「どうも~♪てゐれーせんの鈴仙です」
「・・・てゐです」
「よろしくおねがいしま・・・って、なんであんたそんなにテンション低いの?」
「・・・もう帰っていい?」
「なんでよ!せっかく決勝まで勝ち上がったんだから頑張ろうよ」
「予選で全エネルギー使い果たしちゃったよ・・・」
「まぁ、予選で全力を出すのはいいことだけど、決勝まで体力を残しておくペース配分も大事よ」
「もう・・・ゴールしても・・・いいよね・・・」
「それゲームの台詞じゃない!それに私たちのゴールは優勝でしょ?」
「結婚は人生のゴールと言いますけどまさにそのとおりですよね。悪い意味で」
「そんな暗いこと言わないの・・・てか、あんたボケが弱いわね。本当に元気ないの?」
「ええ・・・燃え尽きたよ・・・」
「またアニメの台詞ですか?」
「真っ黒に・・・」
「真っ黒!?真っ白じゃないんだ!?」
「不老不死の真っ白少女に真っ黒にされました」
「真っ白少女って妹紅のこと!?なんで真っ黒にされたの!?」
「『私は白!貴様は黒だ!』と、若干ポルポル的な発言をし、真っ赤な炎で真っ黒にされました」
「理解不能!理解不能!」
「白黒はっきりつけられました」
「それ閻魔様の能力!」
「さすがにやりすぎたと思った真っ白少女が顔を真っ青にして謝ってきました」
「そりゃ真っ黒になるまで燃やしたらねぇ・・・」
「偶然通りかかった閻魔様がそれを見て満面の笑みを浮かべて去って行きました」
「そのくだり色とか関係ないでしょ!?」
「そこへ真っ赤な瞳をした少女が顔を真っ赤にして真っ白少女に怒りました」
「私のこと?まぁいつも悪戯されてるけど、てゐは家族みたいなものだし流石の私でも怒るかも」
「『この死にぞこないのクソもんぺがぁ!謝って済む問題か!私の愛しすぎて殺したいくらいぐらい大切なてゐを真っ黒にしやがって!こいつはめちゃ許せんよなぁ~(でも・・・真っ黒なてゐにも胸がキュンキュンしちゃう♪)』と、ドス黒い台詞を吐きながらも頭の中は真っピンクです」
「私そんなこと言わないし思わないし突っ込みどころ多すぎだし!」
「それを聞いた真っ白少女は『キャー!鈴仙さま~!もっと私を蔑んでぇ~!』と、真っ黄色い台詞を言いました」
「無理やり色を入れようとしてキャラ崩壊してるよ!」
「さぁ、死合の始まりです!真っ赤な瞳の少女は真っ白な座薬を撃ち込み真っ白少女を真っ赤に染め、真っ白少女は真っ赤な炎で真っ赤な瞳の少女を真っ赤に燃やし、真っ赤の異名を持つ吸血鬼は幻想卿に紅の霧を発生させ、紅は今日も門前でグーグーグー!」
「突っ込みが追いつかないぃぃぃぃぃ!!!」
「二人の死合は長時間続き、お互い疲労が見え真っ白い息を吐きながら最後の一撃を決めようとした時、腹ぐぇふんゲフン!・・・腹白お医者様があらわれて二人に言いました」
「ししょ~。ここに師匠の悪口を言おうとした兎がいますよ~。」
「『夕焼けこやけでお空が真っ赤になって、真っ黒カラスがカーと鳴いたから帰りましょ』」
「おか~さ~ん!!」
「二人は今日のことは真っ白にしてお家に帰っていきました」
「平和的に終わって何よりだね」
「一人残された真っ黒兎はこうつぶやきました・・・」
「あんた置いてけぼりだったの!?」
「『この色は・・・オチにくい・・・』」
「もう色々おかしくて君とはやってられんわ!」
「「どうも、ありがとうございました!!」」
何だか分からないけど、鈴仙の「おか~さ~ん!!」がツボにはまりましたw
欲を言えば、もう少しネタ濃い目だと良かったですかね。
>文章書くって難しい・・・
ですよね。それは僕も作品創りつつ、常日頃思っています……。お互い頑張りましょう。
でもM-1グランプリにはちょっと興味でた
「幻想卿」には注意。
スルッと読ませて頂きました。
M1は面白いですよね~。
今回のてゐれーせんは色々あって不憫でしたが、映姫様がいつも通りで満足でしたよ。
次も頑張れ!!!
台本読んでるみたいで小説読んでる気にはならなかったですね。
東方M-1は好きなので面白かったです!