幻想郷のとある居酒屋。一番奥の4人がけのテーブルに座って
霖之助は一人ホッピーのグラスを傾けていた。
「やはりグラスを冷やし、ホッピーを冷やし、焼酎を冷やす3冷に限るな・・・フッ」
霖之助は普段寡黙だが、心地よく酔うと一人トリビアの泉と化すのだ。
やきとんのハツの串を食べ終え、次はタンに取り掛かろうと指を皿に伸ばしたとき、女性店員の景気のいい声で話しかけられた。
「霖さん相席お願いできるー!?」
「あぁ。ウェルカムだぜ。僕の魅力に惹きつけられたということなの
「お客さーん!こちらどうぞー!」
丸々と太った血色のいい親父が霖之助の正面にドッカと腰を下ろした。
髭は雲のように蓄えられ、あごがいかつく目はぎょろりとしていた。」
「お姉ちゃんナマね。ナ・マ! ・・・ん?・・むははは!」
「元気かい?雲山さん。ま。その調子なら聞くまでもないな。」
「おっ母(嫁)との具合がいいうちは俺はずーっとビンビンよ!」
「具合ねえ。シスターコスというのもよさそうだ。こんど一輪さんのを貸しておくれよ。僕の魔理沙に着せるんだ。」
ホッピーの酔いがまわって霖之助の舌もよく回る。
と、ここで妖夢がツカツカときっぱりした足取りで進み、霖之助の横に立った。
霖之助は自分の前に影ができたので座ったまま首を傾けて見上げ、眼鏡を中指でちょっと直した。
「森近さん、お隣よろしいかしら。」
「もちろんもちろん。妖夢さんも飲むんだね。」
「私だってこう見えて24歳なんですよ?飲みたくなるときくらいあります。」
全然怒ってないのに、腰に手を当てて怒ったふりをしながら妖夢は着席した。」
妖夢が腰を下ろすと、その短く切りそろえられた髪が一瞬霖之助のほうに揺れ、仕事上がりの妖夢の汗のにおいが霖之助の鼻孔にほのかな幸せを与えた。」
「おほぅ・・っふ」
「なんですか森近さん。おほう・・っふって。」
「ンフフ。なんでもないよ。綺麗だね妖夢ちゃん。」
「ん!? とりあえずありがとう。」
妖夢が最初に何を飲むか注文するより先に、居酒屋の戸がガラガラと開き、
そして雲山は今日一番の叫び声を張り上げた。
「ややや!!!乳神(ちちがみ)さまのおでましじゃあ~っ!!!!
おっぱいの神様じゃあ~っ!!! あ り が た やーーーーー!!!!!」
店中の視線がレティに注ぐ。いきなりのちょっと手荒い歓迎だ。
レティは小走りで雲山の横まで駆けていった。レティのたわわな乳房はブラジャーと衣服で固められてもなお、上下左右に縦横無尽にぶるんぶるん揺れた。
通路脇の席に座った客の誰もがそれを見て雲山と同じく
「ありがたや~。」と思った。
パチーン!
銀杏を炒ってはじけたようないい音が鳴る。だが、叩かれた雲山のハゲ頭はすでにビールで赤くなっており、叩かれてもあまり変わらないようだ。
「ダーーーーハッハッハッハ!!」叱責を受けたというのに御褒美をもらったような満面の笑みである。
「あいっかわらずねえーこのエロ親父は。エロ親父大目玉ね。」
怒りを漂わせた半目に口角を引き上げた笑いを引っさげ、レティが着席する。
大きな尻を腰をくねらせてテーブルといすの間に滑り込ませるしぐさの艶っぽさは、正面に座る娘にはまだ出せない。
「こんなジジイより私は若い男の子がいーの♪ 霖ちゃんも酔ってるわねぇ~?じゃああれやってよ。
こーりんトリビア! ほらいくわよ。とーりーびーあー♪」このレティ、明らかに2軒目である。
霖之助は咳払いをひとつし、仰々しくいった。
「母乳は・・・ 成人男性が飲むと、腹を壊す。」
「へえ! へえ!へえ! へえ!」
3人はよってたかって霖之助の眼鏡の耳にかかる部分を人差し指でトントン叩き、そのたびに眼鏡がピョコピョコ跳ねた。
これが、こーりんトリビアである。
レティは盛り上がった熱が冷めぬうちに頼みごとを切り出した。こういうテクはさすがだ。
「ねぇーお願いがあるの。明日チルノと遊んでやる約束したんだけどねぇ~、野暮用できちゃったのよ。誰か明日相手してやってくんない?
ほら、あのこって約束するともうその日のことで頭いっぱいになっちゃうかわいい子なのよー。話すこととかも用意して、それで
当日一人とかかわいそうじゃない?頼むわぁ。」
「お師さんを貸しましょうか?」 その一声に、3人の視線は冷奴でハイサワーを飲む妖夢に注がれた。
注目されてまんざらでもない妖夢は目を丸くして口先を尖らせ、照れ隠しした。
「え!?妖忌来るの!?じゃあ俺も行く!」雲山は目を輝かせ、次の瞬間には悪知恵を働かせた。
「こーりんの旦那も来るよな?」 「え?・・僕はそんなガラじゃ
「丘・蒸・気! 乗りたくねえか?」 ゴクリ・・・乗り物オタクの霖之助は生唾を飲み込んだ。それを見た雲山は矢継ぎ早に
「チルノの子守みたいな功徳を積む仕事には聖尼公は出費を惜しまんのよ!」(ぐへへ。切符代をハネてまた飲める。それに悪いことは人数多くするのが基本よ。)
話は決まった。4人は結構遅くまで飲み、解散した。有線からトエトが流れる。霖之助は自室へ戻ると、
レティのこんもり盛られた2つの肉の王様を思い出し、TENGAへと突撃した。
東方汽車の旅!へとつづく。
ああ来たぜ!
もうやめろ
それとも何か。「どんな批判もアドバイスも聞き流す!か…『神』だ!や…やつは『神』になったんだ…!我々…人間は、か…『神』にだけは勝てない!服従しかないんだ!」とでも言えば良いのかい?
・芥子粒程度の東方要素しか見受けられない
・キャラクターの台詞回しが下品
・分量が少なすぎ
・雲山は人間じゃないしあんなにペラペラと喋らないって何回言えば(ry
・一輪の服装はどうみても尼服だろうが、と。シスターコスとか笑止千万
……大抵の突っ込みどころが前回の東方二次創作(笑)の時に既出ってのがまた質悪いよね。批評聞く気無いんだったら最初からそう言えよ、と
そいつが事情聴取のときに言ったという、その筋じゃ有名な文句があるんだ。
あんたなら何気に知ってそうだからこれ以上は言わないけど、何が言いたいか分かる?
それに、作者の観点でキャラを見るのではなく、読者の観点でキャラ見た方がいいと思いますよ。(要はキャラに対する先入観を捨ててください)
一度他の人が書いた作品をじっくり読んでみてはいかがでしょうか。
ここまでダメ出しですけど今までの貴方の作品の中では一番興味を持ちました。
いい作品、というのは難しいですが、まだ悪くない作品でした。
初心者が失礼しました。
東方らしさっていうのは人それぞれ感じ方が違うかもしれないけど、貴方にとっての東方がそう映るのであれば、尚更不愉快。
こういった作品を短期間に何度も挙げて作品集埋めるのはやめてほしい。
ですよね!久保田をぬる燗で飲ませようかと迷ったんですが、そういって頂いて安心しました。
>>18
作者の観点じゃなくて読者の観点って・・それじゃ執筆の名を借りたツカイッパじゃん!><
雲山も原作ではスペカでどう見ても神主は笑かせにかかってるし、このキャラは正直当たらずとも遠からず
と思いますよ。作品に興味を持っていただいてうれしいです。何も失礼ではありません。ありがとうございます。
次は狭き門だ
しっかりくぐれよ!
ありがとうございます。当方高身長イケメンですので、頭をぶつけないか心配です!><
正直、ホントに東方好きで書いてる?ってのが読後の感想。これ見てると、東方キャラ出せば売れるからって、知りもしないで書いてるそこらの同人作家とおんなじ臭いがするんだよね
確かに書くのは個人の自由だけど、ここにいる大多数が読みたいのはキャラの名前しか使わない落書きじゃなくキャラと設定を生かした二次創作小説。
分かってますか?
あとエロ書きたいならイカロでやってくれや。
作者が必要だと思っても読者が不要だと思ってる場合だってありますよ。
面白かったですよ。ただやっぱリーダの打ち方とか半角カナ入り乱れてるのはアレですね。
こういう作品があってこそ良作が映えるというもの。
今後も頑張ってください。
ありがとうございます。^^私はこれ以上細かい仕事は難しいです・・。
普段力仕事をしているもので。><なるべく読みやすく書きますので、ご容赦ください。
>>31
ありがとうございます。あなたのような応援は本当に励みになるんですよ。^^v
突然氏の長編が見てみたくなった
氏の投稿スピードなら簡単でしょ?
だから書いて
期待してるよ(書いてくれるのならば)
ずっと前に10点が欲しい、と言っていたのであげます
二度と、文章など書かないほうがいいですね。
雲山は、地震・雷・エロおやじって奴やなwww
チルノがどうなったかも見てみたいwあれで長編書けるんじゃない?w
でももうちょっとぶっとべると思う。
いいよ!最近金ないからオールナイトで飲めないしw時間あるんだよねw
>>35
そーだね!何事も行動あるのみだよなw
>>37
後日譚かくぞwwリクあんた以外からもあったんだよww
>>39いいのかい?wwぶっとんじゃってwwww
誰かと思えば貴方でしたか。ヒルネしながら待ってました。
個人的な意見だが、waterductの方が貴方にはお似合いではないでしょうか。
「(略)全てを受け入れるのです。(略)残酷な話です。」
このコメントで気分を害した方のために土下座しておきます。
あの一文の喚起力は、すばらしかったです。
ありがとうございます。排水溝よりこっちのほうが盛り上がってるんで、いまんとこ引越しの予定はないです。
>>46
わ!る!な!ら!白玉楼~♪^^v
前作のコメ返しで>ょ。
はっきりいって神主以外が練り上げた設定なんて興味ないし、神主の設定だってゲーム本編に出てくるもの以外
興味ない。ゲームやって感じたことを元にして書けばいいと思ってるから。
とか言ってるけど、要するに自分に都合の良い設定以外は全部無視するってスタンスでやってるっていう認識で良いんだよね?まあ、そうじゃなきゃこうはならんだろうし。
他人の批評をろくに聞こうとしない貴方の姿勢には幻滅しました。もう二度と貴方の作品は読みたくないと思える程に、です。
精々自分に阿る読者を大切にしてやって下さい。
>>丘蒸気
陸蒸気
まぁ…、自分に都合の良い発言をしか見ないという愚かなスタンスを貫いているなら、仕方ないかもしれませんが…。
いい加減、ここ東方創想話から消え失せて下さい。貴方の名前を見るだけで虫酸が走ります。
消え失せるついでに、自分のブログなりホムペなりを立ち上げてそこで自己満足の小説を書いて自分に酔い潰れることをお勧めしますよ。
個人のページならば、ある程度管理人の都合の良い人が集まりますからね。
ここ東方創想話では、Rateが表示されていて、これにより自分が全体としてどんな評価を受けているか、を見ることが可能です。
Rateの数値を5倍にして下さい。それが、その作品の〝平均点〟です。平均点が低いと、全体の評価が低い、つまり駄作。逆に平均点が高ければ、それだけ良作と言えますね。
この作品のRateは、7月29日現在、5.39…。つまり、〝平均点〟はおよそ27点ですね。100点満点の27点といえば、一般的には落第点ですよ。
残念ながらこの数字は紛れも無い事実です。これを見て、まだ自分の作品が駄作ではない、と言えますか?
言えるんですねーそれが。^^b
数字ってのはロウワーディビジョンに属する人のためのものです。
数字に心を動かされている時点で数字という道具の特性を知らない。