ある春の日の朝、墓地へ続く山道を一人の少女――アリス・マーガトロイトが歩いている。
その後ろには数体の人形が付き従うように浮かんでいる。
彼女は腕に風呂敷に包まれた一升瓶を抱え、従えている人形達にも水の入った桶や鞄、箒等を持たせていた。
「御機嫌よう。奇遇ね。」
不意に声を掛けられ、アリスは無表情のまま声のする方向に振り返る。
そこには右手に花束を、左手に日傘を持った少女が立っていた。
その顔は可憐ではあるが、冷たく本能的に恐怖を覚える笑顔がある。
風見幽香、四季のフラワーマスターの二つ名を持つ大妖である。
「御機嫌よう。この前もここで会ったじゃない。」
幽香は最強最悪と恐れられており、普通の人間もしくは妖怪なら一目散に走って逃げ出すところだ。
しかし、アリスは臆することなく、あろうことか棘のある挨拶を返す。
旧知の間柄なので恐れる必要は無く、幽香がむやみやたらに襲うことが無いことも知っているからである。
「そうだったわね。ここに来る時は必ず貴女に会っていたわね。」
「そうよ。最近、物忘れが酷いんじゃないの?」
「ええ、貴女よりもおばあちゃんですから。」
他者が聞いたら寒気を覚える物騒な会話。だが、お互いに気にすることもなく連れ立って歩きはじめた。
山道を歩く中、幽香はアリスの荷物について問いかけた。
「今日はまた凄い荷物じゃない、どういう風の吹き回し?」
「別に。ただ、彼岸だし。そんな気になっただけよ。
貴女だって珍しく切花を持っているんだから、人のこと言えないじゃない。」
「ええ、そうね。」
「今回は何を持ってきたのよ。」
「適当に持ってきただけよ。ムギワラギク、マリーゴールド、キキョウ、シオン、あとはヒマワリね。」
「季節も見た目のバランスも滅茶苦茶ね。献花には不向きだわ。」
アリスは辛らつな意見を述べるが、幽香は別段気にする素振りを見せない。
「そんなの気にする必要なんてないわよ。良いものを選んだ。それだけよ。貴女こそ何を持ってきたのよ。」
改めて幽香はアリスに問いかける。
「別に大した物なんてないわ。箒、塵取、手拭、線香に好きだった日本酒。」
「面白みが無いわ。墓参りとしては平凡ね。」
幽香も歯に衣着せぬ感想を口にするが、アリスも意に介することはない。
「そういう問題じゃないわ。必要だから持ってきた。それだけ。」
それきり会話は途絶えた。しかし、それは険悪というわけではなく、必要以上なお喋りをしないというだけのこと。
お互いに過干渉を避けるゆえの沈黙だった。
暫くして二人はある墓の前で立ち止まった。共通の友人が眠っている、白い御影石で出来た大きく立派な墓だった。
しかし、最近は墓参者がいなかったのか、土ぼこりに覆われてほんのりと赤茶けた色になっており、
周りには以前供えられたと思われる樒の枯葉などが散らばっていた。
「意外と汚れているわね。」
幽香が率直な感想を漏らす。
「言ったでしょう?だから持ってきたのよ。」
アリスはそう言うと、人形に命じて墓に水をかけさせ、手拭で墓石を拭き始めた。
幽香も人形から箒と塵取を受け取ると率先して周りを清めていく。
掃除が終わると、幽香は花束を解き無造作に花立てに挿していく。
何も考えずに挿しているようだったが、そこは花を操る妖怪の本領なのか、まるで計算されたかのように色合いがまとめられていった。
「意外と映えるわね。」
アリスは幽香の仕事を素直に褒める。
「言ったでしょう?良いものを選んできたからよ。」
幽香の作業が終わったあと、アリスは一升瓶を取り出して封を切り、仏石の上からかけ始めた。
「せっかく綺麗にしたのに、また汚れるんじゃないの?」
「いいのよ、またお水をかけるから。それに彼女にはこちらのほうがお似合いでしょう?」
「その通りね。」
あたりに酒の匂いが立ち込める。さながら、静かで寂しい酒宴の始まりだった。
「ごめんなさい。桜はないけど、幽香の花なら沢山あるからね。」
アリスが墓石に謝罪の言葉を口にする。
「何言ってるの。季節はずれの花が楽しめる花見酒よ、なかなか味わえるものじゃないわ。感謝しなさい。」
幽香もアリスの言葉に抗議するように墓石に話しかけた。
「一つ聞いてもいいかしら。」
墓前に手を合わせていたアリスは幽香に話しかける。
「何かしら。」
「何故、いつもここに他人よりも早く来るのかしら?」
「私は来たい時に来るだけ。他人に合わせるのは真っ平御免だわ。」
「そう。」
幽香もアリスに問いかけた。
「貴女こそどうなのかしら?同じことが言えなくて?」
「私は群れるのが嫌いなだけ。一人のほうが気楽だわ。」
「そう。お互い、心許せる友達が少ないというのも寂しいものね。」
幽香が意外な言葉を口にする。孤高の妖怪として恐れられているとは思えないものだ。
「意外ね。貴女がそんなことを言うなんて。」
「おかしいかしら。」
「イメージに合わないわ。」
「そう。」
「でも、私達の関係はどうなのかしらね。友達とは言えないのかしら。」
アリスも意外な言葉を口にする。一人を好む魔法使いらしくない台詞。
「意外ね。貴女がそんなことを言うなんて。」
「おかしいかしら。」
「言わなくても分かってると思ってたわ。」
「…恥かしいこと、よく言えるわね。」
アリスは頬をほんの少しだけ赤らめる。今日初めての変化を横目で確認すると幽香は口元を歪めた。
「他人の目なんて気にするから恥かしいのよ。私は私の思うままに生きてるだけよ。」
「そう、なら私も貴女を見習って自分に忠実になる努力をしようかしら。」
「…恥かしいこと、よく言えるわね。」
思わぬアリスの反撃に、今度は幽香が頬を染める。
「たった今から貴女を見習うことにしたからよ。いいお手本を真似するのは当然じゃなくて?」
「そう、なら自由にするといいわ。」
溜息混じりに幽香は呟いた。
アリスは幽香に問いかける。
「貴女、彼女に初めて会ったのはいつ?」
「よく覚えていないわね。あまりにも昔のことだから。貴女は?」
「私も覚えていないわ。遠い昔のことだから。」
「勿体無いわね、お互いに。」
「そうね。」
幽香もアリスに問いかける。
「貴女、彼女のことはよく覚えてる?」
「もちろん、寝るといつも夢に現われるくらい。貴女は?」
「私もよ。不思議と思い出さない日は無いわ。」
「幸せなことね、お互いに。」
「そうね。」
アリスがポツリと呟く。
「私達は彼女にとってなんだったのかしらね。」
その小さな呟きを幽香は聞き漏らさなかった。いや、聞き漏らせなかった。
「そんなことが気になるの?」
幽香の一言がアリスの呼び水となる。
「私達は彼女の知人の中でも一番の古株と言っても良いでしょう?」
「ええ、彼女と知り合って、今もここにいる者の中でも一番古い方でしょうね。」
「貴女は私よりも古くからいるからそうでもないのかもしれないけど、私は彼女とそんなに年が変わらなかった。
だから、どうしても気になってしまうのよ。今も欠かさずお墓参りするのはそれが理由。」
気付けば、アリスは誰にも言ったことはない胸の内を打ち明けていた。
しかし、幽香は馬鹿にすることは無くアリスの弱音に対し自分の本音を吐露する。
「そんなことないわよ。確かに貴女より随分とおばあちゃんだけど、彼女がどう思ってくれたかは気になるわ。
私にとってもあの娘は特別だったもの。そうでなかったら、こうして定期的に花を手向けになんて来やしないわ。」
幽香の告白がアリスに沁みこんでいく。悩み続けるには些細な、しかし、抱え続けるにはあまりにも重いものを、同じように持っている者がすぐ隣にいた。
「そっか、私達って似たもの同士なのかもしれないわね。」
「ええ、似たもの同士に決まっているでしょう。昔を忘れ、昔に囚われ、昔に会いに来る。
そして、それを他の者に邪魔されたくない。まるで鏡を見ているようではないかしら。」
気付けば陽は高くなり、線香は燃え尽きていた。今日は彼岸である。あと数刻も経てば他の墓参者もやってくるだろう。
幽香は日傘を差すとアリスに別れを告げた。
「じゃあ、私は帰るとするわ。私がいると怯える子が多いしね。」
アリスも人形に荷物を纏めさせると幽香に別れを告げる。
「じゃあ、私も帰るとするわ。私は五月蝿いのはすこし苦手だから。」
そしてアリスが踵を返して立ち去ろうとしたとき、幽香が呼び止めた。
「ねえ。」
「何かしら。」
「私の家に寄って行かないかしら。お茶ぐらいご馳走するわ。」
突然の幽香の誘いにアリスは一拍置いて答える。
「たまには良いわね。貴女の育てた花も見てみたいし。お礼に人形劇でも披露するわ。」
アリスの顔に笑顔が浮かんでいた。今日初めて見る笑顔に、幽香にも優しい笑みがこぼれる。
「それは楽しみね。ではついていらっしゃい。」
そして、二人は地を蹴ると晴れ渡った空へ消えていった。
その後ろには数体の人形が付き従うように浮かんでいる。
彼女は腕に風呂敷に包まれた一升瓶を抱え、従えている人形達にも水の入った桶や鞄、箒等を持たせていた。
「御機嫌よう。奇遇ね。」
不意に声を掛けられ、アリスは無表情のまま声のする方向に振り返る。
そこには右手に花束を、左手に日傘を持った少女が立っていた。
その顔は可憐ではあるが、冷たく本能的に恐怖を覚える笑顔がある。
風見幽香、四季のフラワーマスターの二つ名を持つ大妖である。
「御機嫌よう。この前もここで会ったじゃない。」
幽香は最強最悪と恐れられており、普通の人間もしくは妖怪なら一目散に走って逃げ出すところだ。
しかし、アリスは臆することなく、あろうことか棘のある挨拶を返す。
旧知の間柄なので恐れる必要は無く、幽香がむやみやたらに襲うことが無いことも知っているからである。
「そうだったわね。ここに来る時は必ず貴女に会っていたわね。」
「そうよ。最近、物忘れが酷いんじゃないの?」
「ええ、貴女よりもおばあちゃんですから。」
他者が聞いたら寒気を覚える物騒な会話。だが、お互いに気にすることもなく連れ立って歩きはじめた。
山道を歩く中、幽香はアリスの荷物について問いかけた。
「今日はまた凄い荷物じゃない、どういう風の吹き回し?」
「別に。ただ、彼岸だし。そんな気になっただけよ。
貴女だって珍しく切花を持っているんだから、人のこと言えないじゃない。」
「ええ、そうね。」
「今回は何を持ってきたのよ。」
「適当に持ってきただけよ。ムギワラギク、マリーゴールド、キキョウ、シオン、あとはヒマワリね。」
「季節も見た目のバランスも滅茶苦茶ね。献花には不向きだわ。」
アリスは辛らつな意見を述べるが、幽香は別段気にする素振りを見せない。
「そんなの気にする必要なんてないわよ。良いものを選んだ。それだけよ。貴女こそ何を持ってきたのよ。」
改めて幽香はアリスに問いかける。
「別に大した物なんてないわ。箒、塵取、手拭、線香に好きだった日本酒。」
「面白みが無いわ。墓参りとしては平凡ね。」
幽香も歯に衣着せぬ感想を口にするが、アリスも意に介することはない。
「そういう問題じゃないわ。必要だから持ってきた。それだけ。」
それきり会話は途絶えた。しかし、それは険悪というわけではなく、必要以上なお喋りをしないというだけのこと。
お互いに過干渉を避けるゆえの沈黙だった。
暫くして二人はある墓の前で立ち止まった。共通の友人が眠っている、白い御影石で出来た大きく立派な墓だった。
しかし、最近は墓参者がいなかったのか、土ぼこりに覆われてほんのりと赤茶けた色になっており、
周りには以前供えられたと思われる樒の枯葉などが散らばっていた。
「意外と汚れているわね。」
幽香が率直な感想を漏らす。
「言ったでしょう?だから持ってきたのよ。」
アリスはそう言うと、人形に命じて墓に水をかけさせ、手拭で墓石を拭き始めた。
幽香も人形から箒と塵取を受け取ると率先して周りを清めていく。
掃除が終わると、幽香は花束を解き無造作に花立てに挿していく。
何も考えずに挿しているようだったが、そこは花を操る妖怪の本領なのか、まるで計算されたかのように色合いがまとめられていった。
「意外と映えるわね。」
アリスは幽香の仕事を素直に褒める。
「言ったでしょう?良いものを選んできたからよ。」
幽香の作業が終わったあと、アリスは一升瓶を取り出して封を切り、仏石の上からかけ始めた。
「せっかく綺麗にしたのに、また汚れるんじゃないの?」
「いいのよ、またお水をかけるから。それに彼女にはこちらのほうがお似合いでしょう?」
「その通りね。」
あたりに酒の匂いが立ち込める。さながら、静かで寂しい酒宴の始まりだった。
「ごめんなさい。桜はないけど、幽香の花なら沢山あるからね。」
アリスが墓石に謝罪の言葉を口にする。
「何言ってるの。季節はずれの花が楽しめる花見酒よ、なかなか味わえるものじゃないわ。感謝しなさい。」
幽香もアリスの言葉に抗議するように墓石に話しかけた。
「一つ聞いてもいいかしら。」
墓前に手を合わせていたアリスは幽香に話しかける。
「何かしら。」
「何故、いつもここに他人よりも早く来るのかしら?」
「私は来たい時に来るだけ。他人に合わせるのは真っ平御免だわ。」
「そう。」
幽香もアリスに問いかけた。
「貴女こそどうなのかしら?同じことが言えなくて?」
「私は群れるのが嫌いなだけ。一人のほうが気楽だわ。」
「そう。お互い、心許せる友達が少ないというのも寂しいものね。」
幽香が意外な言葉を口にする。孤高の妖怪として恐れられているとは思えないものだ。
「意外ね。貴女がそんなことを言うなんて。」
「おかしいかしら。」
「イメージに合わないわ。」
「そう。」
「でも、私達の関係はどうなのかしらね。友達とは言えないのかしら。」
アリスも意外な言葉を口にする。一人を好む魔法使いらしくない台詞。
「意外ね。貴女がそんなことを言うなんて。」
「おかしいかしら。」
「言わなくても分かってると思ってたわ。」
「…恥かしいこと、よく言えるわね。」
アリスは頬をほんの少しだけ赤らめる。今日初めての変化を横目で確認すると幽香は口元を歪めた。
「他人の目なんて気にするから恥かしいのよ。私は私の思うままに生きてるだけよ。」
「そう、なら私も貴女を見習って自分に忠実になる努力をしようかしら。」
「…恥かしいこと、よく言えるわね。」
思わぬアリスの反撃に、今度は幽香が頬を染める。
「たった今から貴女を見習うことにしたからよ。いいお手本を真似するのは当然じゃなくて?」
「そう、なら自由にするといいわ。」
溜息混じりに幽香は呟いた。
アリスは幽香に問いかける。
「貴女、彼女に初めて会ったのはいつ?」
「よく覚えていないわね。あまりにも昔のことだから。貴女は?」
「私も覚えていないわ。遠い昔のことだから。」
「勿体無いわね、お互いに。」
「そうね。」
幽香もアリスに問いかける。
「貴女、彼女のことはよく覚えてる?」
「もちろん、寝るといつも夢に現われるくらい。貴女は?」
「私もよ。不思議と思い出さない日は無いわ。」
「幸せなことね、お互いに。」
「そうね。」
アリスがポツリと呟く。
「私達は彼女にとってなんだったのかしらね。」
その小さな呟きを幽香は聞き漏らさなかった。いや、聞き漏らせなかった。
「そんなことが気になるの?」
幽香の一言がアリスの呼び水となる。
「私達は彼女の知人の中でも一番の古株と言っても良いでしょう?」
「ええ、彼女と知り合って、今もここにいる者の中でも一番古い方でしょうね。」
「貴女は私よりも古くからいるからそうでもないのかもしれないけど、私は彼女とそんなに年が変わらなかった。
だから、どうしても気になってしまうのよ。今も欠かさずお墓参りするのはそれが理由。」
気付けば、アリスは誰にも言ったことはない胸の内を打ち明けていた。
しかし、幽香は馬鹿にすることは無くアリスの弱音に対し自分の本音を吐露する。
「そんなことないわよ。確かに貴女より随分とおばあちゃんだけど、彼女がどう思ってくれたかは気になるわ。
私にとってもあの娘は特別だったもの。そうでなかったら、こうして定期的に花を手向けになんて来やしないわ。」
幽香の告白がアリスに沁みこんでいく。悩み続けるには些細な、しかし、抱え続けるにはあまりにも重いものを、同じように持っている者がすぐ隣にいた。
「そっか、私達って似たもの同士なのかもしれないわね。」
「ええ、似たもの同士に決まっているでしょう。昔を忘れ、昔に囚われ、昔に会いに来る。
そして、それを他の者に邪魔されたくない。まるで鏡を見ているようではないかしら。」
気付けば陽は高くなり、線香は燃え尽きていた。今日は彼岸である。あと数刻も経てば他の墓参者もやってくるだろう。
幽香は日傘を差すとアリスに別れを告げた。
「じゃあ、私は帰るとするわ。私がいると怯える子が多いしね。」
アリスも人形に荷物を纏めさせると幽香に別れを告げる。
「じゃあ、私も帰るとするわ。私は五月蝿いのはすこし苦手だから。」
そしてアリスが踵を返して立ち去ろうとしたとき、幽香が呼び止めた。
「ねえ。」
「何かしら。」
「私の家に寄って行かないかしら。お茶ぐらいご馳走するわ。」
突然の幽香の誘いにアリスは一拍置いて答える。
「たまには良いわね。貴女の育てた花も見てみたいし。お礼に人形劇でも披露するわ。」
アリスの顔に笑顔が浮かんでいた。今日初めて見る笑顔に、幽香にも優しい笑みがこぼれる。
「それは楽しみね。ではついていらっしゃい。」
そして、二人は地を蹴ると晴れ渡った空へ消えていった。
あの子かな、それともあの子かな。
墓参りのお話なのにそこまで重くなりすぎず、すんなりと読めました。ありがとうございます。
有難うございます。
テーマにあわせて注意した点が受け入れられてよかったです。
宜しければ次回もお願いします。
>12 様
有難うございます。
旧作からの関係ゆえ、この二人が墓参りをすると相手が誰なのか、自然に考えさせられてしまいますね。
100点の高評価、有難うございます。
>16 俺式 様
有難うございます。
俺式様の感想でテーマゆえに重苦しくならないように書いたのが、上手くいったと確信できました。
・・・・・・ええ、無闇に恥ずかしいことをいった自覚はあります。だけど痛い子とは思わないでね!
このふたりのティーパーティーも覗いてみたくなりました。
ただ、「彼女」が誰なのかについてはもう少しだけヒントがあっても、よろしかったかもしれません。
新作も楽しみにしております。