白い洋館 午前7時。朝日が差し込み、ベッドの掛け布団が心地よい熱を帯び始める。
チチュルチチュルリリ と、鳥が気合の入った闘争の声を上げる。
布団の中の少女にはそれは目覚めを祝福するメロディにしか聞こえはしないが。
「んっ・・・・うぅ」 丸みのあるつややかな左頬が朝日に照らされ白い薄い光沢を放つ。
そこからつながるやや埋もれ気味の唇から声が漏れる。
体の右側を下にした姿勢から寝返りを打ち、仰向けの状態になると、頬の肉付きとは対照的に
眼球のカーブに沿って薄く張り付く上まぶたが露になる。下まぶたと頬骨の境にはくぼみがある。
眼を開けると、朝露を振り払う雑草のように生命力あふれる根付きの無数の長いまつげが
ピンッ と立った。
前日の夜にたとえしいたけの柄を自分の鼻に突き刺して隣に座る金髪ショートカットの乙女にも
それをやるよう強要するほど酔っ払っても、長髪をまとめあげナイトキャップをかぶって寝るのは
忘れない。
綿の掛け布団をめくり起き上がると、彼女の全身の肌色がさらけ出された。
山吹色のまばゆい朝日に照らされ、ゆるやかな曲線、小高い丘、凹凸・・・
それらが白く輝いた。
朝のまだ半ば眠った力みのない肉体と、日光の清浄があいまって、さらりとした質感の肌であった。
裸のまま歩いてもっと大きい窓まで行く。床から彼女の身長を20cm上回る高さまである。
窓に接する床の広大な面積が、差し込む日光によって湿気を刈り取られうす黄色の絨毯を敷かれていた。
そこにやや縦に伸びた人型の切り絵が置かれた。少女が窓に正対したのだ。
私たち傍観者はここで、床から窓へ眼をやる。日差しの影となった彼女の背中は、
暗く細部の凹凸までは確認できない。しかしそれでも彼女の尻は
流動するやわらかい液体がたっぷりと詰まったように主張しており、それでいて形は崩れることを知らないのだった。
左右の尻に縦に通る筋、左右の太ももの付け根に横に通る筋が十字をなしている。
この十字の谷の奥にあるものを存分に追求したい衝動に駆られる。が、ここはひとまず窓と彼女の間に移動して
彼女の前面を堪能しよう。
彼女を前から見ると、優しい黄色に全身が包まれておりさながら彼女自身が光を放っているような錯覚に
とらわれる。
彼女は腰に手をやった。とすん、とやや乱暴に両手を腰骨に引っ掛けると、砂浜のようにやわらかく
肉が放射状に沈んだ。手をぶつけたときの振動は、若くしなやかでつよい胴体に吸収されてしまい、
姿勢は何の変化も起こさない。だがそのエネルギーは確実に背骨を介して体の上部にいきわたったの
だろう。
なぜなら小ぶりな乳房が楽しそうに小さくホップし、またもとの位置に戻ったからだ。
乳輪より下の肉が丸くたまり、その圧力で乳首をやや上向きに保っていた。
ふと、何かを思いついたように朝日のスポットライトの照らす範囲から少女は出て行った。
しばし主役を失い静寂が訪れた、朝の洋館の即席ステージ。彼女が裸で佇んでいたときも
音声はなかったのだが、肉体の美はさながら生命力の発露という音楽をつむいでいたのか・・。
彼女が戻ってきた。その一挙手一投足はネコのように重量感を欠いたもので、
着地は 触れる ように静かだ。右手に水の入ったコップを持っている。まるでモデルが
促されるようにもともと立っていた位置と寸分たがわぬ位置に、同じように左手を腰に
当てて立った。乳房が控えめに一度震えた。
こうして窓に正対すると、日陰ではややぼやけていた彼女の肉体の表情が隅々に至るまで
明るみに出る。少しもとがったところがなく、あらゆる部分が柔らかく厚みのある肉に覆われ、
しかも余ってはおらずにすべてのアールがなだらかだった。そんななかで、乳房の下の段差と
桃の付け根の内側だけは、鋭く深い谷になって迫力を与えた。
コップを傾け、水を飲む。起き抜けでのどが渇いていたのだろうか。口の横から一筋の
水がこぼれ、下あごの骨に沿ってしばらく進んだ後、コップを持ち上げる右肩の堰きとめによって
乳房へと誘導された。水は落下の勢いで、右の乳房を乳頭付近まで登坂したが、乳首まであと一歩の
ところで内側へと逸れた。方向を変える瞬間、日光によって水がきらりと輝いた。
表面がなだらかに膨らんだ砂丘のような腹、海に浮かぶ小船のくぼみにちょっかいを出してから、
股間を包む柔らかい皮の下に凛として堅固に主張する恥骨の出っ張りまで来たところで、
水の冒険は日光に耐え切れず蒸発という形で志半ばに終焉した。
少女は黒白の服にあっという間に着替え、螺旋階段を駆け下り、玄関の扉を開けた。
威圧するような強風がぶわっと顔面を襲い、一瞬息が詰まった。なんの!とばかりに
見開いた両の瞳に潤いと輝きが宿った。高い高い青空の下、マリサは小走りで出発した。
完
チチュルチチュルリリ と、鳥が気合の入った闘争の声を上げる。
布団の中の少女にはそれは目覚めを祝福するメロディにしか聞こえはしないが。
「んっ・・・・うぅ」 丸みのあるつややかな左頬が朝日に照らされ白い薄い光沢を放つ。
そこからつながるやや埋もれ気味の唇から声が漏れる。
体の右側を下にした姿勢から寝返りを打ち、仰向けの状態になると、頬の肉付きとは対照的に
眼球のカーブに沿って薄く張り付く上まぶたが露になる。下まぶたと頬骨の境にはくぼみがある。
眼を開けると、朝露を振り払う雑草のように生命力あふれる根付きの無数の長いまつげが
ピンッ と立った。
前日の夜にたとえしいたけの柄を自分の鼻に突き刺して隣に座る金髪ショートカットの乙女にも
それをやるよう強要するほど酔っ払っても、長髪をまとめあげナイトキャップをかぶって寝るのは
忘れない。
綿の掛け布団をめくり起き上がると、彼女の全身の肌色がさらけ出された。
山吹色のまばゆい朝日に照らされ、ゆるやかな曲線、小高い丘、凹凸・・・
それらが白く輝いた。
朝のまだ半ば眠った力みのない肉体と、日光の清浄があいまって、さらりとした質感の肌であった。
裸のまま歩いてもっと大きい窓まで行く。床から彼女の身長を20cm上回る高さまである。
窓に接する床の広大な面積が、差し込む日光によって湿気を刈り取られうす黄色の絨毯を敷かれていた。
そこにやや縦に伸びた人型の切り絵が置かれた。少女が窓に正対したのだ。
私たち傍観者はここで、床から窓へ眼をやる。日差しの影となった彼女の背中は、
暗く細部の凹凸までは確認できない。しかしそれでも彼女の尻は
流動するやわらかい液体がたっぷりと詰まったように主張しており、それでいて形は崩れることを知らないのだった。
左右の尻に縦に通る筋、左右の太ももの付け根に横に通る筋が十字をなしている。
この十字の谷の奥にあるものを存分に追求したい衝動に駆られる。が、ここはひとまず窓と彼女の間に移動して
彼女の前面を堪能しよう。
彼女を前から見ると、優しい黄色に全身が包まれておりさながら彼女自身が光を放っているような錯覚に
とらわれる。
彼女は腰に手をやった。とすん、とやや乱暴に両手を腰骨に引っ掛けると、砂浜のようにやわらかく
肉が放射状に沈んだ。手をぶつけたときの振動は、若くしなやかでつよい胴体に吸収されてしまい、
姿勢は何の変化も起こさない。だがそのエネルギーは確実に背骨を介して体の上部にいきわたったの
だろう。
なぜなら小ぶりな乳房が楽しそうに小さくホップし、またもとの位置に戻ったからだ。
乳輪より下の肉が丸くたまり、その圧力で乳首をやや上向きに保っていた。
ふと、何かを思いついたように朝日のスポットライトの照らす範囲から少女は出て行った。
しばし主役を失い静寂が訪れた、朝の洋館の即席ステージ。彼女が裸で佇んでいたときも
音声はなかったのだが、肉体の美はさながら生命力の発露という音楽をつむいでいたのか・・。
彼女が戻ってきた。その一挙手一投足はネコのように重量感を欠いたもので、
着地は 触れる ように静かだ。右手に水の入ったコップを持っている。まるでモデルが
促されるようにもともと立っていた位置と寸分たがわぬ位置に、同じように左手を腰に
当てて立った。乳房が控えめに一度震えた。
こうして窓に正対すると、日陰ではややぼやけていた彼女の肉体の表情が隅々に至るまで
明るみに出る。少しもとがったところがなく、あらゆる部分が柔らかく厚みのある肉に覆われ、
しかも余ってはおらずにすべてのアールがなだらかだった。そんななかで、乳房の下の段差と
桃の付け根の内側だけは、鋭く深い谷になって迫力を与えた。
コップを傾け、水を飲む。起き抜けでのどが渇いていたのだろうか。口の横から一筋の
水がこぼれ、下あごの骨に沿ってしばらく進んだ後、コップを持ち上げる右肩の堰きとめによって
乳房へと誘導された。水は落下の勢いで、右の乳房を乳頭付近まで登坂したが、乳首まであと一歩の
ところで内側へと逸れた。方向を変える瞬間、日光によって水がきらりと輝いた。
表面がなだらかに膨らんだ砂丘のような腹、海に浮かぶ小船のくぼみにちょっかいを出してから、
股間を包む柔らかい皮の下に凛として堅固に主張する恥骨の出っ張りまで来たところで、
水の冒険は日光に耐え切れず蒸発という形で志半ばに終焉した。
少女は黒白の服にあっという間に着替え、螺旋階段を駆け下り、玄関の扉を開けた。
威圧するような強風がぶわっと顔面を襲い、一瞬息が詰まった。なんの!とばかりに
見開いた両の瞳に潤いと輝きが宿った。高い高い青空の下、マリサは小走りで出発した。
完
とはいえ、これ以上の危険運転はやめておいた方がいいかと。
描写だけでなにをしたいのかわからないので、まずは起承転結の勉強をしましょう。
というか、東方でやる意味がない。
東方でなければならないものにすべきというのは極端かもわかりませんが、それくらいの心意気をまず持ってみるべきかと。マジで。
作品を投稿するなら読者も楽しめるもの書けよ。
自分の好きなようにやりたいならブログ作ってそこに書け。
ごく少数意見の尊重はいいことだと思いますが、ここは多くの人に読まれる場所です。
話は変わりますが、小説は読者に読んでいただくものです。
それをまずは意識してください。
自己満足の小説ならご自分のブログに貼るなりしてください。
殆んど荒らしだぞアンタ
ほかの作品も読みましたが、これだけ書けるのならもっと評価される作品もできそうなのに惜しいなと一読者ながら思ってしまう訳で。
ざんねんではありますが、どのような作風にするかは作者ご自身が決める事なのでこれ以上は言いません。
無理にしっかりしたものにすると反って個性が無くなるおそれもありますからね。
月並みなことばですが応援しています。頑張ってください。
なのにどうして脈絡がなく東方に関係無さそうなものを書いているんだよ。
勿体無いんだよ。
たぶん真面目に東方ss書けばいいの書けるよ。
でも良い画を見ることが出来た。自分はそこに価値を見出します。
作品が照射する空気も良い。カラッとしている。
そして個人的に一番印象に残ったのは、その空気でもなく、素っ裸にナイトキャップというエキセントリックな
マリサの描写でもなかった。
彼女が中座した後に訪れた一瞬の静寂、朝日が射しこむ窓の景色。
良い画が見られたってのはこの事。凄ぇ好き。メタクソ好き。
誤解を恐れずに書けば、このシーンだけでも読む意味があったと言える位に。
一言多いのはどうにも抜け切らない当方の性分ということで御勘弁願いたいのですが、最後に我侭を。
多数に流されないのはある意味美徳だと思う。
でも変に意識してこの先作品を先鋭化しては欲しくない。少なくとも俺にとってそれは損失だ。
まぁ要するに気楽に行こうぜ、って事なんですけどね。
長文失礼致しました。
その熱意を描写のみならず、シナリオや構成にも注いで頂ければ幸いです。
全裸で。
新たな才能の誕生に乾杯
実に惜しくね? 文章は普通にすごくいい雰囲気なんだのに、ストーリーのなさと数日の連投がそれにアクセルかけて不評にしてる感じ。
平坦なものでもいいから、なにか物語を書いて見てはいかがでしょうかと思ったりする深夜。
いやらしくなく官能的な美といった印象をうけました
しかしこの場には適してないかと
次回作期待しています
皆様の助言は無責任なものではなく仔細、多岐にわたる内容で
大変参考になります。宝です。
ストーリーものを書きます!*^^*
ストーリーに激しく期待しています!!