、空を飛んでいた。
「楽しみね、異変」
「ええ、ワクワクするわ」
「ねえ、道のりどうする?」
「じゃあ湖の方を回りましょうよ」
「いいわね。その意見にさんーー……?」
「………?」
「………………?」
「…………………………………………!!」
メリーがメモ帳を取り出した。
「私の声きこえる?」
「いいえ」
「これからは筆談ね」
「OK」
「回り道は辞めましょうよ」
「残念ね」
ああ、静寂が満ちる。ふと気がつくと、雨が降ってきた。だが…
濡れない。なぜだろう?確かに降っているのに。
すると、不意に妖精が10…20…いや、それいじょうかな。
メリーを見る。彼女も私を見てうなずいた。
いくわよ……
Let's ショット タイム!
3分後
なんとか全員やっつけた。
「これほっとけば戻るんだっけ?」
「どうだったっけ?」
「わかんないからザコとか呼ばれてるやつはほっときましょう」
「そうね」
ああ、声が聞こえないのは辛い。周りの景色を見るよりしょうがない。
緑にあふれる幻想郷。あそこを飛んでるのは誰だろう?
「号外だよー!!」
「烏天狗ね」
「号外でもいただきますか」
「そうしましょう」
ーあれ?
「声が聞こえるわ」
「でも雨はやまないわね」
「あれれーー?おどろいてないよ?」
「彼?女?は?誰?な?の?」
「メリー、頭だいじょうぶ?」
「私は幻想郷の妖精アイドル(大妖精)の大ちゃんでーす!
それじゃあ弾幕!いってみよー!!」
「え」
「嘘」
天使「ミラクリングフェアリー」!
もう一度ショットを打つ。間をすり抜けて敵弾をよける。
七色の敵弾をよけると、彼女は愕然とした表情をしている。
「うぉーまーけたー」
「え」
「嘘」
「うえーん」
「あぁもう、泣かないでよ」
「うわぁぁぁん!」
いつの間にか雨はやんでいる。
ーその時声が聞こえた。
「…どうしたの?…」
3.そのころ守矢神社にて IN ケロちゃん
「ふわぁぁー。かにゃこおふぁよー」
「何時まで寝てんのさ…ほらご飯だよ」
「えーまたお粥なのー」
「つべこべ言わずに食べなさい」
「はーい」
むしゃむしゃ。
何時も変わらぬ味。
すぐ美味しい?
凄く美味しい?
「ラーメン食べたいな」
「無いよ」
「あれ早苗はどうしたの?」
「昨日言っただろう。異変解決しに行ったよ」
「今どこにいるかな」
「どこかだろう」
「もう、釣れないねぇ」
「あんたの言い方だと魚釣りみたいだからやめなさい」
お、アマガエルがひどくあわててこちらへ来た。
「ケロ。ケロロケロケ。ケッケロケ」
私も答えようではないか。
「ケロケロ。ケーロケロロケロケロケロ。ケッケロケロロケ?」
「ケケケケロケケロケローケロ?」
「ケロケロケロケーーーーーロ!ロケロケケケ」
「ケッロケロケッケロォ」
「ケ!ケロケー?ロケッケロケケッケロ!」
「ケーロ!ケケロケーロッ!」
「ケケロ?ケロケケロケロ。ケロッケ」
「ケロロケロケ!」
「ケケロロケケロ。ケッケケッケロッケ!」
アマガエルは去って行った。
「あんたカエルの言葉なんか解るの?」
「私だって日々進歩するのよ。神奈子、さあ、出かけるわよ」
「どこに?」
「博麗神社よ。なんか大変なことになってるらしいの」
「ケッローケロ」
「何言ってるの神奈子。それだと(カイワレ大根を育てたい)って意味よ」
「カエル語って難しいわね。それじゃあ行きますか」
4.STAGE1ボス チルノ&ルーミア IN メリー
「!!!なんであたいのかわいい大ちゃんがないてるの?」
「うわぁん!あそこの二人にいじめられたぁ!」
「そーなのかー?」
「違うわ。弾幕しただけよ」
「あんたらてかげんしなさいよ」
「撃墜していないわ」
「あーもう!こうなったらさいきょーのあたいが弾幕で決着つける!大ちゃんまっててね!ルーミア、いくよ!」
「えぇー。わたしもかー?」
「ねえ、貴女たちは、確かルーミアと…」
「チルノよ!チ・ル・ノ!」
「それじゃあ始めるぞー!」
「じゃああたいからいくよー!」
氷符「アイシクルフォール」!
「あぁーー!なんでそれ?つかちょっと考えなさいよ!」
大妖精だって頭を抱えるほどひどい作戦だ。
「大丈夫、わたしにまかせろー」
闇符「ダークサイドオブザムーン」!
チルノとは比べ物にならないほどの精密な弾幕。それでも油断してはいけない。
気がつくと周りを取り囲むような赤と青の弾。
「メリー!」
「大丈夫、蓮子気をつけて!」
私は集中して霊力を高める。高めて高めて高めて高めてーー!!!
幻符「キャットチェンジ」!
チルノの驚く姿に満足しながら、私はオレンジの弾幕を放つ。
2週間練習した価値があるというものだ。
「蓮子!」
「メリー大丈夫?」
「フン!まだまだよ!こんどはあたいよ!」
新氷「愛の少女」!
うわわ、でかい氷が迫ってくる。でも、大きい分軌道は読める!
二人でそのまま同方向に移動する。
「もう一枚しかない!」
「私もだぞー」
「じゃあラストスペルいくよー」
「そうするかー」
「いくわよ!!」
丸究「初めに9人乗りました」!!!
うん、ごめん。正直こんなにヤバいスペル唱えられるとは思ってなかったの。
頭が弱いとかよく聞くけど、そんなことないほどの精密弾幕だったの。
でもーー
「やっぱり目の前が安地なのね」
「ちょっとチルノ!そっちに弾幕打ちなさいよ!」
「もう無理。よゆーないわ」
「私だってないぞー」
私たちはショットを連発した。
1分後
撃墜間際になって、私たちはショットをやめた。
5.最初のお願い IN メリー
「なんでやめるのよ、えぇい!死すなら死せ!」
「チルノちゃん。それを言うのなら(殺すなら殺せ)だぞー」
「そんな難しい言葉知ってるなんて、あたいったらさいきょーね!」
「さいきょーが負けてていいの?」
「あ、あれは、えーと、そう!手加減したのよ!」
大妖精が苦笑する。
「さきに仕掛けたのはこちらです。ごめんなさい」
「いいのよ別に」
「じゃああたいたちはもういくよー」
「さよーならーなのだー」
「ちょっと!待ちなさいよ!」
蓮子が呼びとめた。
「貴方達、どうせ暇ならちょっと手伝って頂戴」
「いいよー!さいきょーなあたいにまかせろー!」
「わたしもかー?」
「うん、できれば貴方達の友人も集めて博麗神社に行ってほしいの」
「なんでー?」
「異変よ。い・へ・ん・」
「そーなのかー」
「よーし!じゃあ神社へいこー!」
「じゃあまずミスティアちゃんとリグルちゃんを呼んでこよーよ!」
「わかったぞー。じゃあ後で会おー」
「じゃあよろしくね~」
彼女たち3人が出発した後。私は蓮子の機転を絶賛した。
「蓮子何?凄い!やっぱり蓮子は天才ね!」
「もうメリーったら…そんなことないわよ。
それより魔法使いさんのとこに早く行かないと」
「おおっと、忘れてた。じゃあ出発しましょう」
私たちは魔法の森へ、改めて出発した。
6.どこかで IN ???
ー少女は奇怪な機械を操る。
機械の画面には、博麗霊夢と十六夜咲夜。そしてーなぞの黒い物体。
少女はそれを一瞥し、キーボードで入力した。
火金土符「セントエルモピラーヴァクロムレク」
少女は想う。
「これで…これでやっと取り戻せる!」
少女は考える。
「次はここを狙いましょう。
うふふふ…広有射怪鳥事に幽雅に咲かせ、墨染の桜…ゴーストリード…楽しみね。どんな曲かしら?」
少女は入力する。
「白玉楼」
「コピースタート!」
エンターキーを押し、コピーが始まる。
「うふふふ……あははは」
「あっははっはははっははははは!さあ!私のために!その音楽をー
ー紡ぎなさい!!!!!」
「あははははははは!!」
「さあ!返してもらうわよ!私の作品を!」
少女は狂ったように、笑い続ける…
…To Be Continued…
一つ目、オリジナルスペルカードを使用する場合、弾幕パターンなどを詳しく説明してください。
そうしないとAが難しい弾幕を追い込まれながら勝つ、とか、AはBの弾幕を見切り、華麗に避けて勝利した。等、多少の面白みを出す要素がただ単に“AとBが戦ってAが勝った。”としか受け取れないことがあります。
二つ目、周りの情景描写をもう少し入れて見ては?(私が人のこと言えませんから強くは言えませんが)
三つ目、自分の作品を駄作なんて言わないで下さい。
自分の位置を下げるのは結構ですが、作品自体の位置を下げないで下さい。
私が読んだ作品の中に貴方と同じこと、即ち自身の作品を“駄作”と称した人がいました。
その人は読者に“駄作なら読ませるな”と言われていました。
もっと自分の作品に自信を持ってください。
長々と失礼しました。
次も頑張ってね
続きが気になるけふこのごろ