Coolier - 新生・東方創想話

東方降魔録~the Scarlets~:第七話

2005/04/29 21:12:46
最終更新
サイズ
13.46KB
ページ数
1
閲覧数
501
評価数
1/32
POINT
1520
Rate
9.36
…そして、それから少し後のこと。
「少し待っていなさい、咲夜。届け物がまだだからね」
「は。届け物…ですか?」
「そう、大事な届け物」
下唇をつとなぞると、レミリアは寒気のするような笑みを浮かべた。訝しんだ咲夜の背後で、呼び出されたようなタイミングで扉がノックされた。
「失礼します、レミリア様。リトルですが…例のものが見つかりました」
「ご苦労。お入りなさい」
許しを受けて、小悪魔がドアを開けて室内に入って来た。
彼女はその両手に銀と鋼鉄と紫檀とで造られ、数々の神秘文字で飾られた美しい小箱を捧げ持っていた。その中身が何なのか、むろん咲夜は気になったが、尋ねたりはしなかった。主が取りにやらせたものだ、必要ならば主が説明するのだから。
レミリアがその箱を受け取り、開けようとしたその時…ドアが再びノックされた。
「失礼します、レミリアお嬢様。お言葉の通りお連れして参りましたが…本当によろしいので?」
咲夜は軽く眉を上げた。あれはメイドの一人の声だ、しかし妙に脅えているようだが?
「心配はいらないと言ったはず。この私に二度同じ言葉を繰り返させるの?」
扉ごと貫く槍のような主の言葉に、哀れなメイドは扉の向こうで更に死ぬほど脅えたのだろう。やや上ずった声が返って来た。
「はは、はいっ、申し訳ございません…余計な差し出口でございましたっ!」
そして扉が開かれ、震えながら頭を下げる先のメイドに伴われて、十人を越えるメイド達を部屋の外に残し、一人の少女が室内に入って来た。その顔を見て、流石の咲夜も仰天した。
「フ、フランドール様?!」


そう、それは結界の中にいるはずのフランドールだった。
まだ満月の紅い今、彼女を結界から出して大丈夫なのか?身を固くした咲夜を見つめ、その反応を予測済みだったのだろう、レミリアは悪戯っ子のようにくすくす笑った。
「いらっしゃい、フラン。ご苦労だったわね…下がっていいわよ、あなた。今のことはその苦労で免じてあげるから。それとリトル、ありがとう。これは使い終わったら返すから、あなたもパチェの所へ戻りなさい」
骨も凍るような鬼気を解かれて笑いながらそう言われると、メイドは同じく固まっていた小悪魔と一緒に一も二もなく部屋を辞し、外にいた仲間達と一緒に急いで、しかし気品を保ちつつ去って行った。
「くすくす…心配いらないわよ、咲夜。まだ私の鎖でその子を縛ってあるから。あの子がだいぶ狂気を持って行ってくれたから、もうしばらくは問題ないわ」
おかしそうに笑う姉を、フランドールは憮然と睨みつけた。
「あんまり笑える気分じゃないよ、お姉様。どうして私を呼んだの?今夜は出ちゃ駄目って自分で言ってたのに」
「ふふ…そうでしょうね。ごめんなさい。あなたを呼んだのは、これを渡すため」
ゆったりと椅子に座り直すと、レミリアは先ほど開けかけていた箱を開いた。
そこには、太陽のように縁取った琥珀を銀十字の中心に置いたペンダントが収められていた。それを見ると、フランドールは嫌そうに眉をひそめた。
「何これ…嫌な感じがするよ」
レミリアは軽く頷いた。
「そうでしょうね。それはパチェのコレクションの一つで、強力なアミュレットよ。遥か昔の幻想郷の外で小癪にも吸血鬼に対抗するために人間が作ったもの。私達が身につけたらちょっとした毒だわ。力を多少削がれるのは確実よ。でもね、あなたはそれを着けなくてはならない」
そう言うと、彼女は机に置いた箱をフランドールへと押しやった。
「…どうして?」
それを姉へと押し返しながら、妹は静かに尋ねた。
一瞬間があって、緩やかだった姉の唇が真一文字にひき結ばれた。
「それを身に着ければあなたの力は抑えられる。でも、同時に暴走の可能性も大きく減じる。暴走したのはあなたの力が強すぎたせいだから。…美鈴を助けに行くのはあなたよ、フラン。そのためにこれは必要でしょう?」
その場で唐突に下された決定にフランドールは目をきょとんと瞬かせ、その背後で咲夜が驚愕の視線を主に向けた。
「フランドール様をご同行させろと仰るのですか、お嬢様?しかし、そのようなことをせずとも」
「同行させるつもりはないわ。フラン一人で美鈴を助けて来るのよ。誰かに助けを求めることはこの私が許さない」
レミリアはぴしゃりと咲夜の言葉を打ち切り、反抗を許さぬ口調で告げた。咲夜は目を丸くし、少しの沈黙の後に叫んだ。
「何ですって、フランドール様お一人で?!まさか、今まで一度も外界にお出でになったことがありませんのに!それに、美鈴にはおそらくまだ戦闘力が残っているのですよ!」
「咲夜…あなたは最近瀟洒さに欠けているわよ。やっぱり再教育が必要かしらね?」
怒声にすら似たメイド長の叫びに構わず、事もなげにレミリアは言い放った。
「…っ、は、はい…申し訳ありませんお嬢様。しかしお言葉ですが、フランドール様お一人でなどと…私達下々に任せて下さればよろしいではありませんか」
そんな咲夜の抗議を聞きながら、姉の悪魔は冷たく目を光らせていた。
「フラン…今度の騒ぎはあなたから起こったこと。あなたと美鈴、一番の当事者達がけじめをつけるのよ。月の光に耐え抜いて力のコントロールを失わず、抵抗されても壊さないようにあの子を助けていらっしゃい」
「そんな、お姉様」
「黙りなさい!」
バン、と机が叩かれた。フランドールはびくりと身を竦ませる。
「とても難しいことでしょうね。それでも、これはあなたの通るべき試練よ。吸血鬼が狂気を持つのは相応しいことだわ。けれど、あなたは狂気の主になっていない。あなた自身が狂気になってもいない。どっちつかずの弱き者で、今は狂気があなたの主。いつまでも絶対の主になれない者にスカーレットの名は相応しくないのよ…フランドール・スカーレット!」
それは仮借のない、まさしく切りつけるような言葉だった。フランドールは目尻に涙を溜め、俯いた。
「話は以上よ。長い間夜王の荷物となってその名を辱めて来たあなたに、アミュレットをあげただけでも有難く思いなさい」
容赦なく止めをくれると、レミリアは立ち上がって廊下へ続くドアへと身を翻した。
「お嬢様、それではあまり…!」
主の背中を視線で追いながらも、咲夜はフランドールに駆け寄った。少女の小さな身体は、かたかたと小刻みに震えていた。
「ふ、フランドール様、どうかお気を…」
「…やらなきゃ」
「え?」
驚く咲夜に、フランドールははっきりと顔を上げて、小箱を手に取って宣言した。
「私、やる。私もツェペシュの末裔だもの。連綿と続いて来た夜の誇りは捨てられない」
涙で濡れたままのその顔は、まさに誇り高き吸血鬼の顔だった。
例え何も教えられることがなくとも、例え狂っていても、西魔という種族の存在そのものに生まれながらに誇りが存在しているのだ。
それは本能や精神以上のものであった。咲夜は表情を改め、何も言わず彼女の肩にそっと手を置いた。



「それではフランドール様…どうかお気をつけて」
いるべき長のいない門の前で、咲夜はメイドや門番達と共にフランドールを見送っていた。
フランドールは振り向き、にっと笑う。その首には、似つかわしくない太陽のアミュレットが光っていた。
人込みの中からレティがチルノとトリルに付き添われて姿を現した。
「早速行き届いたおもてなしを受けた感謝に、地図くらいは描いておいたわ。どうぞ」
レティが羊皮紙を差し出したのを、咲夜は軽く首を振って断った。
「…実は、我が主の妹君がどうしても美鈴をお迎えに参られたいそうで…そちらに渡してやって下さいませ」
正式に客となったレティに、それに相応しい言葉遣いでメイド長は答えた。
「え…あなたが行くのではなかったの?」
レティは少し首をかしげ、咲夜と視線を合わせ、ふとフランドールのアミュレットに目を止め…そして、ややあって何かを理解したように頷いた。
「さ、フランドール様…」
咲夜に背中を押されて、フランドールが前に進み出る。フランドールはスカートの裾をつまみ、優雅に…と言うよりは可愛らしく会釈した。
「私が紅魔館館主レミリア・スカーレットの妹、フランドール・スカーレットよ。よろしく」
「レティ・ホワイトロックよ。こちらこそよろしく…ほら、チルノ。トリル」
先に立って会釈を返した彼女に促され、二人の氷精も慌てて会釈した。
「ねえレティ、この子が危ない子なんでしょ?そんなの迎えに行かせ、むぐむぐっ」
笑顔のままのレティの目配せひとつで、トリルがチルノの口を塞いだ。それは妙に馴れた手つきだった。
しかし口に出された部分だけで十分で、フランドールの顔は俯いた。たとえ正気と言い切れずとも、愛することを知っているが故に、大好きな相手に自分で迷惑をかけてしまえば彼女とて悲しみは覚えた。
いや、四百九十五年の間姉に報われぬ思慕を寄せ続けて来ただけに、ひょっとしたら悲しみや罪悪感にはひと一倍敏感なのかも知れなかった。
その様子を見て、口を塞がれていたチルノがきょとんと目を瞬く。
「むがふが…ふんっ!…えーと、んーと、その…まあいいわ、行ってらっしゃい!まあ、うまくやって来さえすればあんたがどんな奴だって構わないわけよね!こんなことに気付くなんてさすがあたしだわ!」
結局、おバカだけに人…ではなく妖精はいいのだ。やや慌てたようにフォローのつもりのようなものを勢い良く入れ、チルノは薄い胸をふんと逸らした。
さしものフランドールがきょとんとしたのを見、咲夜でさえ笑いを堪えるのに苦労した。他のメイド達や門番の中には堪え切れずにくすくす笑いを洩らしている者もいた。
気持ちは分かるが、礼儀がなっていない。後で教育をしなおさなくてはなるまい。彼女は瀟洒な微笑みのまま、内心の閻魔帳に笑った者達の名前を書き入れておいた。
「うん…そうね……、………よし、今度こそちゃんとやって来るよ!ありがとう、えっと…チルノ!」
バカの勢いと正直こそは、時に賢者の言にも勝る。なんとも素直にフランドールは笑顔を取り戻し、チルノは照れくさそうにそっぽを向いた。
トリルは笑ってそんな友達の背中を悪戯にちょんちょんと突つき、レティは優しく苦笑した。
「それじゃ改めてこの地図をどうぞ、フランドール。いくつか目印が書いてあるから、それに従えばどんなバカだって場所は判るはずよ。…あ。でも、地図読める?」
「うん、使わなかったけど暇つぶしに何度も読んでたから」
「そう、よかった」
短時間で描き上げた割には精密な絵図面を、レティはフランドールに手渡した。ついでに、ちらりとチルノの方に横目をやる。
「…む?どしたの、レティ」
「ううん、何でもないわ」
何食わぬ顔で彼女はチルノの無邪気な視線をかわした。まあ、確かに以前、お遣いに出したら地図つきで迷って半ベソをかいていた子もいるけれど…。
「一応言っておくけど、上下逆さに読んだら駄目だからね?」
一応念は押しておいた。実年齢はともかく精神的には子供っぽい所も多分に見てとれたし。
「?うん、分かった」
「レティ…」
その辺りの事情を知っているトリルは、生暖かい笑みを浮かべた。
「それと、これを。私の力の欠片…氷の封印を解くのに使いなさい。使い方は解るわね?」
フランドールが地図を受け取ると、レティは次に大きな雪の結晶をひと粒手のひらにのせ、そっと優しく吹いた。
それはひらひらと宙を舞い、衆人の目の集まる中フランドールの額に辿り着くと、すうと溶けて消えた。
少女は不思議そうにきょとんと目を瞬き、額に手を当てた。
「…。…うん、ありがと!」
彼女はしばらく何かを考えるように瞑目し、ふいに顔をぴょこんと上げた。そしてレティに丁寧に頭を下げ、一度皆をぐるりと見回すと、やや芝居がかった会釈をしてから空へと飛び上がった。
「それじゃあ…行ってくるねみんな!」
七色の翼が星々に煌き、風を巻いて少女の姿は夜空の向こうへと消えて行った。しかし、その飛行がいつものような爆発的な勢いではなかったのを認めて咲夜は目を細めた。
そんな彼女を横目に見やり、レティが夜空に手を振りながら口を開いた。
「吸血鬼には似合わない飾りね」
こちらも緩やかに手を振りながら、咲夜は答えた。
「…どこまで気付いたの?」
唇の端を軽く上げ、レティは首を横に振った。
「どこまで理解出来たのかは、私に理解出来ることじゃないでしょ?」
「違いないわね。でも、次の私の行動はどうせ理解してたんでしょ?ちょっと癪だけど」
苦笑して、従業員達が賑やかに声援を送りながら手を振り続ける中、咲夜は音もなく姿を消した。
「やれやれ…ちょっと似た者同士なのかもね」
傍らの二人の頭をわしわしと撫でながら、レティはちらりと苦笑した。



「レミィ…本当によかったの?あれじゃあなたは悪役じゃない」
柔らかな枕と布団に埋もれながら、パチュリーはいまだ窓の外を見つめて佇む親友に声をかけた。
妹が夜空に消えて行くのを見送ってからずっと、彼女はそこにただ立ち尽くしていた。二人の間にはこれまでただの一言もなく、発作の手当てを終えたリトルも先ほど心配の色を残しながらも部屋を辞していた。
レミリアはひとつ小さなため息をつくと、窓から離れてぶ厚い緞帳を下ろし、親友の横たわるベッドへと歩み寄った。
「いいも何も、紅魔の当主として当然の義務を果たしたまでよ」
彼女が言うや、間髪入れずに淡々とした言葉が返る。
「そうね、見送りも義務なのよね。ずいぶんと長かったけど…」
レミリアは言葉を失い、ちっと舌を鳴らした。
「…その口の悪さ、いつか身の破滅を招くよ?」
そんな彼女を見て、日陰の少女は屈託なくくすくすと笑った。
図書館の居直り強盗、黒白の大ネズミあたりがその様を見たら恐怖のあまり狂乱するかひっくり返るくらいするかも知れなかった。
実際、彼女がまともな笑顔を見せたことがあるのは、付き合いの長いレミリアとリトルと美鈴の三人くらいなものだ。
「誰かさんが素直じゃないんだもの、こっちが素直ならバランスが取れてていいでしょ?」
笑いの衝動が治まらず、身を二つに折って肩を震わせているパチュリーの姿を、レミリアは憮然と見つめていた。
「あんたが素直ですって?笑えない冗談ね。…ほぉら、いつまで笑ってるのよ。しまいには発作が出るわよ?」
忌々しげに彼女は乱れた布団を掴み、見た目は荒っぽく、しかし優しく親友の身体を山の中へと埋め直した。
「くすくす…ふふ、ありがと。…ねえレミィ、博打に勝つ一番の秘訣は最後まで自分の勝ちを疑わないことだそうよ。せいぜい貴族らしく払い戻しを待った方がいいんじゃない?」
一体何のことやら、パチュリーがそう囁くとレミリアは目を丸くし、やがて弾けるように笑い出した。
「…そうね…違いない。全く、らしくもなかったよ。…ふふ、あははははははは!」
その妙に明るい、吹っ切れたような声を確認すると、パチュリーは静かに目を伏せた。少し嬉しげに、そしてどこか悲しげに。



…ところで、ちょうどその時マヨヒガで一体の大妖がぱちりと目を開いた。
その美貌は匂い立つばかりで、寝ていてもなお滲み出す妖気はそれ自体一種の結界となるほどであった。彼女は目を瞬かせ、ふと艶めかしい笑みを口元に浮かべ…
「…んんんんんんんんぅ…うむー」
大あくびと伸びをいっぺんにしながら頭を掻きつつ、押入れに詰められた冬眠用の布団と毛布の山からもそもそと這い出した。
「ふぁ…全く…せっかくいい夢見てたって言うのに台無しじゃないの」
ぼやきながら、彼女は手をぱんぱんと打ち鳴らした。
「藍ー。らーんー」
その瞬間、どこかでがちゃんと何かの割れるような音がした。
ややあって部屋の襖がおずおずと開かれ…割烹着姿の女性が一人、恐る恐ると言ったふうに中を覗き込んだ。
そして、愕然とした表情になった。
「お、おはようございます紫様。あの、冬にお目覚めになったと言うことはもしかして、その…」
「そうよ、藍」
紫は寝転がったまま、にいっと口元を歪めた。
「また、ろくでもない騒動が始まったのよ」
藍はがくりと肩を落とした。
「またですか…今度はどんな騒動に首を突っ込まれる気なんです?お願いですから、少しはお年甲斐あいたっ!」
藍の頭上に唐突に現れた巨大な金だらいがその頭をしたたかに打ち据え、彼女は涙目でうずくまった。
「口は災いの門。懲りないわねぇ」
上げた指を下ろし、すまし顔で紫は言った。
「とりあえず、着替えを手伝ってちょうだい。まだ眠くて、動くのめんどいの」
「うぅ…はい、分かりました…」
梃子でも起き上がろうとしない主人をごろごろと転がしつつ、着替えをさせながら、せめて橙くらいは巻き込まれずに済むような騒動でありますように…と藍は飯綱権現様に心から祈った。
あと二話か三話で終了…の予定ですが、終了させられるといいなあ(苦笑)


さて、ようやく第七話を書き上げられました。相変わらず人物像が脳内修正かかりまくってますが、生暖かく読んで頂ければ幸いです。暖かいどころか最近暑くてPCが熱くて大変ですが。もうすぐ例大祭だそうですし、リリーがちょっと張り切り過ぎたのでしょうか?


さて、ちょっとだけチラシの裏。大妖精と小悪魔に公式の性格設定があるのをこの間初めて知り、二次創作のイメージと脳内で激しく攪拌され中です。大妖精は、礼儀正しくていい子だけどまだまだ悪戯っ気一杯の「まだ悪戯ざかりの優等生クラスメート」な感じになりつつあります。で、チルノがクラスのガキ大将。


追記:ところで、今回紫様の出て来るくだりを書いていた時、ゲゲゲの歌が偶然流れて来たのは何かの陰謀でしょうか?合い過ぎてて吹き出しそうになりました。
簡易評価

点数のボタンをクリックしコメントなしで評価します。

コメント



0.1430簡易評価
23.90名前が無い程度の能力削除
強いレティもいいですね。
1面ボスのイメージが強いもので、新鮮ですw
楽しく読ませて貰いました。