私、アリス·マーガトロイドは考えている。
どうすれば、魔理沙に好きになってもらえるのかを。
今まで、魔理沙に気にしてもらうためにたくさんのことをしてきた。
でも、残念ながら、まだ魔理沙は想いに気付いてくれていない。
それどころか、パチュリーや霊夢達の方に気が向いているような状態だ。
だから、今、私は考えている。
どうすればいいか。より良い方法を。
私はついに良い方法を思いついた。
それは魔理沙を私の家に住ませるという方法だ。
そうすれば、一緒にいられる時間も増えるし、よりお互いを知る事が出来る。
私は早速、実行することにした。
「私の家にしばらく泊まりに来ない?」
「いきなり、どうしたんだ、アリス?」
「ちょっと魔法の研究に協力して欲しいのよ」
「そういうことなら、別に構わないぜ」
魔理沙を誘うことに成功した。
泊まりに来てもらうというのは嘘だ。
家に帰す気など最初から、無かった。
でも、きっと魔理沙も最初は泊まりに来ただけのつもりでも、私と過ごすうちにずっと住みたくなるだろう。
魔理沙が家に来て、二週間が経過した。
一応考えておいた偽装のための魔法の研究も終わりを迎える。
そろそろ、魔理沙に一緒に住む気はないか聞くべきかもしれない。
もちろん、魔理沙はイエスと言ってくれるだろう。
私と住むことを拒否する訳がない。
「魔理沙、このまま帰らないで私と一緒に暮らさない?」
「アリス…。それは無理だぜ。」
「どうして…?」
「私は今住んでいる家を気に入ってるし、そもそもアリスはただの友達だぜ?だから、一緒に住むことは出来ないぜ」
「そんなこと関係ないじゃない。今から、家族になればいいのよ」
「ど、どうしたんだ?今日のお前はおかしいぜ、アリス」
「おかしいのはあなたよ。魔理沙。私と住むことを拒むなんて。」
私はそう言いながら、魔理沙に近寄って、首を絞めた。
「魔理沙。こうすれば少しは分かってくれるかしら?本当はただイエスと言うのが恥ずかしくて、照れ隠しをしているのでしょう?照れ隠しもほどほどにしないと本当に殺してしまうわよ?」
「アリス…本当にどうしたんだ?私が何かしたのか?そうだとしたら、悪かった。だから、手を離してくれ」
「魔理沙。ただ一言私と住むと言えばいいのよ。あなたが悪いことをした訳じゃないわ」
「そんなこと言えないぜ。こんなことをする奴と一緒に住めるはずがない。」
「まだ分からないの!?ああ、私の魔理沙。分かってくれないなんて悲しいわ」
更に首をきつく絞める。
「アリス……そんな奴だとは思わなかったぜ。お前なんて大嫌いだ」
その時、私はどうしていいか、分からなくなった。
「大嫌い」の一言が重くのしかかってきた。
そして、私は自分のした酷すぎる過ちに気づいた。
魔理沙を自分のモノのように言い、首を絞めて殺そうとさえした。
もう最悪だった。何もかもが終わってしまったような気分だ。
そう考えていたとき、ついさっきまで私が殺そうとしていた魔理沙が口を開いた。
「アリス。正気に戻ったのか?」
私は何も言えなかった。
でも、魔理沙は私の返事を待っていた。
だから、言う権利さえないと思いながら、応えた
「ごめんなさい。私はあなたが好きだったの。あなたを独り占めしたかった。誰にも渡したくなかった。それで、こんなことをしてしまった」
「アリス…」
「私、最低ね。」
もはや、質問の答えにさえなっていなかったが、何とか言葉にした。
そして、気がついたら、私は泣いていた。
その行為さえ、最低だと思ったが、やめることはできなかった。
そのまま、泣き続けていたとき、ふいに魔理沙が私のそばに来た。
「アリス…。私もお前が好きだぜ」
魔理沙が何を言っているのか分からなかった。
「お前が泊まりに来いって言ってくれたとき、本当に嬉しかったんだぜ。
でも、一緒に住もうと言われたときは突然すぎて、断ってしまった。
そして、首を絞められたときは本当に悲しかった。
私はアリスに嫌われたのか?って思った。
でも、それも愛情だったって分かった。
だから、そんなに自分を責めないでくれ、アリス。
私は怒ってない。
むしろ、嬉しいくらいなんだぜ。
アリスがこんなになるほどに私を想ってくれていたんだって。」
「でも、私は…!」
「自分を責めるなって言ったんだぜ?お前は悪くないんだ。」
「魔理沙…」
私は困惑している。
どうしていいか分からなくて…。
そこで、また魔理沙が言った。
「アリス。私はお前が好きだぜ。だから、私と付き合ってくれないか?」
今度は困惑なんて吹き飛んだ。
本当に嬉しい。
だから…
「こちらこそ…お願いします…」
と言った。
涙が溢れた。
でも、それはさっきのように心を冷やす冷たい涙ではなく温かい涙だった。
私はたくさんの間違いをしてしまったが、魔理沙と結ばれることができた。
これからはもうあんなことにならないようにお互いを大切にしていこう……
どうすれば、魔理沙に好きになってもらえるのかを。
今まで、魔理沙に気にしてもらうためにたくさんのことをしてきた。
でも、残念ながら、まだ魔理沙は想いに気付いてくれていない。
それどころか、パチュリーや霊夢達の方に気が向いているような状態だ。
だから、今、私は考えている。
どうすればいいか。より良い方法を。
私はついに良い方法を思いついた。
それは魔理沙を私の家に住ませるという方法だ。
そうすれば、一緒にいられる時間も増えるし、よりお互いを知る事が出来る。
私は早速、実行することにした。
「私の家にしばらく泊まりに来ない?」
「いきなり、どうしたんだ、アリス?」
「ちょっと魔法の研究に協力して欲しいのよ」
「そういうことなら、別に構わないぜ」
魔理沙を誘うことに成功した。
泊まりに来てもらうというのは嘘だ。
家に帰す気など最初から、無かった。
でも、きっと魔理沙も最初は泊まりに来ただけのつもりでも、私と過ごすうちにずっと住みたくなるだろう。
魔理沙が家に来て、二週間が経過した。
一応考えておいた偽装のための魔法の研究も終わりを迎える。
そろそろ、魔理沙に一緒に住む気はないか聞くべきかもしれない。
もちろん、魔理沙はイエスと言ってくれるだろう。
私と住むことを拒否する訳がない。
「魔理沙、このまま帰らないで私と一緒に暮らさない?」
「アリス…。それは無理だぜ。」
「どうして…?」
「私は今住んでいる家を気に入ってるし、そもそもアリスはただの友達だぜ?だから、一緒に住むことは出来ないぜ」
「そんなこと関係ないじゃない。今から、家族になればいいのよ」
「ど、どうしたんだ?今日のお前はおかしいぜ、アリス」
「おかしいのはあなたよ。魔理沙。私と住むことを拒むなんて。」
私はそう言いながら、魔理沙に近寄って、首を絞めた。
「魔理沙。こうすれば少しは分かってくれるかしら?本当はただイエスと言うのが恥ずかしくて、照れ隠しをしているのでしょう?照れ隠しもほどほどにしないと本当に殺してしまうわよ?」
「アリス…本当にどうしたんだ?私が何かしたのか?そうだとしたら、悪かった。だから、手を離してくれ」
「魔理沙。ただ一言私と住むと言えばいいのよ。あなたが悪いことをした訳じゃないわ」
「そんなこと言えないぜ。こんなことをする奴と一緒に住めるはずがない。」
「まだ分からないの!?ああ、私の魔理沙。分かってくれないなんて悲しいわ」
更に首をきつく絞める。
「アリス……そんな奴だとは思わなかったぜ。お前なんて大嫌いだ」
その時、私はどうしていいか、分からなくなった。
「大嫌い」の一言が重くのしかかってきた。
そして、私は自分のした酷すぎる過ちに気づいた。
魔理沙を自分のモノのように言い、首を絞めて殺そうとさえした。
もう最悪だった。何もかもが終わってしまったような気分だ。
そう考えていたとき、ついさっきまで私が殺そうとしていた魔理沙が口を開いた。
「アリス。正気に戻ったのか?」
私は何も言えなかった。
でも、魔理沙は私の返事を待っていた。
だから、言う権利さえないと思いながら、応えた
「ごめんなさい。私はあなたが好きだったの。あなたを独り占めしたかった。誰にも渡したくなかった。それで、こんなことをしてしまった」
「アリス…」
「私、最低ね。」
もはや、質問の答えにさえなっていなかったが、何とか言葉にした。
そして、気がついたら、私は泣いていた。
その行為さえ、最低だと思ったが、やめることはできなかった。
そのまま、泣き続けていたとき、ふいに魔理沙が私のそばに来た。
「アリス…。私もお前が好きだぜ」
魔理沙が何を言っているのか分からなかった。
「お前が泊まりに来いって言ってくれたとき、本当に嬉しかったんだぜ。
でも、一緒に住もうと言われたときは突然すぎて、断ってしまった。
そして、首を絞められたときは本当に悲しかった。
私はアリスに嫌われたのか?って思った。
でも、それも愛情だったって分かった。
だから、そんなに自分を責めないでくれ、アリス。
私は怒ってない。
むしろ、嬉しいくらいなんだぜ。
アリスがこんなになるほどに私を想ってくれていたんだって。」
「でも、私は…!」
「自分を責めるなって言ったんだぜ?お前は悪くないんだ。」
「魔理沙…」
私は困惑している。
どうしていいか分からなくて…。
そこで、また魔理沙が言った。
「アリス。私はお前が好きだぜ。だから、私と付き合ってくれないか?」
今度は困惑なんて吹き飛んだ。
本当に嬉しい。
だから…
「こちらこそ…お願いします…」
と言った。
涙が溢れた。
でも、それはさっきのように心を冷やす冷たい涙ではなく温かい涙だった。
私はたくさんの間違いをしてしまったが、魔理沙と結ばれることができた。
これからはもうあんなことにならないようにお互いを大切にしていこう……
頑張ってくださいな。
……なんてオチを考えてしまった俺は歪んじょるか
作品についてですが、全体的に展開がはしょられ過ぎててちょっと呆気なかったですかね
出来れば二週間の共同生活の中での二人の様子など、詳しく読んでみたかったです
でも発想は良いと思う。GJ