Coolier - 新生・東方創想話

バレンタインデーは爆発しました

2011/02/14 22:28:48
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 ◇

 冥界の遙か上に浮かぶ世界。そこを天国と呼んで、差し支えはあるまい。生前に徳をなした聖人達が、穏やかな時を過ごす。
 だが、一人の翁――聖ウァレンティヌスの顔は冴えぬ。彼は正しく、主の説く愛を伝えたのであるが、それが今日、このようにも歪んだ形になったことに心を痛めていた。

 バレンタインデー。製菓会社の陰謀によって作られた忌むべき日である。資本主義の豚どもに作り替えられた、聖ウァレンティヌスを偲ぶべき日は、もはや元来の姿を留めてはいない。
 
 神の説いた人類愛――アガペーは、恋人達の間に流れるだけのエロースへと形を変え、チョコを貰える者、渡せる者と、貰えぬ者、渡せぬ者の争いは黙示の時が霞むような醜く、不毛な争いを続けてきた。
 その余波は、ついに結界で隔てられた世界。幻想郷にも襲いかかってきた。もはや幻想郷に未来は無いのか? バレンタインの虐殺がここでも行われなければならぬのか?

 否。我々にはお嬢様がいる。聖ウァレンティヌスは天上で、何処か皮肉めいた笑みを漏らした。共産主義を奉じる悪魔が、あるいは我々の教えをもっとも理解しているのかもしれぬ……と感じては。

「我々の戦力はあのアベックどもに比べて三十分の一に過ぎない。にもかかわらず今日まで戦い抜いて来られたのは何故か? 諸君! 我々の闘争目的が正義だからである!」
 
 幻想郷共産党党首、レミリア・スカーレットの朗々たる声が響き渡り、紅魔館内のホールには熱気が満ちる。皆、大儀と正義を確信したような表情を浮かべつつ、カリスマ溢れるレミリアの演説に酔いしれていた。

 何事にも「赤」を好む、永遠に紅い幼き月、スカーレットデビル、レミリア・スカーレットが共産主義に目覚めたのは必然であった。天罰「スターオブダビデ」のスペルカードを焼き捨てたその日より、赤化革命のための前衛として、その生涯を共産主義に尽くすことを決めたのだ。

 成果は、芳しくなかった。人里の町長選挙に立候補しようとしては、吸血鬼に被選挙権は無いという現実に打ちのめされ、大統領、首相、いやこの際一兵卒として議員でもよい。と思っては選挙の準備を始めたところ、そもそも妖怪連中に議会などの面倒な機関が存在しないことに肩を落とす。
  
 ならば根底から変えねば、とは感じているが、ノンポリ共の無理解の前に、一歩前進、一歩後退の毎日が続いていた。
 現状。「幻想郷における労働者階級の実態」「紅魔館に関するテーゼ」等々と題されたレミリア著による書物(限りなく100に近い99%をパチュリーが代筆した)を妖精や寺子屋の子供に配っては、彼や彼女に紙飛行機の材料を提供する程度の地道な啓蒙活動を行い、童達の四角い頭を丸くする。
 その程度の活動のみが行われていた。

 だが、風が……来た。レミリアは新しき時代のヴィジョンを見た。宗教は阿片である。との事をモットーとするレミリアにとって、言うまでもなくバレンタインデーは忌み嫌うべき対象である。

 そも、天使と悪魔の抗争は有史以前に遡る。魔女狩りなどの、敬虔な信徒すら忘却を望む歴史をも乗り越えてきた彼女には、耶蘇教とは強敵ともと呼んで良い相手だったのかも知れない。

 ひょっとすると、玉ねぎ程度の存在価値は認めてもいいかもしれない。かつて、ガンジス河の畔で瞑想をしていたレミリアには、そう思えた時もあった。あるいは、今でもそうかもしれない。ともあれ、彼女にとっては、何よりも他者に強敵を汚されたくはないのだ。

 これを心理学で言うと、「ベジータ王子理論」と言う。

「助太刀してやろう、カカロット。だが勘違いするな。お前を倒すのはこの俺だ。その前に他の奴に殺されるなど許さんから助けるだけだ!」

 ライバルに対して、このような言葉が自然と出てくるのは良くあることだ。レミリアが、本来の教えから外れたバレンタインに対して、感心なき者は愚か、信者よりも激しい怒りを覚えていたのもまた、この理論を体現している。

「我々は所詮百人に見たぬ敗残兵に過ぎない、だが、諸君らは一騎当千の古強者であると私は信仰している」

 幽霊のAさんは感涙に打ち震えそうになった。彼が生前、バレンタインデーにチョコをもらったことがあるか? 否、否、否否否否否! 彼は百年の時を生者として過ごし、死者として百年の時を過ごした。
 彼の生前にバレンタインデーなど無かった。だが、齢三十を過ぎてよりの半生を魔法使いとして過ごした彼は確信を持って言えるのだ。仮に己が健在であっても、決してバレンタインデーにチョコなど貰えぬだろう、と。その未来予測が、レミリアの見た運命が如く現実になるだろうと理解できるのだ。

「ならば我らは、諸君と私で総兵力十万と一人の軍集団となる」

「きゅん!」
「きゅ~ん」
「きゅんきゅんきゅん!」

 ミミちゃん型ICBM達の声が紅魔館に響く、聞けば、とあるミミちゃん型ICBMの一つは、可愛らしい魔法使いに貰われては、家族のように扱われているという。無論、チョコなどもらい放題だ。クリスマスにはケーキが食べ放題だ。

 許せぬ。暗い倉庫で眠り続けては、核拡散禁止条約の下、スクラップを待つだけの我らの運命と、なんと違うことか! この幻想郷を紅蓮の炎で焼き尽くさねば、我が魂魄一千回生まれ変わろうともこの恨みはなせるものか! ルサンチマンにその身を委ねつつ、頭上の核弾頭を鈍く光らせる。

「この吸血鬼の戦闘団で幻想郷を紅く燃やし尽くしてやろう! ゆくぞ! 諸君! 万国の労働者よ! 団結せよ! おやつは三百銭まで。集合は明日の十八時だ! 遅れるな! 家を出てから家に帰るまでが戦争だ!」

 万雷の拍手が、レミリアのカリスマに向けて送られ、レミリアは満足げな表情で壇上を後にした。

「お見事です。お嬢様」
「バレンタイン粉砕のために、これだけの同志が集まってくれたわ」
「お嬢様のカリスマ有ってのことです」
「勿論よ。こうなれば、私が幻想郷のリーダーになる日も近いわね、そうそう、あれは?」

 演説とは、存外に体力を使うものだ。いや、あれだけの声を張り上げねばならぬとなれば、それは意外ではなくて、当然の部類に入るかも知れない。そうすると、どうしても糖分が欲しくなる。
 まずは、咲夜が運んできたコーラを一息に飲み干す、スカッとさわやかな気分になれたが、咲夜の幾らか沈んだ表情を見ると、それが霧散するような気分になった、「あれ」がないとなれば、尚更だ。

「……申し訳ありません。お嬢様……その、チョコの需要が増えたせいで品切れだとか……」
「なんですって!?」

 演説の後にはコーラとホワイトロリータ。それが淑女の嗜みだ。無知蒙昧な輩が、やれタケノコの里が美味い、いや、キノコの山に限る。と醜い争いをしている。中のクッキーのサクサク、とした食感と、それを覆うホワイトチョコの上品な甘みを楽しんでは、共に愚かなタケノコ党、キノコ党の争いを、上から生暖かく見守るのが淑女の楽しみだというのに。

「昔、豆腐屋が言っていたわね……」

 紅魔館に定期的に宅配を行う豆腐屋がある。わざわざ、魑魅魍魎が徘徊する土地を抜けては配達に来るだけはあって、筋骨隆々の大男だ。そして、日々肉体労働に勤しむ身。やはり糖分はかかせぬ。彼もまたホワイトロリータを愛する一人であって、幾度か、レミリアと魅力を語り合ったことがある。

「この時期はどうも買いにくくていけませんや」

 それは、昨年の二月だったか。男というのは、バレンタインが近づくとチョコレート絡みの物はどうにも買いにくくなるらしい。その時は他山の火事程度に思っていたが……やはりバレンタインは許せぬ。

 このレミリア・スカーレットの瀟洒なティータイムを邪魔するとは、決して生かしてはおけぬ。レミリアは怒りに燃え、バレンタイン粉砕の意志を、より一層強くするのであった。





 ◇

「♪ドクターペッパー、一度飲んだらはまる! Too Cool!」

 懐かしきドクターペッパーのキャンペーンソングを熱唱しつつ、一ガロンサイズのドクターペッパーを飲み干す東風谷早苗にとっては、バレンタインなど何処吹く風、と言った体で有ったが、

「……なんでしょう?」

 神社の近くから聞こえる爆音には、流石に耳を奪われた。
 
 神社から少し、洞窟の向こうには、堕天使の納める国がある。

「ねえ、今日何の日だか知ってる?」

 彼女は、甘い声で囁いた。眼前の、陰陽の模様をかたどった玉は、震えるような仕草で否定して、それを見た彼女は悪戯っぽい笑みを漏らした。

 彼女が誰か? 幻想郷一の美女である。美女や美少女はゴロゴロと転がっているかもしれぬが、幻想郷一、となれば彼女しかいないだろう。黄色い衣服に身を包んだ、妙齢の美女。
 彼女の七つの目で見つめられれば、レミリアをして電流に打たれたような気分となるやもしれぬ。ユウゲンマガンちゃんはマジで天使なのだから。テーマ曲が天使伝説なのは伊達ではない。

「ファイエル!」

 だからこそ、ここは電撃戦だ。レミリア旗下のもののふ達が、バレンタインに浮かれる愚か者、ユウゲンマガンとシンギョクに弾幕の嵐を放った。スペルカードルールなど無い。これは戦争だ。持てる物と持たざる者の。チョコを貰える者と貰えぬ者の戦争だ。

 目玉が七つ無ければ危ないところだった。彼女の周囲に浮かぶ五つの目玉は、弾幕の一斉射を受け、酷く充血していた、が、命は助かった。シンギョクが大慌てで人型、烏帽子姿の男の形を取っては、ユウゲンマガンの体を覆い被さるようにして守る。

 予測された次の攻撃は来なかった。レミリア達の敵はあくまでバレンタインデーだ。粉々になったチョコを見ては、満足げな笑みで魔界の深層に向かう。何処かレミリアと似ていた少女、エリスを粉砕し、魔界の深層、墜ちたる神殿でチョコ作りに励んでいたサリエルを爆破し、堕天使どもから、白蓮や神綺にチョコが渡る事は未然に防がれた。

「ところで、フランは?」
「昨日から忙しいとの事でしたね」

 嫌な予感が走る。もし悪い虫がついては、邪教の教えに従っているとなれば、最愛の妹とは言え、お仕置きの一つはやむを得ぬかも知れぬ。思想矯正の後に自己批判をさせるのも……

 それを思えば、平生のレミリアなら心を痛めた事だろう。だが、レミリアの背後から漂う、妄執にも似た思い。レミリアは直感で理解した。世界の全ての人々が抱く思い、バレンタイン爆発しろ。と言う声なき叫びが、彼女に力を与えてくれるのだ。人の心の光が、バレンタインを破壊してくれる。そんな確信が、今のレミリアにはあった。

「玄爺。あんた歯ってある?」
「私は亀ですからなあ」
「まあいいわよ。せっかくのご主人様からの贈り物、ありがたく――」
「チェストー!」

 霊夢のチョコを三十二文ロケット砲で粉砕し、

「か、勘違いしないでよね。これはチョコじゃなくて正体不明の何かなんだから!」
「アチョー!」

 ぬえが雲山に送ったチョコを、ツームストン・パイルドライバーで墓場に送り、

「ねえお姉ちゃん――」
「さとり様――」
「ああ、疲れた。え、チョコあるんだ。食べよっと」
「鳥に食わせるチョコなど無い!」

 空が横から食べようとした二つのチョコを、スワントーン・ボムで押しつぶし、

「幽々子様、せめて私がプレゼントしてから食べてくださいよ……」
「遅かった!? いや、まだいける!」

 幽々子が口に入れようとした刹那、チェーンソーでチョコをバラバラにする。

「きゅーん」

 核弾頭を起爆せずとも、最高速度マッハ20のミミちゃんが放つソニックブームと、

「紅魔館に栄光有れ!」

 世界最強のストリートファイター、レミリアの放つサマーソルトキックがあれば、街一番のチョコレート屋を破壊するなど容易だ。これは、もはやチョコレート戦争だ。レミリアは再建には十分な札束を置いては、二度とバレンタインに便乗せぬよう、と言い残し、颯爽と次の目的地に向かう。

 幾ばくかの愚か者――バレンタインにうつつを抜かす愚か者は、崩壊した菓子屋を悲しげな顔をしていた、そんな連中には紅魔館特製クッキーを送ってはなだめさせる。こういったアフターフォローもまた、カリスマを維持するコツだ。

 始めはせいぜい百人程度の軍団だった。だが、レミリアがバレンタインを祝わんとする連中を粉砕していき、世に力と正義を示す中で、いつしかその群衆は数えきれぬほどに膨れあがっていた。その時は、まさに人妖の、人と吸血鬼の心が通じ合った瞬間だったのかも知れぬ。

「正義無き力は無能なり、力なき正義もまた、無能なり」

 そうレミリアが一声かければ、群衆の声で幻想郷が揺れた。まるで、ジャスミン革命の余波が、ここ幻想郷にまで伝わったが如き熱気が、結界の内部を包み込む。

 森。一面に化け物茸の放つ胞子が漂う、瘴気渦巻く世界。吸血鬼の肉体をしても、何処か不快な気分を覚える。人間であれば尚更だろう。咲夜の顔色が、少し優れないような気がした。

 背後の群衆に多く見受けられる、人間も皆、同様だ。だが、足を止める物はいない。皆、確信に近い思いがあった。この森深く、余人が足を踏み入れないそこで、甘ったるいチョコレートの渡しあいが行われているに違いない。
 それは、やはり許せないのだ。この体を礎にしてでも、次代に禍根の種を、バレンタインデーを残してはならぬ。そんな義務感が、森の毒気にやられた足取りを、羽が生えたかのように軽くしてくれる。

 付いた。霧雨邸、灯りは付いている。レミリアは面々に包囲陣形を指示して、ミミちゃん達の発射態勢を整えた。耳を付けてみる。

「ねえ魔理沙。たまたまチョコレートを作りすぎて――」

 なんたる古典的、かつ甘美な口上か! レミリアは激怒して、

「これは覇王翔吼拳を使わざるをえない」

 と呟き、渾身の覇王翔吼拳を繰り出した。ドアが吹き飛び、アリスと魔理沙と、一基のミミちゃんの姿が見えた。それは予想の範囲内だ。しかし、

「あら、お姉さま。御機嫌よう」

 その時のレミリアの心中に過ぎった思いは、困惑か、落胆か、あるいは別の物か、それが混じったものか。

「……フラン、どうしてこんな所に……」
 
 これより森を焼き尽くし、バレンタインデーを粉砕せねばならぬ。だが、予期せぬ所に存在するフラン。その手には、チョコレートとおぼしき、華美な装飾の施された小箱。

「フラン……それってもしかすると……チョコ?」
「え、ええと、ああ、その」

 レミリアはしどろもどろのフランの声を聞きながら、天を仰いだ。フランに付いただろう悪い虫は、死ぬまで強制労働刑にしよう。それはいい、だがフランは? 今、まさに試されているのだ。レミリアの政治家としての資質を。そのカリスマは、政治家として十二分。だが、ここ一番において「私」ではなく「公」を取る覚悟、責任感。バレンタインデー撃破、引いては幻想郷の赤化革命はならぬ。

「ばれたらしょうがないわよね。フラン」
「そうかな……」

 苦笑いを漏らしながらアリスが言ってはフランは肩を落とす。肩を落としつつも、一歩一歩レミリアに近づいていく。

「まあ、秘すれば花とも言うが、今更仕方ないだろう」

 魔理沙はチョコをぱくつきながら言った。魔理沙のミミちゃんにもチョコを手渡して、外で発射命令を待つICBM達の目が、緑色に光ったように見えた。

「そう、だね。お姉様、いつもご苦労様」

 フランは手渡した。紅いラッピングのされた箱を。その可愛らしいリボンをレミリアは開けようとして、

「おいおい、そう言うのは家で一人でやるのがマナーだろ?」

 苦笑しつつ、魔理沙が言うのだ。緑色の目をした見えない魔物が、世界の至る所にいたような気がした。

「味は大丈夫よ。私が手伝ったもの。フランも頑張っていたけど……そうね、少なくとも味見はしたから、保証するわ」

 ラッピングを触ってみると、少しデコボコとしていた。中に、カードでも入っているのだろうか? そうかもしれない。そうでないかもしれない。ただ、それに期待を持てるのは、どれだけぶりだろう? と思って、レミリアは頬を緩めた。バレンタインも悪くないと感じた。

 ならば、天罰だ。

「この間はお姉様の事を「あいつ」とか言ってごめんなさい。あとは……ううん、いいや」
 
 後方で「衛生兵! 衛生兵!」と言う叫びが聞こえた。指導者だったレミリアは、もはや人民の敵だ。
 発射を今か今かと待ち望んでいたミミちゃんも、もう我慢の限界だ。

「きゅーん(父さん、母さん、ごめん……俺は行くよ!)」

 ミミちゃんAが大きく飛び上がった。

「きゅーん(神の放ったメギドの炎で焼き尽くしてくれよう)

 ミミちゃんBが続く、

「きゅーん(私も感情を処理しきれないICBM つまりはゴミだったようね」

 ミミちゃんCは水平飛行。

 そして世界は核の炎に包まれ、幻想郷とバレンタインデーは爆発した。バレンタインデーを嘆き悲しむ物もなくなり、無益な争いも消えた。それをもたらしたミミちゃんを称える日として、世界はバレンタインデーを祝日とした。


 <了>
バレンタインデーが爆発したおかげで、チョコを貰えなくても気にならなくなって、背が伸びて宝くじが当たって志望校に合格しました! これも進研ゼミのおかげです!
Pumpkin
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コメント



0.610簡易評価
3.100名前が無い程度の能力削除
ミミちゃんに敬礼
4.100奇声を発する程度の能力削除
ミミちゃんww
5.90名前が無い程度の能力削除
100点を付けようと思いましたがキノコ派としてはやむをえず減点しますね…
7.100名前が無い程度の能力削除
バレンタインなんて製菓会社の陰謀なのですよ。まったく。
13.100名前が無い程度の能力削除
どうしてこうなった・・
16.100名前が無い程度の能力削除
勢いに負けた。
あぁ、幻想郷に赤が満ちる…