Coolier - 新生・東方創想話

幻想郷最速選手権5

2005/04/29 07:46:17
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前回までのあらすじ
みょんなことから幻想郷版競馬「競妖」に参加することになった魔理沙
ついにG1・西行妖賞発走の時が来た。



「熱いぜ熱いぜ、熱くて死ぬぜ」



「今日は負けないぜ」
「今日も負けていただきます」
西行妖賞控え室、魔理沙と妖夢の戦いは既に始まっていた。
お互いに前回の西行妖賞トライアルで決着が着いたとは思っていない。
「「今日こそ決着をつけてやる」」



第11レース、西行妖賞(G1)左回り3200メートル・出走20匹
西行妖賞は「幻想三冠レース」の第一弾であり、『最も速い妖が勝つ』といわれる。
今年の一番人気は、西行妖賞トライアルを凄まじい追込で制したヨーヨーム。
そして二番人気はもう一つのトライアル、三月賞を逃げ切りで制したモコー。マリサは四番人気だ。
「橙、今年の西行妖賞はどれが勝つか分かったかしら」
疲労困憊の藍を放置して、橙と紫はすでに次のレースの検討に入っていた。
「うーん、普通に考えればヨーヨームだと思いますよ」
「あら、まだ疑問の余地があるの?」
「前回の猛烈な追い込みが、今回も綺麗に決まるとは思えません」
「へぇ…」
「あの時はあんな強烈なモノがあるなんて誰も知りませんでしたが、今は出走18匹全てがあの末脚を警戒しています」
「そうね、あの末脚を織り込んだ作戦を考えたならばヨーヨームは不利になるってことね」
「このレースでのヨーヨームの勝率は低いです、というわけでわたしの予想は…」



「妖夢の奴、今度こそギャフンと言わせてやるぜ」
今日の魔理沙はかなり気合が入っている。前回妖夢に負けたことがよほど頭にきていたのだろう。
今回は橙との訓練を生かし、逆襲するつもりだ。
「魔理沙、そんなにイレ込んだらスタミナ切れで負けるわよ」
「おっ、応援に来てくれたのか霊夢」
「当然よ。あなたで一点勝負なの」
「プレッシャーだぜ」
「全力を出してきなさいね、もし力を出し惜しみなんてして負けたら絶交よ」
「わ、わかったぜ」
魔理沙は神が降りてきた霊夢の言葉に、いつも以上の威圧感を感じた。
「妖夢にだけ警戒してると足元すくわれるわよ」
「?」
「それじゃあ、頑張ってね」
霊夢は微妙なアドバイスを魔理沙に与えると、投票窓口へと向かっていった。
その後姿を見送りつつ、魔理沙は頬をパチンと叩き気合を入れる。
「さっ、いよいよ発走時刻だな」
魔理沙はスタートゲートへと歩いていった。



「慧音さん、今日は現世斬を使ってもよろしいでしょうか」
妖夢は慧音と最後の打ち合わせをしている。
妖夢の最大の目的は『幻想ダービー制覇』。そのため西行妖賞で力を使い果たすわけにはいかないのだ。
「妖夢、ダービーのことは気にするな。このレースに全力を注いでくれ」
「……、後の調整はお任せしますね!」
そう言うと、迷いが晴れた妖夢はスタートゲートへ向かっていった。
「あの子ならこのレースも勝てる…間違いないな」
「じゃあ私は勝てないの?」
ちょうどいいタイミングで妹紅がやってきた。
不意を付かれた慧音は焦る、妹紅だって今日のレースを勝つために厳しい調教をこなしてきたんだ。
「期待はしていない、妖夢のためのペースメーカーだ」なんて口が裂けても言えない。とりあえずこの場を凌がなければ。
「妹紅にだって勝ち目はあるさ、この前のようにパゼストを制御して3200メートル我慢するんだぞ」
「そうか、わかった!」
「惨敗したらC(省略されました、詳しくは幻想郷最速選手権2を参照)」
「それだけはやめて~!!」
妹紅は単純で助かる。そう思う慧音であった。



西行妖賞まもなくスタート。
「いよいよスタートですね!」
「ふふふ、橙も気合が入ってるわね」
「当然ですよ!魔理沙さんが四番人気だなんておいしすぎます」
「私はヨーヨームよ、前回甘く見すぎて痛い目に合わされたからね」
「わたしは魔理沙さん単勝一点ですから!!!」
橙と紫が騒いでいるうちに次々とゲートに収まる出走妖。
大外枠に魔理沙が入り、スタートの準備は整った。本日二度目の歓声が沸き起こる。
「絶対に今日は勝つぜ!」
「幽々子様のためにも、私は負けない」
「慧音のおまじないだけはいやだ!」
さまざまな思惑が交錯する中、ついに西行妖賞のスタートが切られた。


「パゼスト・バイ・フェニックス!!」
妹紅は作戦どおりスタート後に切り札を発動させる。スタミナ配分さえ間違わなければ失速しないことは三月賞で判明した。
逃げるモコー、2番手にマリサ、最後方がヨーヨーム。
「妹紅にぴったり付いて行ってやるぜ」
今回魔理沙の作戦は妹紅徹底マーク、こうすれば後ろの妖夢の位置だけ確認すればいいのだ。
妹紅は気分よくゆっくりしたペースで先頭を突っ走る。
「しまったな…余計なことを言ってしまった」
慧音の計画が狂う。今日のモコーは押さえ気味、ペースがあまり速くない。
「本来ならば妹紅を全力で行かせてハイペースを作り、妖夢に有利な流れにするつもりだったのに」
先程ついうっかり「抑えて」と言ってしまったのだが後の祭り。こうなったら妖夢に早く仕掛けてもらうしかない。
「おや、今日はついてくるんだな」
「途中までな。最後はこの前みたいにぶっちぎってやるぜ」
「そうはいかない、ぶっちぎるのは私のほうだ」


1000メートルが過ぎ、レースは比較的スローペースで落ち着く。
依然としてモコーが先頭、マリサがピッタリ二番手を追走する。このままいけば後ろの妖夢より先行している魔理沙が断然有利。
だがこの状態では妹紅も展開の恩恵を受けることになる、もしこのまま妹紅を抜けなかったら洒落にならない。
「さて、ここでひとつ魔法の呪文を唱えてみるか…」
そこで魔理沙は『妹紅撃滅大魔法』を発動させることにした。
魔理沙は妹紅の真後ろに位置取る。
「おい妹紅、こんなペースじゃカメにも抜かれちまうぜ?」
「ふん、そんなミエミエの挑発に引っかかるほど馬鹿じゃないわ」
「へぇ…ここでこんなこと言うのもアレなんだが、お前狙われてるぞ」
「狙われてる…?」
「ああ、例のアレが狙ってるぜ?」
「ま、まさか慧音が…。いや、慧音はレース中にあんなことはしない!!!」
妹紅の心に動揺が走っているのが目に見えて分かる。ここまでうまくいくとは仕掛けた魔理沙もビックリだ。
「妹紅、おまえ『ヒギる』って知ってるか?」
「!」
妹紅の額から汗が零れ落ちる、作戦は成功、魔理沙はトドメを刺すことにした。
「アポロ13ってドラマ、ホントは実話らしいぜ」
「そ、そんなこと信用できるもんかっ」
「いや…信用するもなにも、すでに照準が合ってるんだが?」
「い、いやあああああああ!!!!」
観客席からは妹紅が仕掛けたように見えた。突然のペースアップにどよめく観衆。
後方の妖怪たちも急なペースアップに虚を突かれ、急ぎ後を追い出した。
その理由を知る唯一の人物、霧雨魔理沙は平然と妹紅の後を追いかけたのだった。



「妖夢、頑張りなさーい!」
幽々子はオーナー席で妖夢の様子を見守っている。
本当ならば妖夢の体に多大な負担を強いる『現世斬』は極力使わせたくない。
しかし妖夢の性格ならば幽々子の為に命を惜しむようなことはしないだろう。
幽々子に出来ることは、慧音から妹紅を買い取ってハイペースを演出し、妖夢に有利な状況を作り出すことだけだ。
そして、おおよそ予定通り妹紅はハイペースを作り上げてくれた。
あとは妖夢が無事にレースで勝利を収めることを祈るだけ。



妹紅の急なペースアップによりバラける隊列、レースの行方が読めなくなってきた。
「なにやってるんだ妹紅、いくらハイペースに持ち込めといっても、そんなペースじゃ絶対にバテるぞ」
慧音は心の中で舌打ちした。妹紅の作戦は無謀すぎる。
「…しかし流石は妖夢、全く動じないとは」
2200メートル地点に差し掛かる時、六番手追走の魔理沙は後方を確認する。
妖夢が動き始めた。前回同様残り1000メートル地点だ。
魔理沙は箒を握る手に力を込め、いつでも加速可能な状態で妖夢の仕掛けを待つ。
妖夢の圧倒的な加速力から逃げ切るために費やされた一ヶ月、今こそ成果を見せるときだ。
「来るなら来い、今度は絶対に抜かせないぜ」
一方の妖夢は直線での追い込み態勢に入る。ここまで温存した力を全て解放するのだ。
「先頭の妹紅まではおおよそ60メートル、十分に射程圏内だ」
残り800メートルの直線入り口で集団の一番外側にポジションを取る妖夢。前方に他の競走妖を置かない為だ。
勝利のための全ての準備は整った。妖夢が遂に『現世斬』を発動させる。
「行くぞッ!!」
西行妖賞トライアルで見せ付けた脅威の加速力、それが今再び白玉楼で披露される。
稲妻となった妖夢は、先頭の妹紅までの17匹全てを斬り捨てるべく突進する。
1匹、2匹、3匹、見る見るうちに他の妖怪を抜いていく妖夢。それと同時に観客席から大歓声が沸き起こった。
「私に斬れぬものなど、ここにはいないっ!」
突撃する妖夢、本来ならば全ての妖怪を一気に抜き去るはずだったが、まだ数匹ほど抜けていない。
妖夢は気合を入れなおし、現世斬のスピードを維持したまま先頭集団へと襲い掛かった。
「敵は二人、妹紅と魔理沙!」


「うわあああああっ、妖夢が来たあッ!!」
霊夢は魔理沙に全てを賭けている。つまり妖夢が魔理沙を抜いた時点で霊夢は全てを失うことになるのだ。
これまで霊夢の人生で魔理沙に裏切られたことは無い。今回も魔理沙を信じて一点勝負。
「まりさがsんば@ぽいjkdfdgじゃd@えgkpうsf!!!!」
霊夢は力の限り魔理沙を応援した。周囲にそれが応援なのかどうかは分からなかったが。


「来たぜ来たぜ、妖夢が来たぜ!」
妖夢が現世斬を発動させると同時に魔理沙も一気に限界まで加速する。
前回は自分のスタミナ切れで負けてしまったが、マヨヒガでの調教を終えた今回は違う。
「残り600メートル、逃げ切って見せるぜ」
前を飛ぶ妹紅はすでにふらついている、限界のようだ。
魔理沙は後ろの妖夢に集中する。前回と同様、猛スピードでこちらに向かってくるのが分かる。
沸き起こる歓声で白玉楼競妖場が揺れている。デビュー戦の時も直線で歓声があったが、あれとは桁違いだ。
震えている暇なんて無い、いまはゴールに先頭で飛び込むことだけを考えろ。
魔理沙はひたすらにゴールを目指す、残りは400メートル。
敵は妖夢、魔理沙の頭には妖夢の脅威しかない。その先入観こそが魔理沙にとっての最大の誤算。
スピードの落ちた妹紅をかわし先頭に踊り出ようとしたその時、『もう一人の敵』が現れたのだ。
「リ ザ レ ク シ ョ ン」
妹紅の気配が一変する。体力、精神共に踏み込んではいけない領域に入ったようだ。
「コノママデハ、オワレナイ!」
「うごっ!熱すぎるぜ!!」
それは使ってはならない禁じ手、妹紅は体にいつも以上の炎を纏っている。常人ならば体への悪影響は確実だ。
「ノガサナイゾ!」
「熱いぜ熱いぜ、熱くて死ぬぜ」
逃げる魔理沙に食らい付く妹紅、両者はピッタリ並んで併走する。
魔理沙と妹紅はデッドヒートを繰り広げ、その直後には妖夢が迫る。すでに誰が勝ってもおかしくない。


「こんなところで負けてたまるか…ッ!」
既に現世斬を発動させて500メートル、いまだに前の二人に追いつけない。魔理沙には前回完勝しているというのに。
「前回破った魔理沙にも追いつけないとは……!」
その様子を見た慧音は内心ヤバイと思った。妖夢の前にいるのは魔理沙だけではない、ペースメーカーであるはずの妹紅なのだ。
このままでは幽々子との約束を破ってしまう、しかしリザレクションを発動した妹紅は既に制御不能。
「こうなったら…あれしかない!!!」
慧音は妖夢に『ダービー用最終兵器』を仕込んでいた。それは現世斬をも上回る最後の切り札。
だが同時に妖夢の体を破壊してしまうかもしれない諸刃の剣。
妖夢は迷う、ここで奥の手を使って体を壊してしまっては元も子もない。だけど負けたくない…。
「負けるくらいなら…死んだほうがマシだ!!!」
覚悟を決めた妖夢は『二つめの切り札』を使う。
「未…来…」
魔理沙は背後から凄まじい威圧感を感じたが振り向くことはしなかった。もはや妹紅ものっぴきならない相手。
妖夢がどんな切り札を切ってこようとも関係ない。妹紅も妖夢もねじ伏せるだけだ。
「永 劫 斬!!!」
「抜かせるわけには行かないぜーーー!!」
頭一つ抜け出している魔理沙に火の玉となった妹紅が食い下がり、閃光と化した妖夢が襲い掛かる。
ゴールまであと100メートル、凌ぎ切れれば勝ちだ。
魔理沙には切り札に頼らなくても勝てる自信があった。あの橙や藍と一ヶ月も訓練したんだ。
「ここで気合を出さなくて、いつ出す!」
魔理沙は持てる力を全て出す、もはやそのスピードは競妖を始める前からは考えられない速さに到達している。
その脅威のスピードをさらに上回る妖夢の『未来永劫斬』。魔理沙・妹紅との差はもうわずか。
さらに『リザレクション』で狂気の炎を纏った妹紅、妹紅と魔理沙の差は既に無い。
「うあああああああああ!!!」
妖夢の体が悲鳴を上げる、すでに限界いっぱいいっぱいだ。
それでも妖夢は突き進む、勝利のため、幽々子への誓いを果たすために。
ゴールまではあとわずか、三者はただひたすら体力と気力を振り絞りゴールへ飛び込む。
「うおおおおおおーーーー!!」
「負けたくないッーーーー!」
「ウガァーーーーー!」
マリサ、モコーそしてヨーヨームは全く横並びでゴールラインを通過した。決着は写真判定だ。



「誰が勝ったんだろうか…」
「妖夢に決まってるじゃないっ!」
すでに写真判定から5分、まだ結果は出ていない。
これほど長い写真判定は珍しい。おそらく数センチの差なのだろう。
幽々子、慧音もまたこの長い長い時をひたすらに待つ。
「妖夢が勝ったわよね!?あんなに頑張ったんですもの!」
「落ち着け幽々子さん、結果が出るのを待ってください」
慧音も内心穏やかではない。まさか妹紅があんなに頑張るとは思ってもみなかったのだ。
モコーはこのレースのために幽々子にトレードされている。ペースメーカーが勝ったんじゃあ話しにならない。
しかし慧音は嬉しかった。まさか妹紅があんなに強くなっていたなんて思ってもいなかったのだから。
「妹紅のやつ…やるじゃないか」


さらに5分経過、まだ結果は出ない。
霊夢はすでに応援のしすぎで力尽きていた。藍はそれを持って主の下へ行く。
「あら藍、どこいってたの?」
「いや…動かなくなった紅白を拾ってしまいまして」
「    」
「あー、霊夢さんもマリサ一点だー」
橙はマリサ、紫はヨーヨームの勝ちを確信している。
「ねぇらんさま、G1で同着なんてことあったっけ?」
「いや…記憶に無いな」
「わたしも無いです。白黒つきます」
その時、白玉楼競妖場にどよめきが起こった。ついに結果が判明したようだ。
「「「誰が勝った!?」」」












「勝った…」
一着、ヨーヨーム。その差わずか3センチ。二着はマリサでモコーとは7センチ差。
西行妖賞史上最高のデッドヒートは妖夢に軍配が上がった。
妹紅の炎が収まり、力尽きた妹紅はそのままその場に倒れこむ。
力を使い果たし体中ぼろぼろの妖夢も既に動けない。
「よーむー!!!」
幽々子は嬉し泣きながら、慧音はほっとした表情で二人を迎えに行く。
その様子がモニターに映し出され、観衆から本日二度目の歓声が起こったのだった。




再び負けた魔理沙は遠くからその様子を眺めていた。
まさに死力を尽くした二人とは違い、魔理沙は切り札を使わなかった。いや、使えなかった。
一度だけ弾幕ごっこで使った後、後遺症で苦しい思いをしたのだ。そんなもの競妖でマトモに使えるかどうかすら分からない。
魔理沙の切り札。それは自分には分不相応な大魔法。
「ちぇっ、今回は自信あったのにな」
魔理沙は疲れきってはいたが、さばさばとした表情で控え室へと戻っていく。しかしその背中は泣いているように見えた。
控え室に戻った魔理沙に一通の手紙が届いていた。霊夢からだ。
「なんだ霊夢の奴、直接話せばいいのに」
魔理沙はうっすらと浮かんだ涙を拭き手紙を読む。しかしそれは魔理沙の心へ突き刺さる内容の手紙だった。
「魔理沙へ、約束を破るようなあなたとは絶交です、顔も見たくありません」


「わーん、れいむちゃんにきらわれた~」
「おーよしよし、まりさは頑張った」
藍はまりしゃを精一杯慰めることにした。昔の橙を見ているようで懐かしい気分になる。
「わたしもまけちゃった…」
「ふふふ、橙もまだまだね」
本日初勝利、紫は勝ち誇った口調で橙に諭す。
そして、敗者はそこで寝ていなさいと言わんばかりの威風堂々とした態度で払戻し窓口へと向かった。
だが、紫はそこでスキマに落とされる。特大のスキマに。
「なんてこと…買い間違えてただなんて!」
紫の勝妖投票券、そこにはヨーヨームではなく隣の枠であるハイスイノジンの名前が記されていたのだった。
みなさん、買い間違いには気をつけましょうッ!

取り乱しました、競走妖まりしゃ第5弾です。
今回のテーマは「二枚腰」、切り札が1つということはありません。1ボスでもスペカ2枚持ってるし。
次、第6回はいよいよ魔理沙が幻想ダービーに挑みます。お茶でも飲んでお待ちください。

誤字修正 指摘ありが㌧
刺し身
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コメント



0.2790簡易評価
1.60悪仏削除
誤字らしき個所がありましたので、妖雲→妖夢かと。
個人的に霊夢の株ががかなりマイナスへと転落・・・
10.50シゲル削除
仲直り出来ることを祈っている。。(泣
今度こそ勝ってくれぇ。。。
35.50藤村流削除
お金は人を変えるぜ……(つД`
どうも霊夢とは通じ合えるものがあるようです。いろんなところで。

魔理沙と霊夢の今後の期待。
38.80名前が無い程度の能力削除
慧音が随分と黒いなぁ、とか思ったり。
それにしても本当、一旦レースが始まったら終了まで目が離せない、
正に手に汗握る展開。次回も期待しています!
61.100時空や空間を翔る程度の能力削除
真剣勝負はつでに白熱・・・・・・
堪能しました。
67.90名前が無い程度の能力削除
感動したのは俺だけ?