Coolier - 新生・東方創想話

幻想郷リーグ 第七幕

2011/06/07 11:08:51
最終更新
サイズ
11.09KB
ページ数
1
閲覧数
1294
評価数
10/29
POINT
1720
Rate
11.63

分類タグ


どんなチームにも1シーズンに1回は不調に陥る期間というものがたいていある。
そして現在レッツがその状態であった、現在5連敗中。このままズルズルといくと優勝争いから脱落してしまうだろう。
投手は頑張っているのだが野手がとにかく打てない、ここ5試合で8得点で3点以上とった試合は無い。
チーム打率も連敗中に限れば2割を切るか切らないか、と低迷している。

そんな中、ミスティアとキスメは好調だ。特にキスメは1シーズンあるかないかの大当たり、5試合で22打数15安打。打率も.270目前まで上げてきた。ミスティアもキスメとまではいかないが5試合の打率は.385と当たっている。それだけにチームが勝てないのはもどかしかった。
「キスメ~、チームが勝てないのは仕方ないとしてもこの暗くてピリピリした雰囲気ってどうにかならないかなぁ?私こういう雰囲気苦手なんだよ~」
ミスティアがキスメに打開策は無いものか、と尋ねる。調子の良い自分達でこの状況をなんとかしようと2人だけのミーティングを行っている。

「5連敗中で…明るくしろって方が無理がある…、それに私は…地底の暗いところで暮らしてたから…平気…。」
キスメが穏やかに返答する、こういう時もあるよ。とその目は言っていた。

しかしミスティアはなおも食い下がる。
「チーム全体が暗い雰囲気ならせめて今調子の良い私たちがなんとかしなきゃダメなんだよ!今まで私たちはチームに助けてもらってきた!それを返すのは今しか無いんだよ!」

「そんなこと…言っても…打撃、守備で今は十分やってる…つもり…」
これ以上の成績を残せるわけない、キスメの言葉には困惑がみて取れた。実際にここ5試合に限ればこれ以上の成績を残せる選手なんて滅多にいないだろう。

「確かに試合の中ではこれ以上の事はできないかも知れない、ヒットも打とうと思って打てるものじゃないしね。でも、試合の外でならなんとかできるかも知れないでしょ?」
ミスティアが真剣に、でも面白そうにキスメを見据えていう。


∞∞∞∞∞∞∞次の日∞∞∞∞∞∞∞∞

「あ、いたいた。咲夜~、今日のこの後の予定ってどうなってる?」
ミスティアが咲夜に話しかける、今日は試合も無いので咲夜はのんびりとメイド長として働いていた。

「この後?確か昼から少し練習をしてそれからは特に何もないわよ、どうしたの?」
咲夜が首をかしげながら答える、チームが連敗中のせいかどこか雰囲気が暗い。

「今日の晩ご飯は私が作ろうかなって、ほらシーズン始まってからほとんど咲夜たちに作ってもらってたじゃない?私もたまには作らないと腕がなまっちゃうし。」
ミスティア達はあくまで客として迎えられているため基本的に仕事を割り当てられることはない。なまってしまうから料理をしたい、というのも本音であった。

「あら、そうしてもらえると助かるけど…本当にいいの?」
遠慮がちに言うがすでにミスティアはやる気満々だ。
「もちろん!たまには違う味付けのものを食べてみるのもいいんじゃない?竹林の屋台の味、楽しみにしててよね!あ、お店の企業秘密もあるから食堂には入らないようにしてね!準備できたらこっちから呼びに行くから!」

「えぇ…、わかったわ。お店の秘密が心配なら食堂の鍵を渡しておくから使ってちょうだい。」
ミスティアの様子を少し不思議に思ったがミスティアの迫力に気圧されてしまう。

「さて、これで晩ご飯を作る権利と食堂の独占権はゲットしたわ、キスメは準備はかどってる?」
ミスティアがキスメの部屋を訪れ、キスメに問いかける。

「うん…、だいぶ完成してきたよ…。あとはこれを飾って仕上げるだけ…」
キスメが微笑みながら答える、今日は一日中部屋で作業をしていたらしい。

「よしよし、じゃあ今から私は今日のご飯の準備のために一回出てくるから帰ってきたら食堂に移動して準備しましょう!」
言うが早いかミスティアは返事も聞かずに飛び出していってしまった。

「あ…、行っちゃった…。…まぁ自分のできることしとこう…。」
キスメは1人ため息まじりにごちるがそれはすぐに虚空に溶けた。

ミスティアは竹林にある自分の屋台に向かう、久しぶりに帰ってきた屋台に懐かしみを覚える。
「シーズン始まってから一度も屋台開けてないもんね~、シーズン終わったらまた一緒に頑張ろうね。」
独り言をつぶやいてからミスティア自慢のタレを取り出す。
「この子と会うのも久しぶりだぁ、味は変わってない…よね?」
指につけてペロっと舐める、味が変わっていないことににんまりとする。
「今日は頼むよ~!!暗い雰囲気をパッと明るくするんだから!」
他の誰もいないところで自分に気合いを入れるミスティア。
「おっと、キスメを待たせてるんだった。早いとここの子を持って帰らないと。」
タレを持って元来た道を引き返す、タレをこぼしたりしないように慎重に瓶を運んでいたので思ったより遅くなってしまった。

「遅い…。」
帰ってきたミスティアを見てキスメが文句を言う、しかし自分で作った飾り付けに埋もれているため説得力はあまりない。

「ごめんごめん!この子を傷物にしないように気をつけてたら思いのほか時間がかかっちゃって。」
ミスティアが顔の前で手を合わせて謝る。

「この子を傷物にしないようにって…それ…タレだよね…?」
キスメが少しかわいそうな子を見るような目をミスティアに向ける。

「そんな目を向けないで!そりゃキスメから見たらただのタレだろうけど私にとってこのタレは我が子同然なのよ!お店を始めてから継ぎ足して継ぎ足してここまで一緒にやってきたの!この子がいないと私……!」
あくまでタレである、しかしミスティアの訴えはキスメの魂に響いたのだろう。もうキスメはそれ以上何も言わなかった。呆れたという説もあるが定かではない。
「っとまぁ茶番はこれくらいにして食堂に行こうか、でもキスメの作ったそれを見つからないように運ぶのはなかなか難しそうだね…」
キスメが山のようにつくった飾り付けを見てミスティアが言う、部屋の半分ほどは飾り付けでうまっている。

「あの食堂なら…これくらいないと寂しい…、それに運ぶのは…問題ない…。」
キスメはそう言うと桶の中に飾り付けをどんどん入れていく。

(おかしい…!明らかに桶の体積を超えている…!)
ミスティアは心の中で叫んだが口に出してはいけない気がした。桶の中に入れられるかも知れない、それだけで言わない理由は十分だ。
部屋の大半を占めていた飾り付けが全てキスメの桶の中に収まったのを確認して移動を始める。ミスティアがタレの入っている瓶を持っている事以外は変わった様子はないので誰にもさほど怪しまれることなく食堂にたどり着いた。

「鍵をかけて…と、よし!これで食堂は私たちの支配下よ!というわけで私は今から食事の準備してくるからキスメは飾り付けよろしくね!」
それだけ言ってミスティアは厨房へと駆けていく、久しぶりの料理でテンションも上がっているようだ。
厨房に着くとすぐさま調理を開始する、久しぶりとは思えない手際の良さで料理を作っていく。
作る料理はもちろん八つ目ウナギを用いたもの。蒲焼き、白焼きetc…その他にもお酒のつまみを作っていく。

一方のキスメは桶の中に入れた飾り付けを食堂の中に飾っていく。
自室で山ほど作ったはずの飾り付けも食堂で飾ると物足りない気もした。


「まぁ…、仕上げをすれば…形になる…はず…。」
キスメはどことなく寂しい飾り付けを眺めつつ独りごちる。

そうこうしてる間にミスティアが料理をテーブル上に並べ終わり準備完了。
「よ~し!準備完了!ご飯の時間にもちょうどいい時間になってきたからみんなを呼んで来るね!」
ミスティアはそう言うと食堂を飛び出していく、時間ももう6時半を回っている。

「さぁさぁこっちだよ!今日は私とキスメで晩ご飯の支度したんだから!」
ミスティアにせかされレミリア達が食堂に入っていく。

「…なにこれ?」
レミリアの第一声である、食堂の中は今からパーティーでもするのかというくらい飾り付けられている。到底連敗中にふさわしい雰囲気ではない。
「ミスティア?今の雰囲気を知った上でこんなことを?」
語気を強めながら言う、不快感を隠そうともしなかった。

「もちろん!確かに今の雰囲気は良くないけどここでズルズルと行っちゃったら優勝なんてできないよ?」
ミスティアが悪びれる様子なく答える、自分の思っている事を述べているだけだ。

それを聞いてレミリアが目を丸くする、自分自身去年までの経験からズルズル行ってしまうかもしれない、そう思っていたからだ。
チームリーダーであるレミリアがそんな様子をしているとその雰囲気はたちまちチーム全体に広がってしまう。
(私がそんなことを考えてるとチームの士気に影響する…そう見越してミスティアはこんな事を…?)
レミリアが思考にふけっているとミスティアが続ける。

「だからここらで雰囲気だけでも変えようと思って、ね。レミリアも切り替えが大事っていつも言ってるよね?反省は大事だけどとらわれすぎも良くない、とも。」
笑顔で答える、とりあえず今日だけでも楽しもうじゃないか、という笑顔。

「やられたわ、あなたの言う通りよ。私が一番終わった試合に捕われてたわね。しかしパーティーをするにしては少し華やかさが不足しているんじゃない?」
レミリアが表情を崩しながら言ったあとぐるっと見渡して続けた。

「ふっふっふ…その点はご心配無く!キスメ!みんな揃ったし始めるよ!」
ミスティアがキスメに号令を飛ばす、すると飾り付けが一斉に光りだした。
「一見するとただの飾り付けだけどキスメの[鬼火を落とす程度の能力]できれいに光るようにしてあるの!」
飾り付けは青、赤、黄色とさまざな色の炎となって輝いている、それを行ったのはキスメだがなぜか得意げなのはミスティアだった。

そんな様子を見てレミリア達は思わず笑いだす、ミスティアはなぜ笑われたのかわからず講義の声を上げていたが。
「それじゃあパーティーを始めましょうか、もちろん音頭はミスティアが取ってくれるのよね?」
レミリアが笑いながらミスティアに尋ねる、ミスティアは未だ納得いかないという顔を浮かべていたが音頭を取ることのは好きらしく表情を戻した。

「えぇ~、今はチームの調子も悪いですがまだまだ優勝には手の届くところにいます!明日からまた気持ちを切り替えて頑張りましょう!そのためにも今日は思いっきり食べて飲んで騒いじゃいましょう!絶対優勝するぞ~!」
オー!という返事とともに乾杯、パーティーという名の決起集会が始まった。

「ミスティアさんも料理上手ですねぇ~、咲夜さんと良い勝負じゃないですか?あ、せっかくだから何か歌ってくださいよ!いつか屋台で聞かせてくれたみたいに!」
美鈴は早くも大盛り上がりだ、パーティー開始直後はこんな騒いでる場合なのか、と戸惑っている妖精メイドもいたが美鈴の姿を見て吹っ切れたらしい今は全員ドンチャン騒ぎに興じている。

「そうだね~、最近こういう場で歌うことも無かったし久しぶりに歌おうか!」
ミスティアも美鈴と同じくらい出来上がっている、食堂の真ん中ではミスティア・オン・ステージ、その周りでは妖精メイドと美鈴が手を振り上げている。

その様子を見てレミリアは苦笑いを浮かべる、連敗しているチームのやることじゃないわねと思うと同時に3連敗したあたりくらいから自分が苦笑いや作り笑いの類さえしていなかった自分を思い出してさらに苦笑い。
(せっかくみんなが楽しんでるのに苦笑いとか浮かべて雰囲気を壊すようなまねしなくてもいいわ、私も私なりに楽しみましょう。)

そこからはまさに無礼講、と言えるような状況だった。
具体的には、美鈴と小悪魔がルナサに一気飲みをさせたりパチュリーがキスメの桶に入れられたりレミリアとフランドールの姉妹デュエットが披露されたりと紅魔館の主たるメンバーも好き放題パーティーを楽しんでいた。

その様子を見てミスティアは満足そうな笑顔を浮かべる。暗い雰囲気を自分とキスメの起てた計画によって払拭できた、チームの役に立てた。
「こんなに上手くいくとは思ってなかったね、満足満足。」
ミスティアが言葉通り満足そうな表情を浮かべながら言う。

それを聞いてキスメが真剣な表情を浮かべる。
「まだ…満足するには早い…、チームを…優勝させてこそ…役に立ったって…言える…。」

「キスメも言うようになったねぇ~、もちろん野球でもチームに貢献していくつもりだよ!もうシーズンも後半戦に入ってきてるし頑張らないとね!」
ミスティアが少し驚いた表情を浮かべてから微笑みを浮かべた。目には固い決意が見て取れた。

次の日の試合、9回のマウンドには妖精メイド、点差は2ー9、まさかの7点ビハインド。
さすがに夜遅くまであれだけ飲んで食べて影響が出ないわけがない。
この日はへろへろのピッチングとバッティングでまさに惨敗。連敗は6に延びた。
それでもチーム内の表情は明るい、ベンチ裏に下がってからは「昨日あんなに騒いだらそりゃ今日こうなるよ」と笑いながら言い合っている。

「今日はまぁ…仕方ないわ!その代わり今日はさっさと寝ること!明日もへろへろなやつはどうなるか覚悟してなさい!」
レミリアが呆れ半分、笑い半分でチームに声をかける。今日がホームの試合で無かった事が唯一の救いだろうか、ホームであんな失態をさらすわけにはいかない。
その日はレミリアの言葉に従って全員がいつもより早めに就寝。


次の日、レッツの連敗は止まった。止まったことに対するパーティーもミスティアから提案されたが却下された。
ペナントレースも残り約30試合--------
久しぶりの野球しない回、野球しないとどうしても短くなってしまいます。
応援してるチームが5連敗ぐらいしたときにこの話思いついたんだけど今10連敗中ってどういう事なの…

次はちゃんと野球するよ!
何かの尻尾
簡易評価

点数のボタンをクリックしコメントなしで評価します。

コメント



0.780簡易評価
2.100名前が無い程度の能力削除
僕の応援してるチームも負けまくってる上に全然打てないんです…
ミスティアのようなムードメーカーが欲しいですね。
3.100ラビィ・ソー削除
広島はマエケンで落としたのが誤算でしたよね~。
でもひとたび開幕当初のように歯車がかみ合えば今年はプレーオフ
いけるんじゃないでしょうか。栗原は日本人トップの本格派打者だと思います。^^v
5.100名前が無い程度の能力削除
もしかして前回のコメントでキスメかミスティアの話ですかって書いたからこの話ですか?
確かに連敗中にやることじゃないw
今回も面白かった!後半戦に期待!

ミスティアの鰻食べたいですw
8.100Dark+削除
結構終盤に近づいてきましたね。さて、どうなるか。

姉妹デュエット聞きてえ……曲はモノロゼの曲で……
10.90名前が無い程度の能力削除
おお、待ってましたー。
パーティーの準備がやけに丁寧なんで一悶着起きるフラグかと思ってヒヤヒヤしたけど、そんなことはなかったぜ!
みすちーええ子や
11.90名前が無い程度の能力削除
1つ気になるのですが、キスメは試合中も桶に入っているのでしょうか?

個人的には入っていて欲しい!!
14.90名前が無い程度の能力削除
今回はほのぼのとして楽しめました。たまにはこういう話もいいですね。
16.70名前が無い程度の能力削除
キスメかわいいよキスメ。

推敲不足と言うか、恐らく句点の使い方が下手糞なんだとお見受けします。率直に。
台詞多めで余計な描写も少ない分スラスラーっと読めるんですが、そこは「。」を使うべきだ、この文には句点を使った方がいい、と思わずにいられない文章が多数散見しました。
音読すれば自分の文章の欠点に割と気付けるハズです。完成度の高い文章目指して頑張ってください。
17.100名前が無い程度の能力削除
今回もよかったです!!
18.無評価何かの尻尾削除
>5様
ミスティア、キスメもどこか入れたいな~、と思ってた矢先にコメントをくださったのでここしかない!と思い立った次第です。

>11様
私の中では桶に入って試合をしているイメージで書いてます!ただ桶から出てるキスメが好きな方もいると思うので各読者様好きに補完していただきたいです♪

>16様
率直な感想ありがとうございます。自身書きながら句読点ヘタクソだなぁ、読みにくいなぁと思うことが多々あるのですがどう直せば読みやすくなるのかわからないことが多いです…。音読はしたことないのでやってみようと思います。
24.100名前が無い程度の能力削除
残り30試合?意外に早く終わってしまうのかなー。終盤の熱い闘いに期待します。
26.無評価16削除
二回もレスするのあまり褒められたものではありませんが、参考になるのであれば。


まず、念頭においてもらいたい事が一つだけあります。人は速読法でも使わない限り、脳内で文章を音読している、ということです。音読するのが効果的というのはここから来ています。
それを踏まえ、冒頭から少しだけ。


>どんなチームにも1シーズンに1回は不調に陥る期間というものがたいていある。


音読するととても喋りづらい。一文が少々長いです。句読点を使わず一気に読ませる手法も存在しますが、この文は単に無駄な付けたしが多い。ちょっと削ってみましょうか。


>どんなチームにも1シーズンに1回は不調に陥る期間がある。


これで十分です。文章もすっきりしたし、かなり読みやすくなってると思います。
もし「たいてい」を付けたければ、


>どんなチームにも、たいてい1シーズンに1回は不調に陥る期間がある。


こんな感じで良いでしょう。
句読点を置くか否か、副詞をどこに置くかは作りたいリズムや筆者の好みによりますが、とにかく無駄を削る事で文章は読みやすくなります。


次にこの文ですが、


>そして現在レッツがその状態であった、現在5連敗中。
>投手は頑張っているのだが野手がとにかく打てない、ここ5試合で8得点で3点以上とった試合は無い。


とにかくこれが多い。「。」で区切る部分に「、」を置いてしまっている。

正直、こういう使い方をする人はあまり見かけないのでどう説明したものかと若干戸惑っています。音読かプロの文章を読むか……ぐらいしか思いつきません。もしかしたら独特なリズム、かもしれませんが、個人的には直した方が良い癖だと思います。
音読する際に「。(きちんと区切る場所)」なのか「、(一息つく場所)」なのかを意識して読んでみてください。句読点は打ち方ひとつで文意が違ってきますし、メリハリをつけることも出来ます。


それと後一つ。


>ここ5試合で8得点で3点以上とった試合は無い。


なんのこっちゃです。意味が分かりません。

一文の中に同じ格助詞や接続詞を連続で使用するのは出来るだけ避けたほうが良いです。意味がおかしくなったり、語感が悪い文章になる恐れがあります。


>ここ5試合で8得点。3点以上とった試合は無い。


これでおっけー。自分なりに改文するなら、


>ここ5試合での総得点は僅か8。3点以上取った試合は一度も無い。


てな感じでしょうか。拙文失礼。



これらを直すことで劇的に点数が上がるわけでもないですが、悪文ってやつはそれだけで読者の脳に小さな付加を掛けます。描写に気に掛けるような作品では無さそうですし、スキルアップも兼ね、とにかく読みやすい(喋りやすい)文章を心がけてみてはどうでしょうか。

もし音読を行う際は、目の前に読者がいることを意識して読み上げるとGOODです。協力してくれる知人友人がいるのなら、ガンガンちからを借りてしまいしましょう。読み上げて相手に伝わらない文章は悪文ですから。

それでは、がんばってください。